富士山 御釜&不浄流し
- GPS
- 06:36
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,688m
- 下り
- 1,690m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:37
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
9合目辺りまでアプローチシューズで登れる 不浄流しは標高2750mまで滑れるが夏道でスムーズに帰るには2850mまで |
その他周辺情報 | ふじかぐやの湯 丼丸 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
いよいよシーズンも終盤。最後に富士山へ参りましょう。何だかんだこのシーズン、白山、立山、御嶽山を滑ったのでこの富士山で霊山シリーズコンプとなる。雪とゲートの制約がない須走がこの時期の富士山の定番らしいが不浄流しを滑りたいので我々は富士宮へ向かった。
ゲートの8時オープンで多くの他の登山者ともに登山口へ。登山者8割、スキーヤー2割という感じだった。最初は夏道。シートラ&アプローチシューズで9合目まで快調に登る。標高が高いからか気温は暑くも寒くもなく丁度良く心地良かった。9合目でアイゼンへ換装。結果として今日の雪なら全区間シールで大丈夫だったがどこでアイシーな面が出てくるか分からないのでアイゼン直登とした。
御鉢に着けば山頂はもうすぐそこ。特に高度順応はしていなが私は過去の経験上、4000mまでなら特に何もせず標高をかちあげても問題ないことは分かっていたので高山病に対してかなり気は楽だった。今回ペースはGUCCI氏に合わせ、なるべく血中酸素濃度が低下しないように出力を一定に登ったお陰でGUCCI氏も若干の頭痛程度で済んだ。
御鉢周辺はスキーヤーで賑わっており、各パーティーが御釜へドロップしていた。当初の予定通り我々も山頂より御釜へドロップ。ドロップも正午過ぎとあって十分緩んでおり、カチカチなのはなかったがむしろザブザブモナかみたいの所があって少し滑りにくかった。念願の御釜底からの景色を堪能したらアイゼンで御鉢へ登り返し、不浄流しのドロップポイントへ向かう。
不浄流しへドロップする人は流石に少なく、滑るタイミングでは誰一人いない広大なバーンを滑ることができた。雪もここ二か月の山行で一番良く、何でもできる勘違いバーンで昇天した。標高3000m以下はややバーンが凸凹に荒れており標高を下げるだけ。雪渓末端まで滑ってもこれでは楽しくないので夏道へ上手いことつなげられる所で滑走終了とした。
最後は再度シートラで宝永火山の火口を降りて無事下山。多少シートラは長いが人が少なく良い面を滑れて大満足であった。
良いタイミングで富士山滑走のお誘いがあり乗っかった。
自分の高山病耐性の無さは知っているので、最近特に化け物と化したとらには追い越し禁止令が発動された。
やはり標高が上がると息が上がったが、なんとか初富士山登頂となった。
御釜は絶景快適ザラメ、底までは行かず途中でアイゼンに履き替え、稜線でとらを待った。さすが化け物、のんびりする間もなく底から這い上がってきた。
道中の会話で東面がやはり雪多そうということで、富士宮ピストンではなく不浄流しに変更となったが、結果は超絶広大ザラメバーンが広がっており、予想以上の昇天度合いにオタク2人でヘラヘラ笑いが止まらなかった。
昇天した後は、トレランシューズに履き替えスタコラ宝永山横をかすめて駐車場へ。
23-24シーズンの良い滑り納めができた。
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