記録ID: 5668453
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ハイキング
谷川・武尊
谷川岳の日（西黒尾根↑）
2023年07月02日(日) [日帰り]
群馬県
新潟県
やすやすお
その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 08:29
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,522m
- 下り
- 879m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 8:30
距離 9.6km
登り 1,522m
下り 883m
3:37
5分
スタート地点
12:07
ゴール地点
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
西黒尾根の入り口付近は水が溜まりやすいようで、登山前の天候によっては時間がかかると思われます。 |
写真
谷川岳の日は、(前日)上野駅23:42発の「谷川岳山開き」号の臨時列車がでました。こういうの、大昔のスキー列車以来。
多くの方がカメラを構えます。テツ系の方も。待てどヘッドマークは「臨時列車」まで。「谷川岳」の表示まで期待したのに。ちょっと残念。
24
7/1 23:27
多くの方がカメラを構えます。テツ系の方も。待てどヘッドマークは「臨時列車」まで。「谷川岳」の表示まで期待したのに。ちょっと残念。
3:10に土合駅に到着。途中、水上駅で30分以上の時間調整も。出発の上野駅が機能する時間と、到着の日の出、イベント・ロープウェイ運行の時間を考慮すると妥当でしょうか。
22
7/2 3:11
3:10に土合駅に到着。途中、水上駅で30分以上の時間調整も。出発の上野駅が機能する時間と、到着の日の出、イベント・ロープウェイ運行の時間を考慮すると妥当でしょうか。
モグラ駅っぽい。確かに。上越線の複線化にあたり新清水トンネルに設置された駅。小寒い〜。
降車すると有名な階段があります。改札までは意外とゆるやか標高差70m、462段+通路24段を登ります。すでに登山開始ですね。
29
7/2 3:14
降車すると有名な階段があります。改札までは意外とゆるやか標高差70m、462段+通路24段を登ります。すでに登山開始ですね。
「谷川岳の日」にあわせ、改札前には駅員、みなかみ駅の方が迎えてくれました。きぐるみが‥。何となく「チコちゃん」に似てる。
4時前ですが空が白んできています。沿道の松明が雰囲気を醸します。
職場の同僚と別れ、西黒尾根入口を目指す途中、谷川岳登山指導センター（休憩舎）でトイレを借りました。登山計画届はこちらでも（特に駐車場からの方）。
10
7/2 3:59
職場の同僚と別れ、西黒尾根入口を目指す途中、谷川岳登山指導センター（休憩舎）でトイレを借りました。登山計画届はこちらでも（特に駐車場からの方）。
林道をすすみ、西黒尾根入口です。日本三大急登のひとつ。山頂まで3.7�辧�‥だけ？ 距離は意外にも短かいようです。どれだけ急登なのか‥。
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7/2 4:09
林道をすすみ、西黒尾根入口です。日本三大急登のひとつ。山頂まで3.7�辧�‥だけ？ 距離は意外にも短かいようです。どれだけ急登なのか‥。
入口からしばらくは前日までの雨と地下水？流れ込みもあったのか、どろどろに泥濘んでいましたが、登るにつれて水分が抜けてきました。
8
7/2 5:29
入口からしばらくは前日までの雨と地下水？流れ込みもあったのか、どろどろに泥濘んでいましたが、登るにつれて水分が抜けてきました。
標高1,500mくらいで森林限界となり景色がひらけてきます。分水嶺の山だからでしょうか。雪渓も残っています。6時前はまだ雲が垂れています。
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7/2 5:57
標高1,500mくらいで森林限界となり景色がひらけてきます。分水嶺の山だからでしょうか。雪渓も残っています。6時前はまだ雲が垂れています。
ついに岩登りの始まりです。不安でいっぱい。手始めに8mの鎖場です。YouTube動画でイメトレ、夢の中でも反復（→不眠）。2つ目の鎖場は足場が分からず、後続の方待ちで何とか登れました。
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ついに岩登りの始まりです。不安でいっぱい。手始めに8mの鎖場です。YouTube動画でイメトレ、夢の中でも反復（→不眠）。2つ目の鎖場は足場が分からず、後続の方待ちで何とか登れました。
3か所の鎖場を登るとラクダの背（コル）に。少し広い場所があります。多くの方が休んでいたので座りませんが、しばしの休憩。エネルギー補給も。きつい‥。
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7/2 6:20
3か所の鎖場を登るとラクダの背（コル）に。少し広い場所があります。多くの方が休んでいたので座りませんが、しばしの休憩。エネルギー補給も。きつい‥。
ラクダの背から少し下ると、西黒尾根ガレ沢の頭にでます。巌剛新道との分岐点のようです。
ごつごつとした岩場が続き、鎖場も数か所残っています。過度の緊張感からなのか、寝不足（徹夜）のためか、過呼吸気味となり、何回も休憩挟みました。
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7/2 6:49
ごつごつとした岩場が続き、鎖場も数か所残っています。過度の緊張感からなのか、寝不足（徹夜）のためか、過呼吸気味となり、何回も休憩挟みました。
あ。ブロッケン現象。動いても常に輪の中央に頭がきます。なんとなく神々しい。群馬側が曇り（霧）新潟側が晴れのときに見られるようです。天候の変わり目、中央分水嶺・谷川岳らしい光景でしょうか。
63
7/2 7:00
あ。ブロッケン現象。動いても常に輪の中央に頭がきます。なんとなく神々しい。群馬側が曇り（霧）新潟側が晴れのときに見られるようです。天候の変わり目、中央分水嶺・谷川岳らしい光景でしょうか。
ザンゲ岩あたりの流紋岩にはとくに注意が必要。乾いていても、つるっつる。
登ってきた尾根を振り返ります。達成感。安堵。緊張感からの解放など様々な思いが過ります。アドバイスいただいた多くのに方に感謝しつつ。
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7/2 7:49
登ってきた尾根を振り返ります。達成感。安堵。緊張感からの解放など様々な思いが過ります。アドバイスいただいた多くのに方に感謝しつつ。
さて、ここからはピーク狙い。早朝の雲も晴れてきました。梅雨の谷間、こんな景色が見られるなんて。
天神平コースとの合流の前に雪渓の頭（雪のない部分）を渡ります。どろっどろ。
なんだろう？風車？風見鶏？ 近づいてみたらコース分岐の案内標でした。かっこいー。
肩の小屋付近は、垂れた雲が稜線を越えています。時間がゆったり流れているよう。
西南西方面を撮りました。オジカ沢の頭、万太郎山、平標山方面が中央分水嶺のはず。白砂山、浅間山と続く稜線を思い描きながら。
トマム耳からオキの耳をのぞみます。富士浅間神社奥の院があったようです。行けばよかった（すこし後悔）。
山頂（オキの耳）1,977mに到着しました。記念写真のため並ぶ方で山頂付近は混雑。あまり長居はできません。
オキの耳からトマム耳をのぞみます。このあと引き返しのトマム耳で職場の同僚と会い、再度一緒にオキの耳に。コースタイムに谷川岳（オキノ耳）に2回、トマム耳に3回の記録が残ります。
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7/2 8:20
オキの耳からトマム耳をのぞみます。このあと引き返しのトマム耳で職場の同僚と会い、再度一緒にオキの耳に。コースタイムに谷川岳（オキノ耳）に2回、トマム耳に3回の記録が残ります。
山開きの日、梅雨の谷間。きれいな稜線。混雑していましたが、多くの方が思い出に残る一日を過ごせたと思われます。もちろん私もそのひとり。
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7/2 10:32
山開きの日、梅雨の谷間。きれいな稜線。混雑していましたが、多くの方が思い出に残る一日を過ごせたと思われます。もちろん私もそのひとり。
さて下山。名残惜しいですが帰路の臨時特急の時間もありますし。肩の小屋からしばらくは階段状のコースを進みます。
天神平尾根コースも決して簡単ではありません。下りは足へ負担がのし掛かります。
感想
谷川岳は縁がない山だと思っていました。職場の山登りの人（同僚）から「谷川岳の日」（山開き）イベントがあること、臨時列車がでることを教えていただき、私も参加させていただくことに。
一週間前から天気予報が日替わりに変わります。雨が降れば台無しですのでキャンセルも検討していました。晴れそうかな、と思えてきたのは2日前から。出発は深夜の特急列車だったため、昼寝をしようと思ったのですが寝付けず。そのまま上野駅に向かいました。臨時列車には多くの登山客が乗ります。加えて臨時列車目当てのテツ系の方々も。
土合駅に着いたのは3:10。町をあげてのお祝いイベントを受けながら、登山口、ロープウエイ乗り場（当日は5:00からの特別運行あり）に向かいます。道中には青い炎を放つ高温の松明と懐中電灯で照らしてくれるガイドの方も多く手助けをしていただきました。派手さはありませんが心温まるイベントや気遣いある対応のなか気分も上がりました。
さて日本三大急登の西黒尾根。登りはじめはあまり辛いとは思わなかったですし、まあまあのペースであがることもできていました。岩場（鎖場）が現れてからは印象が一変。その初心者の私には厳しかったー。
私には過ぎた山でしたがその稜線の美しさは言葉に尽くせないほど。良い思い出となりました。2,000m未満の山でこれだけの景色を見られる山はなかなかないのではないでしょうか。日本百名山ですし、やはり素晴らしい山でした。
天気も素晴しかった分日焼けも。体重が6kg減‼︎（翌日戻りました💦）水分補給に気をつけないと。
夢ごごちの一日。声掛けいただいた同僚に感謝です。
土合駅下車からロープウェイ下車まで、23,405歩でした。お疲れ様でした。
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