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Yamareco

記録ID: 692758
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

なめたらあかん 乗鞍岳

2015年08月07日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
子連れ登山 ぽこP その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:11
距離
6.3km
登り
402m
下り
406m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:29
休憩
0:40
合計
4:09
距離 6.3km 登り 402m 下り 406m
10:14
28
10:42
8
10:50
10:57
52
11:49
11:51
15
12:06
19
12:25
12:27
9
12:36
29
13:05
13:34
10
13:44
35
14:20
ゴール地点
天候 晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
乗鞍高原観光センター前駐車場から畳平までバス
コース状況/
危険箇所等
肩の小屋より上は滑りやすいので特に下山時注意
その他周辺情報 乗鞍高原観光センターそばに「湯けむり館」あり。
白濁した硫黄泉です。
畳平バスターミナルから出発。後ろは魔王岳。
2015年08月07日 10:08撮影 by  iPhone 6, Apple
8/7 10:08
畳平バスターミナルから出発。後ろは魔王岳。
鶴ヶ池の水量は少なめです。
2015年08月07日 10:12撮影 by  iPhone 6, Apple
8/7 10:12
鶴ヶ池の水量は少なめです。
道端には色とりどりの高山植物が。
2015年08月07日 10:16撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 10:16
道端には色とりどりの高山植物が。
富士見岳には登らず、軟弱に巻き道を進みます。
2015年08月07日 10:20撮影 by  iPhone 6, Apple
8/7 10:20
富士見岳には登らず、軟弱に巻き道を進みます。
コマクサもたくさん。
2015年08月07日 10:21撮影 by  iPhone 6, Apple
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コマクサもたくさん。
イワギキョウ、だったかな?
2015年08月07日 10:22撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 10:22
イワギキョウ、だったかな?
お花畑の木道を見下ろして。
2015年08月07日 10:24撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 10:24
お花畑の木道を見下ろして。
不消ヶ池のコバルトブルー。
2015年08月07日 10:34撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 10:34
不消ヶ池のコバルトブルー。
摩利支天岳への分岐を過ぎると剣ヶ峰が視界に。ここからは肩の小屋までゆるい下りです。(帰りは登りです…)
2015年08月07日 10:41撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 10:41
摩利支天岳への分岐を過ぎると剣ヶ峰が視界に。ここからは肩の小屋までゆるい下りです。(帰りは登りです…)
大雪渓ですね。
2015年08月07日 10:41撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 10:41
大雪渓ですね。
この季節でもスキーヤーがいました。
2015年08月07日 10:43撮影 by  iPhone 6, Apple
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この季節でもスキーヤーがいました。
ホウキで掃いたような雲。
2015年08月07日 10:44撮影 by  iPhone 6, Apple
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ホウキで掃いたような雲。
肩の小屋到着。
2015年08月07日 10:50撮影 by  iPhone 6, Apple
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肩の小屋到着。
ここからがガレガレの登山道です。
2015年08月07日 10:51撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 10:51
ここからがガレガレの登山道です。
わかりづらいですが、太陽の周りに虹が。
2015年08月07日 11:06撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 11:06
わかりづらいですが、太陽の周りに虹が。
登山道は絶賛渋滞中です。
2015年08月07日 11:49撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 11:49
登山道は絶賛渋滞中です。
摩利支天岳のコロナ観測所を見下ろす高さまで登ってきました。ヤリホ方面は雲で見えません。
2015年08月07日 11:59撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 11:59
摩利支天岳のコロナ観測所を見下ろす高さまで登ってきました。ヤリホ方面は雲で見えません。
権現池かな。雲が湧き上がってきました。
2015年08月07日 12:08撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 12:08
権現池かな。雲が湧き上がってきました。
ゴールがもう目の前に見えているのですが、最後の登りが意外とつらい。
2015年08月07日 12:08撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 12:08
ゴールがもう目の前に見えているのですが、最後の登りが意外とつらい。
何とか到着です。
2015年08月07日 12:24撮影 by  iPhone 6, Apple
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何とか到着です。
乗鞍高原方面。見渡す限り山!
2015年08月07日 12:25撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 12:25
乗鞍高原方面。見渡す限り山!
天気がよければ御嶽山が見える方向です。合掌。
2015年08月07日 12:25撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 12:25
天気がよければ御嶽山が見える方向です。合掌。
大日岳方面。
2015年08月07日 12:25撮影 by  iPhone 6, Apple
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大日岳方面。
さほど広くないスペースに、乗鞍本宮が鎮座してます。
2015年08月07日 12:25撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 12:25
さほど広くないスペースに、乗鞍本宮が鎮座してます。
雷鳴が聞こえてきたので、急いで下ります。
2015年08月07日 12:26撮影 by  iPhone 6, Apple
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雷鳴が聞こえてきたので、急いで下ります。
蚕玉岳から剣ヶ峰を振り返って。蚕玉岳のあたりだけ、地面がやけに白いです。
2015年08月07日 12:37撮影 by  iPhone 6, Apple
8/7 12:37
蚕玉岳から剣ヶ峰を振り返って。蚕玉岳のあたりだけ、地面がやけに白いです。
乗鞍高原に続く道とか、スキー場とかが見えてますね。写真ではよくわかりませんが、遠くに松本の街っぽいのも見えてました。
2015年08月07日 12:38撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 12:38
乗鞍高原に続く道とか、スキー場とかが見えてますね。写真ではよくわかりませんが、遠くに松本の街っぽいのも見えてました。
肩の小屋で昼食にします。ウィンナーがパンパンです。
2015年08月07日 13:06撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 13:06
肩の小屋で昼食にします。ウィンナーがパンパンです。
朝とは違った色合いの不消ヶ池。
2015年08月07日 13:47撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 13:47
朝とは違った色合いの不消ヶ池。
お花畑も回ってみます。
2015年08月07日 14:03撮影 by  iPhone 6, Apple
8/7 14:03
お花畑も回ってみます。
この花、なんだったっけ…(トウヤクリンドウ?)
2015年08月07日 14:09撮影 by  iPhone 6, Apple
8/7 14:09
この花、なんだったっけ…(トウヤクリンドウ?)
小さいけれど可憐な花たちです。
2015年08月07日 14:13撮影 by  iPhone 6, Apple
8/7 14:13
小さいけれど可憐な花たちです。
畳平についたら雷雨に。危ないところでした。
2015年08月07日 15:00撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 15:00
畳平についたら雷雨に。危ないところでした。
観光センター駐車場から乗鞍岳を振り返って。
2015年08月07日 15:57撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/7 15:57
観光センター駐車場から乗鞍岳を振り返って。
撮影機器:

感想

代休を利用して家族でハイキングに行ってきました。行き先は、下界のあまりの猛暑から逃げ出すために、とにかく標高の高い乗鞍岳をチョイス。高所の酸素の薄さが懸念材料ですが、畳平から標高差300mなら、何とかなるだろうと思ったのですが…ゆるハイカーの我が家には、予想以上に手ごわかったです。

早朝出の寝不足気味の状態で、バスで畳平まで一気に標高を上げます。乗鞍高原からの道では、樹間に垣間見られる乗鞍岳の姿が徐々に大きくなってきて、肩の小屋口の手前で森林限界を突破すると、一気に乗鞍の雄大な姿が一望できるようになります。思わず息を呑むところです。

畳平からは、まずは高山植物を愛でながら、県境広場回りで肩の小屋へ。ここまでは緩やかな散歩道です。コマクサがこれだけ咲いているのは始めて見ました。岩と緑と不消ヶ池のコバルトブルーが、何とも言えない美しいコントラストを醸し出しています。日本というより、スイスにでもいるような景色だと妻が言っていましたが、同感です。いかにも高所らしい景色ですが、活火山なだけあって、木曽駒ケ岳よりは荒々しさが前面に出ているように感じます。

肩の小屋からは、ガレガレの手ごわい登山道が始まります。10分ほど登ったところで、妻が頭痛を訴えてリタイア。寝不足と、高度順化の時間をとらなかったのがよくなかったようです。標高差300mといっても、ここは酸素の薄い高所。あなどってはいけないのですね。ハイカーで混みあった登山道では、他にも座り込んでいる人が多数います。集団登山の中学生(?)もいるので、狭い登山道はあちこちですれ違い渋滞を起こしています。

蚕玉岳を前にして、今度は息子が大幅にペースダウンし、あげくもうダメと言い出しました。あそこが山頂だから、せめて蚕玉岳までは行こうとなだめながら進みます。何とか蚕玉岳まできたところで、もうほんのちょっとだからやっぱり頑張ってみるとのことで、5歩進むごとに休憩を取りながら、何とか剣ヶ峰まで到着。息子も途中から頭痛に襲われていたようですが、よく頑張りました。コースタイムを大幅にオーバーしましたが、息子には大きな達成感が残ったようです。私も登りではなかなか息が整わず、思った以上に結構きつかったです。

剣ヶ峰山頂は狭いですが、さすがに「高いところにいる感」を強く感じる場所です。雲でヤリホや御嶽などの遠望はききませんが、山深い3000m峰の頂に立てた感動は格別ですね。ここまできたらもっとゆっくりしたいところですが、妻を下に待たせてますし、雷鳴が聞こえてきたので、休む間もなく急いで下ります。下りは嘘のように足が軽いですが、ガレ&ザレの登山道では、ちょっと見ていただけでもあちこちで転倒者が続出していましたし、十分注意して下らないといけません。下りのほうが事故が起こりやすいとも言いますし。

肩の小屋で待っていた妻と合流し、帰りはお花畑を回って畳平まで戻りました。畳平に戻った途端に雨がぽつぽつと降り出し、見る見るうちに雷雨に。危ないところでした。バスで乗鞍高原まで下り、バス停近くの湯けむり館で汗を流して、本日の山行は終了です。湯けむり館は、白濁した硫黄泉で、いかにも温泉に入っている感を満喫できます。時間が許すならば、近くの白骨温泉にも足を運んでみると、秘湯的なテイストもあわせて楽しめそうですね。

乗鞍岳は、評判どおりの、美しく、素晴らしいところでした。手軽に3000m峰に立てるというキャッチフレーズの通りの場所でしたが、そこは高山、体調管理と高度順化には十分気を配らないといけないことを、痛感した1日でした。どんな山でも、なめてはいけません!

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コメント

なめたらいけませんね。
はじめまして。
3年前、ウチの長女も悪天の乗鞍で高山病になり大変だったことを思い出しましたので、
コメントさせていただきました。
やっぱりバスなどで一気に高度をあげるのがダメみたいです
なので、我が家は文明の利器で高度稼いで楽ができません・・
2015/8/8 21:31
Re: なめたらいけませんね。
tomokikiさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、交通機関で一気に高度を稼ぐのはリスクがありますよね。私自身も、今回は大丈夫でしたが、仙丈でかなり痛い目にあったことがあります。特に子供の高山病は、症状が十分把握しきれないところもあって心配ですよね。
我が家は、便利なのでついつい文明の利器でワープしてしまうのですが、お互い高山病には気をつけて、あせらずのんびり、充実した山行を楽しみたいですね。
2015/8/8 22:12
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