徳和渓谷【乾徳山登山口BS→徳和渓谷→乾徳山登山口BS】



- GPS
- 04:13
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 506m
- 下り
- 503m
コースタイム
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
台風の影響か、直前までコロコロ変わり続ける天気予報に翻弄されます。
当初計画の地域は雷注意報が気になるので止めて、かねてより気になっていた徳和渓谷へ。
ちなみに公共交通機関で乾徳山に登ったときのレコは、こちら。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1558465.html
■乾徳山登山口BS→徳和渓谷→乾徳山登山口BS
塩山駅発のバスに比べて山梨市駅からのバスは人気が薄く、8名程度の乗車。
午前中の最終便なので、もっと早い時間帯の方が混み合うのでしょう。
そのうち乾徳山登山口で下車したのは自分たちだけで、他の人たちは西沢渓谷か。
七ツ釜五段の滝は来年まで観瀑できず、クライマックスがなく物足りないでしょう。
乾徳山の登山口を越えて、なおも指導標に従って林道を登っていきます。
渓谷に至るまでのアプローチが長く暑い上に、単調な林道歩きで退屈します。
最初の夢想の滝は沢筋まで下りるルートが整備されていて、滝も間近に見られます。
林道に戻ると、すぐ先の反対側に長尾の滝が見られます。
その先、何度か徳和渓谷を指す指導標が建ちますが、すぐ林道に合流します。
3回目の指導標を鉄橋へと進む分岐が、真の徳和渓谷への入り口に感じました。
もっとも、それも無視して林道を進んでも最終的には合流するので問題ありません。
大ダオへの分岐を指す指導標を辿れば、自ずと徳和渓谷へ入っていきます。
橋を渡りつつ胴切の滝をやり過ごすと、左上方向に登るように指導標が建てられています。
特に明記してきませんが、徳和渓谷は時計回りがルールのようなので従いましょう。
程なくして荒神の滝が現れると、渓谷を沿うように作られた遊歩道になります。
鉄階段や狭いトラバース、薄いトレースなど楽しませてくれる要素は多いと思います。
荒神の滝の次にも乾門の滝、白虎の滝、竜神の滝と次々に観瀑ポイントが現れます。
個々の滝は小規模なれど、連なって現れるのが徳和渓谷の魅力に感じました。
そして柳滝が現れると、地図よりだいぶ早いポイントで折り返しになります。
踏み跡は先へ続くものもあれど、正規ルートで無いのでしょう。
渓谷を高巻くように復路が設けられて、山の神を乗り越すと最後の愛染の滝に出てきます。
すぐ下流には往路で見た胴切の滝もあり、一周してきた事を教えてくれます。
ここまで特に休憩ポイントは無かったので、荒神の滝まで戻り沢筋の平地でランチにします。
数多の虫が飛来するので、蚊取り線香と虫除けスプレーで防備しての休憩になりました。
西沢渓谷より小規模で見所も少ないからか、訪れる人も少ないマイナーな徳和渓谷。
ただ言い換えれば静かな渓谷歩きが楽しめる上に、紅葉にも期待できるポテンシャル。
復路は、もと来た道を帰るピストンで乾徳山登山口バス停に戻りました。
近くにビールが飲めるカフェがあるものの、他には商店など気軽に立ち寄れそうな場所は無く。
乾徳山登山口のバス停は、塩山駅行きと山梨市駅方面行きで乗り場が違うので注意です。
混雑度も、山梨市駅方面行きの方が空いているように感じます。
途中の日帰り入浴施設に立ち寄ることもできますが、そんなに汗をかいていないのでパス。
混雑必至の山の日で、静かな渓谷歩きと涼しいランチを楽しむ作戦は成功しました。
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