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Yamareco

記録ID: 755229
全員に公開
ハイキング
近畿

南紀三星山(龍神山・龍神宮経由)

2015年10月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
puta その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:13
距離
10.9km
登り
1,161m
下り
1,156m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:45
休憩
0:45
合計
3:30
距離 10.9km 登り 1,179m 下り 1,159m
7:00
50
スタート地点
7:50
8:10
30
龍神宮
8:40
35
竜星のコル
9:15
9:40
25
三星山頂
10:05
25
西岡のコル
10:30
ゴール地点
コースは2013年発行の山と渓谷社の関西ハイキングと言う雑誌を見たものらしい。
写真と撮ったり、コヒー飲んだりして標準時間ややオーバーは後期中年にとってはマズマズのペースか?
天候
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
佐向谷バス停付近からは軽自動車専用農道ような路で登山口まで向います。
コース状況/
危険箇所等
龍神山から三星山へのルートにはやや危険なところもあり。
鳥居の後ろにある滝と祠。
水量が増えたら見ごたえがあるかも?
鳥居の後ろにある滝と祠。
水量が増えたら見ごたえがあるかも?
鳥居と滝
表参道出会い。
表参道方面から撮影
奥が龍神山への登り。
表参道出会い。
表参道方面から撮影
奥が龍神山への登り。
表参道出会い。
表参道方面を撮影
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表参道出会い。
表参道方面を撮影
キニスキー氏
今日も悪天候男でした…。
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今日も悪天候男でした…。
龍神宮到着
本殿手前にあるウバメガシの大木
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本殿手前にあるウバメガシの大木
竜神宮本殿
三星山への分岐
下る下る。
奥に見えるのが三星山。
下る下る。
奥に見えるのが三星山。
ガケや!
高所恐怖症なので結構怖い。
これも奥が三星山。
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ガケや!
高所恐怖症なので結構怖い。
これも奥が三星山。
竜星のコル。
コルって何やろ?
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竜星のコル。
コルって何やろ?
ロープ場を登るキニスキー氏。
相変わらず身が軽い。
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ロープ場を登るキニスキー氏。
相変わらず身が軽い。
斜面に露出した最初の大岩から。
迫力が伝わらんなぁ…。
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斜面に露出した最初の大岩から。
迫力が伝わらんなぁ…。
二つ目の大岩。
超プチ紅葉
何気に転がる散弾銃の薬莢が…。
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何気に転がる散弾銃の薬莢が…。
西岡のコル。
おいおい遊歩道と言い切ったな。
西岡のコル。
おいおい遊歩道と言い切ったな。
佐向山登山口にあるマップ
佐向山登山口にあるマップ
同ヶ所にある注意書き。
メインと思われる登山道は青いトアン壁の建屋の右からスタート。
同ヶ所にある注意書き。
メインと思われる登山道は青いトアン壁の建屋の右からスタート。
車の奥にも登山道らしきものがある。
恐らく国土地理院の地図に記された沢の右岸のルートでは無いかと…
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車の奥にも登山道らしきものがある。
恐らく国土地理院の地図に記された沢の右岸のルートでは無いかと…
右岸ルートの入り口付近。
見難いけどピンクテープも貼ってあった。
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右岸ルートの入り口付近。
見難いけどピンクテープも貼ってあった。

装備

共同装備
GPS
備考 地図と交換レンズ

感想

キニスキー氏の提案で南紀田辺市にある三星山へ誕生日登山に行ってきた。田辺の山って…。どっちかと言うたら海ですもんね。若かりし時は串本、古座、田辺とあちこと潜らせて頂いたもので、まさか田辺で山登りなど予想もしませんでした。

で今回の行き先は三星山と言う事ではあるが、ヤマレコで検索しても基本的なルートは龍神山経て三星山へ至ると思われるもの。と言うのは例によって、GPSへルートを登録すべく国土地理院の地図を見たが、これには龍神山から三星山へ至るルートが記載されていなかったからである。果たして、謎のルートはどないな事になってるんでしょうか。

そして、現地では登山口には入山規制にかんする立て看板を発見。事前にこの事を知っていたキニスキー氏は関係先に問い合わせをするべく連絡を入れたらしいが、結局、適切な関係者にはコンタクトできなかったとの事。ま、それほど重大度の高い規制では無いと言う事か?

ちゅうことで、疑問と不安を胸に佐向谷登山口を7時ころスタート。

龍神山までの前半部、表参道出会い付近までは沢伝いに登る沢ルート。このところ、雨が降っていないので楽勝でしたが、雨が続くと何箇所か渡渉の必要があるだけに歩き難くなるかも知れない。そんな時は沢の右岸を登るルートもある様なのでそれなら渡渉を回避できる様な気もするが…。ただ、全体的に今回歩いたルートは尾根沿いであっても雨が降ったら水が流れそうやなと思うところが目に付いたので雨の後はそれなりの準備と言うか、心積もりが必要かも知れない。
沢沿いの道を20分ほど進むと竜星の辻に到着する。往路は西岡のコルからここへ戻って来る事になる。ここから少し進むと鳥居が見えてくる。鳥居のウラには小さな滝がある。雨が続いたりするとこの滝も多少見ごたえのあるものになるのかも知れない。さらに10分ほど歩くと表参道出会いに到着。ここから龍神山までは基本的に尾根を登るルートになっているのだと思う。

写真は無いが、途中に凝灰岩だと思われる大きな岩が露出しているのを見つけた。この近辺にかって火山があり溶岩でも流れ出したのだろうか?先週、耳成山の案内板で見かけた瀬戸内火山帯と言う言葉が頭を過ぎった。

表参道出会いから10〜15分で龍神宮に到着する。弘法腰掛の岩からは田辺市街地、天神崎、白浜方面が一望できる。青空に青い海原なら良かったのだが、悪天候男らしく、今日も空は雲に覆われている…。たまたま選択したルートが「崎の堂」を経ないルートだったので、こっちを選んでいたらもっと眺望も良かったやろなと、下山してから気づいた。龍神宮には県指定文化財(天然記念物)のウバメガシの大木があった。またこの神社は余程氏子に恵まれているのか、麓から専用送電線?も引っ張られているようで、本殿前にはそれ用の支柱が…。正に電灯と格式なのかも知れない。

本殿を左から裏手に回りこみ八幡社の方へ向うと三星山への分岐がある。ここから三星山へのルートが国土地理院の地図には記載されていなかった。概要は尾根筋を竜星のコルまで下り、そこから登るルート。歩いての感想は「ちょっとスリリングなところもあり楽しめる」と言う感じだが、ガケの際を歩いたりするところもあるので、そっちに寄って歩くとか、下を覗き込むとか、そんな行為をすると「十分に危険なルート」に格上げ?になると思う。

三星山への分岐から竜星のコルまで途中で写真を撮りながら約30分。コルって何やろ?とキニスキー氏と話しながら進む。道標に書かれた所要時間から計算すると、標準時間をやや上回るまずまずのペース。竜星のコルから少し登ると最大の難所?のロープ場に到着。4〜5メートルの高さをロープと木の根や枝を掴み登って行く。枝や根には黄色や赤色のペイントがされてあるが、これは「掴め」なのか「掴んだらアカン」なのか…。黄色く塗られた根を掴んだらブチブチと音を立てて千切れそうになったところがあった。

ロープ場を過ぎると、最初の露出した大きな岩のところに辿り着く。ここからも田辺湾が一望できる。どんなレンズを使ったらこの眺望と迫力が表現出来るのか。フィッシュアイを持って来たら良かったなぁ…と一瞬後悔。さらに10分くらい登ると第二の露出した岩に辿り着く。ここからの眺望はさらに秀逸。直ぐ後ろには三星山山頂が、南には田辺湾方面が、北には連なる山々が、足元にはちらほらと赤くなった葉をつけた低木が…。(何の木か解らんけど、良く見るようなヤツ)

ここまで来ると、三星山山頂は直ぐ後ろに見えている。10分かそこら歩くと無事山頂に到着。ここまで龍神山から三星山への分岐点から約80分。道標には75分と書いてあったのでほぼ予定通りで到着しました。山頂ではコーヒーを入れて、スティックパンで小腹を満たし、西岡のコルを目指して確か、9:40頃に下山スタート。山頂から西岡のコルまでは国土地理院の地図に記載されたコース通り。マークされたポイントを通過する毎にGPSがチャイム音で報せてくれる。その音に急かされる様に、快調に下り、西岡のコルに20分ほどで到着。ここからはGPSの登録ルートから離れて、西岡のコルにあった地図に従い、竜星の辻へ向い、佐向谷登山口へは10:30頃到着しました。

帰りに龍神温泉で一風呂浴びて、子持ちアユの塩焼き定食を食べて、高野山経由で南河内に帰還。充実した一日でありました。今日もキニスキー氏にはお世話になりました。夕食までご馳走になり有難さんです。

プロローグ
全体の印象としてマイナーな山やなぁ…と言う感じ。地図にも「遊歩道」と書いてあるが、どう考えても「遊歩道」では無いと思う。また、地図に無いルートもいくつかある様やし、実態と情報に齟齬が多すぎる様に感じた。それが良くも悪くもマイナーっぽくしている原因なのかも知れませんね。
とは言え、沢あり、尾根あり、ロープ場ありと盛りだくさんの内容を3時間ほどで体験できて非常に楽しかったです。登山中、鉄砲の音の様なものがしきりに聞こえ、田んぼで鳥を追い払う「仕替け」かと思ってましたが、三星山山頂で散弾銃の薬莢を見つけたときはちとびっくり致しました。

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体力レベル
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