硫黄岳


- GPS
- 06:26
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,428m
- 下り
- 1,411m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口手前から凍結路、美濃戸まで入っている車も多かったが、スタッドレスでも厳しそうな道なので、美濃戸口に駐車する方が無難。 美濃戸口からの林道は朝は凍結しており、滑りやすい。 赤岳鉱泉までの登山道はトレース明瞭、踏み固められており歩きやすい。 赤岳鉱泉から赤岩の頭までは、雪深くなり、ツボ足の跡があるのみ。踏み抜くと膝上まで埋まるところあり。赤岩の頭直下のトラバースでは踏み外して滑落しないよう注意要。赤岩の頭を上からみるとチョット雪庇ができているので、雪崩に対する注意も必要と思われる。 稜線に出て、硫黄岳山頂近くなると強風でトレースは消えているが、クラストしているので、どこを歩いても登れる。ただし、アイゼンもあまり深くささらないので、滑落しないよう注意要。 |
写真
感想
天気が良さそうなので、今季4回目の八ヶ岳。いよいよ南八ツ核心部、今回は硫黄岳へ挑戦。
美濃戸までの道は厳しそうなので、美濃戸口に駐車。コースタイムが長そうなので、日の出前暗い中スタート。美濃戸まで歩いていく途中に明るくなる。
林道がツルツルで滑りやすく、アイゼンをつけてもいいくらいだが、先が長いのでそのまま歩き、赤岳鉱泉でアイゼン着用。そこまでチョット速めに歩いてきたので、アイゼン着けての急登がしんどい。なんとか赤岩の頭直下の急登を登りきると、360度の絶景が待っていた。
ここまでは風もなく、-18℃くらいでもさほど寒さを感じなかったが、硫黄岳山頂に近づくにつれ、次第に風が強くなる。雪が固くアイゼンもあまり深くささらないので、滑落しない様慎重に登る。
時間が早いため誰もおらず、硫黄岳の広い山頂をしばし独り占め、絶景を堪能できた。
時間に余裕があるので、横岳から地蔵尾根経由で戻ることも考えたが、寒さで足の指先の感覚がなくなってきたので、凍傷にならないよう、おとなしく来た道を戻る。
赤岩の頭からの下りは、雪崩が心配なのでささっと降りようとしたら、トラバース路を外し、7,8mくらいのプチ・滑落。雪の急斜面なので、どこまでも滑っていきそうでチョットあせった。
急斜面を降りるともう安心。赤岳鉱泉まで小走り気味に降り、小屋で熱いコーヒーを飲みゆっくりする。
美濃戸口まで、のんびり下っていく途中、次から次と泊まりの荷物を背負った登山客とすれ違う。100人以上の人とすれ違っただろうか。これだけたくさんの人がいると知った人でもいるかなと思っていたら、なんと同期入社で別の会社へ転職した友人と18年ぶりに出会い、びっくり。こんなこともあるんですね。
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