17年ぶりの木曽御嶽山再訪


- GPS
- 10:50
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,506m
- 下り
- 1,512m
コースタイム
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 2:37
- 合計
- 10:50
天候 | 晴れ 後 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車可能台数15〜20台程度の比較的小さな駐車場、午前5時の段階では半分くらい埋まっていました |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山道の整備状況は良好 ・岩場は摩利支天乗越〜摩利支天山の間に少々 ・御嶽山山頂周辺は噴火避難用シェルターが大量に設置されている |
その他周辺情報 | 下山後、濁河温泉露天風呂を利用 広くていい湯だが、アブが多い |
写真
感想
8月最初の土曜日、比較的安定した夏空が期待できる気象条件が揃ったので避暑と来週予定しているカムエク登山の準備運動を兼ねて標高3,000m級のお山へ…
行き先は…、木曽御嶽山と木曽駒ヶ岳の二択で迷ったけど、木曽駒ヶ岳の方は9月頃に泊まりで縦走する時に立ち寄る予定があるので今回は御嶽山を選びました😊
御嶽山の登るのは今回が2回目。前回は木曽側の中ノ湯登山口から登ったので、今回は飛騨側の濁河温泉温泉から飛騨頂上に登るルートを試すことにしました。ところが濁河温泉の登山口は伊那インターから下道で90km…、軽い気持ちで飛騨側に回り込んでみたけど登山口までの運転がとんでもなく遠い遠い😇
ちなみに前回の御嶽山登山は何時だったと言うと、まだ登山1年生だった2007年の秋。ということは…、なんと16年ぶり。
その間に御嶽山では例の噴火災害が発生、山の様子があの後どのように変わってしまったのかとても気になってはいたものの、いざ16年ぶりの山頂に立ってみると肝心の前回の記憶はもう相当に薄れていて「懐かしい」という感覚もなければ「随分変わってしまったな…」みたいな感覚も感じることができず…。
山頂から眺める一ノ池の御鉢や八丁ダルミの荒涼とした景観はとても印象的でしたが、噴火前が一体どんな景色だったのか、前回の御嶽山登山からあまりにも時間が経ちすぎているので正直もう思い出すことができませんでした。
だた、16年前の御嶽山登山の時に見た景色を鮮明に覚えていて、今回の登山で変化をはっきりと感じ取れたものが一つだけ。それは、二ノ池。
エメラルドグリーンの美しい色を湛えた二ノ池の景色だけは今でもはっきりと覚えているのですが、噴火で降り注いだ火山灰で埋め立てられ水一滴無い灰色の世界に変わってしまっていたのはかなり衝撃的でした。
自然が引き起こしたことはこの後も自然に任せるしかないのだとは思いますが、いつかまたエメラルドグリーンの二ノ池が戻る日が来ればいいな…と思わずにはいられません。
山頂や二ノ池の周辺が荒涼としていた一方で、噴火口からちょっと離れた飛騨頂上や摩利支天周辺は緑豊かな美しい景色が広がっていてお花も沢山。
飛騨側から登ると三ノ池乗越あたりを境に景色はまるで別世界で、火山の恵みと荒っぽさが紙一重だということを肌で体感した一日でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する