羊蹄山（2往復）京極ー喜茂別ー真狩
北海道
Ei-taro
- GPS
- --:--
- 距離
- 36.7km
- 登り
- 3,266m
- 下り
- 3,289m
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| 過去天気図（気象庁） | 2012年06月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
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感想
＜結果的に2往復に＞ 今登山の目的は、羊蹄山での”より鮮烈な思い出つくり”
1日での羊蹄山4往復は可能なのか、との素朴な疑問があったし、羊蹄山8の字登山以上のことに挑戦してみたかった。
結果は「2往復相当＋α」となり、4往復達成にはならなかったが、”忘れられない山歩きとなった”といえる。
4往復ならず、2往復となった要因は
”そもそも、計画そのものに無理があったことや、体力不足に加え、熱中症が影響したもの”と推測
登山の概要
� ゝ�極登山口(0600発)〜稜線(0902着)〜山頂（最高点0908着、0926発）〜喜茂別登山口(1158着)
�◆ヾ醋佇姪仍蓋�(1215発)〜稜線(1632着、1741発)〜真狩登山口(2047)着)
�� 真狩登山口(2047)〜道道97号線〜京極登山口(翌日0200)
京極登山口から真狩登山口まで 14時間47分
真狩登山口から京極登山口まで 5時間13分
総行程 20時間 （1日の行動時間として過去最高）
☆☆☆
� ゝ�極登山口〜稜線〜山頂（最高点）〜喜茂別登山口
◆服装、主な持ち物等
○全つばの帽子に軍手、ダブルストック、足元はCW−X、マウンテンマゾヒスト（ハイカット）＋ソルボ
○飲食物は十分な量を準備（飲料×4リットル、カロリーメイト×14箱、アミノバイタルパーフェクトエネルギー×10等）
■京極登山口から稜線へ
午前5時40分、登山口に到着し、6時丁度に出発
まずは、体力を温存した状態で山頂に到達することが大事と、ペースはゆっくりめ。慎重にそして、心拍数も上げない。
羊蹄山4往復にチャレンジするのがとてもうれしい感覚を覚える。 この先何が起こるとも知らず・・・（＾＾；
空気は澄んでいて登山日和である。 その一方、気温の上昇が心配である。
「気温」は、と言うと、、最初の下山地点（喜茂別登山口）が最も高くなる見積もり（昼頃であることと、標高が一番低くなるから）
この時間帯をクリアできれば、涼しい山腹〜山頂の歩きと、その後は日も暮れて暑さの心配はない。
山頂には数名が先着し、賑わっている。 風も穏やかで、眺めも良い。
■喜茂別登山口へ
山頂直下の喜茂別登山口へ向かう。 ジグを切るも”ふり幅”は短く、効率良く高度が下がる。
下がるにつれ気温は上昇するから、発汗を抑える様、ゆっくり下る・・・
�◆ヾ醋佇姪仍蓋�〜稜線〜真狩登山口 登山口では、暑いものの風が通り思った程は、暑くない。 この程度で済んで良かったと思う。
■喜茂別登山道を登り返す。
ペースは、心拍数が上がらない程度に抑えたが・・・
暑く感じられたことと、なにより長丁場であることからペースは抑えるが、頭痛が現れたのは、まだ2合目程度
初めは、塩分不足を疑い、塩分を補給したが回復せず。 少し経って額がやや熱いことから、軽度であるが熱中症である事を自覚
確かに風邪をひいて熱が出て、頭がボーっとする感じに似ている。
選べる選択肢は次の2つ
(1) 登山中止
(2） 登山続行 ←
まだ、症状が軽いと言うことと、山頂付近は涼しいので、熱中症から回復すると言う”期待”から”続行”を決める。
8合目付近で頭痛から開放されたが、ペースが上がらない。 やや、ダメージを受けたと考えられる。
身体の様子をチェックしつつ、だましだまし？なんとか山頂へ。 身体への負担を軽減したため、かなり時間がかかった。
■山頂から、岩場の稜線を辿り、真狩稜線（分岐点）へ
岩場は、いつ崩れてもおかしくはない場所も点在するため、慎重に進む。 そして、安定した道に出れば、真狩の分岐はすぐ。
■真狩稜線〜真狩登山口へ
真狩稜線から眺める噴火湾の景色って絶景と言っても良いのではないでしょうか、噴火湾向こうの駒ケ岳まですっきり見渡せます。
（残念ながら写真なし。）
やる気は十分、しっかり補給をし、下山開始
真狩登山道はなだらか。ジグを切る距離が長く、右に左にスロープを下るような感覚
陽は落ち、3合目を過ぎてライトを使用する。 2合目付近から光を好むものが集まって来る。
低い位置からライトを照らすと、地面の凸凹に影ができて歩きやすい。このため、ライトを腹に装着していた。
どうなったかは、、、腹部の周囲に大きな蚊が10匹単位で常にまとわり付く事となった。 気分は最悪
ライトを消すと虫は来ないが、道の確認が出来ない。 灯けると、わんさか集まって来る。
振り払う為に、若干走る。 振り払えども、次から次へと、そこら辺からやって来る。 やや速度を増して下山・・・
・・・・・と、登山口に着く頃には、開放されていた。
登り返しで、あの部分を通るのはちょっと気が引けた。 登りでは虫を振り払う速度はでないから、何十匹に囲まれる事か・・・
この辺でやめておこう（＾＾； → 「下山」とした。
�� 真狩登山口〜稜線〜倶知安登山口
京極登山口へ18.3kmの道程を歩き、車を回収
＜最後に＞
洞爺湖や噴火湾の眺めが新鮮だったことや、程よい疲労感が満足感を感じさせてくれた。
熱中症については、これまで登山中に熱中症になったことは無かったため、油断していた。
今後、中〜長距離登山において、注意する必要があると痛感
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