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Yamareco

記録ID: 586544
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雪山ハイキング
日光・那須・筑波

まるでラピュタに出てくる龍の巣!「雲竜渓谷」

2015年02月07日(土) [日帰り]
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iamclimber その他2人
GPS
--:--
距離
10.4km
登り
724m
下り
724m

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
1:30
合計
7:20
9:00
30
滝尾神社
10:20
10:30
20
稲荷川展望台
10:50
11:10
60
洞門岩
12:10
12:50
30
広場
13:20
13:40
160
天候 快晴!
気温は-3℃
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
▼駐車場
雲竜渓谷登山口のゲート前に8台ほど駐車スペースがありましたが、
早朝に行かないとすぐに満車。
滝尾神社には20台ほど駐車スペースがありましたが、そこまで向かう林道で
スタックしたので(FF車/スタッドレス)、手前にあるスペースに路駐しました。
≪カーナビで設定するなら以下参照≫
【名称】滝尾神社
【住所】栃木県日光市山内2310-1
コース状況/
危険箇所等
▼危険個所
・渡渉が複数あります。今年は例年に比べ融雪で水量が多いようです。
 ダブルストックだとバランスがとれて安心です。
・トレースがついてますが、行き止まりのものや間違っているものもあります。
 山と高原地図だと徒歩道が載っていないので地形図を用意しましょう。
・最深部まで行くなら細い道の急登があるので、10-12本爪のアイゼンがあると安心です。
・時折氷柱や落石がありました。ものによっては人より大きなものです。
 大きいものが落ちてきたらどうしようもないですが、ヘルメットがあると◎

▼コース
ゲート前にて直進するか左の車道を行くかコースが分かれます。
冬期は車道のコースが正規ルートになります。
直進方向の渓谷沿いルートは、不明慮で、雪の急斜面を登ったりする上級者向け。
ただ、距離はだいぶ短縮されるので、次回はチャレンジしてみたいと思います。

▼登山ポスト
ゲート前にあります。

▼トイレ
登山口にもルート上にありません。

▼電波
Docomo⇒〇(※一部圏外)
その他周辺情報 ▼温泉
駐車場から約15分にある「日光小倉山温泉 春曉庭ゆりん」を利用しました。
クチコミにある通り、シャンプー類の種類が豊富で嬉しいです。
露天風呂もあるので、雪見風呂が楽しめます。
【住所】栃木県日光市所野2823
【電話】0288-54-2487
【料金】800円
【HP】http://syungyotei.com/
-----------------------------------------------------------------------
【今後のための備忘録】
▼パーキングエリア
「鬼平江戸町」をコンセプトにした羽生PAに寄りたいと思ってます。
【HP】http://www.driveplaza.com/special/onihei/
スタックして怖くなったので
滝尾神社に行きつく前に駐車。
スタックして怖くなったので
滝尾神社に行きつく前に駐車。
これからの登山と下山時にスリップしないよう、念強く祈願。
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これからの登山と下山時にスリップしないよう、念強く祈願。
滝尾神社から2.5km。
やっと登山口に到着です。
滝尾神社から2.5km。
やっと登山口に到着です。
2014年に遭難死亡事故が起きてるし、ルートを間違いやすいというヤマレコを読んでたので、気をつけて向かいます。
2014年に遭難死亡事故が起きてるし、ルートを間違いやすいというヤマレコを読んでたので、気をつけて向かいます。
車道は凍ってない場所も多数あるので、アイゼンをつけずに歩いていましたが、滑る場所も多く疲れました。この辺りは軽アイゼンがあるとラクで良いかも!
車道は凍ってない場所も多数あるので、アイゼンをつけずに歩いていましたが、滑る場所も多く疲れました。この辺りは軽アイゼンがあるとラクで良いかも!
展望台に到着。
日本最大規模を誇る日向砂防ダム。
大谷川の支流である稲荷川は、女峰山・赤薙山の山腹から崩れ落ちた大量の土砂が流れ出し、古来しばしば土石流による災害が発生していたようです。
日本最大規模を誇る日向砂防ダム。
大谷川の支流である稲荷川は、女峰山・赤薙山の山腹から崩れ落ちた大量の土砂が流れ出し、古来しばしば土石流による災害が発生していたようです。
やっと…洞門岩に到着。
ほんとに長かった〜!
やっと…洞門岩に到着。
ほんとに長かった〜!
少し大きい広場になっており、頑張ればここまで車で来れるようです。
少し大きい広場になっており、頑張ればここまで車で来れるようです。
ここでアイゼン装着!
ここでアイゼン装着!
どーん!スケールハンパない
景色が広がります。
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どーん!スケールハンパない
景色が広がります。
まるで外国に来たようです。
まるで外国に来たようです。
雪も深くなってきました。
雪も深くなってきました。
ツアーで来てる登山客も多く、場所によっては渋滞中。
ツアーで来てる登山客も多く、場所によっては渋滞中。
あ、飛行機雲がまっすぐ通過。
今日はほんとに無風で過ごしやすいです。
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あ、飛行機雲がまっすぐ通過。
今日はほんとに無風で過ごしやすいです。
渡渉地点が多数ありました。
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渡渉地点が多数ありました。
失敗してずぶ濡れになったら
即下山なため、神経を使います。
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失敗してずぶ濡れになったら
即下山なため、神経を使います。
この氷の上にジャンプ。よくよく見ると下は…ありません。
3人目で氷は水没したようです。
2
この氷の上にジャンプ。よくよく見ると下は…ありません。
3人目で氷は水没したようです。
やっと氷柱さん登場!
2
やっと氷柱さん登場!
奥まで進むと、
ダムの壁面にぶつかりました。
4
奥まで進むと、
ダムの壁面にぶつかりました。
ピンクのリボンがあるので、
ここから登れるのか?と
ピッケルを出して登ってみると・・・
ピンクのリボンがあるので、
ここから登れるのか?と
ピッケルを出して登ってみると・・・
氷壁に遮られました。
一瞬行くか悩みましたが、危険だと思い撤退。来た道を戻ります。
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氷壁に遮られました。
一瞬行くか悩みましたが、危険だと思い撤退。来た道を戻ります。
広場に到着!景色が良い〜。
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広場に到着!景色が良い〜。
さて、やっと看板登場!
あと少し!
さて、やっと看板登場!
あと少し!
急な階段ですが、みんなの足跡のお蔭で難なく降りれます。
急な階段ですが、みんなの足跡のお蔭で難なく降りれます。
氷のカーテン登場!
2
氷のカーテン登場!
こちらは氷の処刑場といった
とこでしょうか。
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こちらは氷の処刑場といった
とこでしょうか。
強風時には落氷があるようです。
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強風時には落氷があるようです。
足元には、人と同じサイズ位の落氷があり
ヒヤっとしました。
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足元には、人と同じサイズ位の落氷があり
ヒヤっとしました。
奥へ進むにつれて、氷瀑の太さが増していきます。
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奥へ進むにつれて、氷瀑の太さが増していきます。
近くで見ると、太陽光が透けて淡いブルーに。
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近くで見ると、太陽光が透けて淡いブルーに。
「あー、絶景すぎる。帰りたくない〜」病にかかってる最中。
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「あー、絶景すぎる。帰りたくない〜」病にかかってる最中。
偶然にも、2011年2月の
ヤマケイの表紙と同じ構図に。
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偶然にも、2011年2月の
ヤマケイの表紙と同じ構図に。
最奥部に向う最後の急登!
最奥部に向う最後の急登!
道も細く、雪が崩れやすいので、10-12本爪のアイゼンがあると安心です。
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道も細く、雪が崩れやすいので、10-12本爪のアイゼンがあると安心です。
細道のせいで、目の前の氷瀑を楽しむ余裕は…まだない。
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細道のせいで、目の前の氷瀑を楽しむ余裕は…まだない。
全高160m!人が映るとその高さ・大きさが分かります。
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全高160m!人が映るとその高さ・大きさが分かります。
あれ、これ何かに
似てる気がする・・・
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あれ、これ何かに
似てる気がする・・・
ラピュタに出てくる
「竜の巣」だー!!!!
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ラピュタに出てくる
「竜の巣」だー!!!!
こっちは、まるで氷でできた
パイプオルガン。
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こっちは、まるで氷でできた
パイプオルガン。
下山後は「春曉庭ゆりん」へ。
クチコミにある通り、シャンプー類の種類が豊富で良いお風呂でした!外観はまるでラ●ホのようですが…(ごにょごにょ)
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下山後は「春曉庭ゆりん」へ。
クチコミにある通り、シャンプー類の種類が豊富で良いお風呂でした!外観はまるでラ●ホのようですが…(ごにょごにょ)

感想

先日、日向山で人生初となる氷瀑に感動し、
さらなる氷瀑を見てみたいなと思っていたところ、
一緒に行った仲間も同様に感じていたようで、
ネットで雲竜渓谷の写真を見つけてきてくれ、速攻連絡が入った。

しかし、先週赤城山へ行った際にチェーんを巻いていたが、
アイスバーンにやられ車をぶつけてしまった。

雲龍渓谷への道は、ヤマレコを見てるとアイスバーンは必須。
スタッドレスを購入するか、チェーンを巻いて挑むか、行き先を見送るか・・・。
悩んだ結果、速攻有給休暇を申請し、出発前日の金曜にスタッドレスを購入し、装着!!
ぶつけた場所の修理までは間に合わなかったが、とりあえず行く準備は整った。

登山口へ向かう林道に入ると、人気のスポットという事もあり、歩いている登山客が多い。
前週のトラウマもあり、ゆっくりと走っていたら坂道でスタックしてしまった。
同乗者が押しなんとか脱出したが、意気消沈してしまい、
神社のかなり下の方で車を止めることにした。

気を取り直し出発したが、登山道までのアプローチが、とっっっっっても長い!
車道、林道を、ただただひたすら歩く。
つまらない上に、下は所々アイスバーンで滑り、意外に疲れてしまった。

やっと洞門岩へ着き、ここでアイゼンを装着。
広場から下をのぞくと、でっかい氷柱がちらっと見える。
それまでの道中がつまらなかった分、ワクワクが止まらなかった。

渓谷沿いに進んでいくと、渡渉点が非常に多い。
失敗してずぶ濡れになったら即下山と決めていたが、
ダブルストックのお蔭でバランスをとって慎重に渡ることが出来た。
年配の方がストック1本で渡っていたが、バランスも悪く、見てるこっちの方が心配になった。

そんなこともありながらも、ついに氷瀑が出現しはじめた。
奥へ進むにつれ、氷柱はどんどん大きくなるとともに、
氷のカーテン、処刑場、オルガンに見えたり、と形もさまざまだ。
そこは「氷の世界」と呼ぶにふさわしい別次元の景色が広がっていた。

都内に帰宅後、いつも通りの生活・仕事が始まった。
僕はあの景色が忘れられずに、氷バクロス状態である。

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