ひ・と・り占め乗鞍岳山頂+お土産付記念日


- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,618m
- 下り
- 1,618m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:30
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:00
天候 | 快晴やや強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし |
写真
感想
師匠からのお誘いで天候を見ながら日程調整。毎日毎日天気予報とにらめっこ!絶好日和を火曜日と定め月曜日夜10時地元を出発。73歳の師匠の運転で爆睡しつつ現地到着。リフトの時間まで2時間ほどあったのでまたもや仮眠。目が覚めるとそりゃもう予定通り雲一つない青空が待っていました。
リフト開始時間が8:30。位ヶ原山荘に宿泊する予定がオーナの予定で火曜日はお休みということで日帰り準備にザックの中身を入れ替えいざ出発!
リフト一番乗りでLUCKY!!と思いきや見事に、リフト降り場でスッテンコロリン。足場はスケートリンク上の様にice状態。従業員さんもビックリしたご様子。大丈夫で〜すと何事もなかったように歩いて行くと 建物中に居た従業員が駆け寄ってきて”おケガないですか?”と心配そうに尋ねてこられてあらビックリ。
その後どうやら登山客が降りるときは減速ないし、リフトストップするようになったみたいです(後から聞いた話ですが)。
3つのリフトを乗り継ぎ終点でスノーシュー装着。
いきなり目の前の急登にビックリするもどんな景色が待っているのかワクワクドキドキ。師匠がお腹すいた〜と休憩していたので、マイペースに先一人で登り始める。
そしてここからが単独雪山登山の始まり始まり。
幾度とチラホラ後ろを振り返りるも姿がみえない。気にもせずまあ来るやろ〜と分岐まで到着。コースを確認するために電話するとスノーシューが壊れたので、ツボ足とスノシューで登っいると。分岐でスノシュー修理するから一人で山頂まで行きなさいと指令が出たので、コースをもう一度確認をしいざ出発。
この分岐からトイレ小屋までは近かったのだが、トイレ小屋から肩の小屋までが近いようで遠い時間旅行。肩の小屋でザックをデポし、スノシューからアイゼンに交換。去年駿と登った剣ケ峰を目指す。師匠から富士山でずっと愛用していたワンタッチアイゼン12本爪を譲り受け、1歩ずつ確実に前に進む。私のアイゼンよりも数倍厚みがあり、重いアイゼン。改めて道具の違いを思い知らされました。
稜線に出るといきなり強風のお出迎え!強風もなんのその見事な景色にばんざ〜い!!360℃パノラマ景色にウットリしながら剣ケ峰までの鳥居をみてあそこだ〜!!叫ぶ。
誰もいない山頂!!独り占めの山頂。ウヒャウヒャで有頂天に写真をパシャパシャ。北アルプスが全貌を現し 見事です。でもね誰もいないってことは登頂写真撮ってもらえないってことに気づき・・・諦めて下山。蚕玉岳で登頂目指す女性を発見!!これはチャンス到来。一緒にまたもや剣ケ峰登頂!!記念撮影を撮ってもらえることができました!!偶然にもその方も本日位ヶ原に宿泊ということで・・また小屋で逢いましょうってことでしばしお別れ。
肩の小屋で首をなが〜くして待っていた師匠と位ケ原山荘へ出発。
魅力的な斜度にうずうずした私は尻セードを始め・・・・見事すぎるスピード間に最高!!なんて思っていたらいきなり回転して止まった瞬間ヤバイ!!の一言。
膝に違和感を感じる。痛みはあるものの立れる歩けるということで膝サポータを装着し再度スノシュー装着。歩けるが足の運びの方向によっては激痛にカクンとなり転倒しそうになり焦りつつ急斜面を降りる。左足負傷、右足を谷川にして下山すると痛みが和らぐのでその方向を保ちつつ徐徐に徐々に痛みが増す膝に堪えやっと山荘到着。到着時の安堵感は表現しがたい。到着した頃には左足は曲げることが不可能。師匠がスノシューを脱着、靴ひもも解いてもらい靴を脱ぐ始末。膝を見ると見事に腫れ上がっていた。予想としては左足膝内側靭帯損傷ではないか?ということでまとまり、湿布を張ってサポータ装着。痛めてしまったものは仕方ない、朝の状況次第でまた考えようってことで気持ちを切り替える。
今夜の宿泊者は山頂で逢った女性と我々二人ということで夕食の会話はオーナーを含め4人で山話で盛り上がりました。怪我の事も忘れた楽しいひと時
そして就寝中困ったことに激痛で寝返りするのも一苦労・・・トイレに行くも和式で一苦労・・・・目覚めると更に痛みはやや増してるが、降りるしかない。
オーナとの話で、とりあえずスキー場までたどり着けば何とかなるでしょう!!ってことで、8時に小屋を出発。
幸いにも進行方向が右足谷川歩行なのでやや歩行しやすく、師匠がショートカット歩行し易いルートを選択。必ず右足左足の段差の足場を確保してくれるので膝を曲げることなく1歩前に踏み出すことができたので、何とか歩ける。しかしかばう右足も疲れ、徐々に全体的に痛みを感じ、歩行ペースが遅くなり始めるが歩くしか方法はない!!いつも子供に言っているように”もう少し、もう少し”と自分に言い聞かせ何とかスキー場リフトまで到着。リフトの係員との交渉。
救護隊の方に、”我々は登山客の救護隊ではありません。スキー場の救護隊です。あなたの状況は理解できますか?あなたは遭難扱いとなります。警察を呼んで救護を呼べば一人日当30,000円費用が掛かります。どうされますか?”
”はい。理解できます。こちらの甘えでリフトに乗車可能ならと思い尋ねましたが、リフトで下山が不可能であれば、山岳保険に加入しているので、そのような方法でも構いません。”
と告げると”わかりました。リフトとスノーモービルの費用はお支払してください”と言われ丁寧に救護していただけました。ちょいとスノーモービルのスピードには一応けが人なんですが・・・・って心で呟きましたが、病院の手配までしていただき本当にありがとうございました。
何よりスノーシューに感謝です。もしアイゼン歩行であれば完全に歩行不可能で警察救護要請出さざる得ない状況だったと思います。
幸か不幸か?きっと幸です。なぜなら山岳保険についての再認識、生命保険の再認識、山装備への再認識、そしてケガなく下山できることの有難さを実感する機会を与えてくれた貴重な時間ですからね。
そして気になる膝は・・・・・左内側副靭帯損傷と左PPC付着部剥離骨折だそうです。骨折についてはお医者様にまれにない骨折の仕方なのでどれだけ完治に要するか不明なので調べておきますと言われてしまいました。
皆さん本当にケガには気を付けましょう!!
nanchiさん、早朝におはようございます!
羨ましい写真の数々へのコメントもしたいのですが。
ケガの痛みは少しはひきましたか?
ビックリしましたよ!
山岳保険に入ってなかったら…とちょっとゾッとします。
装備面、保険への再認識、確かに考えさせられますね?
まずは痛みが和らぐこと、そしてケガが治ること、またあちこち歩けるように早く回復しますようにと思ってます。
garnetさん こんにちは
こちらもビックリ!!
膝にたまった血を抜いた後は腫れは引きましたが、痛みは・・かわらないかも(怪我して4日目ですが)
強力サポータで固定するので弱冠痛みはありつつも身動き可能です。松葉杖に苦戦してますが・・・
単純に山岳保険に加入していた自分。これを機会にとりあえず問い合わせをして詳細、手続きの仕方なんぞを聞いてみました。えっそうなの〜?なんてこともありまして きちんと把握していないとアカンやない!!と反省。 山装備に関しても師匠はドラえもんのようにあれこれすぐ出てくるのでこれまたビックリ。
私的には乗鞍岳は思入れ深いお山となりました。
来年は爺様と駿を連れてこようと師匠と堅い約束をしております。
ご心配ありがとうございます。
どんな保険に入っていても命はお金ではかえられないです。怪我ですんで良かった・・・
尻セードは雪面じゃなくて氷面だったのかな?私も一度やったことあるけどスピードですぎて半ば滑落でした、あれで膝を軸に回転とか想像したくない!
しばらく不自由でしょうが、復帰の時を良いものにするためにも、あせらずじっくり治療してください。お大事に。
ただいま peachさん
登山中度々ここで怪我したら??って想像することが多く、けがに対しては注意深く行動していたつもりですが・・・・・このような結果に。
シリセード大好きなもんで、はめ外しすぎちゃいました。
氷面ではなく雪面ですが単にコントロールミスとスピード調整ミスです。
お山とは????頭が?マークになりかけていたので、お山に対する考えができるいい機会ができたと思っております。
ご心配ありがとう
人一倍用心深いのに?(私らの仲間内ではの話ですが!(笑))怪我ですか!リフトで転倒は係員の操作ミス?そのへんから疫病神が憑いていたのかも?
とりあえずは何とか帰れたようなのでゆっくり治してくださいね!
おだいじに!
nekoさん こんにちは ありがとうございます。
リフトで転倒は・・係員の操作ミスではなく単に降り場がアイスになっていることを忘れていた自分の不注意です。疫病神は憑いていないはず
怪我はしたものの 初雪山一人登頂+最高の景色が待っていてくれたので感無量でしたよ〜
乗鞍岳、いいですね!羨ましい^^
と思いながら感想読んだら、大変なケガですね!
自分もスキーで両膝とも側副靭帯損傷したことあります。
しっかり治してくださいね。復活されたら一緒に登ってください!!
5151KOIさん こんにちは ありがとうございます。
乗鞍岳山頂最高でしたよ BCの方々もたくさんいて、スキーやられているなら ウズウズするのでは?
両膝副靭帯損傷ってことは車いす???私は松葉杖と強力(巨大サポータ)とめっきりお友達となっております。
こちらこそ お山一緒に行けるの楽しみにしております。
待っててくださいね〜
素晴らしい好天に恵まれて絶景を堪能できたのに、痛々しいですね。
しばらくは療養ですね。
毎日が忙しいから落ち込んでいる暇も無いでしょうが、前向きに行きましょう。
人生万事塞翁が馬。
早く完治させて、また一緒に山に行きましょう。
待ってますよ!
shichiさん ただいま〜
下山後はやや炎症もあってか微熱で体もだるく後部座席で病人の様に寝転がって帰ってきました。師匠のパワフルな運転には
来週木曜日に方向性が決まるようで・・・早く治るといいなぁ〜です。
治ったらガッツリとはいけませんがリハビリにお付き合いお願いします。
こんばんは!
山荘でご一緒した神林です(´∇`)
無事に下山出来てて良かったです!
ニュースにはなってないし、師匠ついてるから大丈夫だろぉとは思ってましたが、楽しいひとときを過ごしただけに心配でしたよぉ(。>д<)
早く回復して、またどこかの山でお会いしましょ〜♪
こんにちは〜
連絡が取れてよかったです〜!!朝は下山のことで頭いっぱいで・・・
トラバース歩行が左足に負担すくなく感じられ・・・あの二人どこに消えていくんだ!!と思ったでしょうが、無事下山しました。 師匠もkanpieさんが気になっていたようで、温泉後、温泉で逢わなかったか?と即時に聞いてきましたよ〜
山頂という山荘では楽しいひと時ありがとうございました。
回復したらまた お山で逢いましょうね
無事に下山出来て何よりです。怪我は注意しても絶対無いとはならないので保険は大事ですね、私もJROに入っていますがなるべくお世話にならないよう気を付けます。
ちょっと時間かかるかもしれないけど無理はダメだよ。
kazumochiさん こんにちは
けがをして身動き取れないことも遭難。
怪我は絶対ないとは言い切れないので、やはり保険て大事ですね。
トレラン頑張ってね
you can do it
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