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Yamareco

記録ID: 5847629
全員に公開
沢登り
尾瀬・奥利根

真夏の恋ノ岐川・オホコ沢 平ケ岳行けず、そして獣臭には注意!

2023年08月15日(火) 〜 2023年08月17日(木)
情報量の目安: S
都道府県 福島県 新潟県
 - 拍手
k2saka その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
56:07
距離
26.5km
登り
1,391m
下り
1,402m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:38
休憩
0:00
合計
5:38
距離 4.2km 登り 246m 下り 26m
10:02
338
恋ノ岐駐車場
15:40
宿泊地(標高1020m)
2日目
山行
10:13
休憩
0:00
合計
10:13
距離 4.5km 登り 445m 下り 74m
8:07
613
宿泊地(標高1020m)
18:20
宿泊地(オホコ沢出合付近)
3日目
山行
9:38
休憩
1:05
合計
10:43
距離 17.8km 登り 703m 下り 1,284m
7:22
343
宿泊地(オホコ沢出合付近)
13:05
13:51
14
14:05
14:06
57
15:03
15:09
118
17:07
17:19
46
18:05
恋ノ岐駐車場
最終日の鷹ノ巣登山口から恋ノ岐駐車場までは、自転車移動。
天候 8/15晴れ、8/16晴れ、8/17くもり・雨
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
○入渓地点 恋ノ岐駐車場
7,8台駐車可能。橋の左岸から容易に入渓可。トイレ、電波ありません。
新潟県側(関越自動車道路)からのアクセスの場合、小出ICから奥只見シルバーライン、R352を経由して、恋ノ岐駐車場へ1時間以上かかります。
さらにR352を尾瀬方面へ20分程度走って、鷹ノ巣登山口に自転車をデポして、恋ノ岐駐車場に戻って駐車しました。

○ドコモの電波
シルバーライン以降は、銀山平エリアと恋ノ岐乗越手前の一部区間以外は使えません。

○コンビニ:
小出IC直近に「セブンイレブン 小出インター店」があります。最終コンビニは、小出ICから10分程度のところにある「セブン-イレブン 魚沼湯之谷店」。その近くに、道の駅と大型スーパー「ウオロク 魚沼店」があります。
コース状況/
危険箇所等
○恋ノ岐川
釜を持った小滝が数えられない位あるが、ほとんど直登できる。また滝だけではなく泳がないといけない淵にも踏み跡がある。ツルツル滑る赤い岩が多くて転倒注意。
ガイド本では「二級」の沢。ロープは最後の大滝登攀時のみ必要とされている。足がそろっているパーティだと1泊で抜けられると思うが、今回は2泊した上に途中からエスケープした。
滝壺の泳ぎとへつりを嫌って右岸を高巻いた際、降り口がなかなか見つからずルーファイミスして結果的に小ルンゼをクライムダウンした滝が1つあり、通過に1時間以上かかってしまった。クライムダウンした小ルンゼには最近の足跡があった。
さらに明確な左岸巻道の下降がドロ壁で足場が乏しかった小滝が1つあった。

○オホコ沢
標高1389mで出合う支流。小滝が連続する。鷹ノ巣登山道の台倉清水(水場)に直接ツメ上がる。ヤブコギ不要の快適エスケープ。ほとんどの滝、淵に明確な巻道がある。フィックスロープも一カ所あった。
標高1500m付近に15mクラスの滝があるが、手前小滝の淵の泳ぎを嫌って、ちょっと手前の右岸草付きから大きく巻くが滝手前に下降できず、滝を正面に見る岩上からさらに巻いて右岸支流の滝上に着地してから、再度右岸を巻いて15m滝の落口付近に出た。これも1時間近く時間を要した。過去ログを調べると、15m滝は左右とも直登できたようだ。他の滝はすべて快適な巻道があったので、直登が正解だと思われる。
今回、オホコ沢の源流部で猛烈な獣臭と低いうなり声が聞こえた。沢のカーブの先ではっきりとは見えなかったが、おそらく熊だと思われる。出会い頭事故を防ぐ意味で、熊鈴、ホイッスル、大声は重要、そして保険の意味で熊スプレー等は必須である。

○下山路(鷹巣登山道)
下山コースタイムは2:30だが、重い沢装備を背負うと3時間もかかった。稜線上は木道もあって歩きやすいが、アブ等の虫も多い。標高1604mからの下降がはじまると急斜面のロープ区間、両側が切れた痩せ尾根となり、けっこう歩き難い。

○熊
入渓時と脱渓直前に猛烈な獣臭がした。曲がり角での出会い頭遭遇を防ぐためにもクマ鈴や笛、おもちゃの鉄砲が必要。

○ムシ
アブ、ブヨがいます。入渓地点、下山口などは多数います。沢内はトンボが多くアブ、ブヨはだいぶ減ります。テント場でも、日が落ちると極端に減りました。ただし日なたで休憩していると、わさわさ寄ってきます。この時期、虫除けは必須だと思います。防虫ネットは未使用でした。
その他周辺情報 ○下山後の温泉「日帰り温泉ゆーぱーく薬師」
下山が遅れて銀山平「白銀の湯」は閉館しており、小出市街地に下ってから利用しました。21時まで営業、20時受付終了です。大人650円、JAF割引きあります。地元利用者が多い感じです。
なお、小出IC近郊には「見晴らしの湯こまみ」という施設もあります。
台風が西にズレたため、本エリアへの影響は少ないようだ。天気予報でも今日明日の降雨予想はない。
2023年08月15日 06:35撮影 by  SC51Aa, samsung
8/15 6:35
台風が西にズレたため、本エリアへの影響は少ないようだ。天気予報でも今日明日の降雨予想はない。
9:04 奥只見の湖畔をグルグル走って、やっと鷹ノ巣登山口へ到着。ここに自転車をデポ。
2023年08月15日 09:04撮影 by  SC51Aa, samsung
1
8/15 9:04
9:04 奥只見の湖畔をグルグル走って、やっと鷹ノ巣登山口へ到着。ここに自転車をデポ。
船着き場バス停横にあったチップ制トイレ。ありがたく利用させていただきました。なおバスは運休中でした。
2023年08月15日 09:12撮影 by  SC51Aa, samsung
1
8/15 9:12
船着き場バス停横にあったチップ制トイレ。ありがたく利用させていただきました。なおバスは運休中でした。
大福銀山十二山神社に立ち寄り
2023年08月15日 09:27撮影 by  SC51Aa, samsung
8/15 9:27
大福銀山十二山神社に立ち寄り
恋ノ岐駐車場には3台駐車。我々以外はすべて釣り人でした。
2023年08月15日 10:02撮影 by  SC51Aa, samsung
2
8/15 10:02
恋ノ岐駐車場には3台駐車。我々以外はすべて釣り人でした。
10:02 10時過ぎに入渓。橋のたもとから容易に沢へ下降可。ちょうど、ルアーマン二人が「獣臭がする」と言ってあがってきました。
2023年08月15日 10:02撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/15 10:02
10:02 10時過ぎに入渓。橋のたもとから容易に沢へ下降可。ちょうど、ルアーマン二人が「獣臭がする」と言ってあがってきました。
明るい渓です
2023年08月15日 10:10撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/15 10:10
明るい渓です
赤色の岩は滑りやすい。
2023年08月15日 10:13撮影 by  SC51Aa, samsung
4
8/15 10:13
赤色の岩は滑りやすい。
ザブザブも行けるし岩棚も歩ける。快適な遡行です。
2023年08月15日 10:21撮影 by  SC51Aa, samsung
3
8/15 10:21
ザブザブも行けるし岩棚も歩ける。快適な遡行です。
小滝が連続します。釣り人も多数入渓しているので、このあたりは魚影は薄いです。
2023年08月15日 10:50撮影 by  SC51Aa, samsung
1
8/15 10:50
小滝が連続します。釣り人も多数入渓しているので、このあたりは魚影は薄いです。
小滝多数、そしてマキ道明瞭。泳ぎたい人は泳いで突破できそうです。
2023年08月15日 11:04撮影 by  SC51Aa, samsung
8/15 11:04
小滝多数、そしてマキ道明瞭。泳ぎたい人は泳いで突破できそうです。
明るく歩きやすい
2023年08月15日 12:04撮影 by  SC51Aa, samsung
8/15 12:04
明るく歩きやすい
マク場合も、巻道はハッキリしてる
2023年08月15日 13:31撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/15 13:31
マク場合も、巻道はハッキリしてる
下流域は、ずっとこんな感じです
2023年08月15日 13:35撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/15 13:35
下流域は、ずっとこんな感じです
13:40 清水沢と出合う。清水沢の水は少なかった。ここまで入渓から3時間強です。荷物が重く、だいぶゆっくりなペースです。
2023年08月15日 13:40撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/15 13:40
13:40 清水沢と出合う。清水沢の水は少なかった。ここまで入渓から3時間強です。荷物が重く、だいぶゆっくりなペースです。
清水沢を過ぎると、ナメ区間が続きます。
2023年08月15日 13:53撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/15 13:53
清水沢を過ぎると、ナメ区間が続きます。
もう少し上流まで行くことにしました。
2023年08月15日 14:32撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/15 14:32
もう少し上流まで行くことにしました。
途中、焚き火跡もありました。釣り人でしょうかね? ちゃんと元通りにして欲しいものです。
2023年08月15日 15:34撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/15 15:34
途中、焚き火跡もありました。釣り人でしょうかね? ちゃんと元通りにして欲しいものです。
15:40、標高1020mの左岸に優良物件を発見してテントを張ります。初日終了です。水源はありませんが、平地で薪も豊富、超快適です。
遡行ペースを考慮して、オホコ沢からエスケープすることにして、明日はユックリ出発してオホコ沢付近でビバークと決めました。
2023年08月15日 18:17撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/15 18:17
15:40、標高1020mの左岸に優良物件を発見してテントを張ります。初日終了です。水源はありませんが、平地で薪も豊富、超快適です。
遡行ペースを考慮して、オホコ沢からエスケープすることにして、明日はユックリ出発してオホコ沢付近でビバークと決めました。
イワナ1匹を塩焼きにしました。息子は、尺モノをバラシて(取り込み失敗して)、だいぶガッカリ。
2023年08月15日 18:26撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/15 18:26
イワナ1匹を塩焼きにしました。息子は、尺モノをバラシて(取り込み失敗して)、だいぶガッカリ。
2日目の朝、だいぶ寝ぼうして7時過ぎに出発準備を開始。昨夜は気温が高く、半袖シャツだけで寝られた。
2023年08月16日 07:04撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 7:04
2日目の朝、だいぶ寝ぼうして7時過ぎに出発準備を開始。昨夜は気温が高く、半袖シャツだけで寝られた。
テント場の少し上流の淵でイワナをねらう。30分以上ねばるも、ここでは出ませんでした。
2023年08月16日 08:54撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 8:54
テント場の少し上流の淵でイワナをねらう。30分以上ねばるも、ここでは出ませんでした。
2時間ほど釣り上がると、22cmが釣れました。リリースします。
2023年08月16日 10:42撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 10:42
2時間ほど釣り上がると、22cmが釣れました。リリースします。
息子が釣れたポイント。魚影はあるが人を見るとすぐに逃げるので、岩陰から釣ることが吉。ポイントだらけなので、150m/hの超ユックリペースで進む。
2023年08月16日 10:43撮影 by  SC51Aa, samsung
8/16 10:43
息子が釣れたポイント。魚影はあるが人を見るとすぐに逃げるので、岩陰から釣ることが吉。ポイントだらけなので、150m/hの超ユックリペースで進む。
この淵と滝のマキに失敗。奥のチョックストン滝が嫌な感じ、さらに手前淵の泳ぎを避けるために、右岸の踏み跡をたどるも、高度を上げ過ぎてしまった。樹林帯のトラバースの途中に残置ロープの支点があったので、ここから懸垂で降りるのがマキの正解のようです。踏み跡が無くなってから斜上とトラバース後に急なルンゼを発見し下降して通過した。偵察を含めて、通過に2時間かかってしまった。手前右岸をへつって通過か。小さく巻いてCS滝を直登するのが正解のようだ。
2023年08月16日 11:34撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 11:34
この淵と滝のマキに失敗。奥のチョックストン滝が嫌な感じ、さらに手前淵の泳ぎを避けるために、右岸の踏み跡をたどるも、高度を上げ過ぎてしまった。樹林帯のトラバースの途中に残置ロープの支点があったので、ここから懸垂で降りるのがマキの正解のようです。踏み跡が無くなってから斜上とトラバース後に急なルンゼを発見し下降して通過した。偵察を含めて、通過に2時間かかってしまった。手前右岸をへつって通過か。小さく巻いてCS滝を直登するのが正解のようだ。
予定では14時にはオホコ沢出合に到着予定が、午前中の釣行とマキ失敗で時間をだいぶ消耗した。この先は竿をしまって進む。
2023年08月16日 14:49撮影 by  SC51Aa, samsung
8/16 14:49
予定では14時にはオホコ沢出合に到着予定が、午前中の釣行とマキ失敗で時間をだいぶ消耗した。この先は竿をしまって進む。
直登可能なナメ滝も多い
2023年08月16日 14:50撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 14:50
直登可能なナメ滝も多い
既に15時。オホコ沢手前にもテント場も散見されるが、翌日のことを考えて予定通りオホコ沢まで行くことにした。
2023年08月16日 14:57撮影 by  SC51Aa, samsung
8/16 14:57
既に15時。オホコ沢手前にもテント場も散見されるが、翌日のことを考えて予定通りオホコ沢まで行くことにした。
あいかわらず小滝だらけ
2023年08月16日 15:42撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 15:42
あいかわらず小滝だらけ
大部分が快適に登れる
2023年08月16日 15:44撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 15:44
大部分が快適に登れる
16時を過ぎた。途中、砂地もテント張れそうだが、水に近すぎるのでパス。
2023年08月16日 16:22撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 16:22
16時を過ぎた。途中、砂地もテント張れそうだが、水に近すぎるのでパス。
色んな記録に出てくる斜滝。左岸に明瞭な巻道があるが。
2023年08月16日 17:03撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 17:03
色んな記録に出てくる斜滝。左岸に明瞭な巻道があるが。
しかし、巻きの最後はドロ付きの壁になり、5m程の壁を慎重に降りる。ザックがドロドロになってしまった。
2023年08月16日 17:27撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 17:27
しかし、巻きの最後はドロ付きの壁になり、5m程の壁を慎重に降りる。ザックがドロドロになってしまった。
なかなかオホコ沢につかない。空は高い!
2023年08月16日 17:45撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 17:45
なかなかオホコ沢につかない。空は高い!
しかし、快適な滝登りは続く。
2023年08月16日 18:04撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 18:04
しかし、快適な滝登りは続く。
この滝は左岸の傾斜が緩い岩を登る。見た目より滑りやすい。フェルト靴のほうが適していると感じた。
2023年08月16日 18:10撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/16 18:10
この滝は左岸の傾斜が緩い岩を登る。見た目より滑りやすい。フェルト靴のほうが適していると感じた。
18:15 オホコ沢出合の先、左岸にテント場への入口を発見。薪が少なく、時間も遅いので焚き火はキャンセルしました。
2023年08月16日 18:42撮影 by  SC51Aa, samsung
8/16 18:42
18:15 オホコ沢出合の先、左岸にテント場への入口を発見。薪が少なく、時間も遅いので焚き火はキャンセルしました。
3日目。テント場は平地で草付きの良いテンバでした。昨夜は気温も下がり、ダウンとエスケープビィビィを利用。さらに明け方に小雨が降ったようで、干していた物が全てビチョビチョになった。
2023年08月17日 06:33撮影 by  SC51Aa, samsung
2
8/17 6:33
3日目。テント場は平地で草付きの良いテンバでした。昨夜は気温も下がり、ダウンとエスケープビィビィを利用。さらに明け方に小雨が降ったようで、干していた物が全てビチョビチョになった。
7:12 良いテント場でした。最終日、出発です。
2023年08月17日 07:12撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 7:12
7:12 良いテント場でした。最終日、出発です。
明るい写真だと、テント場入口とはっきりとわかりますね。
2023年08月17日 07:15撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 7:15
明るい写真だと、テント場入口とはっきりとわかりますね。
7:21 オホコ沢出合。正面左が本流の上流、左手前がオホコ沢、右が本流下流。正面の植樹帯の中にテント場適地あり
2023年08月17日 07:21撮影 by  SC51Aa, samsung
1
8/17 7:21
7:21 オホコ沢出合。正面左が本流の上流、左手前がオホコ沢、右が本流下流。正面の植樹帯の中にテント場適地あり
オホコ沢は水量も少なく、最初から源流感です。念のため竿を出しながら歩くと、この淵で1匹だけ良型のイワナが釣れました。
2023年08月17日 07:49撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 7:49
オホコ沢は水量も少なく、最初から源流感です。念のため竿を出しながら歩くと、この淵で1匹だけ良型のイワナが釣れました。
息子はヒットせず。1匹出たために、この日もダラダラと釣り上がる。
2023年08月17日 09:01撮影 by  SC51Aa, samsung
8/17 9:01
息子はヒットせず。1匹出たために、この日もダラダラと釣り上がる。
2時間ほどねばってみるもダメでした。
2023年08月17日 09:58撮影 by  SC51Aa, samsung
8/17 9:58
2時間ほどねばってみるもダメでした。
ここはジャブジャブいけそうですが、ドボンと落ちたら濡れそうな感じ。手前の右岸草付きに登って巻くことにしました。これは失敗で、直登が正解でした。
2023年08月17日 10:03撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 10:03
ここはジャブジャブいけそうですが、ドボンと落ちたら濡れそうな感じ。手前の右岸草付きに登って巻くことにしました。これは失敗で、直登が正解でした。
10:57 手前の草付きから取り付き、標高1500m付近の15m滝を高巻き中に、右岸の岩上から撮影しました。写真右下の淵の泳ぎ・ドボンを嫌って草付きから巻いてみるが、下降が困難。荷物を置いてルート偵察すると、右岸を高めにまいて枝沢に一度降りて、そんまま正面左にある大木付近を通過して滝の落口に降りるルートを選定。偵察に30分以上かかってしまった、
2023年08月17日 10:57撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 10:57
10:57 手前の草付きから取り付き、標高1500m付近の15m滝を高巻き中に、右岸の岩上から撮影しました。写真右下の淵の泳ぎ・ドボンを嫌って草付きから巻いてみるが、下降が困難。荷物を置いてルート偵察すると、右岸を高めにまいて枝沢に一度降りて、そんまま正面左にある大木付近を通過して滝の落口に降りるルートを選定。偵察に30分以上かかってしまった、
結果的に約90分かけて滝の落口へ。分かりにくいが、さきほどの岩が左中央に見える。この滝は直登するのが正解のようです。
2023年08月17日 11:35撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 11:35
結果的に約90分かけて滝の落口へ。分かりにくいが、さきほどの岩が左中央に見える。この滝は直登するのが正解のようです。
その後は、おだやかな源流へ突入する。途中で軽くランチとする。
2023年08月17日 11:40撮影 by  SC51Aa, samsung
8/17 11:40
その後は、おだやかな源流へ突入する。途中で軽くランチとする。
雰囲気がいきなりかわる。
2023年08月17日 12:03撮影 by  SC51Aa, samsung
8/17 12:03
雰囲気がいきなりかわる。
テント場適地も数カ所あるが、このあたりに需要はないでしょう。
2023年08月17日 12:12撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 12:12
テント場適地も数カ所あるが、このあたりに需要はないでしょう。
標高1550m付近の分岐。右奥が登ってきたオホコ沢下流、左奥が支流上流です。流れがUターンしている不思議な場所。写真後ろ側が水場への沢で、こちらが正解。
なお、この先で猛烈な獣臭を私が感じたと同時に、先行する息子が震動を伴うウナリ声を聞いた。すぐに熊スプレーを構えるが、既に逃げたようでした。マジで怖かった。
2023年08月17日 12:29撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 12:29
標高1550m付近の分岐。右奥が登ってきたオホコ沢下流、左奥が支流上流です。流れがUターンしている不思議な場所。写真後ろ側が水場への沢で、こちらが正解。
なお、この先で猛烈な獣臭を私が感じたと同時に、先行する息子が震動を伴うウナリ声を聞いた。すぐに熊スプレーを構えるが、既に逃げたようでした。マジで怖かった。
分岐の先は、さらにおだやかになる。踏み跡というか登山道のようです。
2023年08月17日 12:43撮影 by  SC51Aa, samsung
8/17 12:43
分岐の先は、さらにおだやかになる。踏み跡というか登山道のようです。
13:13 ヤブコギなしで、水場「台倉清水」へ到着。水は、ほぼ枯れていました。500mペットを満タンにするのに数分かかります。
2023年08月17日 13:13撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 13:13
13:13 ヤブコギなしで、水場「台倉清水」へ到着。水は、ほぼ枯れていました。500mペットを満タンにするのに数分かかります。
登山道に出て沢装備解除。食料等は減ったが、水を吸ってザックの重量化が激しい。
オホコ沢はエスケープとして使えば、3時間程度で登山道に出られます。我々は釣りに2時間、滝のマキ失敗で1時間以上余計にかかっています。
2023年08月17日 13:25撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 13:25
登山道に出て沢装備解除。食料等は減ったが、水を吸ってザックの重量化が激しい。
オホコ沢はエスケープとして使えば、3時間程度で登山道に出られます。我々は釣りに2時間、滝のマキ失敗で1時間以上余計にかかっています。
木道は歩きやすい。以前スニカーで下山したらソールが薄くて足裏が痛くなったので、今回トレランシューズを新調しましたが、超快適でした。
2023年08月17日 13:58撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 13:58
木道は歩きやすい。以前スニカーで下山したらソールが薄くて足裏が痛くなったので、今回トレランシューズを新調しましたが、超快適でした。
14:05 今回の最高峰、台倉山山頂1695m。奥に見えるのは燧ヶ岳ですかね。下山コースタイムは2時間30分。
2023年08月17日 14:05撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 14:05
14:05 今回の最高峰、台倉山山頂1695m。奥に見えるのは燧ヶ岳ですかね。下山コースタイムは2時間30分。
15:08 小さなアップダウンがある稜線を1時間程度歩いて下台倉山へ到着。虫が凄い! アブにかまれると痛い。
2023年08月17日 15:08撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 15:08
15:08 小さなアップダウンがある稜線を1時間程度歩いて下台倉山へ到着。虫が凄い! アブにかまれると痛い。
急坂でロープが多い下山中に、雷雲が立ちこめ出す。下山を急ぐが、降雨と遠くで雷鳴がする。そして、痩せ尾根は濡れていると怖い。
2023年08月17日 16:35撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 16:35
急坂でロープが多い下山中に、雷雲が立ちこめ出す。下山を急ぐが、降雨と遠くで雷鳴がする。そして、痩せ尾根は濡れていると怖い。
16:59 雨が酷くなり、びしょ濡れになりながら、台倉沢をわたる。ゴールは近い。
2023年08月17日 16:59撮影 by  SC51Aa, samsung
8/17 16:59
16:59 雨が酷くなり、びしょ濡れになりながら、台倉沢をわたる。ゴールは近い。
17:06 約3時間で下山、登山口駐車場が見えた。先行下山したペアの方の車が出発準備中だったので、思いきって乗せてもらうお願いを申し出ようとも思ったが、ちょうど雨のピークだったこともあり諦めました。
2023年08月17日 17:06撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 17:06
17:06 約3時間で下山、登山口駐車場が見えた。先行下山したペアの方の車が出発準備中だったので、思いきって乗せてもらうお願いを申し出ようとも思ったが、ちょうど雨のピークだったこともあり諦めました。
その後、息子を駐車場に残して、自転車で恋ノ岐橋まで10kmを雨中爆走。アドレナリン出まくり。登って、そして下るのだが、標高差も100m以上あるのでヘロヘロ。車を回収して再度鷹ノ巣登山口まで戻る。途中、ドコモの電波が入ったので、家族とコンパスへ下山連絡を入れる。
2023年08月17日 18:09撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 18:09
その後、息子を駐車場に残して、自転車で恋ノ岐橋まで10kmを雨中爆走。アドレナリン出まくり。登って、そして下るのだが、標高差も100m以上あるのでヘロヘロ。車を回収して再度鷹ノ巣登山口まで戻る。途中、ドコモの電波が入ったので、家族とコンパスへ下山連絡を入れる。
結局、鷹ノ巣登山口に戻ったのは18時20分過ぎ。そして30km以上の湖畔のグネグネ道路が待っている。既に銀山平の温泉は終了している。さあどうするか?
2023年08月17日 18:26撮影 by  SC51Aa, samsung
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結局、鷹ノ巣登山口に戻ったのは18時20分過ぎ。そして30km以上の湖畔のグネグネ道路が待っている。既に銀山平の温泉は終了している。さあどうするか?
シルバーラインを降りた小出の町にある日帰り温泉施設が21時まで営業していてマジで助かりました。
2023年08月17日 20:48撮影 by  SC51Aa, samsung
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8/17 20:48
シルバーラインを降りた小出の町にある日帰り温泉施設が21時まで営業していてマジで助かりました。
夕食は、赤城SAのフードコート。ここでも雨でした。
2023年08月17日 22:35撮影 by  SC51Aa, samsung
8/17 22:35
夕食は、赤城SAのフードコート。ここでも雨でした。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 食料(朝2 昼3 夜2) 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 スマホ 時計 タオル サングラス カメラ ヘルメット カラビナ スリング ハーネス 渓流シューズ ルート図 テント タープ

感想

2023年夏は、台風の影響で息子(17歳)が希望していた夏休みアルプス縦走を諦め、奥只見の恋ノ岐川の沢のぼりを堪能してきました。


たとえ西に進路がズレたとしても大型台風の影響は大きく、日程ありきで予定していた北アルプス縦走は当然キャンセル。出発前日の夜に関東近郊で二日間台風の影響(雨、風)が少ないエリアを検索していると、平ヶ岳周辺がヒット。降雨予想は無しのため、三日間の予定で恋ノ岐川へ3年ぶりの泊まり沢となる息子と遡行してきました。
書籍「東京起点 沢のぼりルート100」で、恋ノ岐川を見ると、遡行グレードは2級、総合グレードで中級ということで、登攀要素は低く快適な沢のぼりが出来そうと判断しました。遡行図も持参するが原則として現場での判断で遡行することにしました。なお問題は交通手段であり、遡行開始地点と下山地点が10km以上離れているということ。過去レコを調べると車2台体制か自転車デポがあるとのことで、自転車デポ方式としました。

本来は、3日間で平ヶ岳のピークを踏む予定でしたが、思った以上に遡行スピードが上がらず、沢で2泊してオホコ沢から登山道へ出る短縮コースとしました。


入渓時、駐車車両は自車を含めて3台でした。2台は釣り師の車でした。ルアーマンは入渓地点で獣臭がするので引き返してきました。もう一台は足の速いテンカラ師で、オホコ沢手前までの日帰りでした。この夏、日中は気温も水温も上がり、釣果は優れなかったとのことです。結果、沢のぼりで入ったパーティは、我々だけだったようです。

恋ノ岐川は、このように釣り師も多く入ります。滝の多くは直登可能で、ちょっとイヤだなと思う淵・滝には明確なマキ道があります。今回は、2つの淵・滝でルーファイミスをして手間取りましたが、本来のルートを取ることができていれば、時間は大幅に短縮できたと思います。

沢自体は、非常に美しい渓相で、小滝が連続し、ナメも綺麗な原生林の渓です。オホコ沢でエスケープする場合は、高さのある滝もほとんどありませんでした。オホコ沢上流部の15mが一番高さを感じました。
なお個人的には体力やバランス感の低下が否めず、15kg以上のザックを背負っての登攀はリスクが高いと感じて、高巻き時などに数回空身で登ってからのザック引き上げ作戦を採用しました。

イワナに関しては、清水沢出合上流のナメを越えると、徐々に魚影が増えるように感じました。なおオホコ沢以降の本流では魚影が増えると言われています(未確認)。オホコ沢は水量も少なくボサっていますので、積極的な釣り対象ではないように感じました。

なお、きちんと整地されているテント場もあり、ビバーク適地は多いです。複数パーティが入っても、なんとかなりそうでした。

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コメント

こんにちは!

以前に「最近は沢ばかりで…」とおっしゃってましたが、サイコーですね(^-^)
私には未経験のことばかりで、全てが新鮮に見えます〜

息子さんも頼もしいですし、焚き火と塩焼き、羨ましすぎます!
私も来年からは沢、勉強しようと思ってます。
2023/8/22 7:34
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セキヒロさん こんにちは
コメントありがとうございます。

沢は学生時代にだいぶ経験していたので、登攀要素が少ない渓を選んで子どもとも時々行っていました。トレッキングとは異なる世界ですが、日本古来の登山方法としてとても楽しいです。今回は数年ぶりの平ヶ岳ピークをめざしましたが、できませんでしたが。。。
2023/8/22 9:04
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