顔振峠・越上山・越辺川源流


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 509m
- 下り
- 509m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
今年初めてのハイキングに、実家近くの顔振峠(こうぶりとうげ)・越上山(おがみやま)に登り、越辺川(おっぺがわ)源流の沢を下りた。越辺川源流の道は意外とてこずる道だった。 黒山から顔振峠への道は良く整備されて不安はない。数年前、顔振峠から黒山へ、暗くなってからヘッドランプなしで下山したことがあり、その時は足元を見ながら辛うじて下山したが、明るい時間に通れば良く整備された道だ。 尾根に出たところが顔振峠で、茶店の裏を尾根伝いに上り詰めると展望台に着く。北側の眺めが良い。標高は570mくらいか。 顔振峠の展望台から先の道は、少し入口が分かりにくいが、登ってきた反対側に、細い道が南に向かって降りていて、その先諏訪神社までは要所に指導標がある。 諏訪神社からは、一旦境内から出て、公衆トイレの左の階段を上り、駐車場を抜け、その先の指導標に従ってユガテ方面に向かう。5分足らずで越上山の分岐があり、そこから5分ほどで頂上に達する。 下りは先ほどの公衆トイレまで戻り、その前にある道標に従って、滝を連ねるという越辺川源流の沢を下った。入口の指導標はしっかりしていたが、滝が出てくると道は細く不明瞭になり、しかも急斜面を横切る滑りやすい道になった。立木につかまって通過しなければ滑り落ちそうな個所もあった。しばらく沢の左岸の踏み跡をたどったが、やがて道が分からなくなったので、そこで急斜面を下った。沢に出ると対岸に明瞭な道がついており、それを下ると舗装された笹郷林道に出た。もう少し明るかったら斜面を下りずにたどる道が分かったのかもしれないが、いずれにせよか細く不安定な道であることは間違いなさそうだ。参考HP: http://www.mikasa.onsaikan.com/mountain/oppe-gen/ http://homepage3.nifty.com/youzantei/mitisirube/ryunofuti.html 黒山バス停付近には商店や自動販売機、無料駐車場もあるが、お正月で店は閉まっていた。 |
写真
感想
昼過ぎから出かけて実家近くの奥武蔵の山に登りました。
お正月のせいか空気が澄み、今回の最高点である顔振峠の展望台からは遠くまで良く見通せましたが、冬型の気圧配置が強かったため、関東平野北辺の山はダメ。弱い冬型だと男体山や赤城山あたりは見えることもありますが、この日はだめで、その代り足尾あたりの山々がよく見えました。
越上山(おがみやま)はあまり高くはありませんが、この山から越辺川(おっぺがわ)が出て、越生(おごせ)の町を通って流れていくことを考えると、何かいわれがありそうです。「おがみ」とは古語で蛇のことだと聞いたこともありますが、インターネットで調べたところ、雨かんむりの下に龍と書いて「オカミ」と読み、雨水を司る神様をさすのだそうで、雨乞い神事にかかわる「オガミ神社」や「オガミ山」が全国に点在しているのだそうです。昔から、このあたり一帯の水源を司るカミとして信仰された山だったのですね。http://blogs.yahoo.co.jp/ytrshm/folder/1242124.html
小山とはいえ、歩きだしたのが3時近かったので下りは日没との競争になりました。昔よく歩いた山域で、大体の様子は分かっているのですが、越辺川源流の道はいままで知りませんでした。思ったよりも立派な滝がいくつかあり、面白い道だと思いました。但し、道はかなり細く不明瞭で、やや危険なところもあるので、山慣れない人にはお勧めできません。とくに、この道を夕暮れ時に初めて下ったのは失敗。いざとなれば戻るか、途中から尾根に上がって下ることはできたでしょうが、これだけ不明瞭な道とは予測していませんでした。また天気の良いとき、明るい時間にちょっとした沢登りを楽しみに来てみたいと思います。
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