紅葉を期待して石鎚山へ(悪天候)

- GPS
- 05:26
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 979m
- 下り
- 982m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:23
| 過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
四国遠征三日目、最終日。松山の宿を6時ごろ出て、そこから車で40分ほどの石鎚山登山口へ向かう。
この日こそ晴れてほしかったのだが、やはりお天気は思わしくない。
平日だったが、時期が紅葉真っ盛りとあって、石鎚山ロープウェイ乗り場は早朝から混雑していた。始発のロープウェイに乗り、「下谷駅」から「成就駅」まで向かう。
「成就駅」にてロープウェイを降りた時はまだ青空も見え、瀬戸内海もよく見渡せた。しかし登るにつれて、だんだんと霧が濃くなってくる。剣山と同じく霧の中を歩くことになったが、この日は前日よりは気温も暖かく、時折り青空も見えた。
前者ケ森、夜明峠を経て、一の鎖へ。石鎚山は長い鎖場が続くことで有名だが、一の鎖を登ってみたものの、雨でとても滑りやすくなっていてちょっと危険を感じ、二の鎖、三の鎖は巻き道を使うことにしたので、少し残念に思う。
登り始めて3時間ほどで弥山(石鎚山山頂 1974m)へ到着。残念ながら周りは白い霧に包まれていて、晴れていれば素晴らしい景色が見える、天狗岳へ続く稜線も全く見えなく、肩を落とす。
仕方ないので山頂にある石鎚頂上神社でお参りをし、下山開始。下山はもう開き直り、周りの紅葉を楽しみながら歩いた。
ロープウェイの駅近くに来ると、なんと法螺貝を吹く音が聴こえて来た。誰かが練習しているのか?山伏でもいるのかな?と思って見ると、下から登って来たのは、法螺貝を背負った、郵便局員の格好をした方だった。石鎚山は霊峰であり、古から伝わる法螺貝は石鎚山の伝統として伝わっていて、法螺貝講習会や披露会などもあるという。この郵便局員さんは、毎日成就社まで郵便物を届けに上がっていると聞いて驚いた。
三日間の四国遠征、お天気には恵まれず、期待していた景色は拝めずに残念だったが、振り返ればてくてくさんとの出会い、法螺貝の郵便局員さん、霧の中の紅葉など、印象に残る場面もあった。
次はいつになるかわからないけれど、また四国の山を訪れてみたいと思う。
nagatani1975













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