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Yamareco

記録ID: 6732697
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

天城山(水生地下から天城縦走コース)

2024年05月02日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:07
距離
14.4km
登り
1,148m
下り
733m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
0:30
合計
7:05
9:05
20
9:52
10:00
88
11:28
11:28
4
11:32
11:34
2
11:36
11:36
8
11:44
11:53
47
12:40
12:42
30
13:12
13:12
28
13:41
13:41
4
13:45
13:50
6
13:56
13:57
15
14:12
14:12
9
14:21
14:21
27
14:48
14:49
22
15:11
15:11
17
15:28
15:28
30
15:58
15:59
7
16:07
16:08
5
16:13
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
朝。湯ヶ島からバスに乗車。
昨日は雨だったけれど、今日の天気はどうかな。
朝。湯ヶ島からバスに乗車。
昨日は雨だったけれど、今日の天気はどうかな。
天城峠到着。五人ほどが下車。
まずは旧天城トンネルを目指します。
天城峠到着。五人ほどが下車。
まずは旧天城トンネルを目指します。
旧天城トンネル到着。雰囲気があります。
旧天城トンネル到着。雰囲気があります。
一旦、林道伝いに水生地下まで下ってきました。
今回は最短ルートの水生地歩道で八丁池に向かいます。
一旦、林道伝いに水生地下まで下ってきました。
今回は最短ルートの水生地歩道で八丁池に向かいます。
ここから水生地歩道。
ここから水生地歩道。
分岐に突き当たったところでしばし道を見失う。
近くに崩れた階段を見つけ、無事復帰しました。
分岐に突き当たったところでしばし道を見失う。
近くに崩れた階段を見つけ、無事復帰しました。
ヒメシャラの赤い樹皮が目立ちます。
ヒメシャラの赤い樹皮が目立ちます。
またもや道を見失いました。特に危険箇所もないので、目的地と方角さえ分かれば適当に登ることもできるのですが、やはり不安になります。
しばらくして看板を見つけ、ルートに復帰。
またもや道を見失いました。特に危険箇所もないので、目的地と方角さえ分かれば適当に登ることもできるのですが、やはり不安になります。
しばらくして看板を見つけ、ルートに復帰。
八丁池手前の展望台に上りました。
空は少し晴れてきて、山の向こうに富士山が見えました。
八丁池手前の展望台に上りました。
空は少し晴れてきて、山の向こうに富士山が見えました。
これから登る万三郎岳方面もよく見えます。
これから登る万三郎岳方面もよく見えます。
遠くに見えるのは大島かな。
前方に見える山は、ヤマレコだと「東の猿山」となっているようですが、山と高原の地図には記載がありません。
遠くに見えるのは大島かな。
前方に見える山は、ヤマレコだと「東の猿山」となっているようですが、山と高原の地図には記載がありません。
下田方面。須崎半島とおぼしきものが見えます。
下田方面。須崎半島とおぼしきものが見えます。
八丁池到着。こじんまりとして、静かで、良い場所でした。座って絵でも描きたい気分。
今日は先が長いので、のんびりする暇がないのが残念。
八丁池到着。こじんまりとして、静かで、良い場所でした。座って絵でも描きたい気分。
今日は先が長いので、のんびりする暇がないのが残念。
白田峠、戸塚峠を抜けて小岳へ向かう。
途中、他の方のレコでも見たウクライナ国旗を発見。
白田峠、戸塚峠を抜けて小岳へ向かう。
途中、他の方のレコでも見たウクライナ国旗を発見。
小岳山頂直下の急登。
ここまで比較的緩い道が続いたので、けっこう応えました。
小岳山頂直下の急登。
ここまで比較的緩い道が続いたので、けっこう応えました。
小岳到着。何の変哲もないピーク。
小岳到着。何の変哲もないピーク。
ゴルフ場が見えました。
ゴルフ場が見えました。
万三郎岳到着。誰もいません。
万三郎岳到着。誰もいません。
石楠立で「はなだて」と読ませるとは、さすが天城山。
石楠立で「はなだて」と読ませるとは、さすが天城山。
石楠立で下った分だけ、上り返す。キツイ。
石楠立で下った分だけ、上り返す。キツイ。
風力発電の風車が見えます。
風力発電の風車が見えます。
万二郎岳到着。山頂表示がなぜかボロボロです。
さあ。あとは下山するのみ。
万二郎岳到着。山頂表示がなぜかボロボロです。
さあ。あとは下山するのみ。
無事下山。16時10分のバスに間に合った――
無事下山。16時10分のバスに間に合った――
――と思ったのですが、時刻表には16時45分とある。
実際、バスは45分に来たのですが、調べてみるとインターネット上に公式の古い時刻表(2023年4月更新版)も残っており、いつも使っているGoogleマップがこちらの方を参照してしまったようです。
――と思ったのですが、時刻表には16時45分とある。
実際、バスは45分に来たのですが、調べてみるとインターネット上に公式の古い時刻表(2023年4月更新版)も残っており、いつも使っているGoogleマップがこちらの方を参照してしまったようです。
今日のお花。
ナガバマムシグサ。
葉が顕著に長く、これは同定で迷うことがない。この子達は4月が花の盛りなので、萎れている花がほとんどでした。
今日のお花。
ナガバマムシグサ。
葉が顕著に長く、これは同定で迷うことがない。この子達は4月が花の盛りなので、萎れている花がほとんどでした。
オドリコテンナンショウ。
仏炎苞の縁がわずかに紫がかっています。花序付属体は淡緑色で太棒状。
オドリコテンナンショウ。
仏炎苞の縁がわずかに紫がかっています。花序付属体は淡緑色で太棒状。
上下の葉はほぼ同大。
上下の葉はほぼ同大。
葉柄基部が襟状に開出――ここも重要な同定ポイント。
葉柄基部が襟状に開出――ここも重要な同定ポイント。
これはアマギミヤママムシグサ? ホソバテンナンショウ? ホソバにしては葉が細い気もしますが、正直、よく分かりません。
これはアマギミヤママムシグサ? ホソバテンナンショウ? ホソバにしては葉が細い気もしますが、正直、よく分かりません。
ミヤマなら仏炎苞内部に微細な乳頭状突起があるとのことで、拡大して撮影してみました。確かに突起が有るが……やはりミヤマ?
ミヤマなら仏炎苞内部に微細な乳頭状突起があるとのことで、拡大して撮影してみました。確かに突起が有るが……やはりミヤマ?
オオミネテンナンショウ。
きれいな縞模様です。花序付属体に紫色の斑点有り。
オオミネテンナンショウ。
きれいな縞模様です。花序付属体に紫色の斑点有り。
葉柄基部が開出しない――オオミネテンナンショウの特徴です。
葉柄基部が開出しない――オオミネテンナンショウの特徴です。
ランヨウアオイ。他のカンアオイに比べ、ツルッとしている印象。
ランヨウアオイ。他のカンアオイに比べ、ツルッとしている印象。
ギンリョウソウ。山の斜面に点々と咲いてました。
ギンリョウソウ。山の斜面に点々と咲いてました。
ワチガイソウ。小さくて目立たないけれどかわいい花です。
ワチガイソウ。小さくて目立たないけれどかわいい花です。
ミヤマシキミ。咲いている株はほとんど見かけませんでした。もう終盤みたいです。
ミヤマシキミ。咲いている株はほとんど見かけませんでした。もう終盤みたいです。
マメザクラがちょっとだけ残っていました。
マメザクラがちょっとだけ残っていました。
雄しべが十本。トウゴクミツバツツジ。
雄しべが十本。トウゴクミツバツツジ。
オオカメノキ。装飾花は大きくてきれい。花本体は小さくてかわいい。
オオカメノキ。装飾花は大きくてきれい。花本体は小さくてかわいい。
アセビの花がしばしば落ちていました。
アセビの花がしばしば落ちていました。
シャクナゲの蕾がふくらんでいました。咲くのは、一週間か二週間後くらいでしょうか。
シャクナゲの蕾がふくらんでいました。咲くのは、一週間か二週間後くらいでしょうか。

感想

 ゴールデンウィーク。
 植物の固有種が多く、前々から一度行ってみたかった伊豆。シャクナゲの時期にはまだ早いですが、湯ヶ島に宿をとって天城山に登ることにしました。コースは、久しぶりにがっつり歩きたかったこと、また旧天城トンネルを見たかったこともあり、天城峠から縦走することにしました。

 今回、一番のお目当てはアマギテンナンショウとアマギカンアオイだったのですが、どちらも見れず。残念。とはいえ、ナガバマムシグサ、オドリコテンナンショウ、オオミネテンナンショウなど、地域固有のテンナンショウを見ることができたので満足でした。
 また、コース全体を通してブナやヒメシャラの森がすばらしく、心地よく歩けました。特にヒメシャラは、あんなにたくさん生え、立派に育ったものを初めて見たので感動しました。

 山行中の景色としては、八丁池が見事でした。特に展望台はすばらしい。ぐるっと伊豆半島が見渡せ、海も富士山も見える。最高でした。万三郎岳に登らず、池だけを見て天城峠に戻る周回コースでも充分満足できる気がします。

 万三郎岳、万二郎岳の展望はあまり良くありませんでした。山頂直下の道は思った以上に急で、前日の雨の影響でぬかるんでいたこともあり、上りも下りも手こずりました。登りごたえのある山です。

 今度、伊豆に来るのはアマギシャクナゲの時期か、アマギツツジの時期か。また来たいと思います。

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