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Yamareco

記録ID: 7586210
全員に公開
ハイキング
関東

箱根古道(箱根湯本-屏風山-元箱根-三島)

2024年12月05日(木) 〜 2024年12月06日(金)
情報量の目安: S
都道府県 神奈川県 静岡県
 - 拍手
TsukubaTad その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:33
距離
41.7km
登り
1,336m
下り
1,484m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:08
休憩
1:10
合計
6:18
距離 19.6km 登り 1,149m 下り 531m
9:05
5
9:16
4
9:20
9:32
5
9:37
9:38
13
9:51
9:52
44
10:36
10:37
3
10:54
10:56
29
11:25
11:26
51
12:17
12:22
26
12:48
13:00
42
13:42
13:50
10
14:00
14:01
25
14:26
14:27
21
14:48
15:03
3
15:06
15:10
0
15:10
15:11
12
15:23
宿泊地
2日目
山行
5:27
休憩
0:44
合計
6:11
距離 22.0km 登り 187m 下り 953m
7:15
10
宿泊地
7:25
4
7:29
7:30
17
7:47
7:49
2
7:51
7:52
4
7:56
7:57
5
8:02
8:03
29
8:32
9
8:48
8:49
6
9:26
9:31
27
9:58
10:00
24
10:24
10:25
34
10:59
16
11:15
11:30
11
11:41
11:42
48
12:30
46
13:16
13:18
8
13:26
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行きは箱根登山電車で箱根湯本駅
帰りはJR三島駅
コース状況/
危険箇所等
* 東京〜小田原:新幹線(こだま)
* 小田原〜箱根湯本:箱根登山電車
* 三島〜東京:新幹線(こだま)
(12日 9:07) (標高110m) 本来なら箱根湯本駅から出たら車道を少し小田原方面に行かねばならないのに間違って逆方向(南西方向)に進む。対岸に渡るべき橋を探すため左折して狭い通りを通って川(早川)の畔に出る。
2024年12月05日 09:07撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:07
(12日 9:07) (標高110m) 本来なら箱根湯本駅から出たら車道を少し小田原方面に行かねばならないのに間違って逆方向(南西方向)に進む。対岸に渡るべき橋を探すため左折して狭い通りを通って川(早川)の畔に出る。
目指す橋は進行と逆方向の下流にあった。駅を出たらすぐ車道を渡って川に出れば良かった。
2024年12月05日 09:15撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:15
目指す橋は進行と逆方向の下流にあった。駅を出たらすぐ車道を渡って川に出れば良かった。
神社の近くにある橋らしく朱塗りの欄干がある。
2024年12月05日 09:17撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:17
神社の近くにある橋らしく朱塗りの欄干がある。
橋を渡って右折し、少し川の上流に行く。
2024年12月05日 09:19撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:19
橋を渡って右折し、少し川の上流に行く。
途中で左方に道が分かれていたが川沿いの道の方が良さそうに思えたので進んで行くと行き止まりとなっていた。
2024年12月05日 09:21撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:21
途中で左方に道が分かれていたが川沿いの道の方が良さそうに思えたので進んで行くと行き止まりとなっていた。
先ほど道が分岐していた所まで80m程引き返すと「早雲寺公園」の案内板があった。もっと周りを注意して行けば良かった。
2024年12月05日 09:24撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:24
先ほど道が分岐していた所まで80m程引き返すと「早雲寺公園」の案内板があった。もっと周りを注意して行けば良かった。
立派に整備された登山道を登る。
2024年12月05日 09:24撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:24
立派に整備された登山道を登る。
(9:30) (標高154m) 標高差50m程登ると東屋があった。ここが公園の最高点らしく、ここから左折して車道に下りて行く。
2024年12月05日 09:30撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:30
(9:30) (標高154m) 標高差50m程登ると東屋があった。ここが公園の最高点らしく、ここから左折して車道に下りて行く。
(9:39) (標高142m) 県道732号に出た。これから車道歩きが始まる。道が狭いが、普通車の他時々バスも通るので注意して歩かねばならない。
2024年12月05日 09:39撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:39
(9:39) (標高142m) 県道732号に出た。これから車道歩きが始まる。道が狭いが、普通車の他時々バスも通るので注意して歩かねばならない。
箱根街道の入口である。ここに立てられている案内板によると江戸幕府は1680年に箱根旧街道に石を敷き舗装をした。ここから約255mの区間はその面影を残しているとの事。
2024年12月05日 09:52撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:52
箱根街道の入口である。ここに立てられている案内板によると江戸幕府は1680年に箱根旧街道に石を敷き舗装をした。ここから約255mの区間はその面影を残しているとの事。
確かに良く踏まれた形跡のある石畳が出てきた。
2024年12月05日 09:53撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:53
確かに良く踏まれた形跡のある石畳が出てきた。
「さるはし」という橋名の小さな橋を渡る。
2024年12月05日 09:55撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:55
「さるはし」という橋名の小さな橋を渡る。
気持ちの良い道は終わって再び県道を歩かねばならない。
2024年12月05日 09:59撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 9:59
気持ちの良い道は終わって再び県道を歩かねばならない。
奥の茶屋のバス停。今まで歩いて来た県道は半分ほどしか歩道が敷設されておらず、残りの区間は車道の隅を歩かねばならなかった。
2024年12月05日 10:14撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 10:14
奥の茶屋のバス停。今まで歩いて来た県道は半分ほどしか歩道が敷設されておらず、残りの区間は車道の隅を歩かねばならなかった。
「葛原坂」という今でも県道沿いに葛が生えている場所を過ぎて「箱根大天狗山神社別院天聖院」という金ピカの神社を通り過ぎる。
2024年12月05日 10:23撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 10:23
「葛原坂」という今でも県道沿いに葛が生えている場所を過ぎて「箱根大天狗山神社別院天聖院」という金ピカの神社を通り過ぎる。
箱根新道の須雲川ICとの分岐点。
2024年12月05日 10:28撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 10:28
箱根新道の須雲川ICとの分岐点。
(10:35) (標高251m)「須雲川」のバス停。バス道路を出来るだけ歩きたくない人はここまでバスに乗って来て、ここから街道歩きを始めると良いと思う。
2024年12月05日 10:35撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 10:35
(10:35) (標高251m)「須雲川」のバス停。バス道路を出来るだけ歩きたくない人はここまでバスに乗って来て、ここから街道歩きを始めると良いと思う。
「須雲川自然探勝歩道」の入口(畑宿まで1.7km、元箱根まで6.2km)。ここからは車道を離れるのでリラックスしながら進む事が出来る。須雲川は二子山村付近を源流とし、箱根湯本で早川と合流して相模湾に流れているとの事。
2024年12月05日 10:40撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 10:40
「須雲川自然探勝歩道」の入口(畑宿まで1.7km、元箱根まで6.2km)。ここからは車道を離れるのでリラックスしながら進む事が出来る。須雲川は二子山村付近を源流とし、箱根湯本で早川と合流して相模湾に流れているとの事。
川沿いには落ち葉の散り敷いた歩きやすい歩道がある。
2024年12月05日 10:41撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 10:41
川沿いには落ち葉の散り敷いた歩きやすい歩道がある。
ここで須雲川に下りて対岸に渡る。
2024年12月05日 10:50撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 10:50
ここで須雲川に下りて対岸に渡る。
増水したらとても渡れそうもない木橋を渡る。その場合は上流の吊橋を渡れば良いようだ。
2024年12月05日 10:50撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 10:50
増水したらとても渡れそうもない木橋を渡る。その場合は上流の吊橋を渡れば良いようだ。
「割石坂」。曽我五郎が富士の裾野に仇討ちに向かう時、刀の切れ味を試そうと路傍の巨石を真二つに切り割った場所との事。ここから畑宿までは1.0km。
2024年12月05日 10:56撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 10:56
「割石坂」。曽我五郎が富士の裾野に仇討ちに向かう時、刀の切れ味を試そうと路傍の巨石を真二つに切り割った場所との事。ここから畑宿までは1.0km。
ここから300mほど、再び江戸時代の石畳が続く。
2024年12月05日 11:01撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 11:01
ここから300mほど、再び江戸時代の石畳が続く。
右上方から水力発電用の長い水パイプが設置されていた。
2024年12月05日 11:05撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 11:05
右上方から水力発電用の長い水パイプが設置されていた。
再び県道。畑宿まで0.7km、元箱根まで4.43km。
2024年12月05日 11:06撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 11:06
再び県道。畑宿まで0.7km、元箱根まで4.43km。
170mほど県道を行くと左手に須雲川に下りる山道があった。標高差30m程下って小さな橋を渡る。
2024年12月05日 11:13撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 11:13
170mほど県道を行くと左手に須雲川に下りる山道があった。標高差30m程下って小さな橋を渡る。
この辺は石畳の道。この付近の石畳は江戸時代初期の石畳施設の構造を今に伝えているとの事。
2024年12月05日 11:14撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 11:14
この辺は石畳の道。この付近の石畳は江戸時代初期の石畳施設の構造を今に伝えているとの事。
大澤坂の石畳。
2024年12月05日 11:14撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 11:14
大澤坂の石畳。
階段を登ると県道に出た。
2024年12月05日 11:21撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 11:21
階段を登ると県道に出た。
(11:26) (標高397m) 畑宿。ここには小規模ながらも本格的な日本式庭園のある本陣があった場所である。伊豆下田から篭で上京したハリスがここで初めて日本式庭園を見て上機嫌になったとの事。ここから県道は七曲りの名前が付くジグザグ道路となる。
2024年12月05日 11:26撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 11:26
(11:26) (標高397m) 畑宿。ここには小規模ながらも本格的な日本式庭園のある本陣があった場所である。伊豆下田から篭で上京したハリスがここで初めて日本式庭園を見て上機嫌になったとの事。ここから県道は七曲りの名前が付くジグザグ道路となる。
江戸より23里のこの場所に「畑宿1里塚」がある。徳川幕府は二代将軍の秀忠の時代に1604年から1612年にかけて東海道の一里塚を完成させたとの事。この辺りから寄せ木細工の店が見られるようになった。県道を離れ近道を行く。
2024年12月05日 11:28撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 11:28
江戸より23里のこの場所に「畑宿1里塚」がある。徳川幕府は二代将軍の秀忠の時代に1604年から1612年にかけて東海道の一里塚を完成させたとの事。この辺りから寄せ木細工の店が見られるようになった。県道を離れ近道を行く。
国道1号を下に見ながら陸橋を渡る。地元の人に聞いたら今が紅葉の盛りらしいが、今年は夏の猛暑のためか色がパッとしない。
2024年12月05日 11:32撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 11:32
国道1号を下に見ながら陸橋を渡る。地元の人に聞いたら今が紅葉の盛りらしいが、今年は夏の猛暑のためか色がパッとしない。
県道と山道を交互に歩きながら一歩一歩元箱根に向かって歩く。
2024年12月05日 12:00撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 12:00
県道と山道を交互に歩きながら一歩一歩元箱根に向かって歩く。
県道と並行して歩きやすい旧道がある。階段を登ると県道に出る。
2024年12月05日 12:37撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 12:37
県道と並行して歩きやすい旧道がある。階段を登ると県道に出る。
県道を横切り向かい側の階段を登ったら県道沿いの旧道があった。
2024年12月05日 12:38撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 12:38
県道を横切り向かい側の階段を登ったら県道沿いの旧道があった。
追込坂というゆるい坂を登っていく。
2024年12月05日 12:46撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 12:46
追込坂というゆるい坂を登っていく。
(12:50) (標高691m) 甘酒茶屋。
2024年12月05日 12:50撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 12:50
(12:50) (標高691m) 甘酒茶屋。
この箱根越えの旅をネットで調べた時、甘酒茶屋が1619年)の箱根関所設置の頃から作られ、今でも年中無休でお茶や甘酒などが提供されていると知り、ぜひここで甘酒を飲んでみたいと思っていた。500円で漬物が付いた甘酒を頂きこれから屏風山を越える元気が湧いてきた。
2024年12月05日 12:53撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 12:53
この箱根越えの旅をネットで調べた時、甘酒茶屋が1619年)の箱根関所設置の頃から作られ、今でも年中無休でお茶や甘酒などが提供されていると知り、ぜひここで甘酒を飲んでみたいと思っていた。500円で漬物が付いた甘酒を頂きこれから屏風山を越える元気が湧いてきた。
甘酒茶屋から3分ほど県道を歩くと左手に屏風山への分岐があった。
2024年12月05日 13:03撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 13:03
甘酒茶屋から3分ほど県道を歩くと左手に屏風山への分岐があった。
ここから幅の広い山道となる。
2024年12月05日 13:04撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 13:04
ここから幅の広い山道となる。
(13:44) (標高948m) 屏風山頂上。ここには小田原北条氏の砦の跡が残っているとの事。下りは箱根関所にも甘酒茶屋にも30分だそうである。
2024年12月05日 13:44撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 13:44
(13:44) (標高948m) 屏風山頂上。ここには小田原北条氏の砦の跡が残っているとの事。下りは箱根関所にも甘酒茶屋にも30分だそうである。
ようやく芦ノ湖が見えてきた。芦ノ湖の標高は728mだから屏風山から標高差220mも下らねばならない。
2024年12月05日 13:53撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 13:53
ようやく芦ノ湖が見えてきた。芦ノ湖の標高は728mだから屏風山から標高差220mも下らねばならない。
下りの前半部はダラダラとなかなか標高が下がらなかったが標高900mで急激に下りだした。木の階段が作ってあるが1段1段の段差が大きいので足の短い私は時々飛び降りねばならない。
2024年12月05日 14:12撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 14:12
下りの前半部はダラダラとなかなか標高が下がらなかったが標高900mで急激に下りだした。木の階段が作ってあるが1段1段の段差が大きいので足の短い私は時々飛び降りねばならない。
(14:28) (標高731m) 箱根関所跡に着いた。ここから右折して芦ノ湖を左手に見ながら湖畔道路を歩く。
2024年12月05日 14:28撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 14:28
(14:28) (標高731m) 箱根関所跡に着いた。ここから右折して芦ノ湖を左手に見ながら湖畔道路を歩く。
箱根神社の赤鳥居や駒ケ岳頂上のロープウェー駅もハッキリ見えた。
2024年12月05日 14:41撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 14:41
箱根神社の赤鳥居や駒ケ岳頂上のロープウェー駅もハッキリ見えた。
今日我々が泊まる宿は素泊まりのゲストハウスなので湖畔のコンビニで今夕と明朝の食事を買い、宿に向かう。
2024年12月05日 15:10撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 15:10
今日我々が泊まる宿は素泊まりのゲストハウスなので湖畔のコンビニで今夕と明朝の食事を買い、宿に向かう。
宿は箱根駅伝の往路5区の最高点から下ってもう少しで芦ノ湖に着くという道路際にあった。ゲストハウスなので2段ベッドかと思ったら和室・畳敷きの2人部屋であった。
2024年12月05日 15:23撮影 by  SC-53C, samsung
12/5 15:23
宿は箱根駅伝の往路5区の最高点から下ってもう少しで芦ノ湖に着くという道路際にあった。ゲストハウスなので2段ベッドかと思ったら和室・畳敷きの2人部屋であった。
(12月6日6:45) 部屋も清潔で快適であり、台所の調理器具も揃っていて快適なゲストハウスであった。簡単な朝食を済ませて出発。
2024年12月06日 06:45撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 6:45
(12月6日6:45) 部屋も清潔で快適であり、台所の調理器具も揃っていて快適なゲストハウスであった。簡単な朝食を済ませて出発。
(7:28) (標高737m) 毎年の正月恒例の箱根駅伝往路のゴール直前で良く見ている大鳥居をくぐって三島に向かう。
2024年12月06日 07:28撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 7:28
(7:28) (標高737m) 毎年の正月恒例の箱根駅伝往路のゴール直前で良く見ている大鳥居をくぐって三島に向かう。
今日も良い天気。富士山がよく見える。
2024年12月06日 07:36撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 7:36
今日も良い天気。富士山がよく見える。
朝の開館前の箱根関所は自由に一般人の通り抜けができるようになっていた。
2024年12月06日 07:47撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 7:47
朝の開館前の箱根関所は自由に一般人の通り抜けができるようになっていた。
各建物の中にある人形での関所の様子を見る事は出来ないが厳めしい門構えでその雰囲気は十分味わえた。
2024年12月06日 07:49撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 7:49
各建物の中にある人形での関所の様子を見る事は出来ないが厳めしい門構えでその雰囲気は十分味わえた。
関所を通りぬけ再び車道に出る。
2024年12月06日 07:54撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 7:54
関所を通りぬけ再び車道に出る。
通りの右手に「箱根駅伝ミュージアム」があった。駅伝大好き人間の私は興味津々であり、別の機会に訪れたい場所である。私の相棒は箱根駅伝に興味が無いとの事で、私が年末の紅白歌合戦に興味が無いのと同様、いろいろな日本人がいる。
2024年12月06日 07:57撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 7:57
通りの右手に「箱根駅伝ミュージアム」があった。駅伝大好き人間の私は興味津々であり、別の機会に訪れたい場所である。私の相棒は箱根駅伝に興味が無いとの事で、私が年末の紅白歌合戦に興味が無いのと同様、いろいろな日本人がいる。
地図を見るとこの道路に直角に三島に行く旧街道がある筈で、交差点を探すがどこにも見当たらない。
2024年12月06日 08:08撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 8:08
地図を見るとこの道路に直角に三島に行く旧街道がある筈で、交差点を探すがどこにも見当たらない。
ふっと下方を見ると車道の下を石畳の道が潜っていた。
2024年12月06日 08:09撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 8:09
ふっと下方を見ると車道の下を石畳の道が潜っていた。
車道からこの石畳の道に下りた。この辺りは「赤石坂」と呼ばれている。その後、わずか10分ほどの間に「釜石坂」、「風越坂」といろいろな坂が出てきた。
2024年12月06日 08:10撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 8:10
車道からこの石畳の道に下りた。この辺りは「赤石坂」と呼ばれている。その後、わずか10分ほどの間に「釜石坂」、「風越坂」といろいろな坂が出てきた。
分岐である。左の道を行く。
2024年12月06日 08:21撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 8:21
分岐である。左の道を行く。
ここから三島方面に下り始めるので、この場所が芦ノ湖を見ることができる最後の地点である。
2024年12月06日 08:27撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 8:27
ここから三島方面に下り始めるので、この場所が芦ノ湖を見ることができる最後の地点である。
(8:34) (標高854m) ここが今日の最高点「箱根峠」である。相変わらず車道を歩く。
2024年12月06日 08:34撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 8:34
(8:34) (標高854m) ここが今日の最高点「箱根峠」である。相変わらず車道を歩く。
車道から逸れて石畳の道があった。
2024年12月06日 08:37撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 8:37
車道から逸れて石畳の道があった。
駐車場を過ぎて再び車道に出る。
2024年12月06日 08:40撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 8:40
駐車場を過ぎて再び車道に出る。
車道が二股に分かれ、右の道の方が左より狭い。地図を見ると二つの道とも三島に行くようだが、右の方が短くしかも途中から車道を離れ旧街道になっているようである。もちろん右を行く。
2024年12月06日 08:51撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 8:51
車道が二股に分かれ、右の道の方が左より狭い。地図を見ると二つの道とも三島に行くようだが、右の方が短くしかも途中から車道を離れ旧街道になっているようである。もちろん右を行く。
ところが車道から箱根旧街道に入る所で工事をしていて通行禁止となっていた。やむなく引き返す。
2024年12月06日 08:53撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 8:53
ところが車道から箱根旧街道に入る所で工事をしていて通行禁止となっていた。やむなく引き返す。
先ほどの車道が二股になっているところまで引き返し、今度は左の少し遠回りの道を行く。こちらの道は交通量が多い。
2024年12月06日 08:55撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 8:55
先ほどの車道が二股になっているところまで引き返し、今度は左の少し遠回りの道を行く。こちらの道は交通量が多い。
(8:28) (標高775m) ようやく車道を離れ、右方の箱根旧街道を歩く事ができる。
2024年12月06日 09:28撮影 by  SC-53C, samsung
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(8:28) (標高775m) ようやく車道を離れ、右方の箱根旧街道を歩く事ができる。
車道と違ってなんと歩きやすく風情のあることか!
2024年12月06日 09:29撮影 by  SC-53C, samsung
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車道と違ってなんと歩きやすく風情のあることか!
分岐点のすぐ近くに「かぶと石」があった。形が兜に似ている。
2024年12月06日 09:29撮影 by  SC-53C, samsung
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分岐点のすぐ近くに「かぶと石」があった。形が兜に似ている。
この先に山中城跡があるらしい。ネットで調べると、この城は1550年台に小田原に本城をおいた後北条氏によって築城されたとの事。
2024年12月06日 09:30撮影 by  SC-53C, samsung
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この先に山中城跡があるらしい。ネットで調べると、この城は1550年台に小田原に本城をおいた後北条氏によって築城されたとの事。
その後、1590年、6万7千人の豊臣軍の総攻撃を受け、4千人の北条勢は半日で落城したとの事。そう言えばこの辺りは何となく空堀のような雰囲気がする。
2024年12月06日 09:31撮影 by  SC-53C, samsung
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その後、1590年、6万7千人の豊臣軍の総攻撃を受け、4千人の北条勢は半日で落城したとの事。そう言えばこの辺りは何となく空堀のような雰囲気がする。
茶色の落葉の中に紅葉の淡い朱色が残っていて石畳の白色とよく合う。
2024年12月06日 09:38撮影 by  SC-53C, samsung
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茶色の落葉の中に紅葉の淡い朱色が残っていて石畳の白色とよく合う。
車道の工事場が出てきた。
2024年12月06日 09:49撮影 by  SC-53C, samsung
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車道の工事場が出てきた。
しかし、幸いにもすぐ旧街道に入る。
2024年12月06日 09:50撮影 by  SC-53C, samsung
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しかし、幸いにもすぐ旧街道に入る。
この辺りも空堀の雰囲気。
2024年12月06日 09:55撮影 by  SC-53C, samsung
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この辺りも空堀の雰囲気。
350mほど国道1号線を歩いたら再び左手に旧街道が出てきた。
2024年12月06日 10:03撮影 by  SC-53C, samsung
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350mほど国道1号線を歩いたら再び左手に旧街道が出てきた。
箱根旧街道は、1604年に江戸幕府が整備した五街道の内の東海道の一部であり、小田原宿と三島宿を結ぶ標高845mの箱根峠を越える八里(約32km)の区間である。
2024年12月06日 10:03撮影 by  SC-53C, samsung
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箱根旧街道は、1604年に江戸幕府が整備した五街道の内の東海道の一部であり、小田原宿と三島宿を結ぶ標高845mの箱根峠を越える八里(約32km)の区間である。
この旧街道には松や杉の並木が作られ、一里塚が築かれていた。又、ローム層の土で滑りやすいので竹が敷かれていたが、1680年頃には石畳の道に改修された。三島市は願合寺地区(721m)の区間を1995年に復元・整備した。
2024年12月06日 10:15撮影 by  SC-53C, samsung
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この旧街道には松や杉の並木が作られ、一里塚が築かれていた。又、ローム層の土で滑りやすいので竹が敷かれていたが、1680年頃には石畳の道に改修された。三島市は願合寺地区(721m)の区間を1995年に復元・整備した。
墓石に盃と徳利が浮き出している「雲助徳利の墓」。西国大名の剣道指南役であった松谷久四郎は大酒飲みのため事件を起こし、国外追放となってのちに箱根の駕籠かきの雲助の親分になり子分の面倒をよく見たとの事。
2024年12月06日 10:17撮影 by  SC-53C, samsung
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墓石に盃と徳利が浮き出している「雲助徳利の墓」。西国大名の剣道指南役であった松谷久四郎は大酒飲みのため事件を起こし、国外追放となってのちに箱根の駕籠かきの雲助の親分になり子分の面倒をよく見たとの事。
山中城址の入口に来た。少し行くと車道から旧街道に入る。
2024年12月06日 10:20撮影 by  SC-53C, samsung
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山中城址の入口に来た。少し行くと車道から旧街道に入る。
旧街道から車道に出たところで不思議な施設を見た。良く見ると数人の若い人たちがいる。どうやらハードなアスレティックのような施設である。
2024年12月06日 10:33撮影 by  SC-53C, samsung
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旧街道から車道に出たところで不思議な施設を見た。良く見ると数人の若い人たちがいる。どうやらハードなアスレティックのような施設である。
今日も富士山が見事に見える。
2024年12月06日 10:43撮影 by  SC-53C, samsung
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今日も富士山が見事に見える。
笹原地区の石畳。現在この区間の車道の最大傾斜は12%だが、旧街道では平均20%、最大40%であって大変な急坂であったとの事。私の感じでは箱根湯本から芦ノ湖までの登りは急勾配だったが、芦ノ湖から三島までの下りはなだらかであったのでこの記述は実感にそぐわない。
2024年12月06日 10:47撮影 by  SC-53C, samsung
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笹原地区の石畳。現在この区間の車道の最大傾斜は12%だが、旧街道では平均20%、最大40%であって大変な急坂であったとの事。私の感じでは箱根湯本から芦ノ湖までの登りは急勾配だったが、芦ノ湖から三島までの下りはなだらかであったのでこの記述は実感にそぐわない。
笹原新田からはずっと車道を歩く。JR三島駅まで絶対に歩くなどと意地を張らなければ笹原新田辺りからバスに乗る事を勧める。
2024年12月06日 11:42撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 11:42
笹原新田からはずっと車道を歩く。JR三島駅まで絶対に歩くなどと意地を張らなければ笹原新田辺りからバスに乗る事を勧める。
道路の右側にたくさんのお地蔵さんが祀られていた。(注:この写真は三島への進行方向とは逆向きで撮った。)
2024年12月06日 11:52撮影 by  SC-53C, samsung
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道路の右側にたくさんのお地蔵さんが祀られていた。(注:この写真は三島への進行方向とは逆向きで撮った。)
臼転坂(ウスコロゲザカ)付近。この道で牛が転がったとか、臼を転がしたためにこの名前が付いたとの事。
2024年12月06日 11:53撮影 by  SC-53C, samsung
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臼転坂(ウスコロゲザカ)付近。この道で牛が転がったとか、臼を転がしたためにこの名前が付いたとの事。
「塚原」のバス停。もうこの辺りまでくれば旧箱根街道の名残も少ないからバスに乗ってJR三島駅に行けば良いと思うが、ここから駅までは日中のバスの便は平日で1時間に1本、休日で2本しか無い。
2024年12月06日 12:04撮影 by  SC-53C, samsung
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「塚原」のバス停。もうこの辺りまでくれば旧箱根街道の名残も少ないからバスに乗ってJR三島駅に行けば良いと思うが、ここから駅までは日中のバスの便は平日で1時間に1本、休日で2本しか無い。
もうかなり駅に近づいて来た。
2024年12月06日 12:45撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 12:45
もうかなり駅に近づいて来た。
JRの線路を渡りしばらく行くと三島大社に来た。
2024年12月06日 13:05撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 13:05
JRの線路を渡りしばらく行くと三島大社に来た。
辺り一帯は昔の情緒が漂う街並みである。「三島水辺の文学碑」が立ち並ぶ水辺の歩道を行く。
2024年12月06日 13:13撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 13:13
辺り一帯は昔の情緒が漂う街並みである。「三島水辺の文学碑」が立ち並ぶ水辺の歩道を行く。
(13:23) (標高60m) ようやくJR三島駅に着いた。
2024年12月06日 13:23撮影 by  SC-53C, samsung
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(13:23) (標高60m) ようやくJR三島駅に着いた。
三島駅から循環バスを利用して「せせらぎパーク三好」の極楽湯に行き、温泉に入った。
2024年12月06日 13:46撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 13:46
三島駅から循環バスを利用して「せせらぎパーク三好」の極楽湯に行き、温泉に入った。
温泉からは時間を合わすれば三島駅まで無料のバスが出ている。温泉にゆっくりと浸かりたかったが、我々もこのバスに合わせるため、少し慌ただしい入浴となった。
2024年12月06日 13:47撮影 by  SC-53C, samsung
12/6 13:47
温泉からは時間を合わすれば三島駅まで無料のバスが出ている。温泉にゆっくりと浸かりたかったが、我々もこのバスに合わせるため、少し慌ただしい入浴となった。
撮影機器:

感想

 今まで四国八十八か所巡礼や、数本の熊野古道などの旧街道巡りを楽しんで来て、いつかは東海道や中山道を歩いてみたいと思っていた。その手始めとして今回は山仲間と2人で東海道の旅で最も有名な箱根越えをする事にした。ちょうど紅葉満開の時期であったが、夏の猛烈な暑さの為、今ひとつ色彩に乏しい旅となった。
 箱根湯本から屏風山を越えて芦ノ湖に行く道は車道が多く、急傾斜であったが、芦ノ湖から三島へ下る道は緩やかな石畳の江戸の雰囲気が残る場所が多かった。体力や時間的余裕が無い人は箱根湯本から須雲川までバスに乗ってそこから登りはじめ、翌日の下りは山中城址の辺りか塚原のバス停から三島駅行のバスに乗る事を勧める。
 夏の暑さは終わり、体力的にはそれほど辛くない楽しい旅であった。

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