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ハイキング
東北
湯ノ岳+川上渓谷(藤原川)アセビの森を抜けて
2025年01月22日(水) [日帰り]

体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:36
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 595m
- 下り
- 597m
コースタイム
| 天候 | 晴れ。気温5度くらい。無風~微風。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
・湯ノ岳のコースをいろいろ調べてみて,たけー@RIDEONさんの直近のレコを拝見してこのコースに決めました。ありがとうございます。 ・この上なくよく整備されています。ペンキ,旗,テープ豊富。 ・直登する御前坂経由の登山道から川上渓谷への分岐は,道標はなく多数の赤ペンキで示されていますが(写真42, 43)自分は遠くの旗に気を取られてそれに気づかず,はからずも予定と逆まわりになりました。 ・御前坂分岐から扇状の滝分岐までの道は単調な緩傾斜路で,途中で林業の作業道と一部合流します。462標高点の脇に道標のない作業道分岐があり,自分は気づかずに広いほうに引かれて直進してしまいました(写真22)。作業道からの離脱点も要注意。以上は北方向に進む場合のご注意で南方向へは迷わないと思います。 ・川上渓谷沿いの道は基本は川筋から一段高いところのヘツリ気味の平坦なルートで,それにときどき岩の上を歩く場所が混ざる感じです。本流の徒渉が6回あり,どれもロープ等でガイドされていて難しくありません。一番険しい中間のゴルジュ帯は上から見下ろす感じで通過します。 |
| その他周辺情報 | ・湯ノ岳の山岳信仰の歴史と現在については,下記の郷土史家さんの記事が詳しいです。 https://fukushima.uminohi.jp/report/fudoki6/ ・湯ノ岳は御斎所変成岩と呼ばれる,白亜紀の海溝の地下深くでガリガリと熱を受けた石でできています(山頂部は花崗岩)。「世界でも著名な変成岩地帯の一つ」(産総研資料)だそうです。 |
写真
今日は「お山掛けコース」です。法海寺さん執行の「御山掛け修行」が今でも毎年行われているそうです。コース沿いに,「木戸」と呼ぶ拝所(宗教的ベンチマーク)が山頂までの各所に配されています。
涸れ沢の徒渉の先で「御前坂」に入っていきます。この涸れ沢は御山掛けでは「賽の河原」に見立てられているそうです。
※本日の行きでは,この旗に気をとられ,すぐ手前で川上渓谷に入る分岐を見逃してしまい,渓谷巡りは帰路になりました。
※この徒渉点から沢沿いを登ると「御前滝」に行けるようです(行き止まり)。
※本日の行きでは,この旗に気をとられ,すぐ手前で川上渓谷に入る分岐を見逃してしまい,渓谷巡りは帰路になりました。
※この徒渉点から沢沿いを登ると「御前滝」に行けるようです(行き止まり)。
森の上部はササが出てきます。この先に「姥様」という拝所があり,地域の水源として崇敬されているそうです。※いわゆる山姥像があるのではなく,役優婆塞(役小角)の謂であろうとのことです。
振り返るとコレ。山がこんなに平らに揃うことがあるんだー⁉️とびっくりです。隆起準平原ってやつですね。。中央にポチっと飛び出てるのは田人町の明神山です。おへそですか。宮沢賢治が使う「残丘」という言葉を思い出しました。
ふたたび「毘沙門滝」拝所の広場です。ここは広く解放的で,ベンチ代わりになる岩もあり,本当に気持ちいいです。新潟五泉の菅名岳の椿平と雰囲気が似ています。山頂まわりが人工的な場所なことを考えると,ここを終点にしてのんびり過ごすと相当リッチな気がします。
462標高点のそばの作業道の分岐で写真手前側に引き込まれてしまい,ルートロスに気づいて戻ってきました。この絵の向かって右に入って行くのが正解でした。ここに道標・テープともに無いのはちょい不思議です。
感想
湯ノ岳は前から気になっていましたが,森あり渓谷あり信心ありの味わい深いコースから登れました。たけー@RIDEONさんのレコのおかげです。ありがとうございます。
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blueblu










コメント失礼します。
ここ本当に良いコースですよね〜😍
沢はやった事ないですが、夏に沢登りがしたくなりました😄
あとは秋ですかねぇ〜
地元の山岳会の方から12月も良いよ〜っと教えてもらったのでまた行きたいと思っています!
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