笠形山〜扁妙の滝〜鶴居駅


- GPS
- 05:33
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 882m
- 下り
- 964m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:33
グリーンエコー笠形の屋外にトイレが2か所あるが両方とも凍結防止で使用不可。
天候 | 曇りときどき晴れ。気温高め。花粉飛び始め。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
宝塚-谷川 6:24-7:32 JR福知山線 谷川-西脇市 7:42-8:12 JR加古川線 1340円 西脇市駅-大屋 8:49-9:27 ウイング神姫・大屋行 850円 帰り) 鶴居-姫路 15:24-15:59 JR播但線 神河町のコミバス作畑新田線のグリーンエコー笠形前BSがあり、土日は14:45新野駅行きのバスが使えそう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登路降路とも沢沿いが多い。水量が少なく渡渉は問題ないが、岩がゴロゴロしていて一面コケに覆われているので、雨のあとなどは足元要注意。竜が滝コースの天邪鬼の力水より上、尾根に出るまでは急登か細道のトラバース。落葉も厚いので雨後や積雪時はスリリングになると思われる。岩と落葉で地形的にはルートが判りにくいが道標やマークは多い。下山後の道歩きは、歩道があるか交通量が少ないかなので特に問題なし。 両登山口にポストあり。竜ヶ滝コースには応急医薬品BOXも。 |
その他周辺情報 | グリーンエコー笠形にレストランと日帰り入浴あり。グリーンエコー笠形から鶴居駅まで今日のルート上には商店など何もないものの、粟賀町の中心部にちょっと回り道すれば飲食店などもある模様。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
|
---|
感想
分県登山ガイド兵庫県の山、笠形山に行ってきました。ガイド本では南麓の寺家から笠形寺コースと仙人滝コースを周回するコースを紹介していて、利用できるバス便はない、となっているものの、東西に縦走すればバスでのアプローチが可能。ただ見どころが全然ないしなあと躊躇していたところ、西側に扁妙の滝というのがあり氷瀑が人気、とたまたま目にしてこれは今しかないと行き先に決めました。
2か月前千ヶ峰に登った時と同じく加古川線で西脇市駅へ。30分ほどバス待ちの時間があるので例のファンシーな駅の待合に入ると室内がひどく煙草臭い。でかでか禁煙と貼ってあるのに吸い殻が落ちていたりして嘆かわしいことです。バスの乗客は私だけで、途中誰かが乗ってくることもなく最後まで私1人でした。大丈夫かな、この路線。でも谷川ー西脇市間は7本/日 (土休日) の閑散路線なのに西脇市駅は意外と乗降があるので、みんなどうやって駅まで来てるんでしょ。まあ数人づつくらいなので市名を冠する駅としてはやっぱり少ないのかもしれませんが。
大屋バス停の傍に神社があったのでお参りして安全登山を祈願してからスタート。解説板によるとこの地は坂上田村麻呂と少し縁があるようです。登山口まで長めの舗装路が続きますが傍に川があるので慎ましい渓谷美を眺めながら歩けます。途中にネイチャーパーク笠形というキャンプ場がありました。舗装路の奥は樹木の伐採作業中との看板が出ていましたが「車輛は注意」とあるだけで通行自体は可能のようでした。
さて、竜が滝コースは登山口から頂上までは誰にも会わず。登山道は岩のゴロゴロした沢道を歩いたり、急坂の直登があったり、急斜面を細道でトラバースしたりとなかなか変化に富んでいて野趣があります。結構スリリング。雪があるかもと思って軽アイゼンとトレッキングポールは持ってきましたが、雪があったら私には難しかったと思います。なくて幸いでした。
頂上には先客が全部で5人。4人グループは中学3年生くらいでしょうか男子生徒3人と引率の先生。あとシニアのソロ男性。この方とは少しだけ言葉を交わしました。私が登って来た大屋方面に降りて行かれたのでしてみると登山口にあった軽自動車はこの方のでしょうか。あの道を下るのは緊張しますね。思わず「お気をつけて」の言葉が出ました。昨日今日は朝から牛乳を薄めたような靄が漂っていて展望には期待していませんでしたが、思ったよりはよく見えました。
笠の丸までの登山道では4人とすれ違い、笠の丸に先客3人。これから笠形山頂上に向かわれるようでした。コルの神河分岐からの下り細道で1人すれ違い。登りに道を譲らせてしまった。申し訳ない。扁妙の滝を眺めていると下から2人登って来られました。滝の方は数日暖かい日が続いたので無理かなと思っていましたが、一部ですがちゃんと凍ってましたね。融け残ってるという方が正しいかもしれませんが。こんな麓近くで氷瀑が見られるとは驚きです。何でも水量が少ないので凍りやすいのだとか。確かに今日はどこの滝も川もチョロチョロという感じでしたね。扁妙の滝などは結構落差もあるのですが、大瀑布というより侘び寂びという感じ。
今日お見かけしたハイカーは以上。あとグリーンエコー笠形の駐車場には結構車が停まっていたのでこちらもそれなりに人気なのかも。人の姿は見かけませんでしたが。なおグリーンエコーの駐車場は利用者以外使用不可、どころか車輛進入も不可らしいのでだいぶ手前の空き地に車を停める必要があります。自家用車利用の方は注意。
さてここからは長い舗装路歩きです。グリーンエコー笠形前から神河町のコミュニティバスに乗るか、そうでなくても新野駅まで歩けば近いのですが、あえて遠い方の鶴居駅へ。今日はもう一つ目当てがあるのです。新野と鶴居の間にある天動寺というお寺。この中にある鎮守社(お寺の中にある神社。神宮寺の逆ですね)が、出雲大社の復元図みたいなすごい造りをしているのを、以前ネットで見て実物を拝みたいと思っていました。残念ながら上には登れませんでしたが、まあそうでしょう。むしろ外見の面白さが主なのでこれで十分。
鶴居駅に着くと15分ほどで電車がやって来ました。姫路駅で乗り換えるついでにホームの立ち食いそばで遅い昼食。そばと言っていますがここの麺は蕎麦じゃなく中華麺なんですね。これもつい最近ネットで知ったのですが、このえきそばというお店はそのユニークさで有名でファンも多いのだとか。最近よく乗換に使って店構えも見ていたのですが迂闊にも全然知りませんでした。とり天えきそばを食べましたが、蕎麦はもちろん普通の中華麺と較べても自己主張が少なくあっさりしていてつゆを味わう感じでしょうか。次はよりシンプルにキツネにしてみようかな。
さて今日はおまけを2つ加えましたが、笠形山だけでも十分楽しかったですよ。登山道は岩ゴロゴロの沢ルートに急登などあって変化に富んでいましたし、風情を感じる滝がいろいろ見られます。氷瀑ならなおよし。今日はそれほどではありませんでしたが、天気に恵まれれば頂上からはほぼ360°の展望も楽しめそうです。公共交通でもアクセスできますし、笠形山東西縦走コースおすすめです。今週また寒波が来るし滝は全面凍結してくれるかも。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する