ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7659730
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

「池田・東畑〜箕面・新稲の謎道あの先どうなってるの?」 「六個山北の麓の破線ルート」「登山客、キャンプ場で遭難?」

2025年01月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:55
距離
11.9km
登り
488m
下り
493m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:38
休憩
0:11
合計
5:49
距離 11.9km 登り 488m 下り 493m
12:08
237
16:05
16:16
101
17:57
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
阪急箕面駅
コース状況/
危険箇所等
【主な流れ】
1.東畑、石澄滝登山口に入らず西側にある道から登る
舗装路ではあるが、延々と登りが続く。時折眺望のある場所あり。
五月山緑地霊園の眺望の良さは圧巻。

2.石澄滝ルートの西分岐にある破線ルートの北の源流側から調査
少し進むといきなり滝になっており、岩場に慣れないと降りるのは困難と思われる。
更に先もどうなっているか不明なため、ハイキングの範疇ではお勧めはできない。

3.六個山麓まで、石澄川源流側から調査含む
ハイキングの裏道のようなコースを歩く。人の気配はあまりないが、それなりに整備されていると思われ、ちょっとしドキドキ感と共に歩くことができる。石澄川上流については、分岐を外れて簡単に行くことが出来るが、すぐに崖で行き止まりになる。

4.六個山麓の破線ルート
ゴルフ場と山との境目を歩く。このルートは六個山の山頂は目指さずに、最後まで麓を歩き続けることになる。基本的にネットのそばを歩き、多くは道のようでなく、かなり荒れており、高低差も付いている場合があるためモノ好き以外は楽しくないかもしれない。箕面の道のつながりの一端を感じることが出来るので、好きな方は一度くらい歩いてもいいかもしれない。

5.新稲より青山学園方向の尾根を下る
日没が近かったため、急いで下った。基本的には大学に出られるでもなく、そのまま引き返すことになる。

6.キャンプ場に迷い込み〜脱出
先のルートを引き返さず歩き続けた場合、キャンプ場に入ってしまう可能性がある。
脱出の仕方は本編に記載した通りだが、通り抜けを想定した施設ではないようなので、自ら入るのはやめておいた方がよさそうだ。

7.箕面駅到着
土日まで待っていたら天気が悪くなりそうだ。
年末やご来光山行の疲れもかなり残っているが、休みを有効に使うには今日山に出るのが最も良いタイミング。
土日まで待っていたら天気が悪くなりそうだ。
年末やご来光山行の疲れもかなり残っているが、休みを有効に使うには今日山に出るのが最も良いタイミング。
分厚い雲もちらほらあるが、日差しはしっかりあり全体としては良好な部類か。
分厚い雲もちらほらあるが、日差しはしっかりあり全体としては良好な部類か。
今日も紅葉の天ぷらを求めに滝道へ。
やはりやっている店はあった。
今日も紅葉の天ぷらを求めに滝道へ。
やはりやっている店はあった。
このお堂には既視感がある。
多分ヤマレコを始める前にお参りしたことがあった気がする。
このお堂には既視感がある。
多分ヤマレコを始める前にお参りしたことがあった気がする。
看板が老朽化することで逆に怖い感じになっている。
看板が老朽化することで逆に怖い感じになっている。
どういうメッセージが込められているのだろうか。
どういうメッセージが込められているのだろうか。
青山大学。
珈集コーヒー店。
珈集コーヒー店。
お地蔵さん旅団。
お地蔵さん旅団。
箕面市と池田市の間。
箕面市と池田市の間。
東畑の交差点。
どことなく昭和を感じる漫画的な絵柄の飛び出し坊や。
だが…。
どことなく昭和を感じる漫画的な絵柄の飛び出し坊や。
だが…。
うん?
こっちが坊やか。
ということは反対側は女の子。
そう、色数の関係で白いから気づきにくいが、今や昭和にしか許されぬ直接的かつ大胆な表現を取っている。
もしかして色数とコストの関係を逆手に取った巧妙な作戦か。
実際色数が多過ぎると埋もれがちな場合もあり、効果的な配色と言えるかもしれない。
うん?
こっちが坊やか。
ということは反対側は女の子。
そう、色数の関係で白いから気づきにくいが、今や昭和にしか許されぬ直接的かつ大胆な表現を取っている。
もしかして色数とコストの関係を逆手に取った巧妙な作戦か。
実際色数が多過ぎると埋もれがちな場合もあり、効果的な配色と言えるかもしれない。
石澄川登山口。
今日はここから入るわけではない。
石澄川登山口。
今日はここから入るわけではない。
左手の道を辿っていく。
左手の道を辿っていく。
登山道というわけでもないようだが、五月山やようらく台園地方面へ通じる登山道に接続しているはずだ。
登山道というわけでもないようだが、五月山やようらく台園地方面へ通じる登山道に接続しているはずだ。
眺望がある場所がある。
眺望がある場所がある。
双子のタンクのある溜池もはっきり見える。
双子のタンクのある溜池もはっきり見える。
熊の目撃情報が貼ってある。
23年。約1年以上前のもののようだ。
熊の目撃情報が貼ってある。
23年。約1年以上前のもののようだ。
道から砂防ダムが見える。
道から砂防ダムが見える。
分岐。何かの施設に続いていると思われる。
分岐。何かの施設に続いていると思われる。
8分音符のような記号は電波塔を意味するようだ。
電線が繋がっている感じではなさそうだが…。
8分音符のような記号は電波塔を意味するようだ。
電線が繋がっている感じではなさそうだが…。
先ほどの分岐とも繋がっていそうな入り口らしき場所を発見。
先ほどの分岐とも繋がっていそうな入り口らしき場所を発見。
舗装されていない道のようなので入ってみる。
舗装されていない道のようなので入ってみる。
箱罠がある普通の山道だ。
箱罠がある普通の山道だ。
奥に門が見える。
奥に門が見える。
門の手前まで来た。
門の手前まで来た。
NTTの五月無線中継所とのこと。
NTTの五月無線中継所とのこと。
この規模の寄り道ができるほど時間が潤沢にあるわけではないのだが、疑問が一つ解決したのは喜ばしい。
この規模の寄り道ができるほど時間が潤沢にあるわけではないのだが、疑問が一つ解決したのは喜ばしい。
舗装路は続く。
水路のようなものは斜面の上の施設につながっているのだろうか。
水路のようなものは斜面の上の施設につながっているのだろうか。
地形図を見る限りかなり奔放な斜面で、これだけの情報で登るのは到底できない。少し東にずれれば繋がっている気もしなくもないが…
地形図を見る限りかなり奔放な斜面で、これだけの情報で登るのは到底できない。少し東にずれれば繋がっている気もしなくもないが…
時々眺望がある場所がある。
時々眺望がある場所がある。
崖を越えたら上の施設に繋がっているようだが、やはりこの地形では行かない方が無難。
崖を越えたら上の施設に繋がっているようだが、やはりこの地形では行かない方が無難。
下の谷には過去に整備された跡がある。
下の谷には過去に整備された跡がある。
登山道への門は開いている。
登山道への門は開いている。
ゴルフ場のゴルフカートの移動中のようだ。
ゴルフ場のゴルフカートの移動中のようだ。
下から見ると、錆や老朽化から、昭和の遊園地を彷彿とさせ、スリルを味わえそうに見える。
下から見ると、錆や老朽化から、昭和の遊園地を彷彿とさせ、スリルを味わえそうに見える。
ここが北や南への分岐点になっているようだ。
ここが北や南への分岐点になっているようだ。
この辺り全般に言えるのだが、境界線が曖昧で、地図と見比べてもどこまでが歩いていい場所か非常に分かりづらい。
この辺り全般に言えるのだが、境界線が曖昧で、地図と見比べてもどこまでが歩いていい場所か非常に分かりづらい。
北のようらく台園地方面の分岐方向。
北のようらく台園地方面の分岐方向。
東の分岐は登山道。
五月山緑地霊園にも通じているようだ。
東の分岐は登山道。
五月山緑地霊園にも通じているようだ。
さっき見たようなアーケードがある。
さっき見たようなアーケードがある。
立入禁止の看板は奥の右手に見える霊園のことだと思う…。
立入禁止の看板は奥の右手に見える霊園のことだと思う…。
駐車場からはわくわく展望台に匹敵するような眺望。
駐車場からはわくわく展望台に匹敵するような眺望。
あべのハルカスも見える。
あべのハルカスも見える。
通り抜けは静かに左側を…との注意書きがあった。
通り抜けは静かに左側を…との注意書きがあった。
ゴルフ場の門。
左手がゴルフ場。
左手がゴルフ場。
左手の万里の長城はずっと続いているようだ。
左手の万里の長城はずっと続いているようだ。
谷になっている部分。
谷になっている部分。
ここから下れるのだろうか。
こういう場所は登り限定な気もする。
ここから下れるのだろうか。
こういう場所は登り限定な気もする。
ゴルフカートの高架橋がここまで続いているとは。
ゴルフカートの高架橋がここまで続いているとは。
今日の目的地の一つに到着。
谷が不法投棄の場所になっているような。
今日の目的地の一つに到着。
谷が不法投棄の場所になっているような。
少し周囲を見回ってみる。
少し周囲を見回ってみる。
ゴルフ場の池。
取水施設か何か。
取水施設か何か。
下流の沢に繋がっている模様。
下流の沢に繋がっている模様。
少し前に下の破線から登るのを試みて、ロープで進路を捻じ曲げられてそのまま尾根を登り痛み分けとなった谷。
この谷が目標である理由。
少し前に下の破線から登るのを試みて、ロープで進路を捻じ曲げられてそのまま尾根を登り痛み分けとなった谷。
この谷が目標である理由。
ゴミが気になるがここが下りの取り付きといって良さそうだ。
ゴミが気になるがここが下りの取り付きといって良さそうだ。
今日は、破線が途中で終わっている理由や、引き返さずそのまま登り切ることができそうかを上から調べておきたい。
今日は、破線が途中で終わっている理由や、引き返さずそのまま登り切ることができそうかを上から調べておきたい。
岩だらけの沢に突入。
岩だらけの沢に突入。
人か何か生き物が移動した雰囲気はある。
人か何か生き物が移動した雰囲気はある。
小さな水の流れは見られる。
小さな水の流れは見られる。
細い水の流れは視界の外へ…。
細い水の流れは視界の外へ…。
崖だ。
水の流れは滝となって壁から蛇行しながら流れ落ちている。
崖だ。
水の流れは滝となって壁から蛇行しながら流れ落ちている。
突き出した岩が多いため、足掛かりとして降りられなくもない…?登りならまだしも下りで水に濡れた部分もある岩場を、私はやれるだろうか。地形図を見た所、ここが正規ルート、というか、ここからしか繋がっていない雰囲気だ。
突き出した岩が多いため、足掛かりとして降りられなくもない…?登りならまだしも下りで水に濡れた部分もある岩場を、私はやれるだろうか。地形図を見た所、ここが正規ルート、というか、ここからしか繋がっていない雰囲気だ。
最初はまるで降りられる感じがしなかった。
周囲を見て行ったり来たりしながら少しずつ岩壁に足を乗せたり進んでみたり戻ったりを繰り返しているうちに、少しだけ進むことができた。岩の隙間には大量の落ち葉が溜まっており、足を取られるとそのまま下まで滑り叩きつけられる可能性がある。
最初はまるで降りられる感じがしなかった。
周囲を見て行ったり来たりしながら少しずつ岩壁に足を乗せたり進んでみたり戻ったりを繰り返しているうちに、少しだけ進むことができた。岩の隙間には大量の落ち葉が溜まっており、足を取られるとそのまま下まで滑り叩きつけられる可能性がある。
少しでも不安がある場所は行ったり来たりしながら、落ち葉を払っていく。下までの連絡にはいくつかの経路がありそうに見えるが、下りで最も地形が安全そう(崩落しなそうなどの類)なのが滝の流れに近い岩の壁だ。
少しでも不安がある場所は行ったり来たりしながら、落ち葉を払っていく。下までの連絡にはいくつかの経路がありそうに見えるが、下りで最も地形が安全そう(崩落しなそうなどの類)なのが滝の流れに近い岩の壁だ。
落ち葉が溜まったその上のラインもあるといえばあるが、1ミスアウトの状況で下が安定せず木が行く手を阻む経路を取るのは厳し過ぎる。
写真で見ると簡単そうに見えてしまう所が悔しい。
落ち葉が溜まったその上のラインもあるといえばあるが、1ミスアウトの状況で下が安定せず木が行く手を阻む経路を取るのは厳し過ぎる。
写真で見ると簡単そうに見えてしまう所が悔しい。
もうこんなに降りてきてしまった。
ちゃんと登って帰れるはずだが、不安は拭えない。
もうこんなに降りてきてしまった。
ちゃんと登って帰れるはずだが、不安は拭えない。
足や手の筋力を使わずに立てる部分で状況を分析する。
足や手の筋力を使わずに立てる部分で状況を分析する。
なかなか次の一歩が出ない。
なかなか次の一歩が出ない。
靴全部が乗る広い足場は少なく、載せる順番を間違うと進めなくなる。
靴全部が乗る広い足場は少なく、載せる順番を間違うと進めなくなる。
加えて、荷物で重心が後ろに下がるのもやりにくさに影響している。
加えて、荷物で重心が後ろに下がるのもやりにくさに影響している。
真ん中をトントンと降りて行けそうに見えるのだが…。
真ん中をトントンと降りて行けそうに見えるのだが…。
いよいよあと一山というところまで降りて来た。引っ掛かりが乏しく降りることができても登れなくなる可能性がある。
手の届く所に張り出した木の根があり、スリングをかければ下までの道は繋がるが、回収のため戻ってこなくてはいけなくなる。根がいつまでもつのかは不明。
いよいよあと一山というところまで降りて来た。引っ掛かりが乏しく降りることができても登れなくなる可能性がある。
手の届く所に張り出した木の根があり、スリングをかければ下までの道は繋がるが、回収のため戻ってこなくてはいけなくなる。根がいつまでもつのかは不明。
滝壺には魚の群れ。
滝壺から先は水がなく他と繋がっていないがどこから入ったのだろう。
大雨の時上の池から…?
滝壺には魚の群れ。
滝壺から先は水がなく他と繋がっていないがどこから入ったのだろう。
大雨の時上の池から…?
一見頼りなさそうな石のステップ。足の乗せ方が非常に難しいがこれがもげてしまうと大幅に生還が難しくなる。
一見頼りなさそうな石のステップ。足の乗せ方が非常に難しいがこれがもげてしまうと大幅に生還が難しくなる。
僅かに見える滝の下の奥は平らになっているように見えて、ちょっと更に奥の状況が分からない。
道が突然切れているようにも見えるので、急傾斜か地図にはないが砂防ダムか何かがある可能性も。
人間が歩けるであろう破線と接続できるのかどうかの確認はしたかったが、ここから降りると更ににおおごとになってしまう気がする。下まで降りて何かが起こった場合、上に戻るのが困難になるし、沢を下り切って生還できるかというと情報不足だ。
僅かに見える滝の下の奥は平らになっているように見えて、ちょっと更に奥の状況が分からない。
道が突然切れているようにも見えるので、急傾斜か地図にはないが砂防ダムか何かがある可能性も。
人間が歩けるであろう破線と接続できるのかどうかの確認はしたかったが、ここから降りると更ににおおごとになってしまう気がする。下まで降りて何かが起こった場合、上に戻るのが困難になるし、沢を下り切って生還できるかというと情報不足だ。
戻るだけの体力も時間も残しておかねばならないため、調査は一旦ここで終了とする。
最低限の力量の目安として、この滝を登りきれないなら下からの挑戦権は得られないということが分かったのだけで十分だ。
今駆け下りてこの滝をクリアすることは可能だが、これまでの調査の経験上更に先まで行ってタダでは済まないのは明白。
岩場の登りの経験さえ不足しているのに、下り切る方向で挑むなど思い上がりだ。今日は偵察。下からの本戦で勝てばいいじゃないか。
悔しいが格上の相手を深追いしないのは、賢明だと思う。
おれたちのたたかいはこれからだ!

今日の目的はここだけではなかったはずだ。
まずはこの場を登りで生還し経験を積む。
戻るだけの体力も時間も残しておかねばならないため、調査は一旦ここで終了とする。
最低限の力量の目安として、この滝を登りきれないなら下からの挑戦権は得られないということが分かったのだけで十分だ。
今駆け下りてこの滝をクリアすることは可能だが、これまでの調査の経験上更に先まで行ってタダでは済まないのは明白。
岩場の登りの経験さえ不足しているのに、下り切る方向で挑むなど思い上がりだ。今日は偵察。下からの本戦で勝てばいいじゃないか。
悔しいが格上の相手を深追いしないのは、賢明だと思う。
おれたちのたたかいはこれからだ!

今日の目的はここだけではなかったはずだ。
まずはこの場を登りで生還し経験を積む。
この滝は段々になっており、中腹で大きな棚がある。
分けて考えることが出来れば少しは気が楽だ。
この滝は段々になっており、中腹で大きな棚がある。
分けて考えることが出来れば少しは気が楽だ。
上まで戻った。
源流はコンクリートで固められている。
途中までが登山道。上流は治水。であるなら、人工的に止められていな限りここまで繋がっていると考えるのがしっくりくる。
上まで戻った。
源流はコンクリートで固められている。
途中までが登山道。上流は治水。であるなら、人工的に止められていな限りここまで繋がっていると考えるのがしっくりくる。
苦悩の軌跡。
破線部分も含めて、実際にまだ見ていない傾斜が急になる箇所が2箇所ある。破線ルートよ、なぜそんな中途半端な場所でやめちまったんだ…。オレンジのマークもないので確証が持てないのが苦しい。
苦悩の軌跡。
破線部分も含めて、実際にまだ見ていない傾斜が急になる箇所が2箇所ある。破線ルートよ、なぜそんな中途半端な場所でやめちまったんだ…。オレンジのマークもないので確証が持てないのが苦しい。
さあ。上の世界へ戻ったぞ。
14:40というにはこの場所としてはいい時間だ。
先を急ぐ。
さあ。上の世界へ戻ったぞ。
14:40というにはこの場所としてはいい時間だ。
先を急ぐ。
投棄された何かと、五角形の壁と箱罠。
投棄された何かと、五角形の壁と箱罠。
この下に道のようなものはない。
この下に道のようなものはない。
下はどんどん角度を増していく。あまり下の方へは行かない方が良さそうだ。
下はどんどん角度を増していく。あまり下の方へは行かない方が良さそうだ。
なるべく外目に歩きつつ、角度ががくんとついてしまうため上に合流する他なくなった。
なるべく外目に歩きつつ、角度ががくんとついてしまうため上に合流する他なくなった。
尾根というか広場というかの端まで来た。
尾根というか広場というかの端まで来た。
不法投棄のゴミなどが増え足元が若干悪いくぼみを進むと、少し前に外から見た、門だけが残された場所に出た。
不法投棄のゴミなどが増え足元が若干悪いくぼみを進むと、少し前に外から見た、門だけが残された場所に出た。
分岐。
地図上は池田市っぽいように見えるが、
ここは箕面の山ということになっているようだ。
分岐。
地図上は池田市っぽいように見えるが、
ここは箕面の山ということになっているようだ。
ようらく台園地方面。
ようらく台園地方面。
これから向かうのは下の道。
六個山方面へ。
これから向かうのは下の道。
六個山方面へ。
ハイキングコースにしては細く暗い道。
ハイキングコースにしては細く暗い道。
途中、砂防ダムの脇を通る場所に出た。
石澄川方向?
途中、砂防ダムの脇を通る場所に出た。
石澄川方向?
細めの木々のトンネルを抜けていく。
細めの木々のトンネルを抜けていく。
途中、木で組まれた入り口のような場所に出た。
入っていいのかいけないのかどっちかの目印だと思うのだが読み取りづらい。
どこかへの入り口のようではあるが、地図上ではこの先これといってどこかに繋がっている感じではない。
途中、木で組まれた入り口のような場所に出た。
入っていいのかいけないのかどっちかの目印だと思うのだが読み取りづらい。
どこかへの入り口のようではあるが、地図上ではこの先これといってどこかに繋がっている感じではない。
六個山の麓付近。少し明るくなって来た。
六個山の麓付近。少し明るくなって来た。
大量の石が敷き詰められている涸れ沢。
大量の石が敷き詰められている涸れ沢。
ここを下って行くと石澄川を降りていけるのではなかろうか。
ずっと気になっていた。
ここを下って行くと石澄川を降りていけるのではなかろうか。
ずっと気になっていた。
地形図的には下流方向に対しては高低差は極端にはついていない。左右の岸がどれ程あるのかが非常に微妙な感じだ。
地形図的には下流方向に対しては高低差は極端にはついていない。左右の岸がどれ程あるのかが非常に微妙な感じだ。
完全に枯れてはおらず一応水は流れているようだ。
完全に枯れてはおらず一応水は流れているようだ。
流れというよりは水たまりといった方がしっくりくる。
流れというよりは水たまりといった方がしっくりくる。
ちょっと険しそうな乗り上げる部分に出た。
開けている感じだが…。
ちょっと険しそうな乗り上げる部分に出た。
開けている感じだが…。
いきなり下りの道が存在しない断崖絶壁が姿を現した。
いきなり下りの道が存在しない断崖絶壁が姿を現した。
どう考えてもここから降りるのは不可能だ。
どう考えてもここから降りるのは不可能だ。
道に迷ったら沢を下ってはいけないというのはこういう所もあるからかもしれない。
道に迷ったら沢を下ってはいけないというのはこういう所もあるからかもしれない。
早くも詰んだ。
調査は終了だ。
早くも詰んだ。
調査は終了だ。
どこか別の入り口でもあればいいが、周囲はどこもそれなりに険しそうだ。
どこか別の入り口でもあればいいが、周囲はどこもそれなりに険しそうだ。
皮を剥いたテニスボールらしきもの。
近くにあったのはゴルフ場だった気もするが、別の地図ではテニス場の記載もあるような…。
皮を剥いたテニスボールらしきもの。
近くにあったのはゴルフ場だった気もするが、別の地図ではテニス場の記載もあるような…。
これから暗くなる状態で川の調査はリスクが高いので、入り口探しもやめておこう。
源流側から川沿いを進むとすぐ崖になって進めない、で終了だ。
これから暗くなる状態で川の調査はリスクが高いので、入り口探しもやめておこう。
源流側から川沿いを進むとすぐ崖になって進めない、で終了だ。
見えにくい方向に立っている道標。
見えにくい方向に立っている道標。
この辺りの状況をもう少し調べておこうと思う。
この辺りの状況をもう少し調べておこうと思う。
土手を登ればもうゴルフ場?の敷地。
土手を登ればもうゴルフ場?の敷地。
石澄川の源流はコンクリートで覆われている。
石澄川の源流はコンクリートで覆われている。
土手は草で覆われており、水路と見分けがつきにくいので落ちないように注意。
土手は草で覆われており、水路と見分けがつきにくいので落ちないように注意。
この水路(川)に沿っていけばさっきの場所に出る。
この水路(川)に沿っていけばさっきの場所に出る。
手作り感のある水道管(?)
手作り感のある水道管(?)
一本外れている。
一本外れている。
どういうことかと思ったら、片方は古くなったものが放置されているだけのようだ。
どういうことかと思ったら、片方は古くなったものが放置されているだけのようだ。
六個山にはまだ歩いていない道と言えそうな場所が二箇所ある。
箕面で山に登りに来て積極的に通る道理がない場所だからだ。
ここはその入り口。
六個山にはまだ歩いていない道と言えそうな場所が二箇所ある。
箕面で山に登りに来て積極的に通る道理がない場所だからだ。
ここはその入り口。
一つはオレンジの軌跡があり、現役っぽい挙動。
もう一つはゴルフ場沿いをなぜか破線が通っている。
以前もっと北東の方でいくつかある破線を確認しにいったら、ゴルフ場内で今は入れないような場所ばかりだった。
一つはオレンジの軌跡があり、現役っぽい挙動。
もう一つはゴルフ場沿いをなぜか破線が通っている。
以前もっと北東の方でいくつかある破線を確認しにいったら、ゴルフ場内で今は入れないような場所ばかりだった。
上がどうなっているか分からないのなら下の入り口から入ってみるのが良いと考えた。
下からの方が道は安全だし見つけやすい。
上がどうなっているか分からないのなら下の入り口から入ってみるのが良いと考えた。
下からの方が道は安全だし見つけやすい。
今回は六個山の麓の北側を取り巻いている破線ルートを調べてみようと思う。
時間が余ればオレンジの方を見るつもりだ。
今回は六個山の麓の北側を取り巻いている破線ルートを調べてみようと思う。
時間が余ればオレンジの方を見るつもりだ。
ゴルフ場のネット沿いを進む。
ゴルフ場のネット沿いを進む。
微妙にズレているが、誤差の範囲で、この長い破線はゴルフ場と山の境界を表しているような気がする。
微妙にズレているが、誤差の範囲で、この長い破線はゴルフ場と山の境界を表しているような気がする。
若干ぶっきらぼうなリボンもその目印となる。
若干ぶっきらぼうなリボンもその目印となる。
ネットは切れ目なく続いている。
すぐ外の登山道?はなかなか荒れた状態だ。
ネットは切れ目なく続いている。
すぐ外の登山道?はなかなか荒れた状態だ。
箱罠がある。
ハンター御用達の場所ということのようだ。
ハンター御用達の場所ということのようだ。
ネットを境に向こうは綺麗に整地されており、荒廃したこちら側。
ネットを境に向こうは綺麗に整地されており、荒廃したこちら側。
登山道というよりは山の斜面。
登山道というよりは山の斜面。
倒木の中には面白いくらいぐんにゃりしたものもある。
倒木の中には面白いくらいぐんにゃりしたものもある。
人が手を加えたのが明らかな斜面。
人が手を加えたのが明らかな斜面。
やはりゴルフ場と山との境界線説が濃厚。
やはりゴルフ場と山との境界線説が濃厚。
部分的に多少歩きやすい場所も存在はする。
部分的に多少歩きやすい場所も存在はする。
我々山歩きの民は緑の結界から虐げられた存在…。
何ぴとも結界を越えることは許されぬ。
我々山歩きの民は緑の結界から虐げられた存在…。
何ぴとも結界を越えることは許されぬ。
ネットが方向を変えて大きく張り出し始めた。
ネットが方向を変えて大きく張り出し始めた。
かなり歩き辛いが、この道の調査が目的のため、なるべく破線に沿って歩く。
かなり歩き辛いが、この道の調査が目的のため、なるべく破線に沿って歩く。
徐々に登山道に近づいている。
徐々に登山道に近づいている。
ここに来て斜面の上側が見えるようになった。
ここに来て斜面の上側が見えるようになった。
上側に逃がされている感がある。
上側に逃がされている感がある。
登山道に合流。
ここは六個山山頂に続く険しい方のショートカットで通る場所だ。
ネットも隣接しており、破線と道を共有しているのだろうか。
ここは六個山山頂に続く険しい方のショートカットで通る場所だ。
ネットも隣接しており、破線と道を共有しているのだろうか。
ロープが張ってある場所で、かなり滑りやすく普段下りではあまり使うものではない。
ロープが張ってある場所で、かなり滑りやすく普段下りではあまり使うものではない。
枯れた木に古いロープの埋め込まれた跡があるのを見つけた。
枯れた木に古いロープの埋め込まれた跡があるのを見つけた。
ネットのすぐ脇に小屋がある。
ネットのすぐ脇に小屋がある。
破線がバラバラになっているが、明らかに敷地内のものもあるので、ネット側の一本を見極めて進む必要がありそうだ。
破線がバラバラになっているが、明らかに敷地内のものもあるので、ネット側の一本を見極めて進む必要がありそうだ。
分岐ショートカットルートは一般の方の登山道に接続。
分岐ショートカットルートは一般の方の登山道に接続。
もちろんこのまま合流しましたで済ませるつもりで来てはいない。北東方向の終点まで行ける所まで行こうと思う。
もちろんこのまま合流しましたで済ませるつもりで来てはいない。北東方向の終点まで行ける所まで行こうと思う。
ネットの設置もやや無理矢理感があり、土砂せき止めに一役買っているように見える。
ネットの設置もやや無理矢理感があり、土砂せき止めに一役買っているように見える。
一般登山道に別れを告げる。
一般登山道に別れを告げる。
歩きやすい道がすぐそこに見えているのにわざわざ険しい方を行く理不尽。
歩きやすい道がすぐそこに見えているのにわざわざ険しい方を行く理不尽。
戻されそうにな率つも斜面にある境界ネットから離れないように進む。
戻されそうにな率つも斜面にある境界ネットから離れないように進む。
トラバースするには全体的に険しく角度もある。
トラバースするには全体的に険しく角度もある。
ネットのことを気にしていて進めるかというとちょっと微妙だ。
ネットのことを気にしていて進めるかというとちょっと微妙だ。
どんどん下から離されているしこれ以上の急角度かは勘弁していただきたい。
どんどん下から離されているしこれ以上の急角度かは勘弁していただきたい。
苦労の甲斐あって、ちゃんと辿れているようだ。
苦労の甲斐あって、ちゃんと辿れているようだ。
離れ離れになりそうだったネットの姿も確認。
この破線はゴルフ場の境界を外側から管理するための道なのだろうか。
離れ離れになりそうだったネットの姿も確認。
この破線はゴルフ場の境界を外側から管理するための道なのだろうか。
荒れ放題の斜面といった所。
荒れ放題の斜面といった所。
世界の中はこんなに秩序があるのに。
世界の中はこんなに秩序があるのに。
悪しき者はこの結界を越えられぬ。
悪しき者はこの結界を越えられぬ。
もはやネットとぴったりくっついて進むのは難しい密度なので、可能な場所をかいくぐりながら進む。
もはやネットとぴったりくっついて進むのは難しい密度なので、可能な場所をかいくぐりながら進む。
なぜか一応スペースがあって、頑張れば通れるようになっている。
なぜか一応スペースがあって、頑張れば通れるようになっている。
やはりこの道はガーディアンの道なのか。
やはりこの道はガーディアンの道なのか。
ここまでなんとか進めているのが驚くべきことだ。
通常の斜面の破線ルートならとうに消えて無くなっているものと思われる。
ここまでなんとか進めているのが驚くべきことだ。
通常の斜面の破線ルートならとうに消えて無くなっているものと思われる。
再び一般登山道が近くに現れた。
違う道を進むことになったあいつとも目指す方向が合えばまた交わることもある。
再び一般登山道が近くに現れた。
違う道を進むことになったあいつとも目指す方向が合えばまた交わることもある。
ここまで来たらなんとしてもこの破線を歩きぬきたい。
ピンクのリボンもここが正解のルートだということを示してくれている…。
ここまで来たらなんとしてもこの破線を歩きぬきたい。
ピンクのリボンもここが正解のルートだということを示してくれている…。
…る?
どうやらピンクのリボンの幻想を見てしまっていたらしい。
…る?
どうやらピンクのリボンの幻想を見てしまっていたらしい。
あいつだけ楽しい登山道になりやがって…。
あいつだけ楽しい登山道になりやがって…。
微妙に獣道か踏み跡か分からない筋を追っていくのが現実に即したラインのようだ。
微妙に獣道か踏み跡か分からない筋を追っていくのが現実に即したラインのようだ。
いよいよ終盤戦。
既視感のある雰囲気の植生。この道の終了が見えて来た。
いよいよ終盤戦。
既視感のある雰囲気の植生。この道の終了が見えて来た。
土砂崩れを止めている我らが宿敵の境界線。
土砂崩れを止めている我らが宿敵の境界線。
輝ける境界ネットも日々の雑務に苦労しているのかもしれない。
輝ける境界ネットも日々の雑務に苦労しているのかもしれない。
最早どこで登山道に接続するか、我慢比べになっている気がする。
最早どこで登山道に接続するか、我慢比べになっている気がする。
上で見たのがこの光景だ。
有刺鉄線が張り巡らされている。
上で見たのがこの光景だ。
有刺鉄線が張り巡らされている。
気づかずに突っ込んだら流血沙汰だ。
気づかずに突っ込んだら流血沙汰だ。
逃がさんと言った!
逃がさんと言った!
確かに有刺鉄線は張り巡らされているが…
確かに有刺鉄線は張り巡らされているが…
登山道が近付く程に押し込まれている感がありありと分かる。
登山道が近付く程に押し込まれている感がありありと分かる。
有刺鉄線の魔は我が援軍、登山道によって討ち捨てられた。
登山道の木に取り憑かねば有刺鉄線など地を這うことしかできぬ。境界どころかただの危険な罠に堕ちた。
有刺鉄線の魔は我が援軍、登山道によって討ち捨てられた。
登山道の木に取り憑かねば有刺鉄線など地を這うことしかできぬ。境界どころかただの危険な罠に堕ちた。
こうして六個山麓の破線道は登山道と再会を果たした。
登山道、私を殴れ。私は破線道を自らの意思で歩きながら皆に愛されている道であるお前との接続を疑った。
登山道との友情は深まっても有刺鉄線まで仲間に入れることはできないのでこの話はここまでにしておこうと決意した。
こうして六個山麓の破線道は登山道と再会を果たした。
登山道、私を殴れ。私は破線道を自らの意思で歩きながら皆に愛されている道であるお前との接続を疑った。
登山道との友情は深まっても有刺鉄線まで仲間に入れることはできないのでこの話はここまでにしておこうと決意した。
公式の道標が出た所でミッション終了。
公式の道標が出た所でミッション終了。
一旦休憩を挟むためにあの場所に向かう。
一旦休憩を挟むためにあの場所に向かう。
いつもの目印の▼▼▼▼▼▼▼▼が見えないため違和感しかない。
安心してください、ついてますよ!
いつもの目印の▼▼▼▼▼▼▼▼が見えないため違和感しかない。
安心してください、ついてますよ!
この時私は、わくわく展望台の姿がどこか寂しげな事に気づく由もなかった。
この時私は、わくわく展望台の姿がどこか寂しげな事に気づく由もなかった。
いい夕日だ。
残った時間で何ができる?
私にはもう一つ、できればやりたいことがあった。
六個山のもう一つのルート探索?
いや、この時間からするものではない。
他に下山しながらこの位置からできることがある。
残った時間で何ができる?
私にはもう一つ、できればやりたいことがあった。
六個山のもう一つのルート探索?
いや、この時間からするものではない。
他に下山しながらこの位置からできることがある。
しばし展望台からの風景を楽しみながら気合いを入れ直す。
しばし展望台からの風景を楽しみながら気合いを入れ直す。
いざ、新稲へ!
わくわく展望台からもあべのハルカスがはっきり見える。
わくわく展望台からもあべのハルカスがはっきり見える。
今日は来られて良かった。
今日は来られて良かった。
沈みゆく陽。
この谷は今日下らない。
この谷は今日下らない。
六個山へは今日は行かない。
六個山へは今日は行かない。
遠くに重機が見える。
遠くに重機が見える。
もりっこ広場は今日も踏みとどまっている。
もりっこ広場は今日も踏みとどまっている。
破壊者に見えて実際は山の守護者。
破壊者に見えて実際は山の守護者。
こちら側に来たということは…。
こちら側に来たということは…。
迷いなく無く真っ直ぐ進む。
迷いなく無く真っ直ぐ進む。
最近の記録を読み込んだ方は察しが付いていると思う。
青山大学方向に伸びるオレンジの薄い軌跡。下からは学園敷地内を通らねば行けないようだが、わざわざ入って確認するわけにも行かない。上からどうなっているかを見るのが今度の目標だ。
最近の記録を読み込んだ方は察しが付いていると思う。
青山大学方向に伸びるオレンジの薄い軌跡。下からは学園敷地内を通らねば行けないようだが、わざわざ入って確認するわけにも行かない。上からどうなっているかを見るのが今度の目標だ。
そこそこの角度のようだし、里山らしく道迷いリスクもあり、完全に陽が落ちると上から降りるには危険地帯になる。登る方は大丈夫だと思う。暗くなる前に降り切ってしまおうという算段だ。
そこそこの角度のようだし、里山らしく道迷いリスクもあり、完全に陽が落ちると上から降りるには危険地帯になる。登る方は大丈夫だと思う。暗くなる前に降り切ってしまおうという算段だ。
岩と大枝がまとめられている?
岩と大枝がまとめられている?
道を間違えていることに気づき急いで戻る。
道を間違えていることに気づき急いで戻る。
やや駆け足で急いで降りきらねばならない。
やや駆け足で急いで降りきらねばならない。
登山道らしき印。
登山道らしき印。
大きな立ち枯れと思われる木。
大きな立ち枯れと思われる木。
罠注意の看板と金網。
罠注意の看板と金網。
横にずっと続く金網は青山大学の敷地を示しているようだ。
横にずっと続く金網は青山大学の敷地を示しているようだ。
学生が裏門から山に登る…みたいな景色はなさそうだ。
学生が裏門から山に登る…みたいな景色はなさそうだ。
地図上の微妙に繋がったようなオレンジの軌跡は何なのだろう。
地図上の微妙に繋がったようなオレンジの軌跡は何なのだろう。
通り抜けができないことが分かったので、迂回して脱出を図る。
通り抜けができないことが分かったので、迂回して脱出を図る。
稼働中と思われる箱罠。
稼働中と思われる箱罠。
記憶によるとこの近くに…。
記憶によるとこの近くに…。
罠ありを示す貼り紙と鍵付きの入り口。
関係者の専用通路といった所か。
罠ありを示す貼り紙と鍵付きの入り口。
関係者の専用通路といった所か。
鹿の研ぎ跡?
この辺りも先日探索した。
この辺りも先日探索した。
おそらくこの近くで直接外に通じている所はない。
おそらくこの近くで直接外に通じている所はない。
掘り返しのような跡。
掘り返しのような跡。
金網に阻まれて下界へ降りられない。
金網に阻まれて下界へ降りられない。
以前はこの辺りも破線ルートだったようだ。
以前はこの辺りも破線ルートだったようだ。
切れ目を探してフェンス沿いを進む。
切れ目を探してフェンス沿いを進む。
フェンスが空いている一角があった。
このまま山方向へ行けば行けば帰れるだろう。だが敷地内を経由すればすぐに下山完了出来る。
フェンスが空いている一角があった。
このまま山方向へ行けば行けば帰れるだろう。だが敷地内を経由すればすぐに下山完了出来る。
誘いに乗って施設経由で帰ることにした。
誘いに乗って施設経由で帰ることにした。
体育館の敷地であればこのまま出口に行って抜けられるはずだ。
体育館の敷地であればこのまま出口に行って抜けられるはずだ。
施設は閑散としている。体育館のどこか一角ではないのか?
施設は閑散としている。体育館のどこか一角ではないのか?
モンベルのロゴがついたテントのようなものが見える。
モンベルのロゴがついたテントのようなものが見える。
他の場所にも…。
他の場所にも…。
水道施設とトイレがある。
水道施設とトイレがある。
オレンジの踏み跡は確実にこの辺りを通っていて、通行して何処かへ抜けたのは明らかだ。
オレンジの踏み跡は確実にこの辺りを通っていて、通行して何処かへ抜けたのは明らかだ。
もしここが、勝手口があって通行が自由に出来る場所ならいいが、そうでない施設なら閉じ込められてしまった可能性がある。
もしここが、勝手口があって通行が自由に出来る場所ならいいが、そうでない施設なら閉じ込められてしまった可能性がある。
最近の山行でこの施設と思われる場所をネットの外側から見た。
獣除けをしている市民公園か何かかと思ったが、入り口の扉もなくネットを乗り越えるわけにも行かないので入れなかった。
最近の山行でこの施設と思われる場所をネットの外側から見た。
獣除けをしている市民公園か何かかと思ったが、入り口の扉もなくネットを乗り越えるわけにも行かないので入れなかった。
さっきのような隙間がないか探そう。
さっきのような隙間がないか探そう。
程なくしてネットの隙間を見つけた。
程なくしてネットの隙間を見つけた。
もうかなり暗くなっており
あまりゆっくりはしておれない。
もうかなり暗くなっており
あまりゆっくりはしておれない。
高低差や地質の関係か、利便性からか、ネットは続けず一旦止められているようだ、
高低差や地質の関係か、利便性からか、ネットは続けず一旦止められているようだ、
急斜面を降り、谷を進めば外の世界に出られる…。
急斜面を降り、谷を進めば外の世界に出られる…。
谷は倒木で埋め尽くされている。
時間が潤沢にあればまだしも、日没の一刻を争う今、見知らぬ谷の急下りで倒木満載となればここを下るのは危険過ぎる。
谷は倒木で埋め尽くされている。
時間が潤沢にあればまだしも、日没の一刻を争う今、見知らぬ谷の急下りで倒木満載となればここを下るのは危険過ぎる。
ここは谷の支流で、本流は先日通ったばかり。
等高線2本分進めれば…なのだがその2本分が遠い。
里山の街のそばの2本分を舐めてはいけない。地形図上は緩やかなのにこの先はかなり削れている気配さえある。私など3m一気に地面が沈めばもう降りられない。
ここは谷の支流で、本流は先日通ったばかり。
等高線2本分進めれば…なのだがその2本分が遠い。
里山の街のそばの2本分を舐めてはいけない。地形図上は緩やかなのにこの先はかなり削れている気配さえある。私など3m一気に地面が沈めばもう降りられない。
諦めて戻る。
とりあえず命の危険はないが…。
諦めて戻る。
とりあえず命の危険はないが…。
元々歩ければ見てみたいと考えていた道だ。一旦出口の方まで行ってみよう。外からの印象だと扉は閉まっていたようだったが…勝手口化されているならあるいは。
元々歩ければ見てみたいと考えていた道だ。一旦出口の方まで行ってみよう。外からの印象だと扉は閉まっていたようだったが…勝手口化されているならあるいは。
ひらけている時でさえかなり暗くなって来た。
ひらけている時でさえかなり暗くなって来た。
籠の中の鳥だ。
出口が見えて来た。
出口が見えて来た。
端っこが勝手口になっているようなこともなく、隙間もない。隙間のように見える場所はしっかり網が張ってある。迷い込んだ身で破壊してでも乗り越えるような事は出来ない。
どうやらここはキャンプ場のようだ。
なぜ連休の書き入れ時に誰もいないのかは謎だが、人がいない状況では門から出ることができないのは間違いなさそうだ。
端っこが勝手口になっているようなこともなく、隙間もない。隙間のように見える場所はしっかり網が張ってある。迷い込んだ身で破壊してでも乗り越えるような事は出来ない。
どうやらここはキャンプ場のようだ。
なぜ連休の書き入れ時に誰もいないのかは謎だが、人がいない状況では門から出ることができないのは間違いなさそうだ。
戻って別の方法を探す。
戻って別の方法を探す。
この辺りの道は外側を先日通った。
この辺りの道は外側を先日通った。
そしてピンと来た。
この突き当たりに何があるか。
そしてピンと来た。
この突き当たりに何があるか。
やったぞ。やはり。
先日は気味悪がって入ることもなかったが、
ここは奥の見た目(今はこちら側のこと)こそ怪しいが、施錠されておらず通り抜けられる。

…はずだった。
簡易ロックを持ち上げるところまで行ったが、この簡易ロック、中から開ける事は一切考えられていないようで、異常に重くて引き抜くことができない。金網の目も微妙に小さくて手が抜けないためまともに力も入らないのだ。
近所の人を呼ぶか?
やったぞ。やはり。
先日は気味悪がって入ることもなかったが、
ここは奥の見た目(今はこちら側のこと)こそ怪しいが、施錠されておらず通り抜けられる。

…はずだった。
簡易ロックを持ち上げるところまで行ったが、この簡易ロック、中から開ける事は一切考えられていないようで、異常に重くて引き抜くことができない。金網の目も微妙に小さくて手が抜けないためまともに力も入らないのだ。
近所の人を呼ぶか?
諦めて戻る。
「哀れ!登山客、キャンプ場で遭難」
こんな見出しが躍りそうな事態になろうとは。今から戻って尾根を登り直す?
待て、まだ何か方法はあるのではないか?
考えろ!
キャンプ場ファイヤー(炎上)は御免被りたい。

ここで「ビバーク、する?」
いやいやいや、キャンプ場でビバークって普通に利用してるのとどう違うのか。あくまで迷い込んで出口を探しているのだ。
出口が他に本当にないのだとしたら、今日の山行はここからが本番の修羅場になってしまう。

きっと出口は他にもあるはずだ。
…このキャンプ場では高低差のある場所にフェンスは設置できない。これにかける他ない。
「哀れ!登山客、キャンプ場で遭難」
こんな見出しが躍りそうな事態になろうとは。今から戻って尾根を登り直す?
待て、まだ何か方法はあるのではないか?
考えろ!
キャンプ場ファイヤー(炎上)は御免被りたい。

ここで「ビバーク、する?」
いやいやいや、キャンプ場でビバークって普通に利用してるのとどう違うのか。あくまで迷い込んで出口を探しているのだ。
出口が他に本当にないのだとしたら、今日の山行はここからが本番の修羅場になってしまう。

きっと出口は他にもあるはずだ。
…このキャンプ場では高低差のある場所にフェンスは設置できない。これにかける他ない。
つい先日この金網の向こうに私はいた。公園(当時はそう見えていた)の入り口がないものか探したが、見つけられず砂防ダムを越えて下山した。
つい先日この金網の向こうに私はいた。公園(当時はそう見えていた)の入り口がないものか探したが、見つけられず砂防ダムを越えて下山した。
そこに出られれば帰れる。
そこに出られれば帰れる。
さっきのように高低差がある場所なら金網フェンスが構造上途切れている場所があるはず。
ほどなくして、谷の急下りのある場所に、同じようにフェンスが設置されていない場所を発見した。
さっきのように高低差がある場所なら金網フェンスが構造上途切れている場所があるはず。
ほどなくして、谷の急下りのある場所に、同じようにフェンスが設置されていない場所を発見した。
下の方にロープのようなものが見える。
ルートとしては正しいと思う。
だがそちら側へ行くのは今は得策ではない。
下の方にロープのようなものが見える。
ルートとしては正しいと思う。
だがそちら側へ行くのは今は得策ではない。
私の取るべき行動はこうだ。
私の取るべき行動はこうだ。
知っている場所まで迂回する。
知っている場所まで迂回する。
つまりフェンスの外側の小さな土手を、フェンスに沿って移動する。
つまりフェンスの外側の小さな土手を、フェンスに沿って移動する。
どうだ。さっきのフェンスのちょうど外側に当たる場所に到着。
どうだ。さっきのフェンスのちょうど外側に当たる場所に到着。
ここからはもう知っている。
水色の金網の脇をくぐって砂防ダムを抜ける。
ここからはもう知っている。
水色の金網の脇をくぐって砂防ダムを抜ける。
ちゃんと歩けるようにしてくれているので、ここなら暗くても問題はない。
まだ機転をきかせるだけの頭は残っていた。
ちゃんと歩けるようにしてくれているので、ここなら暗くても問題はない。
まだ機転をきかせるだけの頭は残っていた。
この看板が意味しているのは、中のキャンプ施設のことだったようだ。
この看板が意味しているのは、中のキャンプ施設のことだったようだ。
張られているロープを見ながら降りる。
張られているロープを見ながら降りる。
ようやく下界だ!
ようやく下界だ!
登山口の結界を抜ける。
登山口の結界を抜ける。
一時はどうなることかと思った。
1ミスで死亡の難しいルートとは一味違った恐怖体験だった。
一時はどうなることかと思った。
1ミスで死亡の難しいルートとは一味違った恐怖体験だった。
施錠された通路がある。
施錠された通路がある。
その破線ルートはもう存在しないということが分かった。
その破線ルートはもう存在しないということが分かった。
今日は月の影の部分まで見える。
今日は月の影の部分まで見える。
巨大なキノコが生えている。
巨大なキノコが生えている。
新稲北公園。
巨大キノコが生える場所。
新稲北公園。
巨大キノコが生える場所。
帰り道の分岐。
お地蔵さんがいる。
お地蔵さんがいる。
お堂の中へ。
無事帰りつくことができました。
ありがとうございます。
無事帰りつくことができました。
ありがとうございます。
要塞の映り込みを楽しみつつ
要塞の映り込みを楽しみつつ
箕面駅へ。
ただいま。
関西万博まで残り100日だそうだ。
関西万博まで残り100日だそうだ。
今日もたっぷり汚してしまった。
今日もたっぷり汚してしまった。
といっても年末の山行のペースが早過ぎて洗えなかっただけなので、今日だけのものではないか。今日も裏道歩きの安全を確保してくれてありがとう。有名なコースで活躍させてやれなくてすまない。
といっても年末の山行のペースが早過ぎて洗えなかっただけなので、今日だけのものではないか。今日も裏道歩きの安全を確保してくれてありがとう。有名なコースで活躍させてやれなくてすまない。

装備

個人装備
長袖シャツ アウター ズボン 靴下 雨具 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ モバイルバッテリー GPS(アプリ) 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 タオル ストック カメラ(スマホ) 熊鈴 熊スプレー 山用手袋 ビニール袋 保温バッグ ペットボトルカバー 保温水筒 座布団 ファーストエイドキット ツェルト グラウンドシート テントマット カイロ 着替え エマージェンシーシート スリング120×2 スリング240 エイダー

感想

連日の山行で疲れを感じつつも時間一杯盛りだくさん歩きました。
距離的な部分でなく調査的な意味で。
最近西側ばかり歩いていてビジターセンターに行けていません。
山の話を聞いてくれる人が身近にいないので
ビジターセンターが恋しい。

今回は石澄川分岐の破線上流の滝が、岩場経験の乏しい私には中々の無理ゲーで、岩の壁を登ったり降りたりは非常に怖かったです。
箕面の道を制覇したいとはいえ、難しいルートが続くと楽しい山歩きからどんどん離れていきます。歩き続ければ楽しく石の壁を越えられるようになるんだろうか…。この日上から確認したのは下から行くための調査。前回途中で別ルート(?)に誘導されて踏破チャレンジは痛み分けとなりましたが、やはりこのままでは終われない。

石澄川の源流付近から川下りが出来るか見てみましたが、こちらは一瞬で無理だとわかる絶壁でした。

六個山の麓の破線、こういう近くを通った時でないと中々挑戦できないため思い切って行ってみました。なんというかすごく怖い思いはしなかったけど、我慢比べ感のあるルートでした。

先日謎だった青山大学周辺の謎道について調べられたのは良かったですが、思わぬ所に迷い込んで遭難する所でした。
迷い込んだ新稲の謎の公園もしくはキャンプ場のことを調べてみたら、23年8月にオープンして僅か半年でひっそり終了していた模様。大人の事情なトラブルがあったのが原因のようだけど、いくらなんでもな…。

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