甲州高尾山と勝沼ワイン

- GPS
- 04:36
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 513m
- 下り
- 950m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:28
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
| その他周辺情報 | 〔温泉&反省会〕勝沼ぶどうの丘 |
写真
装備
| 個人装備 |
雨具(レインウェア)
着替え
マグカップ
入浴セット
御朱印帳
飲料
|
|---|
感想
ピーカンで気持ちがよい朝を迎えました。今回は、甲州まで踏み込み、南アルプスと富士山を見渡しながら、気持ちの良い稜線歩きが楽しめる、甲州高尾山に登ります。
勝沼ぶどう郷駅に降りて、駅舎を出たところから南アルプス山脈を眺めると、少し、ぼんやりと霞んでしまっています。湿度が高いためでしょう。「眺望は、空気が凛とした冬に限るね」とは、この後乗ったタクシー運転手の言。更に、ハイキングのハイシーズンは春の桃の花の時期だとか。一面が薄紅色に染まるらしいです。
駅からタクシー2台に分乗して、大滝不動尊へ。菱山深沢林道から大滝不動尊の入り口へ進むと、仁王門があります。仁王門をくぐって、見上げるような階段を上り詰めると、本堂に着きます。階段横の前滝、そして本堂背後の男滝など、そこそこの渓谷美を見せてくれます。
本堂右わきの小道から、暗い植林の登山道を行くと、大滝林道に合流し、さらに先に展望台への分岐があります。やがて甲斐御岳神社があり、展望台からは南アルプスが一望できますが、この時期は、旺盛に茂る樹木の青葉に遮られ、垣間見える程度でした。
林道を抜けて、尾根に立つと、富士山が目に飛び込んできました。富士見台では圧巻のパノラマが楽しめます。少し戻って、本日の最高到達地点である棚横手山(1,306メートル)まで足を延ばし、三角点を踏んで、またUターン。夏のような暑さですが、1,000メートルあたりともなると、だいぶ湿度が下がり、時折、薫風がふわっと首筋を通り抜けるのが心地よい。富士見台から巻き道を通り、甲州高尾山の三峰を越えていきます。やがて、中央峰に位置する甲州高尾山山頂に到着しましたが、お昼をとるには場所が狭いので、先へいきます。
三峰目の剣ヶ峰の場所も狭く、しばらく下ってから、柏尾山付近に開けた場所があったので、シートを敷き、山ごはんにします。今日は手軽に済まそうと、三鷹の下連雀にある〔トーホーベーカリー〕の塩パンを冷たい缶ビールで流し込みます。
急勾配の山道を無事下り終わり、ぶどう園を抜けると、国宝ぶどう寺といわれる柏尾山大善寺に着きました。ぶどうが目に付くので、早くぶどうが飲みたくなり、ここからタクシーで〔ぶどうの丘〕へ向かうことにしました。
天空の湯では、露天から見下ろす、甲府盆地と南アルプスの大パノラマを眺めて、心身ともにリラックス。何とも贅沢な気分になります。湯上りにはラウンジで、まずは生ビールをやっつけて喉を潤します。そして、お目当ての、キンと冷えた勝沼赤ワインを…。
チョリソーをかじりながら飲む国産ワインの味は、また格別です。ここでは、ワインカーヴで専用の試飲容器タートヴァンを買えば、約200銘柄ものワインを全て試飲できるそうですが、私ども、貧乏根性丸出しでがぶ飲みし、足元が覚束なくなる恐れもありますので、泣く泣く遠慮いたしました...。
〔感想〕
桃の花の時期もいいでしょうが、恐らく此処は、晩秋から初冬にかけてが最高でしょうね。下りが割りと急斜なので、凍結時は危ないと思いますが...。
とにかく、澄んだ空気(タクシー運ちゃんの言う「凛とした」空気)の富士見台、あるいは、棚横手山山頂の大富士見台からの眺望を見てみたいものです。恐らく、富士と南アルプスの二大スターが、辺り一面の無数の山々を睥睨し、雪化粧をまとい、きらきらと陽光に照らされて競うように輝いているに違いありません。
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