蝶ヶ岳・常念岳(三股〜蝶ヶ岳〜常念岳〜一ノ沢)



- GPS
- 56:00
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,895m
- 下り
- 1,999m
コースタイム
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ後曇り(夜 強風) 3日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
一ノ沢→三股P(タクシー7,200円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根は雪でスリップ注意 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
穂高連峰の絶景を見たく、蝶ヶ岳〜常念岳にのんびり2泊することに・・・。
急遽、2年前に北アで知り合った、新潟のMさんと登山口で合流しました。
<1日目>
雪道までは、しんどいながら普通歩けましたが、雪道になると、急にきつくなりヘロヘロ状態になりました。
無理して途中まで、アイゼンを付けなかったためか、なかなか前に進めない・・・アイゼンを付けてからは、今度は足が重く立ち休みの連続でした。
蝶ヶ岳までは、本当に心が折れそうな位ヘロヘロになりました。
途中で、Mさんに先に行っていただき(置いていかれ・・・あっという間に見えなくなりました、早い)テント場に着いたときは、すでにMさんは、テントを張り終えビール2本?をすでに飲み終えていました・・・。
ただ、快晴のテント場は、絶景で風もなく暖かく、昼過ぎからテント場で夕方まで宴会状態でよく飲みました。
<2日目>
朝は快晴で、日の出が望め、穂高連峰が絶景でした。
常念までは短いコースなので、のんびり歩けると思いましたが、雪道が始まると、またしてもきつく、何回も転びながら途中で休憩して、出発しようと思ったら、ザックの外ポケットに付けていたカメラが無い・・・Mさんには先にテント場まで行ってもらい、私は転んだ時に落としたと思う場所まで、ダッシュで戻ったがなく、見当たらず、落ち込みながら歩きました。
途中、休憩してザックを開ければ、なんと、カメラが入っていた・・・休憩時、どうやら疲れで行動食を食べた時に、その袋に一緒にカメラを入れていたようでした。約1時間のロスタイムでした。
カメラも見つかり、少しは元気になりましたが、常念岳までの最後の登りは、5分に1回位の立ち休みで、きつくまたしても、ヘロヘロ状態でした。
地図では常念小屋までの5時間のコースタイムが、ロスタイムと疲れで、約7時間かかりました。
常念岳山頂の祠では、家族の安全祈願と友人の健康回復をお祈りしてきました。
テント場に到着したらMさんから、なかなかテント場に私が来ないため、半分冗談で、遭難したんじゃないか?と思っていたとのことでした・・・。
<3日目>
夜中から風が強く、朝まで寝たり起きたりの繰り返しでした。
前日の予報では、天気が荒れる予報でしたが、テント撤収時には、思った程風もなく無難に撤収できました。
当初は、前常念経由で下山する予定でしたが、天気も今一だったので、無難に一ノ沢から下りることにしました。
下山時、雪渓で約30m滑落し、本当に焦りました・・・運よく雪渓の下の方で滑ったから、何とか止まりました。
緩い斜面で良かったですが、これが急な斜面だったらと思うと、後で、ゾットしました。
<総括>
天気にも恵まれましたが、昨年のGW同様、雪道はきつかったです。
ただ、雪は想定以上に少なく、稜線は夏山のようでした。
また、沢山の人がいると思っていましたが、まだGWのせいか?思っていたほど人が少ないく、恐らく蝶〜常念岳までは、30人位しかすれ違いませんでした。
雪山初心者コースといえども、なかなかGWの北アルプスの山は、簡単に登らせてくれませんでした。
日頃の不摂生と、体力不足を改めて痛感しました・・・。
当初は単独で行く予定でしたが、急遽Mさんと、合流しましたが、1人より2人の方が山歩きは楽しいものでした。
終わってみれば、色々ありましたが、天気も良く絶景の穂高連峰を眺めながらの良い山歩きができました。
下山後は、白馬の知り合いの宿で、1泊し、おいしいものをたくさんいただきました。
<今回の重量>
約21KG
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