796-25暴風の金剛堂山(栃谷から奥金剛まで往復・バス利用)


- GPS
- 07:55
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,294m
- 下り
- 1,359m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 7:48
天候 | 曇りのち霧雨、常に強風・暴風 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路:竜口谷口14:37(南砺市営バス利賀八尾線越中八尾駅行き)15:35福島の湯の前で自由降車。(福島の湯から越中八尾駅は徒歩10分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。前金剛手前に1か所。中金剛〜奥金剛間に3か所残雪あるものの、滑り止めは必要なかった。 |
その他周辺情報 | 福島の湯・・・富山市営バス福島第二バス停前。南砺市営バスは自由降車可能。470円。普通の銭湯にカフェ併設。生ビールあったけど時間がなくて飲めず。残念!風呂には石鹸等は無し。フロントで購入可能。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
北陸遠征二日目。
昨日の医王山は快晴微風の登山日和であったが、今日は宿の窓を強風がたたいている。雲が流れて上空も風が強そう。
昨晩泊まった民宿は、夕食もたっぷり、部屋には暖かい麦茶を常備してあり、浴衣、タオルもあり、快適であった。
なんと朝5時半に朝食を頂く。The旅館の朝ご飯という感じ。おいしく大盛2膳をいただいて、6時過ぎに出発。そしてまたもやなんと、宿のおばあちゃん栃谷登山口まで送ってくださった。
天気が悪そうなので、もし早く下山してきたらロビーで帰りのバスを待っていてもよいとありがたいお言葉をいただいた。
さて、栃谷登山口には、広ーい駐車場、避難小屋兼トイレと、水場があった。水場の方は湧き水なのか沢水なのか判別しなかったが、トイレは水洗であった。
駐車場から本流を鉄材を渡した橋で渡って、栃谷に沿って登っていく。広葉樹の美しい森である。渡渉した後は尾根に沿って登り、1時間弱で1キロポスト兼三角点入り口。三角点は左手の藪の中に四等三角点が鎮座していた。そしてすぐに竜口谷口への分岐。しばらく平たんな道のあと、ぐいぐい登り始める。
尾根に登ると時折、風がびゅうと吹くが樹林帯の中なので問題はない。だが、天気予報通り、徐々に上空の白いガスが下りてきているようだ。
片折岳より先では、風が吹くと木雨が落ちてきて冷たい。樹高も徐々に低くなってきており、風をまともに浴びると寒くなってしまうので、途中でレインウェアを上下とも着る。
相変わらず急登をこなしているうちにガスも濃くなり風も強くなっていく。そしていつの間にか前金剛へ着いていた。
真っ白である。
写真を撮って最高峰の中金剛へと向かう。割とすぐに祠のあるピークについたので、ここが中金剛かなと思いきや、違う。いくつか雪渓の残る小さなアップダウンを繰り返して、およそ頂上らしくないピークが中金剛であった。さらに緩やかに下ると奥金剛。でやはり何も見えない。風も強いので、直ぐに折り返して、中金剛〜前金剛間で風の弱かったところまで戻って休憩をとる。
その後は、淡々と元来た道を下っていく。帰りのバスの時間にも余裕で間に合いそうだが、雨に降られたくないので急ぎ目に下る。
雨に降られたら、避難小屋で雨宿りした方が良いなと考え、予定していた竜口谷への下山計画を、元来た栃谷に変更。そして思った通り、栃谷登山口まで下山すると雨が降り出してきた。
小屋の中で濡れたものを変えたりしながら、行動食を食べてバスまでの時間をつぶす。
民宿のおばあちゃんのお言葉に甘えるものいいかなと思ったが、ここのバスは自由降車は可能だが、自由乗車は出来ないシステム。そうなると停留所は、民宿から結構離れており、それは嫌だなと考え、おとなしく避難小屋で時間をつぶす。
バスの発車20分前には、避難小屋を出発して舗装された車道を傘をさしていく。
竜口谷口バス停はスキー場の跡の前にポツンと、壊れた待合所とともに鎮座していた。待ち時間を利用して、金剛堂山へのとりつきを確認する。
バス停の先の橋を渡って、すぐ左に川と用水路に沿って行くとすぐにみぎのどてにあがる踏み跡があるので、それを登ると登山道となった。もっと先からも上がるところがあるかもしれないが、時間もないのでこれでバス停に戻る。
だが、バスの時間になってもやってくる気配がない。雨も降っているし、何もないバス停に本当にバスが来るのかなと不安になったが、3分ほど遅れてライトバンのバスがやってきた。帰りも乗客は私一人。1時間以上も乗車して210円とは安い。
ちなみに、竜口谷口バス停はデマンドバス停なので、乗車するには前日17時までにで電話予約が必要なので、注意が必要である。
八尾では終点の駅前までバスを乗らずに、銭湯の「福島の湯」の前の「福島第二」の富山市営バスのバス停で自由降車。(この南砺市営バスではバス停ではないが、自由降車可能なので下ろしてもらう。)お風呂で汗を流して、体を温める。
銭湯なので、当然石鹸やシャンプーの備え置きはなく、持参したものを使って汗を流す。銭湯のフロントでは、なんと生ビールも売っていたが、飲むなら列車内だよなと考え我慢。しかし、銭湯から越中八尾駅までの徒歩10分の道のりに酒屋はなく、ビールは富山駅到着までお預けになったのであった。
富山駅では和食で一杯も考えたが、なんか脂っこいものが食べたくて、富山名物ブラックラーメンをビールとともに頂く。結構しょっぱい。だがうまい。
北陸の200名山、300名山の2座をこなせて大満足。北陸の山は森が綺麗だなと感じた山行であった。
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