【高尾山・城山】きょうはメロンな気分


- GPS
- 05:33
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 725m
- 下り
- 728m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】JR中央線高尾駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありません、雨上がりで所々に泥濘あり。 【高尾山口~高尾山山頂】六号路からのアプローチ、所々に泥濘あり。 【高尾山~城山】もみじ台の下り階段から一丁平の間に泥濘あり。 【城山~日影BS】城山から日影林道に出て、直ぐ左(道標なし)の登山道 に入る。一本道で道迷いの心配は無い。下り斜面が滑り 易いので注意。 |
写真
感想
雨予報の6月最後の日曜日だったが、晴れた。
女子サッカーワールドカップをTV観戦しながら山仕度、
なでしこジャパンの勝利を見届けてから出発。
毎週末いろいろと山行計画を立てるが出そびれていたので、
久々の山行、そんなときは高尾山である。
午前8時に京王線高尾山口駅に到着、
晴れの日曜日の割には人出も未だ疎らなのは、
前日までの天気予報のせいか、
早朝のワールドカップのせいであろうか。
ケーブルの清滝駅周辺も閑散としている。
沢沿いの紫陽花が雨上がりの朝の空気の中でとても鮮やか。
きょうのコース計画はしっかり決めて来ていなかったが、
何となく6号路コースを選択。
登山道は雨上がりで水たまりや泥濘を覚悟していたが、
それほど気にするほどではなかった。
沢の中の飛び石ルートの水量も差ほどではなかった。
久々の山歩き、ゆっくりペースで息も上がらずに快調。
ところが、山頂間近の苦手の上り階段、
やはり、心拍数も息も上がり、二度ほど水分補給の小休止。
運動不足を痛感、体重も確実に増えている。
それでもほぼコースタイムで山頂に到着。
山頂もあまり人影も無く空いている。
陽射しも眩しく、気温も上昇、とても暑いく汗ビッショリ。
山頂には、すっかり雪が消えた褐色の大きな富士山が居てくれた。
気温が高い割には、雨上がりのせいか空気が澄んでいて、
ハッキリとした富士山の雄姿を確認できた。
山頂の紫陽花も見ごろであった。
もみじ台の富士山も大きかった。
もみじ台からの下り階段は、水溜り、泥濘も多く、よく滑る。
この辺り、コースの整備がかなり進み、登山道というより、
「遊歩道」のイメージとなっていたが、未だ、ここに落とし穴があった。
一丁平から小仏城山までは泥濘はまったく気にならなかった。
小仏城山はそこそこ賑わっていたが、
城山茶屋のテーブル席には余裕があった。
いつもの席が空いていたので、そこを陣取り、なめこ汁を注文。
ここのは醤油仕立てで、なめこの量も多く、とろみの甘さが絶妙。
これが梅干しのにぎり飯と良くマッチするのである。
食後はかき氷の季節、きょうはまったりとメロウな心地で
「氷メロン」、迷いながらハーフサイズ。
カチン、コチンと頭にキンキンと冷や汗かきながら頬張る。
段々と涼しくなり、そして寒くなった。
メガサイズにしなくて正解。
城山の色とりどりの紫陽花もちょうど見ごろであった。
芝の広場もまったり感の中に紫陽花が彩を添える。
さて、ここからどのコースを辿ろうかと、思案。
実際に地図では確認したことは無かったが、
日影沢林道に沿って、日影に出る前から気になるコースがあった。
きょうはそこで降りることにした。
城山の鉄塔下の舗装された林道で降り始めて直ぐの、
小仏への分岐点を過ぎ、20〜30メートルほど進むと、
標識は無いが左へ入り込む分岐点がある。
細いが踏み後はハッキリとした小道。
所々の樹木の幹に白ペンキの二本線が記されている。
多分、これで合っているはずと進むが、やや不安。
10分ほどで、広く開けた草原に出ると、右下に林道が見える。
そこで、小柄の年輩の女性ハイカーとすれ違う。
「この道を進むと日影に降りられますか?」と尋ねると、
「はい、大丈夫ですよ。この先一度上り返しがあって、
そのまま進むと、あとは下りです。とても良い道ですよ。」と、
とても穏やかな物言いで親切に教えて頂く。不安解消、感謝。
品の良い響きで「・・・いい道ですよ。」が
歩きながら何度も頭の中でリフレインする。
確かに物静かな感じでいい道である。
雨上がりで、滑る箇所が何か所あり、
ステップを小刻みにして慎重に降りているうちに、
沢の水音が聞こえ始める、すると間もなく日影沢に出る。
舗装の林道の対岸にである。
沢の浅瀬の飛び石を渡り、林道に合流。
ウッディハウスの下側の位置で、特に標識も無いので、
今まで気付かなかった。
そのまま直進すると、直ぐに日影BSに出る。
バス待ちの人が7〜8名が並んでいる。
もうじきバスが来るのだろうか、一瞬迷ったが、
なんか歩き足りないので、そのまま車道に沿った歩道を進む。
次のバス停を過ぎたところで、バスに抜かれた。
気温も上がり、暑い中を50分ほどかけてJR高尾駅に到着し、
本日の山行を終える。
一汗かいて、気分的にもスッキリ、リフレッシュ。
新たに「いい道」も知って、良い山行であった。
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