奥白根山


- GPS
- 09:04
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,506m
- 下り
- 1,469m
コースタイム
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 9:31
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
24時間利用可能のトイレ有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
外山鞍部までの樹林帯は前日が雨だったこともあり、滑りやすく、また倒木が多いルートだった。 樹林帯を抜けて前白根山までの尾根は問題なく、前白根山→白根山→弥陀ヶ池までガレ場が多い。 五色山→国境平は笹藪、浄水場までは背を超える笹藪と深い樹林帯に覆われている。 |
その他周辺情報 | 湯元には日帰り温泉施設も多い。早めに下山すれば観光と土産物には不自由しない。 |
写真
感想
日光湯元駐車場からスタート。
湯元キャンプ場は夜間に熊が目撃されたらしく閉鎖中だった。終始周りに気をつけて進む。
湯元キャンプ場でこれから登る様子の4人組パーティーにご挨拶☺️
外山鞍部までは樹林帯の中を延々と進む。
登山道は前日の雨と早朝だったこともあり、少々ぬかるむくらいで特に危険な箇所はなし。
岩、木の根、特に倒木が目立つ。
ソロ2人にお先にどうぞ?したら、初白根山でこのルートを登っていることに驚かれてしまう。頑張ってと仰っていただき、嬉し🤭
下調べと準備を入念に行い、無理せず登ります。
天狗平で一息つく。写真無いですが、年代物のファンタ缶がありました。ゴミは見つけたら回収しますが、大き過ぎてザックに入りきれない物、ガラスなど手を切ってしまうかもしれない物、既に容量オーバーしている場合は、ごめんなさいします🙇♀️
天狗平から前白根山までは苦も無く登れる。
前白根山からの白根山の展望が素晴らしい。中禅寺湖、会津、秩父方面も360度見渡せる。
男体山の山頂に雲がかかってきていた。奥白根山に着く頃には雲に包まれてしまう可能性大と考えて、時間は9時過ぎだが、ここで早めの昼休憩。
(ちなみに朝食は2時頃)
なんだかんだ理由つけてますが、単に腹ペコです🤤
おにぎり2個と魚肉ソーセージをペロリ🍙
具は鳥ゴボウの炊き込みご飯と、もう1個は梅干しと椎茸昆布の佃煮を隣り合わせで握っちゃいました✨
いつも思うんですが、山で食べるおにぎりってなんであんなに美味しいんでしょうか。。🥺
幸せも補給して出発。
前白根山から避難小屋を通り、奥白根山へ。
急登とガレ場が続くが、景色に助けられて登頂。
山頂は人が多く、滞在時間数分。待ち時間の方が長い。
写真を数枚だけ撮って後ろの人と交代。
雲も多くなってきたため、弥陀ヶ池へ向かう。
ここからは傾斜のガレ場が続き、下山している人の列に加わる。ここで事故。
落石しないよう気をつけていたが、左足を着地した際に少し滑ったことで拳ほどの大きさの石を落としてしまう。すぐ目の前で左にカーブしていた女性の太ももにぶつけてしまった。あっと叫び、女性に平謝りしたあと状態を尋ねると大丈夫、とのこと。パンと太ももを払いすぐに歩み始められました。
改めて落とした石を確認すると、丸い形。
人に怪我を負わせてしまったことへの反省と、2度と落とさないよう体重移動を慎重に下る。
(このすぐ後に、今度は自分の上から大人の顔ほどの落石があり真横で止まった。驚いたが当たらなかった事と、他の石が誘発されなくて良かった。)
この経験を無駄にしないために心の中で、落の声掛けシュミレーションして勉強。
そして弥陀ヶ池、五色沼と歩く。
静かな池の周りには木製のベンチが複数あり、休憩している人も多かった。そこから五色山へ。
コース後半の登りはきついが登山道は登りやすい。
山頂で最後の休憩して出発。
少し歩くと低い笹の道に変わる。ここまですれ違ったのは家族連れ1組と、ソロ1人のみ。
ここから国境平までひたすら笹藪。足元の石と木の根が見えないので、ペースを落とす。
国境平で前を歩いていたソロの方は金精山方面へ。
ここから完全に1人となる。
段々深くなる笹藪を掻き分けて進む。
事前に収集していた情報通りのコースだった。
笹藪の背が高く、空しか見えない箇所がある。
時折り止まって耳を澄ます。
登山道は笹藪に覆われない様にか、ある程度の距離ごとに掘り込みがあり長さのある階段状になっていたため、見失うことはなかった。
2箇所の不明瞭点があることは承知していたため、GPSを確認しつつ進む。
1つ目の不明瞭点は、左にカーブして笹藪が刈り込まれており、整備してくれた跡が分かった。
笹藪を抜けると樹林帯に入る。ここからはひたすら下る。2つ目の不明瞭を写真に収める。ここも整備されている。ありがたい。
しばらく進むと離れた場所から甲高い動物の声が聞こえた。野生の鹿数頭が散らばっていった。どうやら熊鈴の音とこちらが知らずに近づいたことで、驚かせてしまったようだった。
悪いことしたなぁと独り言をつぶやいていると、背後にソロの男性が立っていた。
この日1番ビビる😱
話すとサングラスの落とし物をしなかったか聞かれ、ビジターセンターに届けてくれるとのこと。
単に良い人だった。。
トレランのような格好で、熊鈴をつけていなかったからか、気づかず。後ろにも注意が必要ですね。
倒木の案内板を通り過ぎると一旦樹林帯の切れ間に出る。そこからは再度樹林帯に入るが、傾斜はほぼ無い。
昔は沢だったような道を通り、ようやく中ツ曽根入口に出る。
川に出た瞬間は登頂した時より嬉しかった😅
今回の反省
・初めての山なのと、いろは坂を暗い内から上がるのは怖いのとで日が登ってから開始だったが、あと30分は早められる。
・後半は事故を起こしたことでずっと落ち込んだ。ガレ場の歩き方を改めて勉強する。
・前半は掃除しながら登ったが、後半は体力を残しておきたかったこともあり、スルーしてしまった。もう少しスタミナが欲しい。
・熊が怖いと言いながら熊鈴しか対策していない。実際目撃した時に備えて知識と装備も必要。
・1週前に男体山に登った時以上に早朝は冷えた。ウィンドシェルで調節し、日中はTシャツアームカバーで大丈夫だった。
・地図読みの練習中だったが、もう少し時間が早ければ人の少ない前白根山あたりで練習出来そう。
・落とし物は場所と時間や状況を考えて届けるか判断する。
上げればきりがないくらい学ばせて貰えました☺️
人様に石を当ててしまい凹み、熊にビビり散らかし、人にビビり散らかし、中ツ曽根入口から自分の不甲斐なさに子供のように泣きべそをかいて歩きました😂
でも写真整理していて、やっぱり山格好良いな〜
惚れ惚れするなーなんて考えたり、そこでしか見られない山頂のスコンと抜けた様な空の青さをやっぱりまた見たいと思う。⛰️
今回の「泣きべそ登山」を教訓にして勉強して備えて、また次も元気に登らせてもらいます。
今回初めて山行記録を残しました。
長くなりすみません🙇♀️
こんな情けない記録ですが、私が皆さんの情報があって助けられた様に、誰かの助けになれたらと思います。
ありがとうございました♪😊
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