記録ID: 611399
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
箱根・湯河原
[N]湯坂路・箱根山（箱根湯本駅〜岩波駅）
2015年04月08日(水) 〜
2015年04月09日(木)
神奈川県
静岡県
maruquez
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 12:17
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 2,029m
- 下り
- 1,878m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
2日目
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 10:53
距離 29.2km
登り 2,020m
下り 1,883m
浅間山、千条の滝、大涌谷〜冠ヶ岳、冠ヶ岳、駒ヶ岳、湖尻、深良水門で休憩あり
| 天候 | 曇り後晴れ 0℃くらい http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_a1.php?prec_no=46&block_no=1008&year=2015&month=04&day=9&view= |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
箱根登山鉄道・箱根湯本駅下車 帰り： JR御殿場線・岩波駅乗車 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
4/8に季節はずれの雪が降ったようで、5〜10センチ程度の雪が積もっている箇所があった。アイゼンの類は必要なかったが、今後の天候次第で雪が固まってしまうと、滑る可能性はあるか。 箱根湯本駅〜浅間山〜小涌谷 駅前から国道一号線を行く。市街地を抜け、早川を渡るとすぐに湯坂道の登山口がある。登山道は岩畳ある箇所は濡れていると歩きづらい。スリップ注意。道は明確である。標高をあげるほど雪が積もっていた。 小涌谷〜早雲山駅 舗装路。歩道がない箇所もあるので通行注意 早雲山駅〜大涌谷分岐 急な尾根にジグザグにつけられた山道をひたすらダラダラ登る。登山口から道がイマイチ不明確で道を失いかけた。日中だとまた違うと思うが。ここも雪が積もっていた。 大涌谷分岐〜冠ヶ岳〜神山 ここ以降、なぜか雪はあまり積もっていなかったが、霜柱が至る所で立っていた、溶けたらかなりドロドロになるのでは、と思った。 神山〜駒ヶ岳 駒ヶ岳への登りの階段が多少荒れ気味。駒ヶ岳頂上駅を経由しないで山頂へという道はあまり使われていないのか、笹に覆われ気味。 駒ヶ岳〜桃源台駅 早雲山からの登りも大変だが、こちら側を登りした場合も体力を使いそうだ。階段に使用している丸太に不用意に足をかけスリップしてしまった（反省 麓付近の樹林帯は道失いにちょっと注意したい。 一度県道に出て、芦ノ湖付近のサイクリングロードへと向かう山道は2011年度の山と高原地図では点線ルートになっているが、道は明瞭だった。刈払いをした後があったので、時期によっては踏み後が不明確になっているのかもしれない。 桃源台駅〜湖尻水門 湖尻水門までは舗装路だったり、キャンプ場の中を突っ切ったり。深良水門までダート路歩き。深良水門から石畳のある坂を歩く。石畳で滑りやすい。 湖尻水門〜岩波駅 舗装路歩き。歩道が無いところも多い割りに、車の通行もそれなりにある。注意したい。途中、道路幅の拡幅工事をしていた。 |
| その他周辺情報 | ・食料 箱根湯本駅から少し歩いたところにコンビニあり。二の平バス停付近にもコンビにあり。 ・飲料 上記他、湯本・小涌谷・桃源台周辺は自販機がある。湧き水はなし。 ・トイレ 箱根湯本駅、湖尻バス停付近、芦ノ湖キャンプ村。 ・登山ポスト 見かけなかった。 ・服装 基本は長袖１枚に半袖レイヤー＋ウインドブレーカー。登山開始まではダウンジャケット着用。下はズボンの下にスパッツ着用。冬の低山装備だった。 ・その他 特になし。 |
写真
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終電後の箱根湯本駅。30人くらい乗客もすぐに何処かへといなくなる。
また桜だ！
立ち止まって、写真を撮りまくる。三脚持ってこなかったのを少し後悔。
立ち止まって、写真を撮りまくる。三脚持ってこなかったのを少し後悔。
浅間山到着。箱根山までのただの通り道という位置付けでしたが、雪に桜でかなり愉しみました。
テーブルにカメラを置いて、山頂付近をぶれなしで撮影。まさかの雪山（笑
本当は鷹巣山を抜け、駒ヶ岳へと行く予定でしたが、積雪の影響を考え、小涌谷を抜け、早雲山から箱根山を登ることにする。
雪の影響もあって作業道らしき道に入ってしまったりと、ちょっとだけ序盤に苦戦。
月が出てきた。雲が薄くなってきたようです。眺望は期待していなかったが、もしかしたら愉しめるかも。
ここも先行者なし。中腹は雪は5〜10cm程度。アイゼンなくともサクサク歩ける。
山頂行くほど、雪が積もっているんだなとこの時は思っていましたが・・・
だんだん、写真がとりやすくなってきました。この辺りで早雲山駅からの長いのぼり道が一服。
なっなんと・・・雲海が見える。どっか展望が聞く場所がないかなと足を進める。
ありました展望の利くところ。大展望と言う訳には行かないが、ここでザックを降ろして、食事しながら雲海を愉しむ。
箱根山と外輪山の間を雲が通り抜けていく。富士も顔を覗かせる。まさか箱根山で雲海見られると思わなかった。夜を押して歩くご褒美。
あれ、雪がない。地形的な問題なんだろうけど、高度を上げると雪があまりない。
その代わり樹氷が素晴らしい。雲海目撃からしばらくご褒美ボーナスタイム。
神山まであと40分。あんまりペースが上がらない。標準より遅れ気味なのは最近じゃ珍しい。
神山の前に冠ヶ岳に寄ります。別に寄らなくてもいいじゃんと思いつつ。
神山手前にあるちょっとした展望。雲海は大分無くなってます。目の前はさっき登ってきた冠ヶ岳
うっ・・・うつくしい。たぶん、偶然が重なりあった景色なんだろうな。
土砂の流出が激しいのか、山道の階段は崩落気味。一部では道を付け替えたかと思われる跡がある。
いつもは俗っぽいと思われる駒ヶ岳も人っ子一人おらず、荒涼としている。
神社は開いていなかったが、手を合わせておく。それから暫し休憩。
帰りはロープウェイ駅を経由しないで降ります。笹がうるさいが、凍り付いているためズボンに水滴はつかない。
ちょっと休憩すると、猫がわらわらと集まってくる。寄ってくるというかすり寄ってくる。
ここで休憩。いつもなら風景を眺める以外はあまり休憩撮らないんですがねえ。ついでに履いていたスパッツも脱いでしまう。さすがに暑い。
4/9 10:04
ここで休憩。いつもなら風景を眺める以外はあまり休憩撮らないんですがねえ。ついでに履いていたスパッツも脱いでしまう。さすがに暑い。
休憩を終えて、湖尻峠へと向かう。石畳が敷かれている。これが滑る。とにかくダラダラと坂を上る。
湖尻峠。「うみじりとうげ」と読むのが正しいと記されている。「うみじりとうげ」の方が味のある読み方かな
登山の計画時に、地形図の点線ルートが通っていて、ここ多少のヤブでも歩けないかと思ったんですが・・・なんかそれっぽい道がある。
でも、疲労がたまっているので冒険は敬遠。舗装路を行きます。
退屈な道。日陰になったら走るという変なルールを作る（笑
退屈な道。日陰になったら走るという変なルールを作る（笑
深良水門の水はここに出てきます。その水が流れる深良川沿いを歩く。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
1/25000地形図(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
計画書(2)
筆記具(1)
保険証(1)
お金(1)
食料(1)
行動食(1)
飲料(1)
ストック(1)
ウインドブレーカー(1)
レインウエア(1)
ダウンジャケット(1)
タオル(1)
ハンカチ(1)
軍手(1)
サンダル(1)
着替え(1)
ウエットティッシュ(1)
バンドエイド等(1)
エマージェンシーシート(1)
トイレットペーパー(1)
携帯トイレ(1)
予備コンタクトレンズ(1)
薬(1)
サプリメント(1)
日焼け止め(1)
ヘッドライト(1)
予備電池(1)
ベアベル(1)
ガムテープ(1)
笛(1)
スマホ(1)
スマホバッテリー(1)
カメラ(1)
レンズ(35mm)(1)
カメラメンテナンスキット(1)
カメラ予備バッテリ(1)
予備SDカード(1)
|
|---|
感想
・明神ヶ岳、金時山に続いてのナイトハイク。夜をそろそろ歩いて、じわじわと夜が明けていき、美しい風景に出会えるのがたまらない。
・今回は樹氷と雲海に出会えた。前日の季節はずれの雪がもたらした風景だと思いますが、感動的でした。
・まさかの湯坂道の雪に夜桜も良かったな。意図せずいろいろなものに出会えて良かった。
・これで箱根の周辺の関東百名山の山は湯河原の幕山だけになりました。
加筆：後から考えると私が樹氷としているものは果たして樹氷なんだろうか？地面に雪は無く、白色や半透明だから多分樹氷だと思ってるんだけど・・・まあいいや。
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