貝月山【周貝】タイムトライアル 2時間59分45秒


- GPS
- 02:59
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 915m
- 下り
- 928m
コースタイム
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道、夏道とも急傾斜のトラバースあり。歩行はアイゼンとピッケル必携。 |
写真
感想
今日は15時から四日市で山岳会の来年度の例会を決める打ち合わせがあるので、それに間に合うような計画で貝月山に行ってきました。
前回は坂内から反時計回りに貝月山を周回する「周貝」をやりましたが、その時は厳しい稜線沿いをスキーで滑り、ゲレンデは逆に登るというドM仕様で6時間半くらいかかりました。
逆方向ならゲレンデを滑って、貝月第二ゲレンデから山頂まで3時間半、山頂から30分で滑ってしめて4時間半かな〜と思い、2:45起きで6:00登山開始という予定にしました。
さて天気は小雨。まあこの程度なら汗かくのと同じようなものなので雨具も着ません。アンダーとミッドの2枚とガンガン登るレイヤリングで進みます。
坂内ゲレンデを通過してあっという間に日坂ゲレンデに到着しました。面倒ですがスキーシールは外して滑ります。久しぶりにノンストップで滑ったのでもう足にきました(笑)
一度ゲレンデから出て、板を外して歩き、再びシールを貼って貝月第二ゲレンデに入ります。ここは急斜面なのでいつも雪崩には気を使うのですが、雪は表面が硬めのザラメ、積雪も20〜50cm程度と問題ありませんでした。
今日は単独なのでゲレンデの端から端まで使って九十九折に登ります。それなりに急登で、心拍数は180まで上げますが息は上がりません。
貝月第二ゲレンデも何かあっという間にトップに到着しました。ここからの稜線はかなり雪が減っており、もう来週末にはかなり雪が途切れている場所が多くなりそうですね。坂内からのルートならまだしばらくいけると思いますが。
小雨は相変わらず、風もそれほどなく、気温もいい感じ、雪も締まって歩きやすいと絶好のコンディションです。「小雨」という時点で一般の方は避けるでしょう、今日は誰とも出会いませんでした。
今日の雪は固めのザラメ雪で、シールとの食いつきはバッチリ。クトーは使用しませんでした。キムタクの番はあってもクトー静香はお留守番という訳です。
途中で「あれ?妙にペースが早いなぁ」と思いつつ、いつの間にか小貝月に到着しました。まぁここから貝月山まで長いしなぁ〜と思いながら歩いて雪庇を越えたらもう貝月山の山頂でした。
まだ水分(カルピス)は350ccを全部飲んでいません。行動食も何も食べず、山頂まで3時間切った〜と喜んでました。さて山頂からはシールを剥がして稜線を滑ります。表面がザラメ状なので変な癖もなく、比較的快適に滑ります。ねっとりとまとわりつくこともなく、スピードがよく出ます。林道の終点付近はかなりいやらしい状況で間違えば滑落する危険がありますが、スキーのエッジもよく効いて一気に滑ってクリアします。
もう林道はどの程度あるのかよく分からないくらいスピードを出してガンガン滑ります。ほとんどボブスレー状態で、あっという間に旧坂内ゲレンデ、ここで9:06と、あと3分以内に下山完了すれば3時間切れる!と猛スピードで滑りこみ、車の停車地に来ました。
時計を見ると、ギリギリ3時間を切ってました。帰ってからGPSのデータを見ると、2時間59分45秒という記録でした。山頂からの下山は15分でした(笑)
しかしこれだけ目一杯で登っても体力を使った感がほとんどないのは何でかな?ということで、可能性があるとすれば最近毎日キウイを1個食べてることでしょうか。しかも皮ごと(笑)。他はカシューナッツとピスタチオってところです。
体力を発揮するには血流というのはとても重要になってきますが、キウイに多く含まれるカリウムとマグネシウムの血流を良くする効果が体力アップにつながるのかもしれません。
私自身はいかに長時間山で過ごすかをモットーとしているので、今回のように結果としてスピードを追い求めるのは本来の姿ではありません。まず最優先は安全ですから。
久しぶりに単独行をやりましたが、メンバーの状況把握ということをする必要がないので、自分と山の状況を把握しておけばいい訳で、パーティーを組んでCLをするよりは気分的に楽チンですね。ただひたすら孤独との戦いでもあります。
一般的には単独行はあまり勧められるものではなく、CLが務められる方でなければやめておくのが賢明でしょう。単独行=CLの判断力と体力、技術といったすべての要素を一人に要求されることですので。
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