記録ID: 5467412
								
								全員に公開
																
								山滑走
								朝日・出羽三山
						月山・姥ヶ岳BC/元基礎屋として憧れの月山初訪問!
								2023年05月01日(月)																		[日帰り]
																	
								
								
								
					体力度
					
			
	
							2
					
					日帰りが可能
			- GPS
 - --:--
 - 距離
 - 14.2km
 - 登り
 - 1,101m
 - 下り
 - 1,100m
 
コースタイム
| 天候 | 晴れのち時々曇り | 
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 | 
| アクセス | 
												 利用交通機関: 
								
																																								自家用車										
																																																 
						19時〜7時はスキー場へアクセスする道路が通行止めになるとのことでしたが、 夜間も続々と車が上がってきていました。この規制を念頭に自宅出発時刻を設定しました。 情報は適宜更新をお願いしたいです。  | 
			
| コース状況/ 危険箇所等  | 
					月山山頂直下と少し下で夏道が出ています。 Tバーリフト起点より少し下のスキー場管理区域外でクラックがありました。  | 
			
| その他周辺情報 | スキー場から約1時間掛かりましたが、くしびき温泉ゆ〜Town(鶴岡市)にて汗を流しました。 | 
写真
										4:46 月山ペアリフト乗り場付近(1200m)
ピステンの掛かった雪面をしばらく進むとペアリフトの乗り場が見えてきました!
二十数年にわたって来てみたかったスキー場だけに感慨深いものがありました。
但し基礎スキーヤーではなく山スキーヤーとしての初訪問となりましたが。
						ピステンの掛かった雪面をしばらく進むとペアリフトの乗り場が見えてきました!
二十数年にわたって来てみたかったスキー場だけに感慨深いものがありました。
但し基礎スキーヤーではなく山スキーヤーとしての初訪問となりましたが。
										Tバーリフトの掛かる姥ヶ岳山腹。他所でTバーリフトを使ったことがあるけど、
途中でひっくり返った経験あり。普通のリフトと違ってちょっとコツが要る索道です。
後ほど月山からの下りで、もちろんTバーリフトを使わず登り返します!
						途中でひっくり返った経験あり。普通のリフトと違ってちょっとコツが要る索道です。
後ほど月山からの下りで、もちろんTバーリフトを使わず登り返します!
										スキー場管理区域を示すロープをくぐり、月山へ向けて出発。
これから登っていく月山の西斜面は日陰で雪は硬そうだけど、日が当たり早くも足元の雪が緩み始めるのを感じました。
この時はまだ全く初めての山域で、頭が方向感覚を掴み切れていない感じでした。
						これから登っていく月山の西斜面は日陰で雪は硬そうだけど、日が当たり早くも足元の雪が緩み始めるのを感じました。
この時はまだ全く初めての山域で、頭が方向感覚を掴み切れていない感じでした。
										牛首というコルまではトラバースしながら登っていきますが、
途中で片方のクトーが外れるアクシデント発生!
以前にも一度経験があったので、時折足元を見ていたため少し引き返すだけで済みました。
GPSデータにも少し引き返した軌跡が刻まれています。
しばらく使っていなかった春用としているスキーのクトー。
使用前にナットの具合を確認したり、装着テストをしておくべきでした。
						途中で片方のクトーが外れるアクシデント発生!
以前にも一度経験があったので、時折足元を見ていたため少し引き返すだけで済みました。
GPSデータにも少し引き返した軌跡が刻まれています。
しばらく使っていなかった春用としているスキーのクトー。
使用前にナットの具合を確認したり、装着テストをしておくべきでした。
										7:30 シートラ開始(1680m)
クトーを無事に回収したものの、このあと控える急登とまた外れたら嫌なのでシートラに切換。
この山行後にナットの具合を確認して、上手く締めれば問題はないことが分かりました。
						クトーを無事に回収したものの、このあと控える急登とまた外れたら嫌なのでシートラに切換。
この山行後にナットの具合を確認して、上手く締めれば問題はないことが分かりました。
										牛首を過ぎると月山山頂へ向けて本格的な登りとなります。
1ヶ月ぶりの山行ということもあり、なかなかのしんどさでした。
4月は週末ごとに悪天続きのせいだったこともあるけど、間を空けすぎるとやはり良くないようです。
						1ヶ月ぶりの山行ということもあり、なかなかのしんどさでした。
4月は週末ごとに悪天続きのせいだったこともあるけど、間を空けすぎるとやはり良くないようです。
										8:56 月山山頂(1984m)到着!!
着きました!
特に表示はないけど三角点の少し南側、神社の北側が最高地点のようです。
姥沢駐車場を出発してから4時間半。途中のクトー脱落が無ければもうちょっと早かったでしょう。
月山もなかなかのしんどさで、楽をさせてはくれませんでした。
						着きました!
特に表示はないけど三角点の少し南側、神社の北側が最高地点のようです。
姥沢駐車場を出発してから4時間半。途中のクトー脱落が無ければもうちょっと早かったでしょう。
月山もなかなかのしんどさで、楽をさせてはくれませんでした。
										北方にはこのあと向かう鳥海山があるはずなのに、霞んで見えませんでした。
旅立ってから天気予報以外でネットに全く触れていなかったけど、もしかしたら黄砂が来ていたのかもしれません。
9:33 月山山頂出発
スキーをデポしている鍛冶小屋跡まで戻って滑降準備です!
						旅立ってから天気予報以外でネットに全く触れていなかったけど、もしかしたら黄砂が来ていたのかもしれません。
9:33 月山山頂出発
スキーをデポしている鍛冶小屋跡まで戻って滑降準備です!
										夏道が出ているので、スキーの着脱が必要となります。
スキーの装着には場所が狭く、誤って流さないように注意を要しました。
雪が繋がるところまでシートラのままで下りるほうが、手間を考えると結果的には良かったです。
						スキーの装着には場所が狭く、誤って流さないように注意を要しました。
雪が繋がるところまでシートラのままで下りるほうが、手間を考えると結果的には良かったです。
										11:33 Tバーリフト沿いを登る(1520m)
スキーがずり落ちやすい軟雪ながらも、どうにかシール登行でいけると判断しました。
上へ向かうほどに斜度が増していきます。姥ヶ岳も楽ではありません。
安全性を考えてスキー場管理区域内に入らないように登りました。
						スキーがずり落ちやすい軟雪ながらも、どうにかシール登行でいけると判断しました。
上へ向かうほどに斜度が増していきます。姥ヶ岳も楽ではありません。
安全性を考えてスキー場管理区域内に入らないように登りました。
										大斜面コースといえばコブ!
「不整地小回り」は一回も合格点を出せなかった唯一の種目ながら、基礎スキーヤー時代は大のコブ好きでした。
一昔前なら喜んでコブに入ったのですが、ケガしてもいけないし
大事な山スキーに負荷を掛けたくないので止めておきます。
						「不整地小回り」は一回も合格点を出せなかった唯一の種目ながら、基礎スキーヤー時代は大のコブ好きでした。
一昔前なら喜んでコブに入ったのですが、ケガしてもいけないし
大事な山スキーに負荷を掛けたくないので止めておきます。
										13:06 大斜面コースを滑降(1460m)
できるだけ荒れていなそうな端を選んで滑りました。とはいえスキー場なのでそれなりの荒れ模様でした。
「不整地大回り」はなぜか何回も合格点を出せたこともあり、荒れている斜面自体はテクニカルで好きなのです。
						できるだけ荒れていなそうな端を選んで滑りました。とはいえスキー場なのでそれなりの荒れ模様でした。
「不整地大回り」はなぜか何回も合格点を出せたこともあり、荒れている斜面自体はテクニカルで好きなのです。
										途中からではありましたが、大斜面コースをノンストップで下り切りました。
憧れの大斜面を滑り降りた貴重な一本は感慨深いものがありました。
この日はコブはまだ少ないけど、連休の間に増えていくことでしょう。
						憧れの大斜面を滑り降りた貴重な一本は感慨深いものがありました。
この日はコブはまだ少ないけど、連休の間に増えていくことでしょう。
										13:19 月山ペアリフト乗り場付近(1230m)
大斜面コースを滑り切るとあっという間にスキー場の最下部へ。
このまま真っすぐ進むとリフト乗り場に突入すると寸前に気付き、咄嗟に方向を変えることとなりました。
						大斜面コースを滑り切るとあっという間にスキー場の最下部へ。
このまま真っすぐ進むとリフト乗り場に突入すると寸前に気付き、咄嗟に方向を変えることとなりました。
装備
| 個人装備 | 
														 
																山スキー
																ポール
																シール
																スキーアイゼン
																マムート・アバランチビーコン Barryvox
																ブーツ
																携帯用ワックス
																携帯用ブラシ
																長袖シャツ
																ハードシェル
																タイツ
																ズボン
																スキー用靴下
																グローブ
																アウター手袋
																予備手袋
																ネックウォーマー
																薄手のビーニー
																ザック
																12本爪アイゼン
																ピッケル
																昼ご飯
																行動食
																非常食
																飲料
																レジャーシート
																地図(地形図)
																山と高原地図
																コンパス
																笛
																計画書
																ヘッドランプ
																予備電池
																GPS
																アマチュア無線機
																無線従事者免許証
																無線局免許状
																発煙筒
																筆記用具
																ファーストエイドキット
																常備薬
																日焼け止め
																保険証
																携帯
																時計
																サングラス
																タオル
																一眼レフカメラ
																広角ズームレンズ
																三脚
																ねんどろいど(あおい・ひなた)
															 
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感想
					夏まで滑れる他にはないスキー場があることで、基礎スキーヤー時代から通じてずっと行きたかった月山。
ゲレンデスキーヤーとしてでなく、山スキーヤーとして初訪問が実現しました。
4月1日の乗鞍岳を最後にちょうど1ヶ月もの間、登山が空いてしまったこともあり、東北遠征初日の山としても良い選択だったと思います。
夜間はアクセス道路が通行止めになるということで、前日のうちに姥沢駐車場に到着。
夜間から早朝まで強風でしたが、登山当日は日中にかけて落ち着く傾向。
但し午後は天気急変の可能性があるということで、リフトを使わず山の鉄則の早発早着で臨みました。
早朝の沢コースは圧雪されたアイスバーン。クトーを付けてもスキーが滑りそう。
牛首へ向けてのトラバースではそのクトーが脱落。(通算2回目)
山頂直下で夏道が部分的に出ていることから、スキーの着脱も余儀なくされます。
姥沢駐車場から4時間半かかり、決して楽とはいえない月山でした。
鳥海山までは見えなかったものの、庄内平野と日本海を眺めて山形に来たことを実感。
元々旅好きなだけあって、遠くに来るだけでも嬉しくなるのです。
待望の滑降も全面ザラメで爽快そのもの。姥ヶ岳の登り返しも厭わず立ち寄り。
月山スキー場のTバーリフト沿いから大斜面まで憧れのゲレンデでの貴重な滑降。
遠征初日から充実した一日で、月山を存分に満喫!
そして去年に続いての鳥海山へ向かうのでした。
					
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								loon_nz
			
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
									
							
										
										
										
										
										
										
										
										
										











					
					
		
充実のGWでしたね。
月山 鳥海山と登り、滑られたよう。
5・1月山で
5・3鳥海山、
5・。鳥海山と楽しまれたのですね。
月山と 鳥海山はずいぶんと 離れているのですね。
出羽三山といわれ、連山かと思っておりました。
(><)月山は 岩手県南部に位置してますね。
念願の 月山だったそうで 登り滑れてよかったですね。
雪も沢山あったようで、よかったですね。
ルーンさんでも 1か月開くと ちょっと――になられるのですね。
昔は 六甲山から2か月開いても大丈夫でしたが、
今では 1週間ですね。
衰えるのが早いです。
まめに 鍛えないとです。(⌒∇⌒)
のぼり4時間半と 結構遠いですね。
下りは爽快に スキーを履いて、
すいすいですね。
次の鳥海山に備えて、どこかでりらっくすされたかな。
憧れますね。
車で 移動。一座終えて 車で移動
車中泊、一度経験してみたいです。
(⌒∇⌒)
次拝見しまーす。
ご多忙のところをいつもありがとうございます。
月山は去年も実は計画していたのですが、今年以降に延期していました。
折悪しく地震の影響でスキー場の一部斜面がクローズとなったのが理由です。
1年待ったおかげで、今回は通常どおりの営業範囲で滑降することができました。
月山スキー場は4月〜6・7月と他にはない営業期間で、前から行ってみたいと
思っていた最大の理由です。積雪量の多さ、アクセス路の除雪の都合で春から開くんですよ。
4月1日の乗鞍を除いて、第3週辺りに1回だけ好天の週末があったんですが、
今冬の積雪の少なさ、選択肢の少なさ、上部は風が強い、ということで
出かけるモチヴェーションが上がりませんでした。
筋トレはずっと欠かさず続けていますが、やはり山に登らないと調子が出ないですね。
月山では4時間半かかりましたが、レポ中でも触れたとおりクトーの脱落もあっての
所要時間でした。順調に見つけられたから良かったものの、月山でクトーを紛失してたら、
鳥海山での計画が大きく狂っていたところでした。脱落はあってはいけないことと強く反省です。
5月2日は天候が微妙だったこともあり、酒田市の展望台や、4日予定の湯ノ台ルート取付の下見、
そして鳥海山付近でドライブと温泉で優雅に過ごしました。
3日4日の鳥海山連続山行という本番?に向けて英気を養った感じです。
車中泊は気兼ねなくて本当に良いですよ。夜中出発でも身軽ですし、
GWなどの繁忙期も予約などのわずらわしさもありません。
天気次第で計画変更も自在と山ヤにとって良いことづくめです。
鳥海山でのレポもお楽しみいただけると幸いです。
こんかいもありがとうございました!
月山と鳥海山は100km近く離れているようです。
出羽三山は月山、羽黒山、湯殿山で、それぞれ比較的近いようですよ。
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