神津島港付近1時間1本勝負 ジュリアおたあ 物忌奈命神社 神津島港 そして帰路
東京都
aideiei
体力度について
- GPS
- 00:50
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 36m
- 下り
- 91m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 0:25
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 0:51
| 天候 | 天気晴朗なれど波高し |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年02月の天気図 |
| アクセス | |
| その他周辺情報 | ゴーゴーカレー新橋店 |
写真
多幸湾に行くバスは9時5分発。そこまで時間少々の時間での散歩。50分1本勝負というところでしょうか。ここでGPSを入れました。
3
湾を見下ろします。昨日よりも波が高いし、風も強い。船は出るだろうか？まあ、昨日のうちに竹橋桟橋から出ているので間違いないのだが。
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さあ、参拝を済ませましょう。物忌奈命は三島大神の息子でこの辺りにやってきたのだと言う。社殿は1810年の造営で村の重要文化財だそうです。
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感想
さて、神津島2日目です。この日も多幸湾に客船が来ます。宿は送迎をしなさそうなので（頼んでみてもいないので何とも言えず）、観光協会初9時5分のバスに乗る必要がある。そして、宿の朝食は7時30分だ。食べ終わって準備して宿を後にする。乗り遅れたくないので1時間弱の一本勝負だ。神津島村役場をはじめとする市街地を歩いてみようというのだ。
その中で、私が注目したのが「ジュリアおたあ」さんです。この方の墓と言われているところがあるというのだ。
もとは朝鮮出身の娘である。秀吉の朝鮮出兵の際に小西行長により日本に連れて来られた。小西行長はキリスト教徒であったためおたあも受洗し「ジュリアおたあ」となった。その後、家康に召し抱えられることとなった。
時代は進みキリスト教禁教令が出ている時代、家康はおたあを側室に入れようとし、その際に棄教を迫るがおたあは受け入れず、流罪となる。伊豆大島、新島、そして神津島に流される。どの地でも信仰深く、貧しい人たちにも慈悲の目を忘れずに尽くしたという。
1622年のフランシスコ・バチェコの手紙によると、その後許され大阪、長崎へ移ったという。
1950年代に郷土の歴史家が、神津島の一つの墓がおたあのものであるという説を立てた。その後1968年ごろにおたあに関する様々な書籍や手紙が見つかって、神津島で信仰を尽くして亡くなったことが神津島村長よりカトリック教会に伝えられた。
その後、日本の188殉教者の一人として列福式が2008年11月24日に長崎にて行われたのである。
実際のお墓はこじんまりとしていますが、確かに日本のお墓とは異なり朝鮮風。ジュリアおたあのお墓と言われてまったくもって納得でしょう。そこからいろいろ島の中を回りますが所詮タイムリミットがある歩行、8時20分ごろには観光協会についてしまいました。時間がありそうなのでそこから物忌美命神社を往復し再度観光協会へ、このころには少しずつバスを待つ人たちが集ってきていました。
結局、9時5分のバスは満員、空港に先に行ってから多幸湾の東海汽船の待合所に到着します。ここからさらに、1時間ほど時間があります。近くの風景を撮影していると、さるびあ丸が港に到着しました。人がどんどん降りてくると、いよいよ私たちが乗る番です。帰りも2等客室、10人部屋に私1人、コンセントは2個。そのうちの1個を使いいろいろ充電しながら、部屋ではなく基本甲板や食堂（開放している時間あり）で過ごしました。（甲板は携帯の電波が通じるんですね）
いろいろな島から人が乗ってきます、楽しい思い出とともに乗ってきます。大島で最後の旅客を乗せて竹芝に向かっていきます。
ここからが素晴らしかったんです。
左には神奈川、右には千葉、行ったことがある山や場所がどんどん見えるんです。これはシャッターが停まりません。富士山も顔を出し、木更津側からは羽田に降りる飛行機が列をなし、周りにはたくさんの船舶があり、カメラターゲットは無限でした。夕刻から寒くなりましたが、甲板で過ごし、我慢できなければ少々船内で過ごしまた復活して甲板に出ていく、これの繰り返しでした。
竹芝で下船してから、夕食を食べに新橋へ、いろいろ店がありましたが石川応援ということでゴーゴーカレーに出没。そのまま新橋からの電車酒場でした。
本は、昨年亡くなった西村賢太さんの遺作で、北町貫太が活躍する物語。とうとう文学に目覚め書籍を出版し、文学賞を受賞する・・・。そんなカタルシスへの熱気が素晴らしい作品でした。
さて、東海汽船ですが、まだこれからもお世話になると思います。まずは、八丈島でしょうか。ここには、行きたいですね。できれば1泊＋レンタカーで回りたいと思っていますが、いつになるでしょうかね。
今回のような安い切符が出たらいいなあと思っています。
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