摺古木山-アザミ岳 (アザミ岳は行けず)


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,020m
- 下り
- 1,020m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
入山者はほとんどないので トレースはない。夏道も雪が多量に残り急斜面が多く判りづらい。 |
写真
感想
摺古木山は 過去 数回も登っているが そこから南西に派生する尾根が気になっていた。 昨年の4月にYTさんが 風穴山-摺古木山-アザミ岳を 歩かれ、 私も歩いてみたいと思い 出かけた。
結果、 時間的に予定より遅れてしまい アザミ岳は割愛する結果に終わってしまった。 YTさんのまねをするには10年早かったか・・?
大平峠にて前夜泊し 18日の午前5時過ぎに登山口に向かい移動開始。 トンネルを抜けるとそれまでと変わって周囲に雪がそこかしこに現れ、 まだ残雪がかなり多いことがうかがい知れた。
大平宿から 林道をおよそ1.7Kmも走ると 道路に直径20cmぐらいの倒木があり、 通行不能。 少し戻り道の膨らみに車を止め、 6:20 歩き始めた。 林道が最後まで行けないことは想定内だったが、 こんなに行けないことは想定外だった。 数十メートルも進むとワンボックスカーが止められており、 そのダッシュボードに ”この先道路崩壊により進入不可”と書かれた紙がおいてあった。(帰りには、 倒木は処理されていなかったが この車はどうやって倒木をすり抜けたか見あたらなかった。) さらにそこから数十メートルも行くと(大きな堰堤のあるところ)道路の上の法面が 生えた木ごとすべって道路に鎮座していた。
ともかく 林道を歩き 途中からズーッと残雪がたっぷり残り、 休憩舎のある登山口まで 2時間近くかかってしまった。 この雪の量も想定外で有った。
休憩舎で小休止し 摺古木山に向かうところ 風穴山へ立ち寄ることとし 9:45 風穴山山頂に到着。 ここで故あって飯田市に向かってしばし合掌。 途中までほぼ夏道通りに歩いたが 一部を除いて完全に雪に覆われ急斜面となっており 時折現れるテープでほぼ夏道を歩いていることが分かる。(むろん途中から風穴山に上がる夏道はない。)
ここから摺古木山に向かうが、風穴山の前後は 積雪量が多く 歩くところが低針葉樹の高枝部分となり ちょっとした藪こぎ状態でとても歩きづらかった。 途中から尾根の東側に寄り 樹林帯をかわしながら歩いた。
ほどなく 休憩舎から稜線へ上がってくるJCTに到着。 雪がこんもりと高くなっており 普通なら樹木に遮られ景色が得られないのに この雪のおかげで 好展望地になっていた。 この時点でもう10:40になり 行ったことのないアザミ岳に冒険に向かうにはちょっと遅くなりすぎ 残念だがアザミ岳をあきらめることとし、 ここでのんびりお昼休憩。
摺古木山に向かい 山頂まで行き 付近の低灌木がほぼ雪の下で気持ちがいいので 少しだけ北に向かって散歩。 北東に見える中央アルプスの山々や御嶽・乗鞍がよく見える。 少しかすんでいるので北アルプスは肉眼でボヤーっと見える程度で同定は無理。
しばし景色を楽しんで 15:00までには車にもどりたいので 12:00下山開始。 途中から雪がかなり腐り始め、 2〜3歩あるくとアイゼンに雪団子がつきトラバース斜面ではとても歩きづらく 途中で2回もスリップしてプチ滑落・・・ でも樹林帯だから問題なし。 13:30に休憩舎に帰りつき 15:05に車に戻った。
アザミ岳は宿題として残ってしまったが 思いがけずイイ景色が見え マァ楽しい山行だった。
車を置いたところには 浜松ナンバーの車が一台止まっており、 帰り支度しているときに同年輩と思しき方がかえって見え、 途中で道がわからなくなって摺古木まで行けなかったと仰って見えた。 お会いしたのはこの方だけだった。
コメント
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昨年は4/27だったこともありますが、休憩舎の先まで雪を踏むことはありませんでした。今年は雪が少ない(早く融けている)と考えていたのですが、意外でした。場所にもよるのでしょうけど。
10年早いなんてとんでもない・・・・ijikemusiさんらしい足跡を見せてください。
アザミ岳から大平峠まで、そしてその南へ、そのうちつなげたいと思っています。(摺古木山の北面・・・誰も行かないだろう一帯もちょっと気になっているのですけど・・・おっとこれは独り言ですので・・・・)
yama-takeさん。 おはようございます。コメありがとうございます。
北アルプス方面は今年は残雪がかなり多いように聞いていましたが 反面、伊奈-飯田あたりは雪が少ないだろうと思い、 あまり雪が少なくて笹こぎに苦労しそうだったらアザミは止めて安平路に替えようかな・・・なんて思っていたらとんでもなかったです。
下山中はかなり雪が腐っていまして 予定通りアザミ岳に向かっていましたら おそらく登り下りともかなり苦労したと思いますので思い直して同じルートを下山してよかったです。 また来年以降に体力が残っていれば アザミ岳の山頂あたりの雪の上でのんびりテン泊しながら行くのも一興かと 思っています。
今年ぐらいの雪があれば県民の森の遊歩道を上がって アザミ岳まで笹を漕がなくても行けたかもわかりませんね。(大平峠のトンネルをくぐってから 雪が多かったので いっその事そちらから・・・なんてことも頭をよぎりました。)
摺古木山から北の尾根は周回のルート取りが難しそうで 大変そうですね。 やっぱり YTさんの壮大な計画にはついていけませんわ・・・。
アザミ岳まで行くのは・・・やっぱ無理ですよ・・
下からは見えないとこにもまだまだ雪は有ったのですね・・
チェーンソーはやっぱり必需?なのかとも思ったけど、
これはあくまで帰りの為・・・
行きにこの状況だったら、僕なら大人しく尻尾巻いて帰るかも・・
快晴の中、眺望が望めただけでも羨ましいですよ、
お疲れです。
YTさん位 歩けて度胸が有れば行けると思うんですけど・・・。 体力が無いうえに 小心者なもんですから すぐに逃げちゃうんです。 でも、 マァ 体力はさておき、 小心者の方が遭難せずに済んでいいかもです・・・と云うよりそう思って自分で慰めています。
倒木が有った時は、 "letsさんなら チェーンソーでこれ切って行っちゃうんだろうな・・・”なんて思ってました。 あまりにあちこちで崩れているもんですから ほんとに帰りは大丈夫かな・・・と心配でした。 家に帰ってから生木用の鋸を一本 車にさっそく積みました。 大木は無理でも 20Cmぐらいの木なら 切れると思います。
話は変わりますけど、 letsさん 確か 以前 春に 鶏冠・池口から 加々森・光に行かれましたよね ? 実は昨日から池口の登山口から行ってきたんですけど、 JCTから加々森に向かうところで細尾根を通られたと思いますけど、(無雪期には 私も2回通っているんですけど---あまり覚えがなく) 行ってみると 激急の細尾根に雪がついてとても降りられる状況でなく あきらめてそこにテントを張り一泊で帰ってきてしまいました。 あそこは右側(東側)を巻いて降りるんでしたっけ ? 巻けばなんとなく降りられそうでしたが 小心者の性で 簡単にあきらめちゃいました。letsさんは さすがですね、
初めまして
5/1に摺古木に行ってきましたが、笹、雪共に多いですね。
雪が深いのにすごいですね。
私は山頂手前の少し広くなったところで、トレースが見当たらなくなり(よく見てたらわかりましたが)まよいました。
トレースが無いと登れそうにないです。
倒木もおおく、ノコギリでも持参したくなりました。
takeoKさん おはようございます。
貴レコ拝見しました。 山頂1泊で行かれたんですね。 しかも 大平宿から歩かれて・・・ お疲れさまでした。
私の時は林道にまだ雪が多く その傾斜面をヅーっと歩くのが大変でしたが (帰りには雪が腐って歩きづらかったですが)往きは雪がまだ締っておりそれほど苦労はしませんでした。 雪が多かったため風穴山付近の樹木の高枝の藪に少し苦労しただけで 倒木も雪に隠れていたためか 気になりませんでした。
貴レコを拝見しますと 天然公園の方へは行かれていないようですね。 テン泊するには雰囲気は天然公園の方がいいかと思いますので チョッと残念でしたね。 また是非行ってみてください。 6月中旬ごろにはシャクナゲがイイですよ。(羽虫が多いのが難点ですけどね・・・ 日帰りでもテントを持っていかないと食事もできません
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