九住山・中岳・白口岳

- GPS
- 22:05
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 820m
- 下り
- 1,112m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:16
| 天候 | まさに晴天 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
|
写真
感想
羽田から福岡へ。
福岡から高速バスで熊本駅へ。翌日の7時半に湯布院行きの九州横断バスに乗車、牧ノ戸峠へ向かう。
定刻よりもやや遅れて牧ノ戸峠へ到着。ここで思ったのは帰りに使う長者原から湯布院へのバスの乗り換え時間を当初は5分しか見ていなかったが、チケットの売り切れによって2時間ほどの隙間が出来たことだ。予定通りにはいかないので売り切れていてよかった。
牧ノ戸峠から歩き出すと暫くはコンクリを流した段々が続くがそれを過ぎると雄大な九州の山々が終始見渡せることが出来るので楽しい。
左手に星生山を見ながら歩くと最初の開けた場所に避難小屋がみえる。多くの登山客が休憩をしているが先を急ごう。
遠いなと思っていた久住山もあっという間に目の前になり中岳との分岐点で荷物をデポして空身で登る。こういう雑なことを天狗でもやったなあ。
岩岩をひょいひょい登りとりあえずは写真を一枚。感慨に耽ることなく腹が減ったので降りる。
ザックに戻ると小さな虫がウニョウニョとザックに張り付いている。いやだなあ。
朝に購入したコンビニのお握り弁当を片付けて中岳へ。
右手に爆裂火口を見下ろして進むと今度は御池だ。北海道を思い出す。
濾過器でなんとか飲料水を作って歩いたことが懐かしい。
そこから中岳はすぐに登れる。シャク蛾の幼虫がウニョウニョいるのですぐに降りることにする。
ルンゼの下降点があるのだけどロープが張られて通行を止めるようにアナウンスされていた。
若干迷ったが白口岳へトラバする道があるので安全策として、時間もあるので迂回することにした。
怪我してもつまらないし、奥穂の天狗沢を思い出して安全を選択。
低い木立を掻き分けながら歩くことのしんどさ。獣の糞にややおののきながら(熊はいるのかなあ?くまモンが名前を馳せてるくらいだから、いなくもないか?)
鉾立峠に着いた時にはかなりほっとした。ミヤマキリシマがチラチラと咲いている。
先の蛾よ幼虫はミヤマキリシマを食べてしまうようだ。
今夜、法華院にお世話になるので殺生を気にしていたが主観が変わるとなかなか興味深い心理の動きがある。
法華院温泉のテン場は驚きの整備がされている。木製のパレットが幾つかあり、その上にテントが設営出来るようになっているのだ。
800円のテン場使用料と温泉の入浴料500円。
ちなみにビールの販売機もあるわ、売店でワインを1200円で購入出来るわで天国のようだ。
眼下に広がる坊ガツルを眺めながら、荷物の中のスコッチを飲みつつぼんやりする。
風呂上がりには赤ワインを購入し、たまたま隣り合ったテン泊の方と話をした。
夜にトイレに行く時に幾つかの流れ星をみた。人工衛星も見ることが出来た。
翌朝にアルファ米で腹ごしらえをし、左手に登ることの出来なかった三俣山を眺めながら長者原を目指す。
バスは20分程遅れて僕を拾ってくれた。
九州の山はとても楽しいなと思った。

















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