記録ID: 6192983
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬
瑞宝寺谷西尾根から六甲山最高峰
2023年11月19日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:01
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 761m
- 下り
- 759m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:01
距離 10.3km
登り 762m
下り 763m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
有馬温泉、瑞宝寺公園から瑞宝寺谷西尾根で六甲山最高峰を目指しました。 瑞宝寺谷西尾根は踏み跡程度の道で、急登と笹薮が連続します。痩せた岩尾根では走行注意です。 |
その他周辺情報 | 有馬温泉 |
写真
神戸電鉄に乗って有馬温泉駅に到着。駅前から太閤橋を過ぎ、有馬川の流れにそって坂道を登っていきます。有馬川沿いでは観光客の姿は少ない感じ。まだ10時過ぎという時間のせいでしょうか。車道をゆっくり登っていき、まずは瑞宝寺公園を目指します。
右岸を進んでいると「この先危険! この先は登山道ではありません。(有馬警察)」の表示が登場します。トラロープも張られていて、瑞宝寺谷をここから上流に遡行することが禁止されています。ここで流れを渡って左岸に進み、そこから瑞宝寺谷の西側の尾根に登っていきます。
丸太で整備された筆屋道の急な階段道をどんどん登っていくと、その先で展望のデッキが待っていました。筆屋道の途中にある展望デッキは、北に向かい有馬温泉方面を望むことができます。有馬富士も望めるようです。
展望デッキからは筆屋道が西のととや道方面に向かっているが、瑞宝寺谷西尾根へはデッキからそのまま南に登ります。瑞宝寺谷西尾根には整備された道ではなく、先人がたどった踏み跡に従い、ひたすら急な斜面をよじ登ります。
急傾斜の山肌では落葉が積り、ズズズッ・・と、ずりおちます。慎重に、小さな木につかまりながら、体を引き上げていきます。竜の背中のような岩尾根もあり、この岩尾根は左手側が切れ落ちているので慎重に進む必要があります。
深い笹道と15分少々格闘して、何とかそこを脱出しました。飛び出したところは、六甲山上の車道で、車道の対面は黒岩谷への下り口のところでした。黒岩谷への下り口には「119番通報プレート な1-1-13」の道標があります。
車道を西に少し進み、六甲山最高峰に向かいます。一軒茶屋から、最高峰に向かい舗装路を登り始めます。魚屋路の下り口に新しいトイレができて、その前の広場で多くの人が休憩していました。新しいトイレは2020年に竣工したようです。
六甲山最高峰に向かって登る舗装路からは、途中で大展望が広がります。西側に広がる景色をながめると、いつも感動です。阪神競馬場、大阪国際空港(伊丹空港)が望め、その向こうに千里の街並みが見えています。
更に舗装路を登って、六甲山最高峰に到着。今日は晴天で、六甲山最高峰は多くの登山者であふれていました。「六甲山最高峰」と書かれた標柱の前では、写真撮影の順番で列ができています。
山頂で一等三角点などを確認した後、にぎわう六甲山最高峰を後にしました。最高峰から北側に下っていくと、笹原の中に階段道が整備されていました。これは以前にはなかった道です。その階段道を下っていくと、2020年に竣工した新しいトイレの前の広場に下り着きました。
トイレの前の広場から魚屋道に下る道があったので、そちらに進んで魚屋道に入りました。魚屋道は、その昔、東灘の深江の浜で採れた魚を行商人が背にして、六甲山を越え有馬温泉に運んだことからこの名が付いたといいます。昔話では、「この道を越えていた魚屋が余った魚を飢えた山犬に与えたところ、そのお礼に山犬が魚屋を狼の群から守ってくれた。」という話も伝えられているようです。
感想
今日は瑞宝寺公園で紅葉に接し、瑞宝寺谷西尾根でワイルドに接し、最高峰で豪快な展望に接して、楽しい秋の山旅でした。
なお、瑞宝寺谷西尾根は踏み跡のバリルートで、一般のハイキング道ではありません。
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