記録ID: 6443419
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積雪期ピークハント／縦走
妙高・戸隠・雨飾
斑尾山(黒姫駅〜斑尾高原ホテルBS) 荒瀬原登山口
2024年02月10日(土) [日帰り]
新潟県
長野県
Barklay
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 08:16
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 861m
- 下り
- 543m
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| 天候 | ほぼ晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
[行]長野駅 06:00-06:35 黒姫駅 ￥650 [帰]斑尾高原ホテルBS 16:25-16:50 飯山駅 長電バス ￥700 飯山 17:24-17:35 長野 はくたか570(東京行)￥1390 長野 18:00-22:35 バスタ新宿 WN5606 ￥3100 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
全行程(スキー場以外)湿雪 腐りかけ 等高線の詰まっているところ滑りやすい 夏道は小川の側を通っている スキー跡は林道に沿った場所に多い 古海〜荒瀬原間が定番のコースかな？ ラッセルは自分のもののみ(明神ヶ岳まで) それ以降斑尾側は豊富で踏み固められている [注意] 1.こちらにも蟻のと渡りがあるらしく その周辺は岩場を脚で登るようになるため とてもしんどい 2.斑尾南峰〜北峰間 マナーの悪い外人スキーヤーが 細尾根を何も言わず滑走してくる |
| その他周辺情報 | [斑尾高原] まだらおの湯 たぶん450円 斑尾高原ホテル 温泉1000円(自噴循環？) 斑尾山のバッジ 550円 [飯山駅] ツルヤ 首都圏より安い 一部御土産、地酒あり、地場産野菜なし 笹寿司あり(北信名物、これ超重要！) |
写真
霧に煙る街、黒姫。祖母の一族が住む縁ある地。長野から移動するとき麓だけ霞んでいて霊峰たちが顔を出していたのもまた幻想的でした。
9
2/10 6:57
霧に煙る街、黒姫。祖母の一族が住む縁ある地。長野から移動するとき麓だけ霞んでいて霊峰たちが顔を出していたのもまた幻想的でした。
うっすらと姿を顕す黒姫様。あまりある存在感、たった2000mでも地域に根付いていますね。
荒瀬原へはこの高速高架上を左折します。地味に黒姫からの道がわかりにくいです。
さっきはお寺、今度は神社。見境なしに祈らせてもらいますがよろしいですねッ！
荒瀬原登山口としっかり書いてあります。それも比較的古くない看板で。ただマイナールートなんだよなぁ…。
行き止まりだ！！ お寺に少しお邪魔して横をいきます。ここからスノーシューと雪山換装ストック装着！
見事にモフモフです……。ちなみに道は真っ直ぐですが右の道はスキーのトレースと合流します。さっきの入口をもう少しいったところから続く道です。
5
2/10 9:08
見事にモフモフです……。ちなみに道は真っ直ぐですが右の道はスキーのトレースと合流します。さっきの入口をもう少しいったところから続く道です。
ハァッ…ハァッ…全然進んでないのにしんどい…。足首ラッセルなのにしんどい…。誰だ足なんて飾りですよとかほざいたやつ…。
ンッン〜〜〜♪ 実に！スガスガしい気分だッ！ 歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分だ〜〜 フフフフフハハハハハハ
この小川の向こう側にピンテがあるんですよね…夏道どうなってるんだろ…。
その後神と合流したのですが、登山道案内(夏道)とスキーのトレース(林道)が思いっきり逸れていくので直線距離を選択。もちろん地獄です。
4
2/10 9:58
その後神と合流したのですが、登山道案内(夏道)とスキーのトレース(林道)が思いっきり逸れていくので直線距離を選択。もちろん地獄です。
正直場というか正念場ですよ！！ てかこれで一合目ってなんですか？ しかも登山口から70分ででまだ1.2km標高差200mて…。
4
2/10 10:07
正直場というか正念場ですよ！！ てかこれで一合目ってなんですか？ しかも登山口から70分ででまだ1.2km標高差200mて…。
アイスクリーム掘ったようなキレイな穴。木の根本でもないのになんだろう。
地面がボソボソしててトレースクル━━━━(゜∀゜)━━━━!?と思ったらたぶんこれアレです、獣の休憩場所。邪魔したな！
カーブミラーだ！ ようやく林道だ、分岐地点まで標高差あと100mだ！ …と思うも、このカーブミラーがなかなか近づかない。ラッセルは本当に地獄だぜフゥハハハァー！
6
2/10 10:48
カーブミラーだ！ ようやく林道だ、分岐地点まで標高差あと100mだ！ …と思うも、このカーブミラーがなかなか近づかない。ラッセルは本当に地獄だぜフゥハハハァー！
あの…林道ドコ…？ コレ林道…？ アイエエエエ！？ ナンデ！？
疲れから、不幸にも木の根っこにズボッとはまってしまう。なんかもう普通に転ぶようになってきました。
ようやく合流！ 時間は30分ほどオーバー。目の前に1192峰が見えている、オーバー！
神降…カモシカじゃねーか！！ 普通に滑るトレースだし獣のトレースって高確率でうんちとかおしっことか落ちてるんですよね…。
雪庇ロードがあらわれた！ 左端に明神ヶ岳もちょっとだけ見えるんじゃよ。
1192峰に近づくと見知らぬ支尾根にもピンテが。こんな道あったっけなぁ…。
ここまでくるとうっすら展望も開けてきました。あとこのトレースひいてるぼくを誰かほめてください。
わかってたさ、最後の急登がいちばん急ってことくらい…。稜線出たときから細めの急登はちょくちょくあったので慣れたようなそうでもないような。
3
2/10 12:57
わかってたさ、最後の急登がいちばん急ってことくらい…。稜線出たときから細めの急登はちょくちょくあったので慣れたようなそうでもないような。
これを登りきればピーク、だが枝の妨害も激しく心が折れそうだ…。最後の50m、ずっと声出して奮起してました。
5年ぶりだ待たせたなッ！ これを！見に来た！！ 以前こっちにも登山道あるのかなーと気になっていたリベンジ完了です！
登山口の荒瀬原も、出発地の黒姫駅も豆粒…そういえば以前は見えたような気がしたけどどれだっけ？
さてそろそろ斑尾峰に発つかと見上げれば寒空に光る億千の樹氷。いちばん光るお前…どれ…？
というわけで斑尾本峰。ちゃっかり追加されてる信越トレイル。どの山も素晴らしいけれどトレランはむりです。
いい感じの道だな〜と思ったら…きみちょっと細くない？ あとクソ外人滑走してくるのやめて！！ 最近欧米人のマナーの悪さが目に余ります…。
5
2/10 13:54
いい感じの道だな〜と思ったら…きみちょっと細くない？ あとクソ外人滑走してくるのやめて！！ 最近欧米人のマナーの悪さが目に余ります…。
斑尾といえば谷間の景色ですよね。残念ながら峰からの展望はあまりないんですが。
動いてるリフトだ！ 景色も一気にひらけ…るのはいいんですが、ここからが本当の地獄だ…った気がする。
海の見えるらしいゲレンデだけどもやっぱり見えない…。でもすごいミニチュア感、これ入笠のスキー場とタメ張る光景だなぁ…。
出たこの恐ろしき斜面…。でもいまの自分はライトニングアッセントあるから怖くないッ！！
あっ滑るッ…せっかくなので座ってる間に樹氷撮っちゃいました。
雲がやってくる！！ ちなみにゴール地点はS字向こうのホテルなんですが間違えて手前側に降りてしまいました。
うひょーグリセードたのちー…くない！！ バランス取るのに必死でたのちくない！！
どうやら上の方はモクモクに。山頂到着14時くらいになるかなーと思いましたが、13時台に着けてよかったです。
ラストパウダー。てか斑尾山頂あたりのスキー場は本当に感動するほどパウダーでした。
感想
気温 -3.2℃〜7℃〜5.4℃
風 微風
消費水量 900ml
昨日は黒姫山で講習を終え、本日は本番！ 以前と同じまだらおの湯からではつまらないので、せっかくだからと気になっていた黒姫駅からのアクセスをセレクトしました。道は少し不安でしたが、昨日の講習は楽々だったし、気になっていた技術等色々聞けたし、なんだかんだ標高やコース長もいつもより短いのでまぁいけるだろと思ってました。
…が、甘かった…。一応マイナーということでラッセルは覚悟してましたが、フルラッセルがここまで辛いとは。予想できてたにもかかわらず、車道歩きも長いし、急登は滑りまくるし、スキー跡についていったらコースは逸れるし、おまけに岩場らしきところもあり、そこは脚力で登る羽目になりました。晴れ続きということもあり、雪が腐り始めてたのも辛かった一因かもしれません。とにもかくにも、本気で動けなくなりそうになったのはこれが初めてです。恐ろしやラッセル…。
ただ景色は遠方曇りとはいえ素晴らしいものでした。撮りそこねましたが、朝の長野から走ってきたときに見えた、霧に包まれた街の上に浮かぶ黒姫ズは本当に神々しかった…。黒姫妙高は大好きなので絶景見れてよかったです。あと山頂にいらっしゃった一団に色々もらってしまいました。ありがとうございます。でも立ち上がる技術知ったのはつい昨日なんです。玄人ぶってごめんなさい❤
行きで時間がかかりすぎてしまったのでまだらおの湯は諦め、連絡して許可をもらいゲレンデを下り斑尾高原ホテルへ行くことに。1000円はちょっと高い…けど控室で荷物整理できたからいいかな。
過去一キツかったけれど、天気にも恵まれたし、達成感というか解放感もあったし、これからの雪山の参考にもなるのでいい山行でした。ただお金…。
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