上信国境・真田から烏帽子岳─湯ノ丸山─角間峠周遊


- GPS
- --:--
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,692m
- 下り
- 1,691m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 8:54
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
角間渓谷沿いの道に掛かっている橋が凍結しており、滑落の恐れがあって怖かった。 湯ノ丸山から角間峠の間に一部雪あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ロールペーパー
時計
携帯
タオル
|
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感想
この春で登山歴が丸40年となった私には、山歴が長いだけあって、昔に歩いたことがあるけど今や廃道になってしまい誰も歩かなくなったコースが幾つかある。それらのうち随分と早い段階で廃道になってしまったのが、上信国境にある烏帽子岳─湯ノ丸山に、信州の真田町(現・上田市)の角間渓谷から登る周回ルート。私が1992年に登った時は角間渓谷─烏帽子岳─湯ノ丸山─角間峠─角間渓谷…という具合に周回したけどこのルートは今の地理院地図には記載は無く、角間峠─角間渓谷間の道に至っては『ヤマレコ』ユーザーの軌跡を表すオレンジの点すら無い有様で、今や訪うひとは皆無の様子。当時使った昭和63年修正版1:25,000地形図『嬬恋田代』にはしっかり登山ルートが記載されていたけど、次の平成13年修正版では角間峠─角間渓谷間の道が削除されていることから、通れなくなったのは'90年代後半だろうか。
当時は松本住まいだったので、クルマで国道143号経由で上田に出て、国道144号の路側帯にクルマを駐める。横沢バス停あたりから角間渓谷への道に入り、岩屋観音の前を通る。本格的な山道となると角間川を何度も渉るけど、時期が初冬だけに木橋が凍結しており、滑って川に落ちるんじゃないかとビクビクしたものだった。未だにあの時の怖さだけは憶えてる(苦笑)。角間峠への道と烏帽子岳への直登ルートの分岐からは、烏帽子岳へのほうへ進んで、反時計廻りに周回した。しばらくは沢沿いに進むけど、沢から離れてササ原に付けられた道をぐんぐん登ってく。2時間ほどの登りで烏帽子岳に到着。遮るモノが無い360°の展望だ。20分ほど景色を楽しんでから、1時間半ほどかけて隣の湯ノ丸山に移動し、湯ノ丸山北峰で休憩。こちらも烏帽子岳頂上に劣らない展望地。
湯ノ丸山北峰からは、まずは角間峠への下り。北側の斜面のため新雪が解けずに5 cmくらい残っており、フカフカの雪を踏みしめながら峠まで下りる。角間峠からは今や廃道の登山道を通って、朝に通過した分岐まで戻って周回が完了。朝は凍って怖かった木橋も、昼になり気温が上がったこともあって通過に気を使うような凍結箇所は無かった。クルマに戻る途中に、上田交通真田傍陽線の真田駅遺構と思しきモノをみた記憶がある(苦笑)。当時はまだ廃線から20年くらいだったけど、さらにあれから30年以上経った今でも遺構は残ってるだろうか?(苦笑) クルマに戻ったら、国道143号経由でその日のうちに松本に帰宅。
(2025.4.17・記)
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