鈴鹿の稜線を繋げたい♪御在所岳〜鎌ヶ岳(武平峠から雨乞岳→上水晶谷→御在所岳→武平峠→鎌ヶ岳→武平峠)

- GPS
- 10:00
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,358m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:00
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
《武平峠⇒雨乞岳》 全体的になだらかな谷筋ルートです。登山口から雨乞岳まで1番〜9番の標識があり目安になります。七人山のコルから東雨乞岳まで急登です。稜線に出ると笹原が広がる展望地です。 《雨乞岳⇒上水晶谷》 雨乞岳から笹原の稜線を進んでから、杉峠まで急下りがあります。それ以後は上水晶谷まで緩やかに下る沢沿いの道で渡渉を繰り返します。踏み跡が薄い箇所も多いので、テープやリボンの目印を見落とさないようにしたいです。 《上水晶谷⇒御在所岳》 標高差400mを一気に登る、沢沿いの荒れた道です。ハンバーガー岩から踏み跡を右に向かうと、国見峠ではなく御在所岳のスキー場のゲレンデにショートカットできます。 《御在所岳⇒武平峠》 高度感のある岩場の急下りが連続する箇所があります。全体でザレた道が多いので足元にも注意が必要です。 《武平峠⇔鎌ヶ岳》 標高の低い辺りは平坦な道や階段状に整備された歩き易い道です。高度を上げるに連れて勾配も高度感も増していきます。こちらもザレた砂礫道が多いので足元に注意です。三ツ口谷分岐から岩場を直登するルートと、巻き道がありました。 |
| その他周辺情報 | 希望荘 大人600円 http://www.kibousoh.or.jp/re_onsen.htm |
写真
感想
今週も先週と同じく、土曜日のお天気が冴えず、好天予報だった日曜日に鈴鹿トレイルに出かけました。
先週、御在所岳まで繋げた稜線ですが、今日はセブンマウンテンの1つの雨乞岳から御在所岳へ縦走後、県境尾根の稜線を繋ぎたいと思います。
鈴鹿スカイラインの武平(ぶへい)トンネル西側の駐車スペースに朝4時半に到着すると、先着は車中泊の車が1台のみでした。
準備をして5時に出発。国道を歩き、雨乞岳と書かれた看板に従って登山ポストのある登山口から登山道へ入っていきました。
取り付きから踏み跡の薄い広い植林の道ですが、去年も1度歩いている道なので、目印の赤テープを探しながら進んで行きました。
途中で番号の入った案内標識が目安になり、2番から3番標識にかけての登り道以降は、谷筋をほぼ高度を変えることなく歩きます。
4番のクラ谷分岐から、雨乞岳への中間地点の5番標識を過ぎて、6番標識辺りから再び登り道となり、7番の七人山のコルに着きました。
七人山の山頂には以前に立ってるので今日はパスします。
七人山のコルから稜線の尾根道になり、周囲にクマザサが増え、徐々に勾配がきつくなる道を登って東雨乞岳(1,225m)に着きました。
好天の青空に360°のパノラマが広がる東雨乞岳からは、今日の目的地の御在所岳や、鎌ヶ岳もよく見えました。
東雨乞岳から、笹原の快適な稜線を歩いて15分ほどで雨乞岳(1,238m)に着き、山名の由来になったとされる、雨乞い登崇が行われていた大峠ノ沢にも寄り道をしてみました。
大峠ノ沢から稜線のトレイルに戻り、道をふさぐ程の背の高い笹道を歩いて、大きな岩のある展望地から急坂を下ると杉峠に着きました。
杉峠周辺にはイワカカガミやハルリンドウの花が多くお花畑のようです。
やがて昔の集落の痕跡が色濃く残る御池鉱山旧跡から、緩やかに高度を下げて、沢沿いの道を渡渉を繰り返しながら進みます。
途中でコクイ谷を迂回する案内標識があったので、今回はコクイ谷を歩く必要がない私たちは案内標識の指示通り、沢を渡って迂回するとコクイ谷出合の先に出れました。
更に沢沿いを進み、上水晶谷出合で上水晶谷を渡り、国見峠方面へと高度を上げていきます。
上水晶谷を右に見ながら樹林帯を登って行きますが、途中で地獄谷と書かれた標板があったりで、荒れた道も多い長く辛い登り道が続きます。
上水晶谷から1時間20分で国見峠手前のハンバーガー岩に着いたので、ここから国見峠には向かわず、事前に調べていた御在所岳へのショートカットルートを歩きます。
花崗岩の風化したザレ道を登って行くと、御在所岳のスキー場のゲレンデの脇に出ました。
先週も歩いたゲレンデを、ロープウェイで訪れたであろう、ご家族連れと一緒に歩いて、一等三角点の山頂に到着すると、ちょうどお昼のタイミングで沢山の人で賑わっていました。
私たちも近くのベンチでゆっくり昼食にしてから、まだまだ賑わった頂上を後にして武平峠へと向かいます。
1月に初詣をした御岳大権現を見ながら舗装路を歩き、峠道登山道の入口から下り始めると、序盤こそ木々に囲まれた溝状の道で視界はありませんでしたが、すぐに見晴らしのいい岩場を下りる道になりました。
威風堂々とした鎌ヶ岳が目線の高さに見えて迫力がありましたが、あそこまで登り返せるのか心配です。
高度感のある岩場は1歩間違えれば滑落の危険があり、自ずと慎重な足取りになりますが、頭上を旋回するヘリから、盛んに登山事故注意の声が聴こえてくるので、私たちが危なっかしいから言われてるのかな?と思ってしまいます(笑)
鎌ヶ岳の頂上が段々と見上げる高さになり、再び樹林帯に入って暫くで、武平峠まで下りてきました。
この時、相方が持っていたデジカメの充電が切れて、先へ向かうかどうか相談しましたが、トンネルに下りずにこのまま鎌ヶ岳へ登る道があったので、写真は撮れないけど、そのまま標識に従って登り返す事にしました。
樹林帯と展望のある岩場が交互に続き、道は整備されて意外と歩きやすく感じました。
やがてザレた砂礫道の急登になり、見上げると頂上に伸びる岩が覆い被さるようで威圧感がありました。
やがて三ツ口谷への分岐の標板がありましたが、鎌ヶ岳と書かれた方へ進みます。
大きな岩に巻き道の分岐があり、ちょうど直登する方向からグループで下りてこられる方々が見えたので、巻き道から頂上に向かいました。
ザレた斜面をトラバースする道に緊張しましたが、すぐに歩きやすい道になり、南側から回り込むように鎌ヶ岳(1,161m)に着きました。
前に来た時は雪もあり、誰も居ない山頂でしたが、今日はそう広くもない頂上付近に10人以上の方が休憩されていました。
私たちも少し休憩したあと、来た道を戻って下山します。
もう登らなくていい安心感からか、下る足取りはとてもスムーズで、さっきまで居た御在所岳を眺めながらのんびり下りても、40分ほどで武平峠からトンネル西口の駐車スペースに帰って来ました。
これで御池岳から鎌ヶ岳までの稜線が繋がり、同時に2度目のセブンマウンテンの6つまでの山頂を踏むことができました。
次は鎌ヶ岳から入道ヶ岳までの道を、この春の鈴鹿トレイルの最後にしようと思います。
最後に来て、難易度が高そうなルートを含む稜線ですが、事前に予習をして少しでもリスクを減らせるようにしないと〜(*^^)v
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稜線つなぎ、いよいよ佳境ですね。
雨乞岳は、主稜線からは外れるので
パスかも?と思ってましたが
さすがですね。
セブンマウンテンの、コンプリートで。
雨乞岳のあたりまで来ますと
鈴鹿の山深さを感じますね。
次はいよいよ、鎌尾根が
絡んできますでしょうか。
入道ヶ岳まで、どんなルートで
繋げられるのか、楽しみに
しております。
最初は御在所岳から鎌ヶ岳の県境尾根を歩くつもり
だったんですけど、どうせならセブンマウンテンも
全部登っちゃえってことでルートを組んでみました
次回はkomakiさんがご指摘頂いた通り、鎌尾根や
水沢岳を歩くルートになると思うので、私としては
かなり心配です
コースを入念に下調べしてから、時間の余裕を持って
気持ちよく歩き通せるようにしたいです
できれば今週末も晴れてくれるといいんですけどね
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