秦野発高取山経由鶴巻温泉行

- GPS
- 04:32
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 725m
- 下り
- 795m
コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:33
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
秦野駅から浅間山、権現山、弘法山、吾妻山が連なる低山尾根を歩きながら
善波峠を北に向かって高根山まで足を伸ばすルートで巡った。
だいぶ遅めのスタートで10時過ぎくらいに秦野駅。
浅間山への登山口は割と人が多く、ゆっくりの登り始め。
権現山には展望台があり眺望が良かった。
南の方角の案内板を見ると、神津島の表記があり、
先日に鍋割山から見えた島はやっぱり神津島だった事がわかって良かった。
権現山から弘法山への馬車道という広い桜並木はなんとなく小山内裏公園ぽい雰囲気。
尾根の雰囲気もなんとなく多摩丘陵と似ていた。
善波峠の分岐点は切通しになっていて雰囲気が良い。
廃仏毀釈の名残なのか、祀られていて地蔵には首がない。
分岐を北にとり高取山へ向かう。
サルノコシカケが付いている木が結構あり、
見上げると細い枝はすべて落ちていてそのうち朽ちていきそうだ。
途中の傾斜がある坂道で木の根や岩がない乾いた土の場所があり、
気をつけないと滑りそうな箇所もある。
道中には、鉄塔の真下をくぐる箇所や、
昭和15年頃まで村人によって念仏講が行われていた念仏山などもあり、飽きずに歩ける。
途中、急に風が出てきた箇所があったが木の根元に小さな看板があり、
木風山(コカゼヤマ)と書いてあって、なるほどと思う。
高取山直前からはいきなり傾斜が急になり、スマートウォッチの表示だと28度。
山頂はそんなに広くなく、ベンチが2つ。木の間から大山が見える。
このまま大山へ向かうルートもあるがそれはまたの機会にし、きた道を善波峠へまで戻った。
吾妻山あたりに同心円状に剥がれた岩が目立つ箇所があった。
がっつり割れた岩を見ると、まるで年輪のように岩が成長してから死ぬまでの過程が見えるよう。
吾妻山も眺望は良かった。
思ったより時間がかからなかったので東名高速に架かる上ノ窪橋の近くにある
鶴巻上ノ窪遺跡(縄文中期)にも足を伸ばす。
この遺跡からは顔面部分が破壊された顔面把手(土器の口縁部につけられた土偶のような顔)が出土していて、
ちょうど今の時期に横浜市歴史博物館で開催中のかながわの遺跡展
「縄文ムラの繁栄―かながわ縄文中期の輝き―」で展示されている。
善波峠で見た首なし地蔵とは破壊の目的は違うだろうし、今となってはその意味は分からないが、
今回のトレッキングではモモの筋肉は壊れなかったので良かった。
ヤス











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