記録ID: 7598665
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ハイキング
奥多摩・高尾
【名もなき展望台を目指して】東日原から、滝入ノ峰→ヨコスズ尾根→天目山(三ッドッケ)→ハンギョウ尾根→カロー橋→小川谷林道
2024年12月15日(日) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 06:52
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,641m
- 下り
- 1,654m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:39
距離 15.0km
登り 1,641m
下り 1,654m
15:52
ゴール地点
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝食は7時からで、日原駐車場についたのは8時くらいになりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
メインの登山道は比較的歩きやすかったですが、破線ルートなどは、踏み跡がなく苦労した。 |
その他周辺情報 | もえぎの湯に寄ろうかと悩んだが、人が多く良い印象がないのでそのまま帰りました。 |
写真
天目山は三ツドッケとも呼ばれてます。
三ツドッケは、秩父の山を歩いたり人ならわかると想いが本来古い秩父なまりの呼び方(方言)なのですが、
この案内板では三ツドッケを採用している。
一杯水は、天目山の近くから湧き出る採水地な名称で避難小屋にその名が残っています。
三ツドッケは、秩父の山を歩いたり人ならわかると想いが本来古い秩父なまりの呼び方(方言)なのですが、
この案内板では三ツドッケを採用している。
一杯水は、天目山の近くから湧き出る採水地な名称で避難小屋にその名が残っています。
今回は、破線ルートの滝入ノ峰への尾根道を進む事にしました。
破線ルートをこれまで踏破した経験から
なんとかなるだろうとたかをくくっていたのてますが、
ここは主要道路からはるか遠い奥多摩の超〜〜奥地で、登山者も相対的に少ない場所という事を忘れてました。
当然に破線ルートを進む人はごく少数なのでしょう。
踏み跡を探すのが超難しく、道は自分でルート取りをしなければなりません。
ただ、尾根でヤブ化してるわけでもないので進めない事はないのですが、ともかく尾根から外れないように進みます。
メインの登山道からの分岐しているであろう道を見つける事も出来ませんでした。
破線ルートをこれまで踏破した経験から
なんとかなるだろうとたかをくくっていたのてますが、
ここは主要道路からはるか遠い奥多摩の超〜〜奥地で、登山者も相対的に少ない場所という事を忘れてました。
当然に破線ルートを進む人はごく少数なのでしょう。
踏み跡を探すのが超難しく、道は自分でルート取りをしなければなりません。
ただ、尾根でヤブ化してるわけでもないので進めない事はないのですが、ともかく尾根から外れないように進みます。
メインの登山道からの分岐しているであろう道を見つける事も出来ませんでした。
本線復帰
分岐地点には何も標識なし
分岐地点を振り返る。
右側が尾根道
左側が登山道本線
これはわからないわ…
かつてこの先のヨコスズ尾根で山賊が現れた事がある。
ヨコスズ山には寄らなかった。
事件内容は次で。
分岐地点には何も標識なし
分岐地点を振り返る。
右側が尾根道
左側が登山道本線
これはわからないわ…
かつてこの先のヨコスズ尾根で山賊が現れた事がある。
ヨコスズ山には寄らなかった。
事件内容は次で。
一杯水避難小屋に到着
ひとまず滝入ノ峰ルートでどっと疲れたので
誰もいない中で休ませてもらいました。
避難小屋の中は広く、軽く10人くらいは緊急避難でビバークできそうです。
若しくは計画的に山小屋として使う人もいそうです。
まぁしかし、晴天の日曜日に人がいなさすぎる…
誰とも出逢わない…
秘境なのでもし心臓発作とか、脳梗塞など起きたら、こりゃ終わりだな〜〜…とか思ってました。
そして
小屋の中で休んでたら、
ガチャ!っとドア開いて、女性の登山者さんが様子を見に来ました。
遠慮されたのか、中には入られなかったけど、寒いのにちょっと気の毒な事したなぁ〜と思ってました。
今回の登山では、その女性の登山者さんの他に1人の男性登山者さんと遭いました。
(つまり私も含めて3人しか山にいなかった可能性があり)
この避難小屋の近くには、一杯水の由来となる採水地があるようなのですが、寄りませんでした。
かつての山賊事件は
この避難小屋付近で発生している。
【事件内容】
現場は三ツドッケ(天目山)下の一杯水避難小屋でのこと
5/26(被害者 81歳男性)
途中で知り合った男と一緒に山頂まで登り下山途中、いきなり男が豹変。「気に入らねぇーな」と木で殴られまくった。
さらに「財布を出せ」と言われ6,000円入りの財布を渡した。「ザックを下ろせ」と言われ、下ろした直後、背中を蹴られ10mほど滑落。男は上から石を投げつけて来た。岩陰に隠れて静かになったのを見計らって上に戻ると、ザックの中からデジカメがなくなっていた。腕が折れていたのでザックを背負う気力もなく、水だけ持って下山し民家から通報。
6/8(被害者 77歳男性)
同じく一杯水避難小屋。
小屋で一泊し古里方面へ下山してる時、いきなり後ろから強い衝撃を受けて振り返ると、小屋で一緒だった男。鉈の持つ方で殴って来て、素手ででも顔面を殴られ続けた。金目的だとわかり、ビニール袋に入った19,000円を渡すと男は小屋に戻って行った。
血だらけで走って逃げたけど、古里に戻るより日原に下りた方が早いと来た道を戻り、恐る恐る小屋を見ると男はいない。脱力し布団を被って休んでいるとたまたま捜査で登って来た警察により発見された。
ひとまず滝入ノ峰ルートでどっと疲れたので
誰もいない中で休ませてもらいました。
避難小屋の中は広く、軽く10人くらいは緊急避難でビバークできそうです。
若しくは計画的に山小屋として使う人もいそうです。
まぁしかし、晴天の日曜日に人がいなさすぎる…
誰とも出逢わない…
秘境なのでもし心臓発作とか、脳梗塞など起きたら、こりゃ終わりだな〜〜…とか思ってました。
そして
小屋の中で休んでたら、
ガチャ!っとドア開いて、女性の登山者さんが様子を見に来ました。
遠慮されたのか、中には入られなかったけど、寒いのにちょっと気の毒な事したなぁ〜と思ってました。
今回の登山では、その女性の登山者さんの他に1人の男性登山者さんと遭いました。
(つまり私も含めて3人しか山にいなかった可能性があり)
この避難小屋の近くには、一杯水の由来となる採水地があるようなのですが、寄りませんでした。
かつての山賊事件は
この避難小屋付近で発生している。
【事件内容】
現場は三ツドッケ(天目山)下の一杯水避難小屋でのこと
5/26(被害者 81歳男性)
途中で知り合った男と一緒に山頂まで登り下山途中、いきなり男が豹変。「気に入らねぇーな」と木で殴られまくった。
さらに「財布を出せ」と言われ6,000円入りの財布を渡した。「ザックを下ろせ」と言われ、下ろした直後、背中を蹴られ10mほど滑落。男は上から石を投げつけて来た。岩陰に隠れて静かになったのを見計らって上に戻ると、ザックの中からデジカメがなくなっていた。腕が折れていたのでザックを背負う気力もなく、水だけ持って下山し民家から通報。
6/8(被害者 77歳男性)
同じく一杯水避難小屋。
小屋で一泊し古里方面へ下山してる時、いきなり後ろから強い衝撃を受けて振り返ると、小屋で一緒だった男。鉈の持つ方で殴って来て、素手ででも顔面を殴られ続けた。金目的だとわかり、ビニール袋に入った19,000円を渡すと男は小屋に戻って行った。
血だらけで走って逃げたけど、古里に戻るより日原に下りた方が早いと来た道を戻り、恐る恐る小屋を見ると男はいない。脱力し布団を被って休んでいるとたまたま捜査で登って来た警察により発見された。
天目山山頂
三ツドッケは、登山道ではないが、三ッドッケ南峰と、天目山、そしてすぐ近くの秩父側にピークノ一つと、3つの尖ったピークがあるので
三ッドッケと秩父側で呼ばれたのだろうと推測する。
ちなみに、秩父側のピークに行こうともしたが、かなりヤブ化してるので諦めた。
三ツドッケは、登山道ではないが、三ッドッケ南峰と、天目山、そしてすぐ近くの秩父側にピークノ一つと、3つの尖ったピークがあるので
三ッドッケと秩父側で呼ばれたのだろうと推測する。
ちなみに、秩父側のピークに行こうともしたが、かなりヤブ化してるので諦めた。
久しぶりにクッカーをもって
カップヌードルを食すことに。
だが…割りばしを忘れ、(2回目)またもクッカーの土台を箸替わりにすることに…
なんとか食べれた。
今回は、タイムは気にせずに、大自然を楽しみに来ました。
なので、寒さ対策の衣類、場合によりビバークするので着替え、クッカー、ガス、水、コーヒーなど、荷物を背負うので、
前日の20Lリュックとは違います💦
カップヌードルを食すことに。
だが…割りばしを忘れ、(2回目)またもクッカーの土台を箸替わりにすることに…
なんとか食べれた。
今回は、タイムは気にせずに、大自然を楽しみに来ました。
なので、寒さ対策の衣類、場合によりビバークするので着替え、クッカー、ガス、水、コーヒーなど、荷物を背負うので、
前日の20Lリュックとは違います💦
板形ノ頭から南側の尾根を除くとモノレールの先端が見えます。
前日に登山や色々歩き回った疲れもあり、かなり悩みましたが、
モノレールが登ってこれるということは、そこまで傾斜がないと判断し、モノレール沿いに降りることに。
果たしてどうなるや…
前日に登山や色々歩き回った疲れもあり、かなり悩みましたが、
モノレールが登ってこれるということは、そこまで傾斜がないと判断し、モノレール沿いに降りることに。
果たしてどうなるや…
結構傾斜がキツイ部分もありましたが、基本的にモノレールのすぐ脇を下るルートです。
踏み跡はあまりないようですが、全くなきわけでもなく、なんとか下れます。
なによりレールがあるので、遭難リスクはかなり低いと判断しました。
踏み跡はあまりないようですが、全くなきわけでもなく、なんとか下れます。
なによりレールがあるので、遭難リスクはかなり低いと判断しました。
滑り降りたいほどの急な下り
このあと、モノレール沿いに降りていると、
なにか違和感が…
足元の落ち葉を踏むたびに、
ん?
全く踏まれてない。
ヤマレコでルートを確認すると、
尾根が外れている。
このままモノレールルートで下山するか、
いや、これはGPSの軌跡でも明らかに踏まれてないので自身がない…
仕方なく、少し登り戻る事にするが、等高線でもわかるようにけっこうな傾斜があり、尾根へトラバースを試みる。
かなりの傾斜で、落ち葉もモリモリで苦戦しました。
このあと、モノレール沿いに降りていると、
なにか違和感が…
足元の落ち葉を踏むたびに、
ん?
全く踏まれてない。
ヤマレコでルートを確認すると、
尾根が外れている。
このままモノレールルートで下山するか、
いや、これはGPSの軌跡でも明らかに踏まれてないので自身がない…
仕方なく、少し登り戻る事にするが、等高線でもわかるようにけっこうな傾斜があり、尾根へトラバースを試みる。
かなりの傾斜で、落ち葉もモリモリで苦戦しました。
けっこ苦戦しながら尾根へ復帰
だが、踏み跡はほとんどなく、
このあと落ち葉だらけの急斜面をズルズル横すべりを始めることに…
石や折れた丸太がガンガン転げ落ちていく状態の斜面に。
これはまいった…💦
だが、踏み跡はほとんどなく、
このあと落ち葉だらけの急斜面をズルズル横すべりを始めることに…
石や折れた丸太がガンガン転げ落ちていく状態の斜面に。
これはまいった…💦
怪我なく無事降りる事だけに集中して
なんとか難関ポイントを通過…
スキーで言うところの横すべり状態になり、
スピードをコントロールするのがかなり難しい。
降りる事が得意な方とか
それなりに経験者じゃないとかなりキツイ。
初心者には絶対にオススメしないルートとなる。
なんとか難関ポイントを通過…
スキーで言うところの横すべり状態になり、
スピードをコントロールするのがかなり難しい。
降りる事が得意な方とか
それなりに経験者じゃないとかなりキツイ。
初心者には絶対にオススメしないルートとなる。
渓谷沿いから滝を観察。
ここしばらく雨がなく、水不足の中でもしっかり流れ込む。
名はないが、名瀑として観光資源にしてもおかしくはないと思われる。
いかんせん奥地過ぎるのと、渓谷が細く深く、観瀑台を設置するのが難しいのだろう。
ここしばらく雨がなく、水不足の中でもしっかり流れ込む。
名はないが、名瀑として観光資源にしてもおかしくはないと思われる。
いかんせん奥地過ぎるのと、渓谷が細く深く、観瀑台を設置するのが難しいのだろう。
撮影機器:
感想
今回は、日原の大自然を思う存分楽しもうと、前日とはうって変わって、装備もそれなりに、食べ物、飲み物もしっかり用意し、別のザックで登頂することにしました。
タイムは気にせず、ゆっくりと進む事にします。
かなり奥地なので、前日から日原の宿泊施設「ねねんぼう」さんに宿泊して登りました。
滝入ノ峰へのルートは、踏み跡を見つけるのが難しくあまりオススメしません。
また板形ノ頭(ハンギョウ)からモノレール沿いに降りて行くルートは、モノレールと離れてからの尾根道が道がないうえに、かなり傾斜があり苦労します。(初級者は絶対にオススメしません)
しかし小川谷林道では、渓谷美と岩壁美が楽しめます。たぶん紅葉の時期はすごく人気なんだろあなぁという独特の渓谷美です。
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