大杉谷
三重県
戸隠剱
体力度について
- GPS
- 11:30
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,101m
- 下り
- 2,103m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 11:16
| 天候 | 晴れ一時雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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感想
9月10日（日）「曇り時々晴れ、一時雨」 4時半に起床してテントを畳む。登山道まで車を走らせた。途中の大杉谷登山センターを通過する。軽く朝食を取り、登山の準備を済ませると6時になっていた。少し歩くと便所のある駐車場もあったが、此方は縦列駐車だ。直ぐに宮川第三発電所があり、此処から本格的な登山道となる。いきなり鎖場のある、刳り貫き登山道となり、さながら黒部川下の廊下の雰囲気だ。秋には下の廊下に行く予定があるので、練習となるか。大日�瑤隆箴譴魎�きつつ登山道は続く。支流は吊り橋が掛かり、其処を通るが、吊り橋は数えきれないくらいの数があった。沢の景観を楽しみながら歩くが、まだまだ序の口である。千尋滝まで到着する。最初は本流へ落ちる下部の滝しか見えなかったが、進むにつれて遥か彼方の上流から落下する滝全貌が見えるようになる。見事の一言だ。登るなら左手のブッシュからか。地形図を眺めると嘗ては、本流の滝落ち口あたりに遊歩道が有ったのかな。少し行き、千尋滝休憩所で休息した。また、上部には林道があるが、こんな所に不思議さを感じる。暫く行くとシシ淵にでる。良く写真で見るが、奥にニコニコ滝が落ちている。沢登りだったら泳いで行けそうだ。大杉谷グリーンが素晴らしい。暫くで、至近距離のニコニコ滝を眺める。壮観だ。大きな岸壁が見え出した。其処は平等�瑤髪召ν佑澄Ｄ澆蟠兇鯏呂蠹仍各擦和亟澆悗汎┐欧襦Ｂ腓�な壁で、登った人はいるのだろうか？。今の技術をもってすれば、登れるだろう。大きな大杉谷の看板とベンチがあったので休息する。其処から進むと吊り橋を渡り、桃の木山の家へと出た。登山者二人が玄関先に居たが、沖見沢で転倒し、同行者が右手首を骨折し、救助要請したようだ。我々に救助の要請をした事を伝えて欲しいとの事なので、承知して出発した。最大の景勝地、七ツ釜滝に到着する。やはり一番立派な滝か。迫力満点だ。登山道は、左岸を上手く巻いて行く。再び対岸へ渡ると崩壊地と出た。巨石が累々と連なり、その大きな石も、石器のようなナイフ状だ。気を付けないと怪我をし兼ねない。崩壊地帯を飛び出ると、砂地のある平坦な所だった。幕営には適地だ。崩壊した巨石帯が本流を堰き止め、この平坦地が誕生したようだ。暫く進むと事故現場の沖見沢に出た。被災者と遭遇し、仲間が救助要請した旨を伝えた。怪我をしているが、落ち着いた状況で待機していた。仲間3名も一緒にいた。焦らす落ち着いて行動するように話しをして、別れた。登山道を進むが、この付近の登山道は、濡れた平坦な一枚岩道となっている。黄色味を帯びた岩は、本当に滑りやすかった。大股で歩くと必ずスリップする。小股で歩かなければならない。続く光滝も水量多く目立つ、隠れ滝は本当に隠れたように落ちていた。与八郎滝は滑滝で、二条に落ちる流れが綺麗だ。最後に堂々と落ちる堂倉滝に出て、今回の最終地点とした。休息していると、堂倉沢遡行の思い出が蘇って来た。下山は、順調に飛ばせるかと思っていたが、桃の木山の家を過ぎる頃から、足が進まなくなった。転倒で怪我をしないよう慎重に下山した。
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