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Yamareco

記録ID: 6060331
全員に公開
ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

紅葉はこれから シャクナゲ園から鋸岳(浅間山外輪山)

2023年10月14日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:42
距離
6.1km
登り
727m
下り
724m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:37
休憩
0:56
合計
5:33
距離 6.1km 登り 727m 下り 728m
10:58
11:03
79
12:22
12:26
90
13:56
14:42
19
ランチポイント
15:01
15:02
35
15:40
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○駐車場:シャクナゲ園駐車場(無料)
100台以上駐車可。トイレは撤去されていました。水場もありません。シャクナゲ園は、Googleマップに登録されています。シャクナゲの時期以外は、案内看板も無いようなのでカーナビが必須でしょう。農道と林道は全線舗装されています。

○コンビニ:軽井沢方面からの場合は、R146の中軽井沢セブンが最後です。
コース状況/
危険箇所等
○シャクナゲ園〜園上部
シャクナゲ園内は作業車が入れる程度まで整備されています。木材チップのあるきやすい道です。最上部を目指せばどこを通っても快適です。危険箇所はありません。展望台があるので、西よりのコースがオススメです。

○園上部〜尾根山頂
こちらも過去車両が入って整備されていたようです。笹に覆われた区間もありますが、歩きやすくジグザグに高度を上げていきます。ルートや踏み跡が交差していますので、下山時は道迷いの可能性があります。ただし全部の道がシャクナゲ園までつながっているようです。尾根山頂の道標は落ちていました。

○尾根山頂〜鋸岳
尾根山頂から先が、登山道(未整備)になります。
まずは赤布に従って樹林帯を進みます。踏み跡はしっかりしています。沢地形を越え、短いザレを通過して再度樹林帯の急登区間へ。樹林帯を抜けると、今度は急なザレ区間となります。踏み跡が分散し赤布もありません。基本直登すると、ハイマツ(?)の密集帯に入ります。こちらも踏み跡はしっかりしています。平行するルートがあるようですが、ヤブのように手で低木をかき分けるルートはハズレです。密集帯を抜けると、前方の景色が開け、下山時に目印となるケルンが、2046mの標高点付近にあります。
ケルンを越えると徐々に左側の谷筋に近づき、草付きの気持ち良いトレースとなります。このあたりも絶景です。絶景に癒やされた後、もう一度ハイマツ地帯となります。前方に鋸岳を見ながら岩ザレ区間で高度を上げます。ほぼ真っ直ぐに鋸岳の山頂へ向かいます。
上部は下山時にガスが出ると、方向を間違う可能性があります。GPSやコンパス必須でしょう。晴れていて降りる方向がみえれば特段問題ないかと思いますが、読図ができない方は、このルートは使うべきではないと思います。
その他周辺情報 ○下山後の温泉
下山後に、軽井沢千ケ滝温泉を利用しました。 
軽井沢周辺には、日帰り可能な温泉が多数ありますが、すべて軽井沢価格です。千ヶ滝温泉は西武アプリ会員なら割引きされます。残念ながら休憩施設はありません。落ちついた雰囲気で、ゆっくりと露天風呂には入れます。すぐ近くに超有名な温泉施設がありますが、千ケ滝温泉の方が空いているという点ではオススメです。
中軽井沢のセブンが最終コンビニ
2023年10月14日 09:09撮影 by  SC51Aa, samsung
10/14 9:09
中軽井沢のセブンが最終コンビニ
浅間山を東から北へグルッと回り込み、農道で一気に近づく
2023年10月14日 09:41撮影 by  SC51Aa, samsung
10/14 9:41
浅間山を東から北へグルッと回り込み、農道で一気に近づく
やっと、シャクナゲ園に到着。広い駐車場でした。先行車両は1台のみです。トイレ、水場はありません。
2023年10月14日 09:51撮影 by  SC51Aa, samsung
10/14 9:51
やっと、シャクナゲ園に到着。広い駐車場でした。先行車両は1台のみです。トイレ、水場はありません。
入口にあった地図。このシャクナゲは自生ではなく、移植されたものらしいです。西側(地図右側)のルートで最上部を目指します。
2023年10月14日 10:00撮影 by  SC51Aa, samsung
10/14 10:00
入口にあった地図。このシャクナゲは自生ではなく、移植されたものらしいです。西側(地図右側)のルートで最上部を目指します。
園最上部のシェルター兼休憩所。この右手からハイキングコースへ入ります。
2023年10月14日 10:16撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 10:16
園最上部のシェルター兼休憩所。この右手からハイキングコースへ入ります。
ハイキングコースも過去車両が入ったようで、緩い傾斜で幅広な笹の多いトレールです。
2023年10月14日 10:21撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 10:21
ハイキングコースも過去車両が入ったようで、緩い傾斜で幅広な笹の多いトレールです。
一部区間は、笹が密集しています。朝ツユがある時間帯だとビショビショになりそうです。
2023年10月14日 10:29撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 10:29
一部区間は、笹が密集しています。朝ツユがある時間帯だとビショビショになりそうです。
出発して1時間弱で、ハイキングコースの終点である尾根山頂に到着です。ここだけ樹林がありません。コマクサ自生地のようで、ロープが張ってあります。
2023年10月14日 10:52撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 10:52
出発して1時間弱で、ハイキングコースの終点である尾根山頂に到着です。ここだけ樹林がありません。コマクサ自生地のようで、ロープが張ってあります。
ここから、ロープの柵を越えて、バリエーションルートとなります。初心者向きですが、読図できない方は止めたほうがよいです。
2023年10月14日 10:58撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 10:58
ここから、ロープの柵を越えて、バリエーションルートとなります。初心者向きですが、読図できない方は止めたほうがよいです。
樹林帯の急登区間を抜けると、ザレになります。自由にルートを取れます。低木の紅葉がはじまっています。
2023年10月14日 11:26撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 11:26
樹林帯の急登区間を抜けると、ザレになります。自由にルートを取れます。低木の紅葉がはじまっています。
振り返ると、出発した駐車場や、遠くに四阿山が見えます。
2023年10月14日 11:27撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 11:27
振り返ると、出発した駐車場や、遠くに四阿山が見えます。
その後、ハイマツの低木帯を抜けるとケルンに到着。正面左が第一外輪山(前掛山)方面、正面ちょっと左に目指す鋸山が見えます。
2023年10月14日 11:39撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 11:39
その後、ハイマツの低木帯を抜けるとケルンに到着。正面左が第一外輪山(前掛山)方面、正面ちょっと左に目指す鋸山が見えます。
その後、ルートは左側の谷沿いに進み、キレイな草付き区間となります。ルートは明瞭です。
2023年10月14日 11:48撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 11:48
その後、ルートは左側の谷沿いに進み、キレイな草付き区間となります。ルートは明瞭です。
独特の雰囲気。
2023年10月14日 12:11撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 12:11
独特の雰囲気。
山頂へ真っ直ぐに登り切ると、山頂標識の真横に出ました。これまた絶景です。
山頂直下で、下山者とスライド。どうやら駐車場の車両の方だったようです。
2023年10月14日 12:24撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 12:24
山頂へ真っ直ぐに登り切ると、山頂標識の真横に出ました。これまた絶景です。
山頂直下で、下山者とスライド。どうやら駐車場の車両の方だったようです。
外輪山の内部は紅葉がすすんでいるようですね。今回は時間切れでここで引き返します。
2023年10月14日 12:25撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 12:25
外輪山の内部は紅葉がすすんでいるようですね。今回は時間切れでここで引き返します。
平らに見えますが、登ってきたルートです。本日の登山者は、山頂直下でスライドした方と私の2人だけだったようです。この天気ですから、表コースなんて、渋滞してたんではないでしょうかね。
2023年10月14日 12:29撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 12:29
平らに見えますが、登ってきたルートです。本日の登山者は、山頂直下でスライドした方と私の2人だけだったようです。この天気ですから、表コースなんて、渋滞してたんではないでしょうかね。
山頂横でちょっと休憩。谷川や苗場山が望めます。来て良かった。
2023年10月14日 12:34撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 12:34
山頂横でちょっと休憩。谷川や苗場山が望めます。来て良かった。
鋸岳からの景色は、トーミの頭からの景観と良い勝負だと思います。
2023年10月14日 12:39撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 12:39
鋸岳からの景色は、トーミの頭からの景観と良い勝負だと思います。
第二外輪山の内側は、ガケっています。Jバンドはどこ?
2023年10月14日 12:47撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 12:47
第二外輪山の内側は、ガケっています。Jバンドはどこ?
スマホの限界。トーミの頭でしょう、」
2023年10月14日 12:47撮影 by  SC51Aa, samsung
10/14 12:47
スマホの限界。トーミの頭でしょう、」
13時過ぎに下山を開始
2023年10月14日 13:30撮影 by  SC51Aa, samsung
10/14 13:30
13時過ぎに下山を開始
前掛山へのルートを限界ズーム。現在レベル2なので、誰もいません。
2023年10月14日 13:38撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 13:38
前掛山へのルートを限界ズーム。現在レベル2なので、誰もいません。
下草がキレイに色づいていました。
2023年10月14日 13:47撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 13:47
下草がキレイに色づいていました。
もったいないので、下山途中、ケルン近くで軽くランチと昼寝をしました。気持ち良すぎでだいぶ寝過ごしました。
2023年10月14日 13:59撮影 by  SC51Aa, samsung
10/14 13:59
もったいないので、下山途中、ケルン近くで軽くランチと昼寝をしました。気持ち良すぎでだいぶ寝過ごしました。
ケルンまで戻ってきました。
2023年10月14日 14:39撮影 by  SC51Aa, samsung
10/14 14:39
ケルンまで戻ってきました。
青、赤、緑。これも三段紅葉?
2023年10月14日 15:01撮影 by  SC51Aa, samsung
10/14 15:01
青、赤、緑。これも三段紅葉?
快適な下山です
2023年10月14日 15:14撮影 by  SC51Aa, samsung
10/14 15:14
快適な下山です
シャクナゲ園の展望台に立ち寄りました。気軽に来れる絶景ポイントです。展望できる山々ですが、東端は浅間隠山、西端は四阿山でした。
2023年10月14日 15:31撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 15:31
シャクナゲ園の展望台に立ち寄りました。気軽に来れる絶景ポイントです。展望できる山々ですが、東端は浅間隠山、西端は四阿山でした。
やっと下山となりました。
2023年10月14日 15:39撮影 by  SC51Aa, samsung
10/14 15:39
やっと下山となりました。
大量のストックが! 園内を歩く時に使ってねということでしょう。なおトイレや撤去されていました。ネットでは、シャクナゲ時期は、協力金300円が必要だそうです。
2023年10月14日 15:40撮影 by  SC51Aa, samsung
10/14 15:40
大量のストックが! 園内を歩く時に使ってねということでしょう。なおトイレや撤去されていました。ネットでは、シャクナゲ時期は、協力金300円が必要だそうです。
立ち寄った「軽井沢千ケ滝温泉」は、以外と空いていました。
2023年10月14日 17:07撮影 by  SC51Aa, samsung
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10/14 17:07
立ち寄った「軽井沢千ケ滝温泉」は、以外と空いていました。
撮影機器:

感想

秋の浅間山(外輪山)にしばらく行っていないことを思い出しました。しかし、翌日が荒天の晴れ予報の土曜日、これでは車坂峠や天狗温泉からのルートは激しい大混雑であることは必須のため、超マイナーな北側のシャクナゲ園から鋸岳へ登りました。
朝早く出られれば、グルッと周回しても良かったのですが、登山口到着が既に10時とだいぶ出遅れました。車坂峠なら駐車場が満車でしょうが、マイナーなルートのためか先行車は1台だけ、ガラガラです。自販機や水は無いのは知っていましたが、トイレも撤去されてました。

人っ子一人いないシャクナゲ園の中を通過し、快適なハイキングルートで尾根山頂まで約50分。ユックリペースです。南を見上げると、浅間山(の第一外輪山)と、第二外輪山の鋸岳が遙か遠くに見えます。尾根山頂の標高は1830m程度です。今回は、標高1540mの駐車場から2254mの鋸岳山頂まで、標高差は700m程度。既に半分近くの標高となりました。水平距離も藩部程度です。

ここからいわゆるバリルートですが、入門レベルです。赤テープ多数、過去ログ多数、踏み跡も結構明瞭ですので、天候(展望)が良ければ迷うことはないかと思います。途中のザレと低木密集帯をヤレヤレと通過すれば、あとは山頂まで一直線です。
山頂直下でソロの方とスライドです。シャクナゲ園に駐車されていた方で、既に周回してきたそうです。

鋸岳の山頂には、外輪山周回の方が時々立ち寄っています。ここからの景色は浅間山の雄大さがより強調され、噴石のサイズ感や外輪山と火口原の異世界感が強く、時間を忘れて見ていられます。。。
山頂横の岩陰でユックリと長めの休憩をとり、名残おしくも下山開始します。しかし途中で腹が減りすぎて昼食を軽くとって、横になったら30分以上昼寝をしてしまいました。風も弱く、長袖シャツ+中間着で快適でした。

この周辺にも熊が出るらしいのですが、熊鈴をうっかり忘れたので、スマホの音楽をガンガンかけて速攻で下山しました。シャクナゲ園の展望台からの景色も雄大で、山座同定の案内もあって楽しめます。

下山後は、休憩施設(座敷)が無いことだけが不満の「千ヶ滝温泉」に立ち寄り、渋滞がほとんど無い上信越道と関越道で自宅へ戻りました。

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