北岳バットレス4尾根



- GPS
- 31:51
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 2,303m
- 下り
- 2,322m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 8:15
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 3:58
- 合計
- 12:55
天候 | 20:曇り時々雨、晴れ 21:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
芦安→広河原:バス1750円(現金or交通系IC) 広河原→芦安:乗り合いタクシー1700円(現金) ※9人定員ですが頻繁に往復している様子。バスより酔いやすいのが難点か |
コース状況/ 危険箇所等 |
ソフトバンク (LINEMO )アンテナできたようで、全域で良好。ドコモauは弱い様子 一般登山道:広河原→白根御池:夏道 大樺沢:雪渓少し。滑り止め不要 山頂→肩の小屋→草すべり→白根御池:夏道 ルート:D沢の雪渓が大きいが、Dガリー大滝や第5尾根支稜あたりは残っていないので問題なくたどり着けます。Cガリーも雪渓ありますが、Bガリー大滝側からきたクライマーも問題なく渡れた様子。 |
その他周辺情報 | 芦安Pの温泉:大人750円(モンベル割で700円になります) |
写真
装備
個人装備 |
登攀関係:ヘルメット
ハーネス
アルヌン60*4
120*1
ATC
スリング
PAS
クライミングシューズ
グローブ
捨て縄
アタックザック
行動食
飲み水
ヘッドライト
ファーストエイドキット
一般:食事3回分 酒 プラティパス シュラフ マット 雨具 防寒着 地図 ガーミンinReach Mini |
---|---|
共同装備 |
カム5本(キャメ.3-1)
テント
ジェットボイル
ダブルロープ
|
備考 | 忘れ物:ライトニングケーブル、ツェルト |
感想
山岳会メンバー+友人と北アのバリルート予定していましたが、Windyで土曜怪しい様子だったのでもう少しマシな予報の北岳バットレスへ変更しました。
自分自身は3年前に2泊3日で登っていますが、今回は土日のみの2日目忙しいプラン。
芦安へ1時前につくも第2、3はいっぱいで標高差50m笑ほど下の第4へ。
仮眠をとって始発バスで広河原へ。天気はいきなりぱらつく雨☔
インフォメーションセンターへ計画書を提出して出発。
すぐ樹林コースなので雨の影響は少ないながら全装背負っての行動ですぐに汗だく。
2時間ほどで白根御池小屋へ。予約済みなので受付だけしてテント設営。
ちょうど三重から来たというクライマーさんから一等地を譲り受け木陰に張ることができました。おかげで快適に過ごせました。ありがとうございます(^o^)
昼前は雨が降ったり止んだりなので小1時間ほど休憩後偵察へ。
のつもりが詰め上げる沢を盛大に間違え、おそらく第1尾根の末端あたりまでいった模様(^o^;)朽ちたシュラフや壊れた腕時計が落ちていました
登山道まで復帰して改めて正解の入口を確認後帰幕。
2日目は0時過ぎに起床し1時過ぎ行動開始。すでに何組か出発していましたが、結局2番手で抜けれたため、この早出で正解でした。
真っ暗ななかアプローチをこなし下部岩壁につくと意外と雪渓が残っていましたが、予定の第5尾根支稜へは問題なく取り付けました。以下、スタッカートしたピッチを数えていきます。1P目20m、Dガリー大滝基部から第5尾根支稜へ横移動。
ヘッデンで慎重に登って台地へ。(2P40m体感Ⅲ+)そのまま踏み跡をたどり左上に見えるルンゼをコンテで直上(体感Ⅲ)。
3P目45m立派な支点つきのバンドにでたら右手へやや進み、カムでセルフとって草付きバンドのトラバース。下にはすでに後続のクライマーがいるため落石注意。ブッシュがうるさいですがそのまま右へ進むとCガリーへ。右岸沿いにザレを登るとヒドンスラブ(4P40m体感Ⅲ)出だしが濡れている逆層のスラブですがスタンスはあるし弱点をつけば問題なし。
ようやくメインの4尾根へ到着。5P30m(Ⅳクラック)でだしのクラックが核心、幅がワイドハンド(キャメ3番くらいか)なので慣れていない人には難しく感じるでしょう。抜ければやさしい岩登りでボルトのある支点まで。6P (30mⅢ+)スラブ状、弱点をついて正面から尾根右側に回り込むように登る。終了点はテラスのハーケン。7P(40mⅢ)白い岩のクラック。割と外傾しているけど快適。カムがあるとランナウト減らせます。8P(20mⅢ リッジを三角形の垂壁まで。9P (Ⅳ+40m) 出だしの三角形の垂壁が核心。ハーケンベタ打ちされている。右のフェイスによいスタンスがある。乗っこしも中々悪いです。超えたらマッチ箱の懸垂支点まで優しい岩登り。懸垂20m弱で上部フランケへ移動。10P(30mⅣ)こちらも出だしが悪目。マッチ箱側のクラックをうまく使って高度を稼ぐ感じ。その後のフェイスは細かいスタンスを拾う。こちらのほうが怖く感じるそうです。11P(30mⅣ)リングボルトがある右手から。出だしムーブがあって面白いし高度感もある。あとは優しい登りで枯れ木テラスまで。12P(20mⅢ)晴れていればすごい高度感のナイフリッジですが、ガスのため半減笑 13P(20mⅣ+)城塞チムニー。ザックを背負っているとより登りづらい。カンテを使っていなして登った。残置カムが随所にあるので怖い人はありがたく使いましょう。
クライミングはここまでなので、ロープを解いて中々の距離を登って山頂へ。
昨日の偵察と今日の早出でなかなか足にきます笑
肩の小屋で小休止した際、先行PTの方からマッチ箱にいたときの写真をいただきました\(^o^)/ありがとうございます。
駆け足気味で白根御池小屋に戻り諸々片付けて下山↘
気づいていましたが、降りる毎にどんどん上昇する気温には参りました。御池小屋で25度(^o^;)
とはいえ予報通り無事バットレス登攀できてよかったです。
またお願いします〜
絶妙な距離感を取ってくださって、焦ることなく登れました。
ありがとうございました!
また、ストローハットで!笑
おつかれさまでした❗️スムーズに進んでいただき、こちらも快適に登攀できました。お写真もありがとうございます。そうですね、ストローハットで笑
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