那須連山 三本槍岳
福島県
栃木県
anagashima
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 695m
- 下り
- 688m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 4:40
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
たいへんよく整備されています。危険個所はありません。 |
| その他周辺情報 | 下山後 那須湯元温泉の鹿ノ湯にて入浴 |
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|
感想
「誕生日なので、紅葉でも見に行こうか！」（注）と思い立ち、冬の足音が近づいている栃木〜南東北へ一人旅 （注）年齢に関しては㊙扱い！ かなりのオヤジです。
三本槍岳を選んだ理由は
�々藩佞糧猜�に、磐梯山を背後に従えた猪苗代湖の輝く湖面を望んでみたい。
�∈鯒�、茶臼岳〜朝日岳を縦走後、「温泉（三斗小屋温泉）に早く入りたい」欲望
に負け、三本槍岳をカットしてしまった自分への反省(>_<)
��「遠足でも行くところ」のイメージ（栃木県出身者の性か？）が払拭されない
茶臼岳だけでなく、標高が2m高い那須連山の最高峰に登ってみたい。
と3つの動機が発端です。
ゴンドラ利用で500mの標高差をかせぎ、気楽モードの山行へ・・。
(Mtジーンズスキーリソート〜ゴンドラ山頂駅)
スキー場の広い駐車場へ7：30到着、準備をして朝1番8：00のゴンドラに乗車。
紅葉シーズンだけに長蛇の列を心配しましたが、30名程の行列の後、6人載りゴン
ドラ1人占めでゆったりとしたスタートとなりました。
(ゴンドラ山頂駅〜北温泉分岐）
山頂駅に付くと、さっそく朝日に浮かぶ茶臼岳、朝日岳の両雄が目に飛び込んで
きます。しかし目指す三本槍岳の容姿は奥まっている為見えません。
彼方の山への期待を胸に、いざ出発！
送迎バスでも迎えにきそうな広いスキー場内の歩道を通過後、樹林帯に突入した
山道は、標高差400m「中の大倉尾根」を緩やかに登って行きます。 大変よく整備
された山道は、樹林帯〜ハイマツ帯〜ガレ場と様子を変えつつも、左前方にそびえ
る朝日岳の切り立った岩峰に励まされ、軽やかに高度を上げて行きます。
約1時間で北方面が開けたビュースポット「大岩」に到着です。
おにぎりを食べて休憩中の男性がにこやかに声をかけてくれました。
「三本槍は騙されるんだよ！山頂だと思って登っていくと、実はその先が本当の
山頂なんだ」 「山頂まであと1時間がんばれ！」とアドバイスをもらい、
北温泉分岐へ下っていきました。
（北温泉分岐〜三本槍岳山頂）
北温泉分岐では、清水平方面からのルートと合流、三本槍岳の稜線も姿を見せ、
岩混じりのやや急斜面を登り返していきます。
ひたすら先程のアドバイス「山頂はまだ先！」「騙されるな！」を念じつつ、
一歩一歩足を進める事約20分、途中の小ピーク（と思われる）広場へ到着し
ました。
「小休憩でも・・」と思い、標識の元へ 「 (*_*) ！」
そこで目に飛び込んできたのは「三本槍岳山頂 1917m」の文字！！
三本槍岳は実に誠実に登山者を迎え入れてくれました。(疑ってゴメンナサイ）
「ちゃんと自分の目で地図を見ろ」とこれを読んだ多くの人が思っているコト
でしょう。（ハイ 反省しています）
山頂からの展望は雄大です。残念な事に猪苗代湖の輝きは雲に隠れていましたが
甲子温泉（福島県）、群馬県方面、茶臼、朝日方面、那須方面と360度の大展望
です。 白くたなびく茶臼岳の噴煙も手に取るように目に飛び込んできて、活火
山の綺麗さを感じる瞬間です。
眺望を満喫した後、山頂を後にしました。
（三本槍山頂〜清水平〜1900m峰）
一旦清水平まで下り、木道を歩きます。 周囲を那須連山に囲われた湿原は
懐に飛び込んだような感覚です。
1900m峰まで登り返して、先程まで山頂にいた三本槍岳を眺め返しました。
たおやかで、優しさだけでなく威厳も感じる山容です。
那須連山は、やんちゃな朝日岳（岩峰）を茶臼岳、清水平、三本槍岳のやわらか
さが包み込んでいる家族のような山域であると感じました。
（1900m峰〜清水平〜北温泉分岐〜ゴンドラ山頂駅）
下山は、紅葉の残りを楽しみながら足早に下りていきました。 登りでも書きま
したが、登山道整備のよさが極めて高く、非常に歩きやすい山域です。
約1時間30分でゴンドラ山頂へ戻ってきました。
（まとめ）
那須連山の魅力はさまざまあると思いますが、やはり一番の魅力は「活火山」
ならではの変幻自在性だと思います。
荒涼とした山肌、切り立った岩峰、たなびく噴煙、高層湿原、おだやかなピーク
多くの要素がコンパクトな山域に凝縮しています。（安達太良山にも通じるもの
があり） さすがに百名山と言ったところでしょうか。
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日帰りでおつかれさまでした。ふるさとの山は愛着があって懐かしくて親元へ帰っていくようできっと格別でしょうね。
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