記録ID: 7598284
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無雪期ピークハント／縦走
丹沢
表参道から大山（丹沢山地） ～忘年会を兼ねた年末登山～
2024年12月15日(日) [日帰り]
神奈川県
hrt
SHAKATAK
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:51
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 612m
- 下り
- 988m
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日帰り
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 5:37
距離 6.1km
登り 612m
下り 988m
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
◆神奈川中央交通バス ◇料金：370円（片道） ◇所要時間：約25分 <大山ケーブル駅～阿夫利神社駅> ◆大山ケーブルカー ◇料金：640円（往復1270円） ◇所要時間：6分 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・よく整備されています。危険箇所、不明瞭箇所はありません。 ・積雪箇所、凍結箇所はありません。 ・トイレは、「大山ケーブル下バス停」「大山寺」「阿夫利神社下社」「大山山頂」で利用可能でした。 |
| その他周辺情報 | ・この日は温泉には寄らずに帰りました。 |
写真
伊勢原駅からバスで大山ケーブル下に来ました。この日は久しぶりのグループ登山です。
こま参道を15分ほど歩いて大山ケーブル駅に到着しました。今回はケーブルカーに乗ります。
男坂を歩けば1時間近く掛かるところですが、ケーブルカーに乗れば標高差300mを6分で到着します。数十年ぶりに乗りましたが、急斜面を力強く駆け上っていました。
12/15 9:34
男坂を歩けば1時間近く掛かるところですが、ケーブルカーに乗れば標高差300mを6分で到着します。数十年ぶりに乗りましたが、急斜面を力強く駆け上っていました。
阿夫利神社下社への石段を登ります。この日は天気も良く、大勢の人で賑わっていました。
下社には大山祇大神（おおやまつみのかみ）が祀られています。「大いなる山の神」という意味だそうです。この日の安全を祈願したら山頂を目指して参道を行きます。
12/15 9:38
下社には大山祇大神（おおやまつみのかみ）が祀られています。「大いなる山の神」という意味だそうです。この日の安全を祈願したら山頂を目指して参道を行きます。
20分ほど歩くと「夫婦杉」があります。夫婦と言いつつ、別の角度だと3本に見えます。
しばらく歩くと「天狗の鼻突き岩」があります。大山には元々「相模坊」という天狗がいたそうですが、相模坊が去った後は伯耆大山(鳥取県)から「伯耆坊」が移住してきたそうです。
12/15 13:29
しばらく歩くと「天狗の鼻突き岩」があります。大山には元々「相模坊」という天狗がいたそうですが、相模坊が去った後は伯耆大山(鳥取県)から「伯耆坊」が移住してきたそうです。
どちらの天狗かは分かりませんが、これが天狗の鼻で開けられた穴だそうです。う～ん…？
下社から1時間ちょっとで富士見台に出ました。やはり冠雪した富士山は絵になります。
山頂の鳥居が見えてきました。その先に見えるのは前社です。雨を司る龍神である高淤加美神(タカオカミノカミ)が祀られています。
大山はそこそこの回数来ていますが、ここが開いていた記憶がありません。開いているレポは見たことがありますが、ご開帳の条件がよく分かりません。
12/15 11:22
大山はそこそこの回数来ていますが、ここが開いていた記憶がありません。開いているレポは見たことがありますが、ご開帳の条件がよく分かりません。
前社の先にあるのが本社です。大雷神（おおいかつちのかみ）が祀られています。
本社はこの日（日曜日）は開いていました。このところ平日に来ることが多かったせいか、久しぶりにお参りできました。
奥の院にもお参りしました。神仏分離以前は「大天狗」が祀られていたそうですが、今の祭神はよく分かりませんでした。
大山（1252m）の山頂に到着しました。山頂は予想以上の混雑ぶりでしたが、何とかベンチを確保してお昼休憩にしました。
山頂でのんびりした後は、来た道を歩いて下社まで戻ってきました。外国の方が多かったことに少し驚きました。
下社で「大山名水」を一口頂きました。200円を納めれば、備え付けのペットボトルに汲んで持ち帰ることが出来ます。
大山名水のある洞窟は通り抜けできるようになっており、その先は縁起物の像や…
お燈明などが飾られています。夏だと冷んやりしていそうな場所です。
下社の境内には2016年に「大山詣り」が日本遺産に選定されたことを記念して建立された銅像があります。江戸時代には巨大な木太刀を担いで大山に参拝する風習があったそうです。
1
12/15 14:22
下社の境内には2016年に「大山詣り」が日本遺産に選定されたことを記念して建立された銅像があります。江戸時代には巨大な木太刀を担いで大山に参拝する風習があったそうです。
帰りはケーブルカーに乗らず、女坂を通ってバス停まで下りました。大山寺までは急な階段が続くので、意外と脚にきます。
分岐から10分ほどで大山寺に到着しました。大山寺は、元々は今の大山阿夫利神社下社の辺りに建っていましたが、明治初年の「廃仏毀釈」によって破壊され、後年この場所に再建されました。
12/15 14:54
分岐から10分ほどで大山寺に到着しました。大山寺は、元々は今の大山阿夫利神社下社の辺りに建っていましたが、明治初年の「廃仏毀釈」によって破壊され、後年この場所に再建されました。
なお、大山寺は755年に良弁僧正（東大寺の初代別当）によって開かれましたが、その後真言宗密教の修行場となり、江戸時代は「大山詣り」で大いに賑わいました。
12/15 14:56
なお、大山寺は755年に良弁僧正（東大寺の初代別当）によって開かれましたが、その後真言宗密教の修行場となり、江戸時代は「大山詣り」で大いに賑わいました。
石段から大山寺を見上げると、不動明王の眷属である三十六童子の像がズラッと並んでいます。像の台座には「矜迦羅（こんがら）童子」から「烏婆計（うばけい）童子」まで、それぞれの名が彫られています。
12/15 15:00
石段から大山寺を見上げると、不動明王の眷属である三十六童子の像がズラッと並んでいます。像の台座には「矜迦羅（こんがら）童子」から「烏婆計（うばけい）童子」まで、それぞれの名が彫られています。
撮影機器：
感想
今回は忘年会を兼ねた年末登山で大山（1252m）に登ってきました。このところ、中々予定が合わず、hrtさんが日本三百名山を達成した和名倉山以来、2年（又はそれ以上）ぶりの顔合わせとなりました。当日は、寒さや凍結が少し心配でしたが、この時期としては天気が良く、のんびりと歩くことができました。
なお、山頂の賑わいは予想以上で、この日にすれ違った登山者は100人を優に超えていました。特に、外国の方の多さには驚きました。「富士山の眺望」でいえば、もっと優れた山はたくさんありますが、この山にはそれ以外の魅力も色々とあるようです。
下山後は大山の豆腐料理でも食べたいところでしたが、お値段がかなり張るので、駅に戻って海鮮居酒屋に落ち着きました。このところ単独登山が多いですが、やはりグループ登山は別の楽しみがあります。来年はこのような機会をもっと作れれば良いと思います。
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