飯士山 お勧め超タイパの良い山！今年も春紅葉と新緑眩しい登山道を歩く・・・そして、頭上には雲一つない❝飯士ブルー❞・・・の巻♪
クライムジャンキー
その他3人 
体力度について
- GPS
- 04:43
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 597m
- 下り
- 597m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 4:42
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回のコースの登山道に特に危険箇所はありません。ゲレンデ前に登山ポストがあります。 |
| その他周辺情報 | 下山後の日帰り温泉は「岩の湯」（500円）、「駒子の湯」（500円）、「山の湯」（500円）がお勧めです。今日は「駒子の湯」（500円）で汗を流しました。 下山後のスイーツは 湯沢のパティスリースフェールマルヤの越後湯沢のコッコロール（税込1,200円）がお勧めです。 |
写真
振り返って・・・南には谷川連峰主脈縦走路方面。中央に万太郎山、右にはエビス大黒ノ頭〜仙ノ倉山〜平標山、手前にはタカマタギ〜日白山〜東谷山。左には大障子ノ頭〜小障子ノ頭、茂倉岳〜一ノ倉岳、武能岳、手前には荒沢山〜足拍子岳。
3
苗場山方面をバックに山頂の4人。ジャックラッセルテリア犬二匹を連れて登って来た男性に撮って頂きました。ありがとうございました！犬達が可愛いかったな。さてと、下ります。
3
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー（登山中毒者）でございます。
本日は恒例の春の飯士山にE姐さん、K姐さん、Yいち君の4人で登って参りました。今年は昨年同様に小雪で、季節の移ろいは普段より早く感じますが・・・雪消えの遅い所では、まだまだスプリングエフェメラルが咲き始めの状態で、足元にはずーっとイワウチワロードが続いていました。頭上にはタムシバ、オオカメノキ、ユキグニミツバツツジが咲き誇っていました。※但し、どちらも標高の低い所では終盤戦を迎えています。しかし、標高の高い所ではまだまだフレッシュなお花が見られました。標高900m付近からは咲き始めたばかりのムラサキヤシオツツジが見られます。ナナカマドやアズキナシはまだ蕾状態でした。
そして、朝から雲一つない超快晴の中、眺望は抜群でした。ほぼ360度の大パノラマが広がっていました。※こんな時、独立峰は楽しめますよね。但し、西蒲三山や佐渡ヶ島が見えなかった事だけが悔やまれます。わずか2時間程歩くだけで・・・この絶景ですので、タイパが半端なく良いお山であります。
久し振りに4人での山行となり、僕の軽自動車ではチョット窮屈ですが・・・我慢して頂いて予定時刻のAM7:15にK姐さんをピックアップ、その後Yいち君とK姐さんをピックアップしてR17を南下します。越後湯沢役場信号を左折して岩原スキー場へ向かいます。途中、湯沢中央公園のトイレで用を足し、岩原スキー場ゲレンデ前の駐車場に車で上ります。程なく駐車場に到着。この時点で先行車両は10台程。（県外ナンバーが大半でした。本日よりGW後半戦に突入ですから・・・）身支度をして予定より10分遅れで登山開始。本日の湯沢町の日中の最高気温は24度（最低気温は7度）で温かい・・・。※朝方、寒かったので僕は薄いフリースを着用（もしもの時の為の薄いウインドブレーカーも持参するも未使用）して、最後まで歩き通しました。日の当たる所は少し暑かったですけど、樹林帯の中の日陰部分は丁度良かったです。
先ずは、登山ポストに登山届を提出して、岩原スキー場グランドバーン前の駐車場からゲレンデを登ります。ここが一番キツイ・・・。木の芽（ミツバアケビの芽、美味しいです）が足元に沢山芽立ち始めていて、姐さん達はソワソワして登山どころではなくなっています。邪念を振り払って、グランドバーンのゲレンデを黙々と登って行きます。第三ペアリフト降り口で振り返ると・・・目の前には大展望が広がります。天気は雲一つない超快晴・・・物凄くイイ天気ですので、北東から壁の様にズラーッと並ぶ・・・金城山〜巻機山〜朝日岳〜笠ヶ岳、大源太山〜七ツ小屋山〜武能岳〜茂倉岳〜一ノ倉岳、大障子ノ頭〜万太郎山〜エビス大黒ノ頭〜仙ノ倉山〜平標山、苗場山〜霧ノ塔etcが良く見えます。特に南には大好きな谷川連峰主脈縦走路が手が届きそうな感じで見る事が出来ます。大感動です・・・。僅か30分程で、この世界に到達できます。タイパ超最高・・・タイパ超最強・・・。
標高700m・・・そして、ここからが本格的な登山道となります。いつもの様に南コースを上ります。眩しい新緑の登山道を歩きます。細尾根あり・・・急登あり・・・であっという間に888m〜999m地点に到達。神弁橋コース分岐〜南峰先の緩斜面を少し歩くと山頂が目の前に見えます。一旦下って登り返し、山頂直下の岩場を鎖を使って少し上れば山頂（南側）に到着。この時点で誰もいません（この後大勢の登山者が次から次へと登ってきました）・・・貸し切り状態・・・。先ずは、山頂からの大パノラマを画像に収めます。そして早くもお腹が空いていますが、南側は日が差して暑いので、北側に移動してモグモグタイム（ランチタイム休憩）・・・。今日は明星食品「一杯満足魚介だしの旨みシーフード味ヌードル」を頂きました。食後にインスタントコーヒー「ネスカフェゴールドブレンドコク深め」スティックタイプをまったりと頂き、いつもの様に山談義や世間話に花を咲かせ・・・ゆったりとした時間を過ごしました。これが、いつも楽しい・・・。
たっぷりと休んだ後は後かたずけをして・・・下山開始。山頂では越後三山、荒沢岳、守門岳、権現堂三山、マイホームマウンテンの坂戸山、当間山、樽山、米山、刈羽黒姫山、八石山、火打山、妙高山etcもばっちり見えてました。
名残惜しいですが、圧巻の眺望に後ろ髪をひかれながら・・・まずは岩場を鎖を使いながら慎重に下ります。そして、下山路はいつもの様に、東コースを下ります。山頂クワッドリフト降り口から迂回路コースを九十九折に下ります。最後はメインバーンを横切り、グランドバーンを真っ直ぐ下り駐車場に到着。
今日も無事に楽しい山歩きが出来ました。
いつもの事ですが、僅か2時間程で独立峰の山頂から360度の大パノラマが見られるのは、この近辺では浅草岳とここ飯士山位だと思います。しかし、浅草岳はネズモチ平登山口までのアクセスが悪く、遠いのが難点ですが、ここ飯士山の登山口までのアクセスは抜群で、関越自動車道湯沢インターチェンジから車で登山口駐車スペースまで9分、JR上越線岩原スキー場前駅から車で6分、JR上越線越後湯沢駅から車で13分です。特に谷川連峰主脈縦走路を北から間近に見れる所はここしかありません。僕のマイホームマウンテンの坂戸山からも谷川連峰主脈縦走路は良く見えますが、ここまで 近くて大迫力では見られません。今日は火打山、妙高山、刈羽三山、守門岳、権現堂三山、六万騎山、坂戸山、金城山、越後三山、巻機山、米子頭山、柄沢山、檜倉山、大烏帽子山、大源太山、七ツ小屋山、朝日岳、笠ヶ岳、武能岳、一ノ倉岳、茂倉岳、オジカ沢ノ頭、俎�堯�大障子ノ頭、万太郎山、エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山、平標山、東谷山、白砂山、佐武流山、神楽ヶ峰、苗場山、日蔭山etcが良く見えました。
お花はまだまだスプリングエフェメラルが沢山咲いていました。まだまだ、イワウチワ、イワナシ、ショウジョウバカマ・・・タムシバ、ユキグニミツバツツジ、オオカメノキは咲き始め、アズマシャクナゲ、ナガハシスミレ、オオタチツボスミレ、エチゴキジムシロetcが見られました。
クマの痕跡は今回はナシ。糞も鳴き声も確認出来ませんでした。でも 絶対いると思いますのでクマ対策は怠らない様に・・・。熊鈴、笛、ラジオetcは必須です。
今日のルートは岩原コース（チャレンジ南コース片道2.1km)を上り、奥添地コースビギナー東コース片道2.1km)を下る、一般的な最も安全なルートです。因みに 僕はほとんどこのルート以外（昨年、初めて舞子スノーリゾート側のスカイドームレストラン脇からのピストン歩きました）は歩いたことはありませんが、山頂から西側に伸びる鋸尾根（通称「神弁コース」）は峻険なやせ尾根の急坂で、過去に死亡事故も発生している。近年は整備も十分ではなく、藪化が進んでいるとの事。また 五十嵐口からの登山コースは、尾根コースと負欠岩コースに分かれています。奇岩「負欠岩」（おいかけいわ）周辺は独特の雰囲気があり、一見の価値があります。春には、イワウチワの群落・シャクナゲの花（5月頃が見ごろ）の他、たくさんの花を見ることができますが、危険な個所もあるそうです。舞子後楽園登山口からも 最後は急な岩場があるそうなので チョット危険かと思います。リスキーな所が好きな方は こちらも是非・・・。僕はビビりで高所恐怖症なので、岩原コース以外は遠慮いたします。
また 今年はまだ開催されるか分かりませんが、飯士登山祭が開催されたら 今年も参加したいと思います。
『 飯士登山祭 』 趣旨概要
春夏秋の登山シーズン農耕期から、冬季の準備へと移り変わるこの時期、湯沢町 北東部、岩原地区に位置する標高
1111メートルの霊峰 飯士山（いいじさん）があります。山頂には、古くから伝わる作物の神様、医薬の神様として、
薬師如来様が祭られています。その飯士山の存在、山そのものの恩恵に、感謝の意を表して、『1』のゾロ目にちなんで、
11月11日を岩原の祭日とし、1年間の山の垢落としの清掃登山をかねて、地域住民、事業者が、お客様をお招きして、
お参り登山を行う祭事です。
出発儀式として、和太鼓の演奏の中、登山祭ののぼり旗を先頭に勇壮に清掃登山の開始となります。
また、地域のパワースポットとしての、飯士山標高1111メートルの持つ力、すべての基本となる数字 『 1 』の
重なるゾロ目パワーにも、とことんこだわり、参加費も1111円とさせていただきます。
11月11日 11時11分 1111メートルの山頂にて、この秋 飯士山麓地域で収穫された新米 1111粒を散布する
『米撒き』 山頂碑の土台を安定させる『石組み』 感謝・鎮魂の意を表す『手合わせ』を行います。
下山チェックを済ませていただいた後は、飯士山麓産の材料を使用した、岩原観光協会調理部開発のオリジナルの昼食
『 飯士めし 』を召し上がって頂きます。
また、物販品展開なども、お楽しみいただけます。
将来にわたり、参加される皆様に楽しんでいただきながら、飯士山自然環境の整備保全を続けていくことで、かかわる
人々の健康祈願、無病息災、地域の作物豊穣、商売繁盛につなげようという趣旨での開催です。
飯士山 - Wikipedia
※Wikipediaより引用
第四紀の成層火山で20〜50万年前に活動した。地質は安山岩~デイサイト質である。基底部には安山岩（一部玄武岩）質の噴出物が存在しており、それらを覆うように多数の溶岩や火砕流が流下している。東麓はなだらかで火砕流堆積物が多く、西麓は急斜面がちで溶岩が多い。山頂や南西麓の立柄山は大規模な溶岩円頂丘でそれらを生成した後に噴火活動を停止したと考えられている。山名の由来については山頂部に穀物の神様を祀ってあることから「飯」、富士山の姿に似ていることから「士」、をとって飯士山としたとされている。また、荘園である上田荘が近辺にあったことから別名「上田富士」とも呼ばれる。頂上からの360度の眺望は谷川連峰の美しい姿をはじめ、八海山・中ノ岳・越後駒ヶ岳の越後三山や巻機山などの雄大な山景色が望める。また天気が良いと佐渡を見ることもできる。登山道の頂上付近では5月初旬にツツジやタムシバを楽しめる。
ではまた・・・そして、世界が平和になります様に・・・。
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