葛葉川本谷から三の塔

- GPS
- --:--
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 820m
- 下り
- 817m
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
くずはの泉Pは10台程度で狭いので原付が安心。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
この周辺はヒルの巣なので、気を遣いましたが、ヒル被害はなし。ただ川の中でも、水に入っていない石などには、ヒルがくっついていましたので、手をかける時はご注意ください。大きなヤマカガシにも出会ったので、蛇にもご注意を。 最後の詰めは、水が切れた地点から、左の枯れ沢沿いに右岸の尾根にわずかなトレース残っていたので、ここにとりついて、詰めましたが、かなりの急坂で、木の根っこや枝につかまりながら、登っていく感じでした。途中から左へトラバースする踏み跡があったので、そこを辿ると三の塔尾根の登山道へ出ました。 |
写真
見た目はどうってことない滝だが、基本逆相なので、細かいホールドを探しながら、バランスをとって登る見た目より難しい滝。左から中腹まで登ったが、若い頃と比べ、体力・バランス感覚ともに落ちていることを実感。このまま途中で行き詰まったら、単独でやばいので、戻れるところでUターン、直登断念。何度も登った滝だが、微妙なバランスや体を引き上げる腕力が落ちて、登れる気がしなかった。まあ年なので無理は禁物、年相応に楽しみましょう。
林道に上がるなら、ここまで遡行してトラバースで林道へ出るのが楽です。
この上で連続ドッキリに遭遇
ひとつはでっかいヤマカガシ。1.5mぐらいあったかもしれない。足元に気づかず、至近距離でいきなり動き出したので、超びっくり!日向ぼっこでもしてたのかな。
指先ほどの太さで、40cmはあろうかと思われる、巨大ミミズでした。手と一緒に写したので、その大きさがわかるかと。
ビビッて片手で撮ったのでブレブレピンボケ写真になってしまいました。
感想
あまりに暑くて、葛葉川に避暑を思いつき、天気予報調べると、今日は夕立もなく、お天気は大丈夫そう。10時頃支度を初めて、11時過ぎにくずはの泉から入渓。葛葉川本谷は思った通り、別天地でした。涼しくて快適です。久しぶりの沢登の感触を嚙み締めつつ快適に登ります。
ほぼ水線に沿って、直登してきますが、本谷最難関の板立の滝では、体力の衰えを認めざるを得ませんでした。若い頃は難なく超えられたこの棚も、取りついてみると、思うように体が動かないし、バランス感覚もうまいこと取れない、自分の体重支える腕力の衰えを目の当たりにして、あっさり直登諦めました。ここは左側の壁が、逆相になっており、ホールドも細かく、乗り越えるにはバランスも必要です。今日は単独で何かあったら、迷惑かけてしまうので、巻き道を選択。お腹すいたので、棚の上部で、いろいろ自分の登山の仕方など考えながら、昼食摂りました。残念だけど、登山は無理は禁物ですね。
その後は快適に沢を詰めて、富士形の滝を越すと、水量も細くなって、湧水点を確認して、ここを終了点としました。詰めは左の枯れ沢の右岸に踏み跡があってマジ急な尾根でしたが、根っこや枝につかまりながら、三の塔尾根に上がり、最後はトラバース気味の踏み跡を辿って登山道にでました。
この上は三の塔まで地味に長くて、蒸し暑くて参りました。沢筋と違って、尾根はやっぱり暑い。そのうち頭痛も伴い、発汗が激しく、ちょっと熱中症気味となったので、三の塔休憩所で大休止をとり、おにぎりとポカリを十分補給、少し回復したので、すこしだけお花探しをしながら下りました。目的のお花はトンボソウです。この界隈、けっこうトンボソウは見かけた記憶があり、あらためて探してみたかった領域です。その甲斐あって、10株ほど見つけることが出来て、沢登とお花を両方満喫できた1日でした。今度はジョウロウさんの季節ですかね。
みのちゃん













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