記録ID: 5598417
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国
平家平,冠山,獅子舞の鼻
2023年06月10日(土) 〜
2023年06月11日(日)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:50
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,311m
- 下り
- 1,313m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:26
距離 8.2km
登り 943m
下り 86m
天候 | 1日目:曇りのち雨 2日目:雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
カメラ
テント
シェラフ
|
---|
感想
日浦登山口付近に車を停め、南へ約4 km進んだ中七番で山道に入った。
沢を渡る場面では冷たい水が靴に染み込み、小雨まで降り出し、先行きにわずかな不安がよぎる。
鉄塔の立つ開けた地点に差しかかると、雲を載せた風が山肌をせめぎ合う壮観な眺めが現れる。濡れた靴の不快感も忘れ、来て良かったという高揚感が胸に広がった。
稜線上の巡視路分岐に達すると風雨はいっそう激しさを増し、樹木の少ない場所では横殴りの雨が容赦なく体を打つ。冷えが忍び寄る前に平家平の山頂近くへ急ぎ、テントを設営。ここまで来れば安心だとほっと肩の力が抜けた。
夕食のラーメンで体を温め、ウイスキーをひと口含むと、湯気と香りが今日一日の疲労を静かにほどいていく。その後早めの就寝。風雨は夜半になっても弱まらず、何度か目を覚ました。
翌朝7時に起床。雨雲レーダーで好機を見極め、9時ごろテントを撤収。行動を再開するが、風は相変わらず強い。
冠山を越え、ちち山分岐から獅子舞の鼻へ下ると、標高の低下とともに樹木が密になり、風の唸りが遠ざかる。湿った森の匂いと静けさに包まれ、自然は同じ一日でも表情を何度も変えるとあらためて感じた。
大永山トンネル付近で無事下山し、車道を歩いて出発点へ戻る。振り返れば、靴の浸水も夜通しの風雨も、すべてが濃密な記憶として刻まれている。山行の余韻に静かに浸りながら帰路についた。
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