鳳凰三山(夜叉神〜観音岳)踏み抜きワンダー

- GPS
- 28:26
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,741m
- 下り
- 1,700m
コースタイム
【23日(日)】6:50南御室小屋-7:28苺平7:35-8:32杖立峠8:40-9:10夜叉神峠9:18-9:46夜叉神の森
| 天候 | 5月22日(土)晴れのち曇り 5月23日(日)雪のち雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況/ 危険箇所等 |
【トイレ】各小屋でトイレがあります。 夜叉神の森:トレットペーパーあり。虫も少なくて綺麗でした。 夜叉神峠:使用してないので詳細不明。100円で利用できます。 南御室小屋:トイレットペーパーあり。チップ制。一種の水洗トイレで、洋室には便座カバーもついている。 薬師岳小屋:使用していないので詳細不明。 【水】南御室小屋にて湧水『南アルプス天然水♪』がジャンジャン出てました。 無料で利用できます。(冷たくておいしいです。) 【危険箇所】これといってありません。 【道の状況】 夜叉神の森から杖立峠までは、積雪もなく、道も迷うことなく歩けますが、 苺平の手前あたりから残雪あり。アイスバーン箇所はありませんでしたが、足の踏ん張りが利かず、なかなかどうして前に進むのに苦労しました。一部ももまで踏み抜いてしまうところもあります。(ほぼある程度踏み抜いてしまいます。) アイゼンは携帯していましたが使用しませんでした。 南御室小屋から砂払山へ行く途中も踏み抜きトラップが多数あり、トレースが少し分かりにくくなっています。(基本的には木に印があります。) 雪がなくなると今度は砂地に足をとられる。薬師岳から観音岳にかけての登山道は雪もなく、白砂とハイマツの稜線が続く。花崗岩も滑らないので、無理なくクリアできます。 |
写真
感想
今回は、夜叉神から鳳凰三山へ一泊二日のプラン。
日曜の天気(雨)は想定済みだったので、
いけるところまで行こう!!ということで
南御室小屋でテントを張った。
前日の金曜日は会社の親しい先輩の送別会があった関係で、睡眠時間は結局2時間
たらず。行きの車中で仮眠ができたけど、睡眠不足は否めず、正直体力的にかなりの不安要素を残したままの登山。
苺平手前からの積雪地帯では踏み抜かないように恐る恐る進むも、
ズボズボ踏み抜く・・(スノーシューのお兄さんはスイスイ登ってました。
結局お兄さんはあまりの雪質の悪さとスパッツを忘れたとかで、苺平過ぎたあたりで、引き返していきましたが・・)
思うように前に進まず、かなりしんどかったけど、南御室小屋での湧水に疲れも吹っ飛び元気を取り戻す。
私にとって2回目のテント泊。
いつもの事ながら、テント設営中は余計な手出しはせず。じっと見守り隊に徹する。
テント設置後、鳳凰三山へ!!途中幾多の踏み抜きトラップに引っかかり、
その後の砂地でも足をとられ、睡眠不足の体にはかなり厳しかった。
でも、今まで遥か彼方から眺めていた、北岳初め白根三山がとっても近くて
ただただ『すげぇ!!』と叫ぶばかり。
富士山、白峰三山、奥秩父、八ヶ岳、中央アルプスと
目に飛び込んでくる絶景が疲れを吹き飛ばしてくれた。
薬師、観音と人もほとんどいない、景色も、道中も貸切状態。
稜線の素晴らしさといったら・・・
風もないため、あまりの気持ちよさに、観音岳で1時間以上も居座ってしまった・・。
苦労した甲斐があったというか、それ以上の素晴らしさに言葉が出て来なかった。
これだから山はやめられない。
数少ない登山客のご夫婦とすれ違い、「地蔵岳へはアップダウンがきついから諦めた」という言葉に私達ものっかって、今回は地蔵岳はパスしました。(次回の楽しみに取っておきます。)
いつまでいてもきりがないので、いい加減小屋へ戻ることにした。
小屋に着いたのが午後4時。テントは私たち含め3つ。(すくなっ)
さすがに疲れて早々に夕食を食べて眠りに落ちました。
翌日は予報どおりの雨。てか雪。
さすがに2000mを切ると雪は雨にかわったが、雨は想定の範囲内。
昨日の景色がうそのように、どんよりとした雲の下、ひたすら下山。
いやぁ、素晴らしい景色に出会えて楽しい週末でした。
山が惹きつける魅力、あたしもほしいなぁ。
erikko














erikkoさん
はじめまして、、
この山域は、近いので良く行きます。
5月も3日に、、。
それにしても雪が少なくなりました。
びっくりです。
翌日は、当地でも肌寒く、上では雪も降ったのですね。
雪の状態は良くないですが、危ないところがないのが救いです。
スノーシューというのは、ちょっとオーバーですね。
Y-chan
Y−chanさん
はじめまして♪
日曜日に雨が降るのは想定内でしたが、
朝食中に雨が雪に変わるとは・・・でした。
あの雪質ではスノーシューも本領発揮とは
行かなかったようです。
実は、22日土曜日は甲武信ヶ岳か鳳凰三山の2つのプランがあったんです。
もしかしたらY−chanさんにお会いしていたかもしれませんね
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