日光戦場ヶ原、庵滝

- GPS
- 04:25
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 344m
- 下り
- 348m
コースタイム
| 天候 | 午前中快晴、昼頃雪がちらちら舞ったがすぐやんでしまった。午後は青空がのぞく曇天。風なし。日がさすと暑いくらい。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
雪はしっかり踏みしめられていたので、赤沼BSからチェーンスパイクを履いた。 弓張峠から庵滝まではスノーシューの方が良かったかもしれない。弓張峠で履き替えているグループもいた。しかし、滝に近づくにはチェーンスパイクでないとだめなので、何回も履き替えるのは面倒だなと思ってそのままチェーンスパイクで行った。長靴だけの人もいた。 弓張峠から泉門池方面に抜けるルートは、比較的雪が深かったのでスノーシューに履き替えたが、小田代ヶ原展望台からのルートと合流した後は、雪が固く、チェーンスパイクがいい。 ルート全体できつい登り降りはなく、凍結しているところもなかったので、楽しいスノーハイキングができました。 |
写真
感想
そろそろスノーハイキングに行きたいなと思っていたら、来週から本格寒波が来るというので、急いで支度して行ってきました。
庵沢コースは山雑誌に初心者でも楽しめる場所として紹介されていたので決めました。バスの隣の人もガイドブックのコピーを持っていて、やはり氷瀑を目指すとのこと。バスは満員で立ってる人も多かったのですが、同じ赤沼BSでだいぶ降りたので、やはり人気のコースのようです。ただ、日光にあふれている外人観光客の人たちはおりませんでした。ここはまだ海外のSNSには紹介されていないのかもしれません。
さて、出発。積雪は少なかったのですが、快晴で空気は冷たく、ルートは平坦で気持ちいい。チェーンスパイクは必要です。赤沼駐車場まで車できて、少し自然観察路を入ったところのphoto spotやベンチのあたりまでならスニーカーでも大丈夫。そこから戦場ヶ原と男体山が眺められます。
庵滝に行く人は鹿避けの柵のゲートをくぐり抜けてその先へ。しばらく歩くとまたゲートがあってその先は林道です。除雪されて凍結してるので、長靴だけでは危ない。小田代ヶ原展望台からの景色もいいです。湿原が雪原になって、その向こうに男体山から太郎山に続く山々が。
弓張峠からいよいよ雪道。時々沢を渡るのですが、雪がかぶっているので要注意。踏み抜いた穴が開いていました。谷道を少しずつ登っていきます。やがて前方に谷をふさぐようにそびえる溶岩ドームのような山が見えてきます。その麓が氷瀑です。国土地理院地図では庵滝はもっと上流とのこと。よかった。この崖は登れない。
氷瀑は形といい色といい素晴らしかったです。高さはそれほどでもないのですが、左右に幅があり、しかも氷が青い。氷がきれいな透明であることはもちろんとして、ハングした壁の氷なので、裏側に空間ができていて、それで青く見えるのではないでしょうか。晴天の光を浴びると暑いと感じるくらいの日だったので、氷瀑の下に近寄るのは怖かったのですが、大勢の人たちが記念写真を撮っているので、触りに行くことにしました。近寄ると激しく水の落ちる音が響いています。氷の裏側を滝が落ちているのです。氷が岩から離れて浮いているところがあるということで、怖くてすぐに離れてしまいました。
帰りは、弓張峠から小田代ヶ原方面に戻らずに泉門池方面へ出て湯川に沿って戻りました。せっかく持ってきたスノーシューを使いたかったのと、雪の戦場ヶ原をよく見てみたかったからです。スノーシューは、というと、500m程は快適でしたが、小田代ヶ原の周回ルートに出たら、もう必要なくなりました。たくさんの人が歩いていて、しっかり踏み固められたルートです。
湯川沿いの自然研究路は実に眺めの良い、気持ちの良いルートです。まっ平らな戦場ヶ原の向こうに屹立する山々が美しい。ここを歩くだけでも価値があります。なのにほとんど人がいない。いいところです。
最後に赤沼BSの少し手前でニホンザルの群れに出会いました。ボスが木を伝って僕らの前に降りてきてにらんできました。その後ろを群れが通り過ぎます。電線の上を伝っていくサルもいました。彼らはハイキングルートを横切って戦場ヶ原のどこかへと消えていきました。
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tatsuhiko1958




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