記録ID: 6380853
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無雪期ピークハント/縦走
近畿
まほろば跋渉記#57 奈良県西南端の山へ 果無山脈 冷水山と千丈山
2024年01月17日(水) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 08:23
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,662m
- 下り
- 1,640m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
標高こそ冷水山より230m余り低いですが、奈良県西南端という要の山にふさわしい整った山容の千丈山。千丈山は冷水山より2km余り西方にある安堵山付近から南へ延びる果無山脈の支稜線上にある山で、果無山脈が奈良・和歌山県境を成すなかで、冷水山周辺だけ県境が南へ食い込むような形になっています。
林道からおよそ1時間15分、やがて植生が自然林(正確には二次林)に変わると、ここが奈良県西南端、樹林に囲まれ展望のない千丈山に到着です。足元に埋設された標高1026.68m、三等三角点「鴨折(かもおれ)」と樹にぶら下がる小さな山名板だけが山頂であることを物語ります。
本当は安堵山まで登って縦走路を辿り、さらに西にある和田森から県境の尾根を下る予定だったんですが、林道への登り返しで疲れてそのまま林道を辿って引牛越へ戻ります。結局一日歩いて誰にもお会いすることなく、静寂に包まれた奈良県西南端・辺境の山旅でした。
感想
奈良県西南部、十津川村から和歌山県にかけ東西30kmに渡って連なる果無(はてなし)山脈。その一部は、北側の奈良県十津川村と南側の和歌山県本宮町・中辺路町及び龍神村(いずれも現在は田辺市)との県境になっていますが、山脈中央付近に位置する最高峰の冷水山(ひやみずやま)付近は県境が果無山脈の主脈を離れ、白浜方面へと流れる日置川の支流・広見川上流部を囲むように南へ食い込むような形になっています。その楔のように食い込んだ県境の先端、つまり奈良県の西南端に位置しているのが千丈山(せんじょうざん)で、登山の対象としてはほとんどその名を聞きませんが、以前から地図を見てずっと気になっていた山でした。
今回は、"酷道"として名高い国道425号線の兄弟分でやはり"険道“で知られる県道735号龍神十津川線の引牛越(ひきうしごえ)から、奈良県西南端を巡る果無山脈辺境の山旅です。
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