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Yamareco

記録ID: 7631628
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

「石澄滝・石澄川の破線ルート」「紅葉の枯山水」箕面・池田

2024年12月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:24
距離
12.9km
登り
780m
下り
785m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:55
休憩
0:29
合計
7:24
距離 12.9km 登り 780m 下り 785m
11:59
26
12:25
12:29
131
14:40
14:48
152
17:20
17:34
105
19:19
19:22
1
19:23
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
阪急電車箕面駅
コース状況/
危険箇所等
【主な流れ】
1.箕面駅→D11から憩いの丘近くで谷に下り新稲方面へ
新稲方面の下りは癖のあるルートで一部の登り下りの斜面が安定しない。
用途は限られるがショートカットとして機能する。
知識として知っている分には面白いと思うが、地元の込み入った色々を感じる部分であり、そう言ったことまでは興味がない場合はスルーしていい道だと思う。

2.青山大学周辺の道のつながりを調べ、オルタナの森の未踏ルートを回る
こちらも地元の町からのつながりなど直接登山に関わらない部分もあり、登山道にはここからは繋がらないなどの知識として知っておけば十分かもしれない。

3.石澄滝へ行き、石澄川のルートを南下。中腹の破線分岐を登る
少々歩きにくい岩のルート。歩き慣れた方向け。
分岐の破線ルート部分で今回実際に歩いたのは終盤手前のロープ部分まで。取り付きからロープ設置で砂防ダムを越える。ゴツゴツしてがれた谷を登っていく。石澄川のルートよりまだもう一段歩きにくい。破線ルートは地図上で途中で終了しており、その後の道(もしくは谷)の状態は不明で往復前提のプランになるため、不十分な情報でも歩ききれる岩場寄りの山道が得意な人でなければ行かない方がいいと思う。

4.破線の途中にあったロープを辿り尾根に乗り換える
破線ルートの途中に意図不明のロープがあり上に向かっているように見えたため、巻道として登った。実際は巻き道ではなくエスケープルートですらない尾根に接続して岩場寄りの滑りやすく脆い斜面の急登を強いられた。フリークライミングの技術持ちは別として、多少里山歩きに慣れていても非常に危険な斜面であり、地形図の角度の割に厳しいと思う。体力度2だからとトレッキング気分で行くと痛い目を見るのでお勧めしない。

5.尾根出口の接続点から六個山へ
地図上にない分岐などが存在し、道が不明瞭なこともある。高難度の斜面などは存在しないが、地図的な部分で初心者向きではない。歩き慣れた方はGPSをこまめに見れば大丈夫だと思う。

6.六個山からオルタナの森経由で下山
暗い時間帯であれば注意もいると思うが、明るいうちはどちらかというと安全な下山の仕方。

7.途中のため池のルート破線含めて歩く
激しい藪漕ぎがある。藪漕ぎをしながら段差に落ちないように気をつける必要がある。一部ため池の陸地を歩く必要がある。道なりに行くことができないので、自分で計算して歩く必要がある。地味で綺麗でないルートのため、こだわりがなければスルーしてもいいのではと思う。

8.9号線経由で下山
街中であり、危険箇所は特にない。
快晴。
今日は前回の山行でやり残したことをしたいと思う。
快晴。
今日は前回の山行でやり残したことをしたいと思う。
もうしばらく滝道を歩いておらず
ビジターセンターにも行けていない。
もうしばらく滝道を歩いておらず
ビジターセンターにも行けていない。
しかし箕面西エリアにはいつかは向き合わねばならないことだ。
しかし箕面西エリアにはいつかは向き合わねばならないことだ。
ショートカットを探しながら歩いている。残念ながらここからは行けないようだ。
ショートカットを探しながら歩いている。残念ながらここからは行けないようだ。
すぐそばの主力登山道の一本隣につながっていない事に少し違和感を感じながら他を探す。
すぐそばの主力登山道の一本隣につながっていない事に少し違和感を感じながら他を探す。
とりあえずここから登る事にしよう。
とりあえずここから登る事にしよう。
右手の尾根、特に何かあるわけでも無いが、ここから上を目指すこともできそうな感じの角度だ。
右手の尾根、特に何かあるわけでも無いが、ここから上を目指すこともできそうな感じの角度だ。
今日は登山口で戯れるために来たわけではない。本気で戦う事になった場合今日のプランが総崩れになる可能性があるため素通りする事にした。
今日は登山口で戯れるために来たわけではない。本気で戦う事になった場合今日のプランが総崩れになる可能性があるため素通りする事にした。
憩いの丘の手前で降りを選択。
憩いの丘の手前で降りを選択。
最近よく世話になっている細めのトラバースを渡り…。
最近よく世話になっている細めのトラバースを渡り…。
今回は上ではなく下へ。
今回は上ではなく下へ。
作業通知があった。
近くを通る方の参考になれば。
作業通知があった。
近くを通る方の参考になれば。
ここから下る分には問題ないためぐるりと下へ。
ここから下る分には問題ないためぐるりと下へ。
紅葉以外の落ち葉が目立つ。
紅葉以外の落ち葉が目立つ。
まだ紅葉を楽しめる場所があるとは。
まだ紅葉を楽しめる場所があるとは。
本来ならぐるりと北上するルートだが、谷筋をこのまま降りていく足跡もある。
本来ならぐるりと北上するルートだが、谷筋をこのまま降りていく足跡もある。
若干分かりにくいが通常使われているものと考えられる程度の濃さだ。
若干分かりにくいが通常使われているものと考えられる程度の濃さだ。
序盤に簡単に枯れた沢部分に降りられる場所があったが、今は完全に分かれている。
序盤に簡単に枯れた沢部分に降りられる場所があったが、今は完全に分かれている。
あの時降りていなかったがため、ここから急くだりをせねばならない。
あの時降りていなかったがため、ここから急くだりをせねばならない。
落ち葉のせいでかなり滑るし、強い木もあまりない。
中腹までは完全に自力でたどり着く必要がある。
落ち葉のせいでかなり滑るし、強い木もあまりない。
中腹までは完全に自力でたどり着く必要がある。
そこからはロープが出ている。
中腹まで降りる方が難しいのにロープの設置場所がなかったから下の方だけにロープがあるのか…。
そこからはロープが出ている。
中腹まで降りる方が難しいのにロープの設置場所がなかったから下の方だけにロープがあるのか…。
降りたらすぐに登り。
降りたらすぐに登り。
不安定な斜面で崩れやすい。
不安定な斜面で崩れやすい。
距離こそ短いが斜面登りと大差ない。
距離こそ短いが斜面登りと大差ない。
下は集められたゴルフボールがあるだけ。
下は集められたゴルフボールがあるだけ。
雨を逃す水路のような物を伝って上へ。
雨を逃す水路のような物を伝って上へ。
公園のようになっているがはいる場所がない。
公園のようになっているがはいる場所がない。
公園の中が新稲の森という事か。
公園の中が新稲の森という事か。
横を通る事までは禁止されていないようで、ロープが設置してある。
横を通る事までは禁止されていないようで、ロープが設置してある。
梯子のような木段。
砂防ダムを越える手助けになる。
梯子のような木段。
砂防ダムを越える手助けになる。
砂防ダムの反対側に回った。
砂防ダムの反対側に回った。
通路を抜けると出口に到着。
通路を抜けると出口に到着。
ここにもロープが設置されている。
ここにもロープが設置されている。
山火事の形跡は無かったし新稲の森ももっと奥のようだ。
山火事の形跡は無かったし新稲の森ももっと奥のようだ。
こちらは通常の登山口。
こちらは通常の登山口。
先ほどの砂防ダムの右岸。
ベンチがある。
こんな場所にベンチだけ設置して終わりというのもちょっと不自然。
先ほどの砂防ダムの右岸。
ベンチがある。
こんな場所にベンチだけ設置して終わりというのもちょっと不自然。
奥まで歩いてみた。
奥まで歩いてみた。
すると右手に崩れないように固められた登れそうな斜面が。
もともと登るためのものだったかどうかは不明だが、こなれた感じがする。
すると右手に崩れないように固められた登れそうな斜面が。
もともと登るためのものだったかどうかは不明だが、こなれた感じがする。
折り返しながら上へ進めるようになっている。
折り返しながら上へ進めるようになっている。
登山道に接続。
目的を果たしたのでメインの登山道を降りていく。
目的を果たしたのでメインの登山道を降りていく。
時折見ていたこの看板。ついこの間の砂防ダムを越えて入った所のものかと思っていたが、全く別の場所のものだったようだ。
時折見ていたこの看板。ついこの間の砂防ダムを越えて入った所のものかと思っていたが、全く別の場所のものだったようだ。
どう降りられないのかちょっと調査してみる事にする。
どう降りられないのかちょっと調査してみる事にする。
なんだこれは。
秘密基地どころか家のようになっている。
なんだこれは。
秘密基地どころか家のようになっている。
この寒い中ここで住んでいる何者かがいるのか。
この寒い中ここで住んでいる何者かがいるのか。
ここを通り抜けるのが危険であるから通り抜けできませんなのだろうか。
ここを通り抜けるのが危険であるから通り抜けできませんなのだろうか。
家を通り過ぎると小さな砂防ダムが見える。
家を通り過ぎると小さな砂防ダムが見える。
左手に隙間が人が通れる開けてあり、金網の外に出ることができた。
左手に隙間が人が通れる開けてあり、金網の外に出ることができた。
謎の家から背の低い草むらの道を挟んで住宅地。通り抜けできない原因があるとすれば、出入り口に存在するあの家以外に考えにくい。
謎の家から背の低い草むらの道を挟んで住宅地。通り抜けできない原因があるとすれば、出入り口に存在するあの家以外に考えにくい。
誰かが住んでいたような形跡はあるが、今は誰もいないようだ。
この寒い中あそこで暮らすのには無理がある。住人がいたとしてこの季節は引き払っている可能性も否定はできない。
誰かが住んでいたような形跡はあるが、今は誰もいないようだ。
この寒い中あそこで暮らすのには無理がある。住人がいたとしてこの季節は引き払っている可能性も否定はできない。
誰もいないのであれば問題ないと思うが、看板が撤去されないのは、家の主人が留守だからか、看板の情報にラグがあるからか…。
誰もいないのであれば問題ないと思うが、看板が撤去されないのは、家の主人が留守だからか、看板の情報にラグがあるからか…。
最初の方で草むらを上から見下ろしていたシーンがあったと思うが、右手に謎の家もしっかり写っていた。
最初の方で草むらを上から見下ろしていたシーンがあったと思うが、右手に謎の家もしっかり写っていた。
一応正規ルートではあったようだ。
一応正規ルートではあったようだ。
砂防ダムを越えてさっきの道に戻ってもいいが…。
砂防ダムを越えてさっきの道に戻ってもいいが…。
そのまま真っ直ぐ小径が続いている。
そのまま真っ直ぐ小径が続いている。
こちらはこちらで登山道につながっているようだ。
こちらはこちらで登山道につながっているようだ。
出入り口に到着。
出入り口に到着。
すごく危険な香りのする扉がある…。
見なかった事にしておこう。
※この扉は来年のある山行で重要な存在になるので心の片隅に置いておいて欲しい。
すごく危険な香りのする扉がある…。
見なかった事にしておこう。
※この扉は来年のある山行で重要な存在になるので心の片隅に置いておいて欲しい。
わかりやすい分岐がある。
わかりやすい分岐がある。
果樹園か何かかもしれない。
果樹園か何かかもしれない。
電気柵が設置されている。
電気柵が設置されている。
いけない場所のような気がしたので引き返す事にした。
いけない場所のような気がしたので引き返す事にした。
飛行機が見える。
飛行機が見える。
飛び立ってすぐの鳥。
ちょっと面白い形だ。
飛び立ってすぐの鳥。
ちょっと面白い形だ。
ここがスカイアリーナ。
いわゆる市民体育館。
ここがスカイアリーナ。
いわゆる市民体育館。
そばに青山大学が見える。
そばに青山大学が見える。
体育館の東側にあたる黒い道についても興味があったが、入り口部分を通った時、施錠されている事に気づいた。
施設の利用者のみに解放されているのだろうか。この辺りは目標から一旦外す事にした。
体育館の東側にあたる黒い道についても興味があったが、入り口部分を通った時、施錠されている事に気づいた。
施設の利用者のみに解放されているのだろうか。この辺りは目標から一旦外す事にした。
池を覗いて行きたくなった。
池を覗いて行きたくなった。
この辺りの位置関係や様子が分かる。
この辺りの位置関係や様子が分かる。
北側のオレンジの軌跡を追いたいと思っているが、なかなかその入り口にたどり着けていない。
ここにそれらしき場所まで来たので進んでみようと思う。
北側のオレンジの軌跡を追いたいと思っているが、なかなかその入り口にたどり着けていない。
ここにそれらしき場所まで来たので進んでみようと思う。
青山大学のすぐそばの山にあたる。
不法投棄なのか、ゴミが散乱していて景観はあまり良くない。
青山大学のすぐそばの山にあたる。
不法投棄なのか、ゴミが散乱していて景観はあまり良くない。
残念ながら普通に大学の敷地に入らないとオレンジの軌跡を追うことは難しそうだ。
残念ながら普通に大学の敷地に入らないとオレンジの軌跡を追うことは難しそうだ。
他の可能性も試してみるため、こちらの道を進んでみる。
他の可能性も試してみるため、こちらの道を進んでみる。
施錠された罠付きの入り口があった。

※この扉のことは後日どういう存在か知ることになる。
施錠された罠付きの入り口があった。

※この扉のことは後日どういう存在か知ることになる。
横を進んだ先も地図のようにはなっておらず、取りつく島もない感じだ。
横を進んだ先も地図のようにはなっておらず、取りつく島もない感じだ。
頑張れば左の壁を…いやいや。
そういう道は除外する方がいい。
頑張れば左の壁を…いやいや。
そういう道は除外する方がいい。
紅葉の盆栽か。
独特な感性だ。
私は紅葉には葉と同じように星のように伸びていて欲しい。
紅葉の盆栽か。
独特な感性だ。
私は紅葉には葉と同じように星のように伸びていて欲しい。
勉強にはなったが、山に入れずとんでもなく時間をロスしてしまった。
流石にここは通り抜けられると思うがさて。
勉強にはなったが、山に入れずとんでもなく時間をロスしてしまった。
流石にここは通り抜けられると思うがさて。
ちょっと緑が出て来た。
ちょっと緑が出て来た。
あっという間に路地裏に逆戻り。
あっという間に路地裏に逆戻り。
こうしてスタート地点のそのまた入り口にようやく立った。
こうしてスタート地点のそのまた入り口にようやく立った。
葉が伸び過ぎた松のような、犬の尻尾のような植物は明るい時間に見ることはあまりない。
葉が伸び過ぎた松のような、犬の尻尾のような植物は明るい時間に見ることはあまりない。
ドリルのような植物がある事に気付く。
ここのオーナーは変わったものを育てているようだ。
ドリルのような植物がある事に気付く。
ここのオーナーは変わったものを育てているようだ。
ため池にガードのない部分がある。
この景色、なんとなく覚えておいて欲しい。
ため池にガードのない部分がある。
この景色、なんとなく覚えておいて欲しい。
というわけで、オルタナの森の入り口。
空いている時に入ることは稀。
というわけで、オルタナの森の入り口。
空いている時に入ることは稀。
下の道、敢えて疲れて時間がかかる方を選ぶ意味が分からない。
下の道、敢えて疲れて時間がかかる方を選ぶ意味が分からない。
頻繁にこの看板を見るが、看板の奥にここから進む人はどんな人なのだろうか。
頻繁にこの看板を見るが、看板の奥にここから進む人はどんな人なのだろうか。
施設の入り口まで来た。
いったい幾つ入り口があるのか。
施設の入り口まで来た。
いったい幾つ入り口があるのか。
振り返って、まだ回収していない道を行く。
やっと山の道を歩ける。
振り返って、まだ回収していない道を行く。
やっと山の道を歩ける。
と言っても、私設利用者向けの施設までの道といった感じ。
と言っても、私設利用者向けの施設までの道といった感じ。
どこを指しているのか分からない道標。
どこを指しているのか分からない道標。
1下自炊場とはこちらか。
ロープが張ってあって狭くなったこっちは一般的には危険な道になるはずだが…。
1下自炊場とはこちらか。
ロープが張ってあって狭くなったこっちは一般的には危険な道になるはずだが…。
どうやら違ったらしい。
どうやら違ったらしい。
キャンプの自炊場と見られる私設。
キャンプの自炊場と見られる私設。
ホラーではなく記念の手形コーナー。
ホラーではなく記念の手形コーナー。
大変貴重な情報だ。
1下自炊場はここで間違いなかった。
アバウトではあったがあの矢印は正しかったようだ。
大変貴重な情報だ。
1下自炊場はここで間違いなかった。
アバウトではあったがあの矢印は正しかったようだ。
ツツジ広場まで降りて来た。
ツツジ広場まで降りて来た。
下の道路まで降りる。
下の道路まで降りる。
少し進んだ所に穴がある。
少し進んだ所に穴がある。
さらにもう少し進んだ所にも勧めそうな場所が。
さらにもう少し進んだ所にも勧めそうな場所が。
分かりやすく誘って来る穴の方に入った。中は普通につながっている。
分かりやすく誘って来る穴の方に入った。中は普通につながっている。
登るとキャンプ施設につながっている。
登るとキャンプ施設につながっている。
テントハウス?
見たことのあるロゴが目に入って来た。
見たことのあるロゴが目に入って来た。
さっきの分岐まで戻って来た。
さっきの分岐まで戻って来た。
立派なハウスが出て来る。
立派なハウスが出て来る。
子供の頃にこんなところで遊べたらずっと思い出に残っていくことだろう。
子供の頃にこんなところで遊べたらずっと思い出に残っていくことだろう。
ここが上の自炊場か。
ここが上の自炊場か。
東の方のライトアップされている施設と違い、
やはり静か過ぎるこの辺りは今は使われていない可能性がある。
東の方のライトアップされている施設と違い、
やはり静か過ぎるこの辺りは今は使われていない可能性がある。
石澄滝エリア。今日の最終目標だ。
石澄滝エリア。今日の最終目標だ。
前来た時よりは随分明るいが、
あともう2時間ぐらい早く着ければよかった。
前来た時よりは随分明るいが、
あともう2時間ぐらい早く着ければよかった。
若干日が傾き始めているような感じだが、何もせずに帰るわけにはいかない。
若干日が傾き始めているような感じだが、何もせずに帰るわけにはいかない。
達筆な字で辞世の句か何かが書かれている。
達筆な字で辞世の句か何かが書かれている。
明るい場所で見ても心が痛いのはやっぱり廃墟だ。
明るい場所で見ても心が痛いのはやっぱり廃墟だ。
多少干からびて来ているが、紅葉の落ち葉の絨毯は健在。
多少干からびて来ているが、紅葉の落ち葉の絨毯は健在。
お地蔵さんがいくつか並んでいる。
お地蔵さんがいくつか並んでいる。
これは落ち葉が涸れ沢を彩っている…。
これは落ち葉が涸れ沢を彩っている…。
いわゆる紅葉の枯山水。
いわゆる紅葉の枯山水。
陽の光に照らされて独特の景色を作っている。
陽の光に照らされて独特の景色を作っている。
木についている紅葉の葉は当然いいが、こういうのも紅葉の楽しみの一つになりそうだ。
木についている紅葉の葉は当然いいが、こういうのも紅葉の楽しみの一つになりそうだ。
川自体は水のある場所もあり、枯山水ではなく水に浮かぶ紅葉の葉も楽しめる。
川自体は水のある場所もあり、枯山水ではなく水に浮かぶ紅葉の葉も楽しめる。
ただ、ちょっとイメージと違うというか、わちゃわちゃした感じになっている。
ただ、ちょっとイメージと違うというか、わちゃわちゃした感じになっている。
静かなのは水が完全にない枯山水の方。
静かなのは水が完全にない枯山水の方。
紅葉の後はこれを楽しむために来てもいいと思う。
紅葉の後はこれを楽しむために来てもいいと思う。
廃屋だらけだしちょっと来にくい場所ではあるのだけれど。
廃屋だらけだしちょっと来にくい場所ではあるのだけれど。
水に落ちた葉は早めに茶色く変色してしまっている。
水に落ちた葉は早めに茶色く変色してしまっている。
綺麗に残っている葉とセットで撮影。
綺麗に残っている葉とセットで撮影。
この辺りは割と綺麗に残っている方だが、やはりわちゃわちゃしている。
この辺りは割と綺麗に残っている方だが、やはりわちゃわちゃしている。
切り立った崖の間を流れる石澄川。
切り立った崖の間を流れる石澄川。
これ、うまく下の方で取り付ければ登っていけるのかなとか考えてはいけない。
これ、うまく下の方で取り付ければ登っていけるのかなとか考えてはいけない。
確かに奥の二段になった尾根は登って欲しげに待ち構えているようだが…。
確かに奥の二段になった尾根は登って欲しげに待ち構えているようだが…。
滝のある側の尾根なんて正直登りたくはない。
滝のある側の尾根なんて正直登りたくはない。
なだれ落ちて来そうな枯れ木。
なだれ落ちて来そうな枯れ木。
ヒダヒダはコケか何かが乾燥して縮んだ跡のように見える。
ヒダヒダはコケか何かが乾燥して縮んだ跡のように見える。
小さな滝を見守るお地蔵さん。
小さな滝を見守るお地蔵さん。
この尾根、取り付けない感じでもないし登れないこともなさそうだが、角度が急な部分があり、途中で逃げられないのは非常にマイナスポイントだ。
この尾根、取り付けない感じでもないし登れないこともなさそうだが、角度が急な部分があり、途中で逃げられないのは非常にマイナスポイントだ。
向こう岸にお地蔵さんの東屋。
向こう岸にお地蔵さんの東屋。
ということは、前回奥を調べなかった石澄川分岐の破線。
ということは、前回奥を調べなかった石澄川分岐の破線。
今日はここを登りたかった。
今日はここを登りたかった。
明らかに道のようになっているので非常に気になっていた。
そもそも破線とはいえ登山道なので、仮に廃道でも一度は道であったはずだ。
明らかに道のようになっているので非常に気になっていた。
そもそも破線とはいえ登山道なので、仮に廃道でも一度は道であったはずだ。
木になるのは途中で破線が消えていること。
あそこまで行ったら行き止まりなのか?
それともそのまま流れで上まで行けるのだろうか?
破線終了後ゆるくなる流れに掛けて進んでみることにする。
木になるのは途中で破線が消えていること。
あそこまで行ったら行き止まりなのか?
それともそのまま流れで上まで行けるのだろうか?
破線終了後ゆるくなる流れに掛けて進んでみることにする。
ロープが設置してある。
ということは人が歩いているということだ。
ロープが設置してある。
ということは人が歩いているということだ。
砂防ダム。
基本的にこれを越えないと話にならない厄介な壁だ。
砂防ダム。
基本的にこれを越えないと話にならない厄介な壁だ。
ロープはどんどん上へ。
自分の経験だけで判断して進むのはなかなか勇気がいるのだが、こういうものがあると進みやすくなる。
ロープはどんどん上へ。
自分の経験だけで判断して進むのはなかなか勇気がいるのだが、こういうものがあると進みやすくなる。
樹脂で巻いてある。
樹脂で巻いてある。
高い砂防ダムを乗り越えるのはいつだって怖い。
高い砂防ダムを乗り越えるのはいつだって怖い。
上の大地へたどり着いた。
上の大地へたどり着いた。
変わった質感の木。
変わった質感の木。
慣れても割と怖い下の眺め。
慣れても割と怖い下の眺め。
砂防ダムには小さな穴が空いている。
砂防ダムには小さな穴が空いている。
ここも川もしくは沢であるためゴツゴツした岩が大量に転がっている。
ここも川もしくは沢であるためゴツゴツした岩が大量に転がっている。
こういう道で済んでくれる分には歓迎だ。
こういう道で済んでくれる分には歓迎だ。
生活反応がある(違)
生活反応がある(違)
誰かが一時ここで住んでいたと思わせるような粗大ゴミ。
誰かが一時ここで住んでいたと思わせるような粗大ゴミ。
石段があるなど、そこかしこに人の手が入っている。
石段があるなど、そこかしこに人の手が入っている。
小さな滝とお地蔵さんのいるはずの台が見える。
小さな滝とお地蔵さんのいるはずの台が見える。
落ち葉の量がかなりのものなので、あまり地形のしれない場所を進むのはよくない。
落ち葉の量がかなりのものなので、あまり地形のしれない場所を進むのはよくない。
横から取り付くならこの辺りからだろうか。
横から取り付くならこの辺りからだろうか。
どこまでも続く岩の重なり。
どこまでも続く岩の重なり。
あの岩の塊の上はどうなっているのだろうか。
あの岩の塊の上はどうなっているのだろうか。
歩きにくくはあるがまだ大丈夫。
歩きにくくはあるがまだ大丈夫。
無理せず石組みを使わせてもらった方が消耗を抑えられそうだ。
無理せず石組みを使わせてもらった方が消耗を抑えられそうだ。
かなり高度差が出て来た。
かなり高度差が出て来た。
このロープの意味は?
先に進まねばならないのに進行方向に張られたロープ。
このロープの意味は?
先に進まねばならないのに進行方向に張られたロープ。
道を囲うように張られている。
道を囲うように張られている。
先の様子がよく分からないことが判断を鈍らせる。
先の様子がよく分からないことが判断を鈍らせる。
ここを乗り越えて進むのは間違っているのだろうか?
ここを乗り越えて進むのは間違っているのだろうか?
破線はまだ続いているというのに…。
破線はまだ続いているというのに…。
脇から出ている方のロープは何だろうか。
脇から出ている方のロープは何だろうか。
なぜか斜面の上の方を向いている。
だが、このロープは根元の木が腐り始めているため長くは持たないだろう。
なぜか斜面の上の方を向いている。
だが、このロープは根元の木が腐り始めているため長くは持たないだろう。
ここから登っていくの推奨?
少し高めの所から巻くことができるのか?
それが必要な位通常の岩を登っていくのは大変なのか?
ここから登っていくの推奨?
少し高めの所から巻くことができるのか?
それが必要な位通常の岩を登っていくのは大変なのか?
ここまで来たが、どうも完全に谷から離れていっている気がする。
少なくとも先の様子を確かめてからでも遅くはなかった。
ここまで来たが、どうも完全に谷から離れていっている気がする。
少なくとも先の様子を確かめてからでも遅くはなかった。
設置されたロープには大抵意味があるので完全に無視するのもどうかと思うし…。
非常に険しい岩が多い崖。
設置されたロープには大抵意味があるので完全に無視するのもどうかと思うし…。
非常に険しい岩が多い崖。
谷に戻る巻き方があるなら下からもう少し登って左側で巻くべきのはずだ。
谷に戻る巻き方があるなら下からもう少し登って左側で巻くべきのはずだ。
今更な感じがする。
今更な感じがする。
ロープに嵌められた。
ロープのある上に行けば先人の築いた比較的安全な道を辿れるものとばかり思っていた。
選んだのは自分。岩場登り経験の浅さから巻ける道の存在に期待してしまった。自分は仮にそのまま尾根に出てもこの程度の地形図上の角度には負けないとタカを括っている部分があった。
久々に絶体絶命。
登る or Die!
ロープに嵌められた。
ロープのある上に行けば先人の築いた比較的安全な道を辿れるものとばかり思っていた。
選んだのは自分。岩場登り経験の浅さから巻ける道の存在に期待してしまった。自分は仮にそのまま尾根に出てもこの程度の地形図上の角度には負けないとタカを括っている部分があった。
久々に絶体絶命。
登る or Die!
覚悟を決めるしかない。
覚悟を決めるしかない。
登って欲しそうだった尾根を制覇するしかもう道はない。
奴は弱いフリをして懐に飛び込ませ、怖気付いて戻れなくなった所を一気に潰すスタイルのようだ。
登って欲しそうだった尾根を制覇するしかもう道はない。
奴は弱いフリをして懐に飛び込ませ、怖気付いて戻れなくなった所を一気に潰すスタイルのようだ。
岩中心の斜面は怖い。
木の耐久値は割と分かりやすいが、岩は一概に言えない。
岩に張り付いている木も根がどの程度張れているか分からない。
多少でも失敗すると傷だらけにもなる。
岩中心の斜面は怖い。
木の耐久値は割と分かりやすいが、岩は一概に言えない。
岩に張り付いている木も根がどの程度張れているか分からない。
多少でも失敗すると傷だらけにもなる。
岩には根がないので外から見たら丈夫そうでも、奥までは繋がっておらず体重を掛けたら落ちる場合がある。
割れ目に手を入れて登る場合もあるようだが、小さな割れ目のものは弱い力で壁からひっこぬける場合が多い。

この辺りの岩だったかもう少し先の岩だったか、移動の際割れ目があるので少し気になりつつも手をかけたら、スッと割れ目から岩が抜け始めた。最初からそこまで信用していなかったので、そっと岩を押し込みつつ、引っ張らないようにしてやり過ごした。
岩寄りの斜面は嫌だ。
岩には根がないので外から見たら丈夫そうでも、奥までは繋がっておらず体重を掛けたら落ちる場合がある。
割れ目に手を入れて登る場合もあるようだが、小さな割れ目のものは弱い力で壁からひっこぬける場合が多い。

この辺りの岩だったかもう少し先の岩だったか、移動の際割れ目があるので少し気になりつつも手をかけたら、スッと割れ目から岩が抜け始めた。最初からそこまで信用していなかったので、そっと岩を押し込みつつ、引っ張らないようにしてやり過ごした。
岩寄りの斜面は嫌だ。
この急角度。
加えて落ち葉がここの斜面の実態を隠してしまっている。
加えて落ち葉がここの斜面の実態を隠してしまっている。
上に登るに登れない状況がある。
安定した場所に
急角度で、手前の枝を持って登るのは厳しいが奥の木であれば大丈夫。
足場や身長の関係で右側から手をかけてというのが難しくどうしても左側から力をかける必要がある。
ここでずっと使うことがなかったスリングの出番だ。
この使い方で強度が足りなくなることはないので結び方がおかしい気がするのは大目に見て欲しい。
上に登るに登れない状況がある。
安定した場所に
急角度で、手前の枝を持って登るのは厳しいが奥の木であれば大丈夫。
足場や身長の関係で右側から手をかけてというのが難しくどうしても左側から力をかける必要がある。
ここでずっと使うことがなかったスリングの出番だ。
この使い方で強度が足りなくなることはないので結び方がおかしい気がするのは大目に見て欲しい。
うまく自分を引き寄せ這い上がることに成功した。
うまく自分を引き寄せ這い上がることに成功した。
おかしい。もう尾根の平らな部分にすぐ近づけるはずなのに全然孤立している。
おかしい。もう尾根の平らな部分にすぐ近づけるはずなのに全然孤立している。
上までの距離が遠い。
スリングも届かない。
上までの距離が遠い。
スリングも届かない。
横に移動して距離を稼ぐしかない。
横に移動して距離を稼ぐしかない。
笑えるくらい場所がないので岩に抱きつきながら進む。
笑えるくらい場所がないので岩に抱きつきながら進む。
安定な尾根に取り付いたはずなのにまだ全然助かった感がない。
ジグザグの軌跡が死闘の跡を示すように刻まれている。
安定な尾根に取り付いたはずなのにまだ全然助かった感がない。
ジグザグの軌跡が死闘の跡を示すように刻まれている。
写真では行けそうに見えるが、画面の中央が私の顔のあたりなのでかなり体を持ち上げて進まねばならない。
スリングの使い方は木に投げつけて視点として折り返して戻った所をカラビナで閉じ、補助ロープとして使いつつ登るというものを想定していたが、120cmでは長さが足りない。もっと長いものも持って来ているが、ここで持ち変える余裕はない。
こうなってしまうと解けているスリングが邪魔にしかならない。
ジャケットを着ている状態であればポケットに入れられたのが悔やまれる。
首掛けは厳禁だし、肩に巻く事もこの体制では困難。
胸のハーネスにぐるぐるにしてカラビナでとじるか、同じくぐるぐる巻きにして腕にカラビナでとじるかの二択になった。
二択の使い分けでスリングを一旦安定させた。あとは自分の手持ちの駒でここを乗り切るしかない。
写真では行けそうに見えるが、画面の中央が私の顔のあたりなのでかなり体を持ち上げて進まねばならない。
スリングの使い方は木に投げつけて視点として折り返して戻った所をカラビナで閉じ、補助ロープとして使いつつ登るというものを想定していたが、120cmでは長さが足りない。もっと長いものも持って来ているが、ここで持ち変える余裕はない。
こうなってしまうと解けているスリングが邪魔にしかならない。
ジャケットを着ている状態であればポケットに入れられたのが悔やまれる。
首掛けは厳禁だし、肩に巻く事もこの体制では困難。
胸のハーネスにぐるぐるにしてカラビナでとじるか、同じくぐるぐる巻きにして腕にカラビナでとじるかの二択になった。
二択の使い分けでスリングを一旦安定させた。あとは自分の手持ちの駒でここを乗り切るしかない。
元の道より難しいルート取りをさせられているのではないか…?
そもそもこんなにキツいように見えない地形図。こんのぉ詐欺斜面がァ!
残り時間も少ない。この時期は17時日の入りだ。
早めに決着を付けねばならない。
元の道より難しいルート取りをさせられているのではないか…?
そもそもこんなにキツいように見えない地形図。こんのぉ詐欺斜面がァ!
残り時間も少ない。この時期は17時日の入りだ。
早めに決着を付けねばならない。
出した結論は、岩を使いつつ、ストックを全力で突き立てある程度身体を支えられるようにして登るというものだ。柔らかい部分にはこれが通用する。硬い部分でも引っかかりさえすれば何とか力を入れられる。丁寧にいくしかない。
出した結論は、岩を使いつつ、ストックを全力で突き立てある程度身体を支えられるようにして登るというものだ。柔らかい部分にはこれが通用する。硬い部分でも引っかかりさえすれば何とか力を入れられる。丁寧にいくしかない。
ここにいるだけで体力と精神力を吸い取られていく。
ここにいるだけで体力と精神力を吸い取られていく。
吸い込まれてしまったら、全てが終わるだろう。
吸い込まれてしまったら、全てが終わるだろう。
120cmのスリングでは引っ掛けた木を支点に折り返して持ち手にするのは不可能だ。
先についたカラビナが虚しくカンと木に当たって戻ってくる。
長いスリングが使えたら少しは違っていたのだろうか。
出せないもののことを言っても仕方がないが、考えずにはいられない。
登らないと日が暮れる。今よりもっと厳しくなる前にやるしかない。
今までこれでやって来た。ストックを突き立てるしかない。
キツいのが、休める場所も補給もできず体力的にかなりギリギリになって来た所だ。
120cmのスリングでは引っ掛けた木を支点に折り返して持ち手にするのは不可能だ。
先についたカラビナが虚しくカンと木に当たって戻ってくる。
長いスリングが使えたら少しは違っていたのだろうか。
出せないもののことを言っても仕方がないが、考えずにはいられない。
登らないと日が暮れる。今よりもっと厳しくなる前にやるしかない。
今までこれでやって来た。ストックを突き立てるしかない。
キツいのが、休める場所も補給もできず体力的にかなりギリギリになって来た所だ。
ここから少し楽になる所?
いや、落ち葉で滑る岩寄りの斜面に楽とかそんなところはなかった。
ここから少し楽になる所?
いや、落ち葉で滑る岩寄りの斜面に楽とかそんなところはなかった。
岩が多いせいか強く育った木が少なく、枯れ木も多い。握った瞬間軽くボキボキと音がすることが多い。
諦めて遭難する?
自分なりに真面目に向き合って来た。
辞めるにしても制覇してからだ。
ここで諦めるわけにはいかない。
岩が多いせいか強く育った木が少なく、枯れ木も多い。握った瞬間軽くボキボキと音がすることが多い。
諦めて遭難する?
自分なりに真面目に向き合って来た。
辞めるにしても制覇してからだ。
ここで諦めるわけにはいかない。
前々から思っているのだが、登山靴のクライミングゾーンとは何なのだろうか。力の欲しいつま先が引っかからず滑りやすくなっている。ゴムのグリップが通じない場所ではラグだけが頼りなのにツルツルで斜面に噛んでくれない。不整地でのグリップがいいといっても足全面で捉えられる場合のことであって、こういう面のない斜面の不整地は想定されていないのだと思う。行儀よく岩だけの乾いた斜面なんてほとんど見たことはない。

クライミングゾーンは殆ど縁だけにして、その分強力なラグを備えた湿った場所でも滑りにくいシューズを見てみたい。
前々から思っているのだが、登山靴のクライミングゾーンとは何なのだろうか。力の欲しいつま先が引っかからず滑りやすくなっている。ゴムのグリップが通じない場所ではラグだけが頼りなのにツルツルで斜面に噛んでくれない。不整地でのグリップがいいといっても足全面で捉えられる場合のことであって、こういう面のない斜面の不整地は想定されていないのだと思う。行儀よく岩だけの乾いた斜面なんてほとんど見たことはない。

クライミングゾーンは殆ど縁だけにして、その分強力なラグを備えた湿った場所でも滑りにくいシューズを見てみたい。
だからと言って道具のせいにして負けるのは嫌だ。
道具の長所短所を知った上で選んだ。
勝てる準備はできているはずだ。
だからと言って道具のせいにして負けるのは嫌だ。
道具の長所短所を知った上で選んだ。
勝てる準備はできているはずだ。
簡単そうに見えて登りにくい見本のような箇所。
これまでの所よりはかなりマシなので一つ一つ一番安全な所を選んで登るしかない。
簡単そうに見えて登りにくい見本のような箇所。
これまでの所よりはかなりマシなので一つ一つ一番安全な所を選んで登るしかない。
意外と行けそうに見えるのだけど、実際にミスると死ぬ状況になると、ミリオネア効果で体が萎縮して本来の力を出しきれなくなる。加えて私にはもう少し岩登りの経験値が必要だと思う。
意外と行けそうに見えるのだけど、実際にミスると死ぬ状況になると、ミリオネア効果で体が萎縮して本来の力を出しきれなくなる。加えて私にはもう少し岩登りの経験値が必要だと思う。
あの上に行ければひと段落のはず。
あの上に行ければひと段落のはず。
遂に一旦腰を落とせる場所に来た。
遂に一旦腰を落とせる場所に来た。
といっても狭い尾根だ。
といっても狭い尾根だ。
もう夕方近い。
残りの部分を登り切れば勝利だ。
もう夕方近い。
残りの部分を登り切れば勝利だ。
道具の持ち替えが可能な場所に出たことで、少し休みながら240cmのスリングをすぐ使える場所に装備したり、ヘッドライトをつけたりして残りを万全な状態で行く。
道具の持ち替えが可能な場所に出たことで、少し休みながら240cmのスリングをすぐ使える場所に装備したり、ヘッドライトをつけたりして残りを万全な状態で行く。
17:00を超えないように登り切らねば。
17:00を超えないように登り切らねば。
地図だと尾根は丸まって見えるのになかなかの狭さだと思う。
地図だと尾根は丸まって見えるのになかなかの狭さだと思う。
どこがどうしたらこういうことになるのか、地形図自体は変わらないはずなのに残りの2マスはかなり楽に感じる。
どこがどうしたらこういうことになるのか、地形図自体は変わらないはずなのに残りの2マスはかなり楽に感じる。
人があまり立ち入らないからか、綺麗な松ぼっくりが多い。
人があまり立ち入らないからか、綺麗な松ぼっくりが多い。
ミスっても死なないトラップは怖くない。
ミスっても死なないトラップは怖くない。
狭いのは相変わらずだが、木の密度が増えて来た。
狭いのは相変わらずだが、木の密度が増えて来た。
視界が開けてきた。
視界が開けてきた。
生きて登山道にたどり着いた。
最後はあっけない幕切れだった。
私はまだ冒険を続けられる。
1日も早く箕面の山道を全て歩いたデザイナーの視点に到達したい。
生きて登山道にたどり着いた。
最後はあっけない幕切れだった。
私はまだ冒険を続けられる。
1日も早く箕面の山道を全て歩いたデザイナーの視点に到達したい。
厳密に言うとこの辺りもあの破線もさっきの尾根も箕面ではなく池田だ。
厳密に言うとこの辺りもあの破線もさっきの尾根も箕面ではなく池田だ。
時間があれば上から様子を確認したい所だが、暗くなる前に他にもやらねばならないことがある。
時間があれば上から様子を確認したい所だが、暗くなる前に他にもやらねばならないことがある。
この中に何があるのだろう。
この中に何があるのだろう。
この中はゴルフクラブだろうか。
この中はゴルフクラブだろうか。
一方形だけの門。
時間があればこの先も少し見てみたいが、今日はまだせねばならないことがある。
一方形だけの門。
時間があればこの先も少し見てみたいが、今日はまだせねばならないことがある。
先に進めそうだが、進むと下に落ちてしまいそうな崖に繋がっているはず…。
先に進めそうだが、進むと下に落ちてしまいそうな崖に繋がっているはず…。
分岐まで来た。
ようらく台園地方面。
ようらく台園地方面。
六個山方面。
まずは六個山への道を繋いでしまう。
まずは六個山への道を繋いでしまう。
何のためのかは分からないが、砂防ダムがある。
何のためのかは分からないが、砂防ダムがある。
意味ありげに組まれた木に誘われている気がした。
この時間から見知らぬ先に行くのは戸惑われるため、本道を進む。
意味ありげに組まれた木に誘われている気がした。
この時間から見知らぬ先に行くのは戸惑われるため、本道を進む。
本堂の方も十分あれげな感じ。
本堂の方も十分あれげな感じ。
岩がゴロゴロしている谷が見える。
今日はここを確認しておきたかった。
石澄滝の上流部分。
岩がゴロゴロしている谷が見える。
今日はここを確認しておきたかった。
石澄滝の上流部分。
ここもあの壁を越えれば道になっていると思われる。
ここもあの壁を越えれば道になっていると思われる。
気になるポイントについては確認できた。
あとは六個山まで繋ぐだけ。
気になるポイントについては確認できた。
あとは六個山まで繋ぐだけ。
この時期の夕焼けは特に綺麗だ。
この時期の夕焼けは特に綺麗だ。
ただの枯れ木も異彩を放つ。
ただの枯れ木も異彩を放つ。
分岐に到着。
松の隙間から見る夕焼けもまた良い。
松の隙間から見る夕焼けもまた良い。
六個山山頂到達。
六個山山頂到達。
夜景も始まりかけていて華やかだ。
夜景も始まりかけていて華やかだ。
いろんな構図で何度でも撮ってしまう。
いろんな構図で何度でも撮ってしまう。
構図の瞬発力を高める勉強は私には大事だ。
構図の瞬発力を高める勉強は私には大事だ。
さっきより夜景が目立つようになって来た。
さっきより夜景が目立つようになって来た。
ほぼ夜景。
安全に下山するのが最後の課題。
安全に下山するのが最後の課題。
ほとんど黒い。
この辺りは子供の声が聞こえたりするので、現役で稼働している施設なのだと思う。
この辺りは子供の声が聞こえたりするので、現役で稼働している施設なのだと思う。
もう一つ見ておきたい場所がある。
もう一つ見ておきたい場所がある。
ここが青山大学から伸びるオレンジポイントの終着点。
現役施設の大学の敷地に入るのは気が咎めるが、上から入り口までなら問題ない。
つまりこの道は下り専用でなら使うことができると言うわけだ。
ただ一般登山道ですらない裏道なので、ろくに周囲も見えないこの時間に初めて下るのはやめておくことにする。
ここが青山大学から伸びるオレンジポイントの終着点。
現役施設の大学の敷地に入るのは気が咎めるが、上から入り口までなら問題ない。
つまりこの道は下り専用でなら使うことができると言うわけだ。
ただ一般登山道ですらない裏道なので、ろくに周囲も見えないこの時間に初めて下るのはやめておくことにする。
このライトが好きでこの間撮ったのにまた撮ってしまう。
このライトが好きでこの間撮ったのにまた撮ってしまう。
一番綺麗な構図を研究。
一番綺麗な構図を研究。
ありがとうオルタナの森。
ありがとうオルタナの森。
ちょっとバランスが変わっている?
ちょっとバランスが変わっている?
連休だからかオルタナの森の門はまだ開いている。
連休だからかオルタナの森の門はまだ開いている。
ここに来てふと思いついた。
ここに来てふと思いついた。
何かをためておく施設。あちら側はどうなっているのだろう。
何かをためておく施設。あちら側はどうなっているのだろう。
テニス場はすでに前に見た通り。
テニス場はすでに前に見た通り。
行ける所まで歩いてみる。
行ける所まで歩いてみる。
突き当たりで曲がることができた。
突き当たりで曲がることができた。
少し広場になっており、その脇にも道がある。
少し広場になっており、その脇にも道がある。
ため池が見える。
ため池が見える。
なんとため池の金網フェンスが途切れており、降りることができるようになっている。
なんとため池の金網フェンスが途切れており、降りることができるようになっている。
騎士のすぐそばは陸地。
騎士のすぐそばは陸地。
下はやや濡れているが、歩くことが出来る。
箱罠が設置されている。
ため池を歩くのは安全なこととは言えないが、ここはそう言う場所のようだ。
下はやや濡れているが、歩くことが出来る。
箱罠が設置されている。
ため池を歩くのは安全なこととは言えないが、ここはそう言う場所のようだ。
餌が入っており現役のようだ。
餌が入っており現役のようだ。
竹林が見える。
溝が彫られている。
この辺りはこうした段差が多く、ため池も近いためむやみに歩くのはやはり安全とは言えない。
溝が彫られている。
この辺りはこうした段差が多く、ため池も近いためむやみに歩くのはやはり安全とは言えない。
何かの施設が見える。
青山大学の何かだろうか。
何かの施設が見える。
青山大学の何かだろうか。
この先に行くのはやめておこう。
この先に行くのはやめておこう。
そもそもここへ来たのは、何故かちょろりと伸びた破線があるのを歩いてみたかったからだ。
そもそもここへ来たのは、何故かちょろりと伸びた破線があるのを歩いてみたかったからだ。
鹿よけネットのようなもので完全に区切られている。
鹿よけネットのようなもので完全に区切られている。
少し北へ逸れ過ぎなので軌道修正。
少し北へ逸れ過ぎなので軌道修正。
ササが多過ぎて進行がやや困難。
ササが多過ぎて進行がやや困難。
シダと違い丁寧に行けば比較的軽い力で押し進められる。
ただ、笹に紛れて強固なツタが生えており、最大の障害になってくる。
シダと違い丁寧に行けば比較的軽い力で押し進められる。
ただ、笹に紛れて強固なツタが生えており、最大の障害になってくる。
作が出て来た。これ以上行くとため池に近づき過ぎると言うことだろうか。
作が出て来た。これ以上行くとため池に近づき過ぎると言うことだろうか。
有刺鉄線で止められた隙間。
有刺鉄線で止められた隙間。
何かをためてあるタンクがあんなに遠くに。
何かをためてあるタンクがあんなに遠くに。
南へはこれ以上進めない。
南へはこれ以上進めない。
登山口と同じ金網の扉だ。
登山口と同じ金網の扉だ。
自分で鍵を開け閉めするようにできている。
自分で鍵を開け閉めするようにできている。
こんな所に出入り口があったとは。
下山中に民家があって、破線は置いてある椅子の奥につながっているかと思っていたが、普通の出入り口だ。
こんな所に出入り口があったとは。
下山中に民家があって、破線は置いてある椅子の奥につながっているかと思っていたが、普通の出入り口だ。
明るい時間帯に、覚えておいて欲しいと言ったため池のフェンスがない部分。このすぐ近くにある。ほぼ隣り合わせのような位置関係だった。
明るい時間帯に、覚えておいて欲しいと言ったため池のフェンスがない部分。このすぐ近くにある。ほぼ隣り合わせのような位置関係だった。
いくら予定通り進められなかったからと言って、最後の破線はちょっと過負荷だったかもしれない。
いくら予定通り進められなかったからと言って、最後の破線はちょっと過負荷だったかもしれない。
双子のビル。
※本当に双子かどうかは不明。
双子のビル。
※本当に双子かどうかは不明。
珈集コーヒー。
一人だとやはり入りにくい。
珈集コーヒー。
一人だとやはり入りにくい。
要塞の定点観測。
要塞の定点観測。
近くの駐車場からいい観測点があった。
近くの駐車場からいい観測点があった。
無事帰り着いた。
今日の山行で何か色々変わった気がする。
無事帰り着いた。
今日の山行で何か色々変わった気がする。
丸いフォルムの黄葉の木はほとんど散ってしまっている。
丸いフォルムの黄葉の木はほとんど散ってしまっている。
ただいま。

装備

個人装備
長袖シャツ アウター ズボン 靴下 雨具 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ モバイルバッテリー GPS(アプリ) 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 タオル ストック カメラ(スマホ) 熊鈴 熊スプレー 山用手袋 ビニール袋 保温バッグ ペットボトルカバー 保温水筒 座布団 ファーストエイドキット ツェルト グラウンドシート テントマット カイロ 着替え エマージェンシーシート スリング120×2 スリング240 エイダー

感想

初日の出での前日入りをしなければ本年のラスト山行になります。
もっと余裕で調査を終えるつもりだったんですが、ギリギリのガチンコ勝負になってしまいました。
スリングも練習する機会を取る前に初の実戦使用。
持っていた方がいいのはいいんですが、道具は仕舞い込まずに常に使えるようにしておかないと肝心な時に役に立たないと身をもって分かりました。例えザックを降ろさないでもいいように横に掛けていても、体勢を崩さねば取れない状態では、重いだけ。ロッククライミング用でなく、急登の補助目的の場合は一発目から使いたいなんてことはほぼなく、実際は徐々に動き辛くなって打開策として使うからです。反省して素で取り出せる所に長いものを配置。他のものも今より使いやすい場所に置くようにしました。
あと、スリングのまとめ方も十分勉強できておらず、引っかかりながら登った時もあったので練習しています。

色んな経験ができましたが、ルート的な部分でも課題が増えてしまいました。

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