六甲山(東六甲縦走)

- GPS
- --:--
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 783m
- 下り
- 1,081m
コースタイム
9:29−魚屋道登山口ー9:37
10:16−トンネル跡ー10:21
11:22−山頂
11:32−一軒茶屋ー12:02
12:15−石の宝殿
12:33−水無山ー12:38
13:05−船坂峠ー13:10
13:36−大平山ー13:41
14:00−大谷乗越ー14:05
14:40−鉄塔下ー14:45
15:01−塩尾寺
阪急宝塚着 15:40
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
感想
◆ 今日の予報は、気温4度〜10度。風は冷たいらしい。
今週は、天気を選んでいたら金曜日になってしまった。
電車の窓から見た六甲山は真っ白だった。雪があると思ったが、考えてみると此処2,3日雨は降っていないので、霧氷だろう。
◆ 登山口からトンネル跡まで、霜柱はあるが雪は無い。その後高度が上がってゆくと、塩を薄く撒いた様な雪が薄っすらと出てきた。矢張り雪と言ふより霧氷のようだ。
◆ 吉高神社に来たら、小さな重機を持って来て、何か工事をやっている。聞くと、神戸市が発注した、道の補修工事だとの事。
東側の瑞宝寺谷西尾根から小さな流れがあり、年中染み出している水を、道の上に溝を作って右側の白石谷に流していたが、数年前からその溝が壊れて、水が魚屋道に流れ出していた。
◆ その為、白石谷から上がって来る道が、魚屋道に合流する地点から、その上の吉高神社まで100m位は、寒ければ凍りつくし、夏場では水溜まりがあったりで大変歩き難くなっていた。
そこで溝を直して水が道に染み出ないようにする工事らしい。序に溝から下の悪路を歩き易くするとの事だ。
◆ そこで私は、此処よりも紅葉谷の方が緊急ではないのか? と聞いたら、紅葉谷も市から早く何とかしろと言われているらしい。でもあちらはそう簡単には行かぬと言っていた。
でも、神戸市は早く何とかしなければ・・と思ってるようだ。
◆ 私は神戸市民ではなく、市民税も神戸市には払っていないので、余り厚かましい事は言えないが、今迄も数回森林管理部には、文句を言った事がある。
そんな時、他所の人の言ふ事は聞きたくないと言ふ様な事は無かった。ちゃんと聞いてくれて、改善してくれた。いい役所だ。
◆ 大池地獄谷の大ダムは、雨が続くと登山道が水没して通れなくなる事がある。登りの時は引き返せばよいが、下ってきた場合通れないと、引き返すには大変だ。時間が遅かったら、明るい内に帰れなくなる。私はその時、落石避けの金網を伝ってダムの上まで脱出したことがある。靴を脱ぎ、肩に担いで、足の指が千切れそうに痛かった。
ノースロードの下山口に看板を出し、ダムもよく掃除をして、水が溜まらなくしてくれ言った。
また、五助山から下りてきた分岐点で、住吉川原にだけ下るように、右側の五助ダムに下りる道を、誰かが柵をして通れないようにしていた時も、何故こんな事をするのかと文句を言った。当時の住吉川原は簡単には左岸道に渡れなかったからだ。
◆ 前者は、その後「ダムに水が溜まって、通れない時がある」と注意書きをした看板を立ててくれた。そして、流れて来た木の枝やごみが、ダムに溜まらない様に掃除をしてくれている。
後者は、柵を取り外してくれて、今はむしろ右側の、五助ダムの上に出る道を皆んな通るようになった。
◆ 山頂付近は、今朝からそんなにいい天気ではなく、あまり日が当たっていないので、まだ沢山の霧氷があった。私が見た、この冬の六甲山の霧氷では今日が一番美しかった。
但し、展望は今一つだ。
◆ 予報通り、風は冷たい。今朝、電車の窓から大阪湾を見た時は、堺辺りの大きな煙突からの煙が、真っ直ぐに上に上がっていたので、或いは風が無いのかと思っていたが、大阪湾と山頂では全く違うようだ。
寒いので、一軒茶屋で弁当にする。
◆ 茶屋に入ると、高校生で一杯だった。そして未だ、どんどん上がって来る様だ。
何処で食べようかとテーブルを探していると、先生と思しき人が、大きなテ−ブルの前に立っていて、其処には生徒たちが座らないよう指示をして、我々一般登山者のために席を空けてくれていた。
礼を言って座る。お陰でゆっくり食べられた。むしろ店主が気を使ってくれたのが可笑しかった。
◆ 午後は宝塚までだ。早くて3時間30分。最近はなかなかこの時間を切れない。
ドライブウェイを約1km、石の宝殿の下まで歩く。すると左側に「宝塚まで12km」と書いた大きな道標がある。
この入り口が下りで、北風の通り道になっていて、何時も凍結している。此処の状態を見ると、この先の道の凍結具合がわかる。今日も真っ白にはなっているが、雪ではなく霧氷の粒なので、新雪と同じく滑らなかった。この後も大丈夫だろう。
◆ 思った様に凍結して滑る所は一部だけで、難なく無事に船坂峠に着いた。此処からは、今までの様な急坂は無く、凍結の心配も無い。ただ、距離がうんざりする程あり、ただ黙々と、千日回峰(した事は無いが)みたいに一心不乱に歩くのみだ。
◆ 塩尾寺には、予定通りに着いた。登山道は此処で終わる。しかし、此処はまだ標高が350mあり、舗装した急な坂道を下って行かねばならない。疲れた足でアスファルト道を下るのは何時もしんどい、と言ふより苦行だ。
mesner














茶屋のサービスはいかがでしたか
olddreamer さん、今日は。
この日は、高校生たちで一杯で、入り口で入らずに、引き返す登山者もいましたので、店主も我々に気を使っていましたよ。
私は、風が無かったら、山頂で食べる積もりでしたので、うどんは食べませんでした。コーヒーを飲みましたが、コーヒーはまぁまぁです。
mesnerさん、こんばんわ
登山者の声を聞いてくれる役所っていいですね。でも役所って登山者の声だけ聞いていたらそれこそ住民に、「よそ者の話聞いてどうすんねん」と言われてしまうところでしょう。六甲山は観光資源でもあるので、理解あるところだと思います。
久しぶりに六甲山に行きたくなりました。
masutyann さん、今日は。
コメント有難うございます。
私も理不尽な事を言ったりしていませんよ。他のハイカーが困らないようにと言ふ思いからです。詳しい場所が分らない時は、現地へ案内した事もありますよ。担当者も真面目な方でした。
とにかく、六甲山は近くて、いい山です。この冬はまだアイゼン着けた事は無いですが、5,6回履く年もあります。
一度、一軒茶屋の不味いうどんも食してみて下さい。
まずい饂飩は勘弁してください(笑)六甲山も30年近く登っていないので、春になれば行ってみたいですね。
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