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Yamareco

記録ID: 6216754
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

関山 奥の細道と満願寺

2023年11月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:18
距離
2.9km
登り
257m
下り
251m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:05
休憩
0:13
合計
1:18
距離 2.9km 登り 257m 下り 256m
9:27
25
9:52
10:05
39
10:44
1
10:45
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山頂直下まで林道が続いていますが一般車輌通行禁止です。麓の駐車場は10台くらい駐められそう。トイレはありませんが、近所の方のご厚意で少し離れた場所にある個人所有のトイレを使えるようです。現地未確認ですが。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にありません。
最初の分岐。直進が初心者コース。右が中級者コース。とりあえず山頂への最短コースである初心者コースを進んでみる。
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最初の分岐。直進が初心者コース。右が中級者コース。とりあえず山頂への最短コースである初心者コースを進んでみる。
…初級者コースっていうか、林道だな…。
…初級者コースっていうか、林道だな…。
不動明王!
そんなことして何が楽しいんだろうね。
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そんなことして何が楽しいんだろうね。
下馬処。
源義経が戦勝祈願に訪れたとか書いてある。意外と歴史がある場所だった。
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下馬処。
源義経が戦勝祈願に訪れたとか書いてある。意外と歴史がある場所だった。
満願寺の境内へ。
満願寺の境内へ。
寺務所。
銅鐘。何気なく設置されているが1664年制だという。昭和19年に国の重文に指定されて金属供出を免れたようだ。
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銅鐘。何気なく設置されているが1664年制だという。昭和19年に国の重文に指定されて金属供出を免れたようだ。
その代わり本堂の伽藍は昭和20年に火災で消失したとのこと。かの松尾芭蕉も訪れた名刹だったらしいが惜しいことだ。
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その代わり本堂の伽藍は昭和20年に火災で消失したとのこと。かの松尾芭蕉も訪れた名刹だったらしいが惜しいことだ。
関山、登ったどー!
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関山、登ったどー!
低山ではあるが眺めよし。阿武隈山地の山々を見渡せる。
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低山ではあるが眺めよし。阿武隈山地の山々を見渡せる。
今日は日本海側から脊梁山脈にかけて大荒れだという。晴れていれば那須連峰や磐梯山などを眺められるというが厚い雲に覆われて見えない。
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今日は日本海側から脊梁山脈にかけて大荒れだという。晴れていれば那須連峰や磐梯山などを眺められるというが厚い雲に覆われて見えない。
「富士山」と書かれた標識が立っていた。この方角に富士山が見えるというのか。
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「富士山」と書かれた標識が立っていた。この方角に富士山が見えるというのか。
うん。まぁ今日の天気じゃ見えないよね。撤収!
うん。まぁ今日の天気じゃ見えないよね。撤収!
下りは中級コースをたどる。登山道を示す道標は境内の脇にひっそりと佇んでいて見逃しそうになった。
下りは中級コースをたどる。登山道を示す道標は境内の脇にひっそりと佇んでいて見逃しそうになった。
あれ? 道標を辿ってきたのだがお墓に出てしまったぞ。しかしよく見てみるとお墓の脇に…
あれ? 道標を辿ってきたのだがお墓に出てしまったぞ。しかしよく見てみるとお墓の脇に…
隠し通路のように登山道があった。いきなり急だな。慎重に下ろう。
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隠し通路のように登山道があった。いきなり急だな。慎重に下ろう。
謎のオブジェ。
地図に無い分岐が現れた。方角的に下っていく道が正解だとは思うが、一応登っていく方の道も偵察してみる。
地図に無い分岐が現れた。方角的に下っていく道が正解だとは思うが、一応登っていく方の道も偵察してみる。
阿夫利神社の祠があった。どうやらこのための道だったようだ。撤収。
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阿夫利神社の祠があった。どうやらこのための道だったようだ。撤収。
阿夫利神社の先の下りが今回の核心部だった。浮石の上に落ち葉が厚く積もった急な下り。
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阿夫利神社の先の下りが今回の核心部だった。浮石の上に落ち葉が厚く積もった急な下り。
谷底まで下りれば後は緩やかな沢沿いの道となる。
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谷底まで下りれば後は緩やかな沢沿いの道となる。
砂防ダムを越えると初級コース・中級コースの分岐点だ。これでぐるっと一周したことになる。
砂防ダムを越えると初級コース・中級コースの分岐点だ。これでぐるっと一周したことになる。
滝不動。
滝ってこれだろうか?
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滝ってこれだろうか?
無事に下山。
ツ「おづがれざばでじだ〜」
茶「鼻水がすごいことに…」
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無事に下山。
ツ「おづがれざばでじだ〜」
茶「鼻水がすごいことに…」

感想

関東北部遠征三日目。福島南部の山、関山に登りました。
前日までの晴天はどこへやら。寒冷前線の通過に伴って北日本は一気に大荒れの天気になり関東といえどその影響を免れず気温が一気に下降。山歩きには厳しい条件になってしまいました。そこで少しずつ岩手に戻りつつも安心安全な里山&低山で遊ぼうという方向に切り替えたのです。
関山の登山道ですが周回コースが採れるようになっています。これは現地で知ったのですが、東側の道が「初級」西側の道が「中級」とのこと。ツートン不調のため単独行になったので、まずはお試しで登りは「初級」コースを使うことにしました。
ところがこれが登山道ではなく林道。初級というかそれ以前の話のような…。結局、山頂直下まで車両が入れるようになっているため、登山というよりは林道歩きでした。これで見るべきものも無かったら、がっかりも甚だしいです。
しかし山頂付近にはちゃんと見るべきものがあります。まず眺望が素晴らしいです。低山ですが独立峰なので周囲が開けており阿武隈山地の山々はもちろん、関東方面の眺望も得られます。条件が良ければ富士山も見えるようですね。中通りを挟んで安達太良山や磐梯山といった福島を代表する山々も望むことができるようです。残念ながらこの日は厚い雲に覆われてそれらの山は見えませんでしたが。
また山頂にある満願寺は創建が700年代と由緒と歴史のあるお寺で、源義経が戦勝祈願に訪れたという話や松尾芭蕉が奥の細道の途上で立ち寄ったという話もあり興味が尽きません。境内にある銅鐘は国の重文で1600年代の作成なんだとか。
下りは中級コースを使いましたが、こちらはよく整備された普通の里山の道という感じ。山歩きを楽しみたいならこちらをピストンしたほうがいいかもしれません。
登山というよりは古刹を訪ねて観光したような山行でした。

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