富士山 御殿場口からのナイトハイク


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,535m
- 下り
- 2,523m
コースタイム
天候 | 晴れ 午後よりガス 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
GoogleMAPで「富士山御殿場口五合目第二駐車場」で入力。 アクセス路は広く走りやすく安心。 無料。第一はバス・タクシー専用。500台。満車になることなさげ。 水洗トイレ近隣にあり。自販機あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> 手前の展望台と登山口右横にあり。 <御殿場ルート登山道〜御殿場口山頂> 7合目まで緩やかな砂利の道。途中、下山路、作業道の交差に注意。 8合目付近からツヅラ折れでやや急になりキツイ。 登山口すぐに大石茶屋がある以外、新六合目半蔵坊までトイレなし。 七合合目〜八合目にはわらじ館、砂走館、赤岩八合館あり。 トイレは大石小屋200円、他300円。 <御殿場口山頂〜剣ヶ峰> 剣ヶ峰直下がやや急で滑りやすいが危険なし。 鉄柵ある方が地面がしまって歩きやすいと工事の人より。 山頂、富士宮口山頂から剣ヶ峰側に行った先に公衆トイレあり。 |
その他周辺情報 | <下山後の入浴施設> 静岡市「静岡SA(下)」でコインシャワー利用。300円。 アメニティなし。ドライヤーなし。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
はじめての富士山に御殿場口からナイトハイクで登って来ました。
バスや山小屋利用がメインになる感染リスクの高い、
他ルートの選択肢はなく、御殿場口一択だったという;
でも、唯一、御殿場口には問題が。それはトイレが途中少ないこと。
携帯トイレを使うにも身を隠す場所のない富士山…、
ただナイトハイクであれば、人が少ない上、
ヘッドランプで周囲の人の動向がわかるため、
そのトイレなし区間でも携帯トイレが利用できると思ったのです。
また三半規管が弱くナイトハイクが苦手な私ですが、
満月前夜で月明かりで明るければ大丈夫ではと考えました。
実際は、夏は月の軌道が低く、
すぐ双子山、宝永山に隠れてしまい、月明かりはなし。
ただ思った以上に星明りが明るく問題なし。
けど、やっぱり、それなりに暗いので落し物したり、
ちょっとした分岐で間違ったりと、ロスしつつの行動でした;
長い行程ではあるもののこうしてじわじわ登り詰めていく山は好き。
涼しい、息も切れない、虫もいない、野生動物の心配ない、
実は他の山より富士山快適なのではと思いました。
火山特有の異星のような雰囲気も好きです。
流石に八合目からはなかなかしんどかったですが、
とにかくゆっくりでいいからずっと足を動かしてたら御殿場口頂上。
火口の展望を楽しみつつ剣ヶ峰へ。
ちょうど剣ヶ峰直下で工事車両がいて通行を止めてたせいか、
剣ヶ峰に立った時は殆ど登山者はおらず写真待ちもなし。
その後、浅間大社奥宮でおみくじひいたら大吉でした。
気分よく下山。が、大砂走は砂埃が酷くてきつかったです。
とはいえ、膝下までのゲイダーと重登山靴で砂など入ったり0。
けど、走ってないのに下山するとザックも服も砂まみれでした。
人が巻き上げた砂埃を思う以上に被ってしまうみたいです。
汚れると聞いていたので車におしぼりを用意していて、
車を汚さず片付けが済みました。髪も拭いたら汚れてた;
行動食ボトルやサイドポケットのナルゲンボトルなども
きめの細かい砂埃で汚れるので外付け注意ですね。
ちなみにパルスオキシメーターで血中酸素濃度測定。
2000m96、2500m92、3000m88、3500m80、3776m82。
最高峰の剣ヶ峰で謎の回復をしていました。
続けて森林限界超えの山に行っているので高山病は大丈夫でした。
思った以上にとてもいい山でした、富士山。
食わず嫌いでいいものいい山、逃したら勿体ないですね。
コメント
この記録に関連する登山ルート

ああ、御殿場ルートを使われたんですね
僕はこのルートで富士山に登りましたが
TVなんかで撮影されているメジャーなルートみたいに渋滞も行列もなく快適な登山が出来たんではないかと思います
このルートで見かけた人は明らかに登山を趣味としている人ばかりのような気がしますね
ただ、このルート、登りでは二歩上がって一歩下がるって感じで、そこは疲れました
下山は大走りがとても楽しかったです
あんな下山方法が出来るのはこのルートしかないと思うんですよね
次回、富士山に登るならやはりこの御殿場ルートか須走ルートしか思い浮かびません
御殿場ルートを使うなら次は汚れた顔を洗うためのペットボトルとマスク、ゲイターが要るかな?
実はjunbaderさんからおすすめ頂いた時には既に御殿場から登ることを決めていました^^ドロドロになるというレコを参考に水ペットボトルやおしぼりを用意して片付けとっても楽でしたよ。
御殿場も泊まりの人だと観光延長の方も多いみたいですが、日帰りは普段から登山してる人しかこないから、通過時間帯も全く違うので驚くほど空いていますね。
富士登山って普通の登山と全然違う世界を体感できますよね。砂走り的な下山方法、確かに他にないですもんね。登りのちょっと後ろに足を持ってかれる感はちょっと足場が締まってるとこを意識して探したりでそれなりに疲れながらもクリアしました。
富士山、無事楽しんでこられたみたいで良かったです♪
ナイトハイク、どうしても視界が狭くなるので見落としなんかは多い(私もちょくちょくやります)ですが、最も懸念されていた体調不良にならなくて何よりでしたね。
御殿場ですと、私の登った須走となんとなく雰囲気は似てるのかな?
帰宅後、何度叩いてもどこからともなく出てくる砂に辟易されている姿は目に浮かぶようですw
ちなみに調子こいて砂上を走って下ってたら砂の下に隠れてた岩盤に足を取られ、一回転しながら宙を舞った後、指から流血したのを思い出しました…
時に富士山ナイトハイクが行けたとなれば、御嶽山の田の原のご来光登山も行けるのでは?
開けているという意味合いでは富士山と似たような雰囲気(あかっぱげ以降は)ですし、週末の田の原であれば誰かしら人は必ずいるので他の山よりは安心ですしね。
ナイトハイクも富士山も楽しかったです〜。体調不良にもならなくてナイトハイクまた行こうと思いました^^
1回登山路と下山路交差した次郎坊で下山路へロスト。ちょうど家族連れが下ってきたのとすれ違ったんです、下って来たんだから下山路が向こうなのかって逆を登ったら…あれ?砂深すぎません?直登すぎません?ってなって家族連れが登山路を下ってきたというのに気づきました;普段他の人みてルート判断しないよう注意してるんですが暗いと情報少なくてひっぱられちゃいますね。あとウインドブレーカーを脱いだ時に首に巻いてた手ぬぐいを落として富士山は登山路と下山路が違うからピストンのつもりでも回収できないと思い戻りました;
御殿場と須走似てるんだと思います。正直、ここまで砂埃で汚れるとはびっくり。けど、みなさんのレコのおかげで意外に片付けは楽に済んだと思います。
実は今回の富士山のサブプランが御嶽田の原からでした^^樹林帯があると言っても他の山より断然開けていますし、田の原界隈はクマ目撃も少ないので。でも、実は御嶽濁河から無謀にもナイトハイクしたことあるんですよね;;
あ、やはり田の原も候補でしたか♪結構イメージ近いですもんね〜。
何なら富士山の予行演習に丁度良いのかな?と思ってました。
田の原の樹林って、実質大江権現からあかっぱげまでのごく短い区間だけですもんね。
他ナイトハイク向けの山でぱっと思い浮かぶのは…
乗鞍岳(車道歩き)霧ヶ峰、美ヶ原あたり楽しそうですね。
個人的には雪が積もった時期に満月の月明かりだけを頼りにしたムーンライトスノーシューハイクしたいです( *´艸`)
実はお恥ずかしながら濁河から登ったこと無いんですよ…
結構樹林区間長いイメージですが。
てか実際田の原以外はそこそこ樹林区間あるんでしょうけどねw
霧ヶ峰や美ヶ原は雪山で満月ハイク出来ないかなって思ってたんですけど、そもそもまず無雪期にやってみなよって感じでしたね;乗鞍はエコーライン側なら確かに行けなくなさそうです。
満月スノーシューハイクは開けてるとこでなくても落葉樹の森だと明るいから結構出来るとこありそうとは思います。あっきーさんは南信だからそれこそ自宅から近くて出来そうなとこありそうですね。雪は多くないですが、蛇峠山とか茶臼山でも十分楽しいかもしれません。
濁河、私、好きなんですよ。噴火前は濁河って利用者土日でも10人会ったらいい方でしたね。今は人が増えたけれど、それでも他より静かですよ。御嶽が樹林帯少ない順は、田の原、RW利用の黒沢口、RW利用しない黒沢口で他はどこも樹林帯だらけと思います;
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